1947-11-20 第1回国会 衆議院 通信委員会 第21号
いろいろ經營の面の節約、あるいは増收ということも一方において積極的にいたしてまいりますが、何と申しましても、今年度においても四十三億圓の赤字を生じておる通信特別會計のことでもありますので、時期の問題は問題でありましようけりども、遲くとも二十三年度の豫算には郵便料金の値上げをいたさなければならない、こういう事情にあることを御承知を願いたい思います。
いろいろ經營の面の節約、あるいは増收ということも一方において積極的にいたしてまいりますが、何と申しましても、今年度においても四十三億圓の赤字を生じておる通信特別會計のことでもありますので、時期の問題は問題でありましようけりども、遲くとも二十三年度の豫算には郵便料金の値上げをいたさなければならない、こういう事情にあることを御承知を願いたい思います。
○小笠原政府委員 ただいまの御質問に對しましては、大臣から答えするのが適當かと存じますが、日ごろ私どもが大臣から拜聽いたしておりますところの考え方によりまして、私から一應お答えいたしたいと思います。第一條の郵便料金をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供するという趣旨は、もちろん合理的な範圍において、なるべく安い料金で運營するという趣旨でございます。
それで將來の給與體系の上においては、基礎的なものは一つの同じ基礎に立つても、現業官聽には技能、能率というものを加味した一つの給與の方式をもちたいという意見で、私どももそれを實現せしめたいと思つて、努力いたしている次第であります。
まあ私どもは下僚に命じまして、決して立案者の體面とか、そういうものにこだわらずに、丁度一度起訴した檢事が、なんでもかんでも有罪にしなければ承知せんというようなことは、これは惡風だと思うのでありまして、檢事などにも訓示をいたしまして自分の起訴した事件が無罪になつても喜ぶべきであつて、決して悲しむべきことではなく、又それが成績に關するというような考え方は捨てなければならんということを申しておるようなわけでありまして
私どもに言わせるならば、政府がすでに豫算として計上するような計畫のあるものに對してはむしろ採擇の必要はないのである、その他のものに對して若し委員會が必要と認めるならば、どこまでも政府をして實現せしむるということに努力しなければならんのではないかと私は考えるのであります。
をいたしておるのであるますが、他の委員會におきましては、どうも今の説のようなものがなきにしもあらずと考えますが、本來ならば請願があつたならば、一々現地に行つて調査するのが本來かも知れませんが、これも不可能なことだと存じますが、一應政府及び關係者によつて取調べて、その必要性を認め、且その實現性がある場合に限つて、當委員會は成るべく採擇して行くこと、こういうように考えておる次第で、只今御指摘の御趣旨は十分私ども
さつきどなたでしたか、賃貸價格が六十何圓というようなお話がありますけれども、私ども市川におりますけれども、市川などは賃貸價格はそんな安いことはないのでありまして、ちよつとしたところでも三百圓や四百圓、五百圓くらいの賃貸價格は、役場の帳面についておるのであります。
私どもはどこまでもこの方針を中心として檢討すべきだと存じます。まず方針そのものに對しましては、まことに現今の情勞から推しまして、財政需要の増大、財政の強化等の點より、やむを得ないものがあると存じます。そこでその要領については、實際問題として大いに考えなければなりません。
一方これに對應するために貿易の振興、殊に輸出貿易の振興を政府當局におかれても非常に力を入れておられるのでありますが、私どもの見透しといたしましては、今後如何に輸出振興を圖りましても、我々の生活必需物資を輸入するだけの資金を得るということは、非常にむつかしいと考えておるのであります、戰爭によりまして多くの資源を失い、又生産施設を失つた我が國といたしましては、どうしても、この輸出貿易以外に何等かの方法で
これは今後といえどもやはり世界の文化の立場から見ればそういうものは残つて行くのじやないかという氣がするのでありまして、只今の日本の經濟の點からいえば、實は觀光事業のために道路を直したり、それから、ホテルを建てたりする餘地は本當はございません。
この覺醒を期するということは、啓蒙宣傳と同時に、お話のような、農民の團結を進めるということに當然期待しなければならぬのではないかと私どもも考えているのであります。
それで、これははつきりしたところの内容は私ども知つておりません。ただ憶測するところによりますると、その筋の方から、何か第三次農地改革をすることを好まないということのお話をちらほら聞くのであります。
○成瀬委員 海外引揚者に對するところの土地取上げにつきましては、大體そういう觀點から認められるということになりましたが、なお一層私ども研究してみたいと思いますが、その際に農地の細分化ということを防ぐ點から十分にお考え願わなくてはならぬ。
そういたしますると、政府の仕事を公定ですベてやらなければならぬということになりますと、なかなか重大問題でありまして、ただいま私どもといたしましては、そういうマル公でやるということはやらなければならぬことでありますが、それと同時に支拂に當りましては大體封鎖支拂ということをやめていきたいというふうな気持をもつておるのであります。
ただ私どもは今まで努力してきたのは、收入として封鎖で收入になつたものが、いくらであるに對して、對鎖で、どんどん出ていくというものがいくらになるだろうという大體の具合というものはなるベくとりたいというふうに考えておつたのでありますが、封鎖收入であつたものがそのまま封鎖で支拂になるというような直接の關係はないわけであります。
大體この引揚げの問題に關して、いろいろな問題が理事會において討議されたのでありますが、おもなる問題につきまして私どもの見解を申し上げておきたいと思いまするが、今囘の對日理事會におけるシーボルト議長の報告、及びこれに続く應答によりまして、引揚げに關する事態というものが明白になつたと同時に、連合國最高司令官が、日本國民及び政府の要望にこたえられまして、いかによく盡力しておられるかということもまた非常に明瞭
○與謝野政府委員 日本人の海外移住の問題は、わが國の将來の問題に關連いたしまして、非常に重要な問題でありますが、今日わが國のおかれております地位と申しますか、これに鑑みまして、現在のところまだこれを取上げて論議する域に達しておらないのでありまして、これがキリスト教徒の移民であればかまわぬであろう、例外になるかと申しますと、やはりこれはキリスト教徒といえども例外とならず、現在ではまだこれを論議することは
○與謝野政府委員 ただいまの御意見は、私ども非常に多大の参考になると思うのでありますが、私どもから講和條約にこういうことを申し出たらいいと今日申述べるのは、少し機微にわたりますので、お許しを願いたいと思います。
たとえば政黨に屬しておる議員である私どもが、ただひら議員であつて、たとえば民主黨に屬しておつても、民主黨の本部の役員もしていなければ、また地方支部の役員もしていない。
つております廳舎とか、いろいろの備品とかいつたようなものは、おそらく國家地方警察という名前におきまして、大體國家地方警察がもちろん使うことになる部分が多いのでありまして、まつたく國の財産と同じように、その國家地方警察で必要のないもの、從つて自治體の警察の使用に必要なものは、もちろん府縣におきましても、これを自治體の方に讓渡することになるのがもう常識でありまして、おそらくそういうふうになることと、私どもは
そこに眞の民主主義が發達するというふうな考え方で、この法律ができておるのでありますから、財政が苦しいといいましても、國もやはり苦しいのでありまして、いつまでも苦しいから補助をもらうという考え方でなくて、もちろんそのために税制の改正なり、分與税の改正なり、できるだけ自治體がみずからの自主的な立場において、財政的にもこういう警察がやつていけるように、この法制を改正し、整備するということにつきましては、私どもといたしましても
纖維局が努力をしないからガーゼ、ほうたいが出ないというふうなお話がございましたから、私どもは全力を拂つて纖維局を鞭達した。そこへガーゼが出てきた、出てきたけれども末端にまでこない。末端が火の出るように困つておるにかかわらず、金がないから受取れない。即時御調査の上はつきりした御答辯を願いたいと思います。
○馬越委員 御提出になりました漁業法の一部を改正する法律案につきましては何ら異議をもたないのでありますが、この際政府當局にお尋ねいたしたいことは、われわれ漁業者が一日も早く御提案を熱望いたしております漁業協同組合法でありますが、この漁業協同組合法は、承るところによりますと、漁業法の一部を改正しなければこの協同組合法を提出することができないということでございまして、私どもはその漁業法の一部を改正する法律案
大體の現在ノ状況を申し上げますと、漁業協同組合法案につきましては、私どもの法律案が一應でき上つております。それを現在關係方面に提出をいたしまして、御審議をいただいておるわけであります。
お話の點はごもつともな點があると私どもは考えております。どうせこの法律が出ました際に、取締規則について檢討せねばならぬと私ども考えております。そのときに適當にこれを考慮いたしまして、現在の日本の漁業の實情に副うようにやつてまいりたいと考えておる次第であります。
それから非戰災者特別税でありますが、私どもは戰災に遇いました方と、非戰災者と、あまりにも政府の方においての區別が少な過ぎる、こういうふうにふだん考えております。私どもは非戰災者特別税は相當負擔してもらつてよろしいものだ、こういうふうに考えております。 〔塚田委員長代理退席、川合委員長代理著席〕 ただし世俗で言う、卑近の例でありますが、證文の出し遲れのような感じがあると思います。
○宮幡委員 結局一時所得は、そんなに簡單につかまえることはできないと私どもは考えておりますが……。 〔「進行々々」と呼ぶ者あり〕
少くとも私ども自身たちおのおのが大藏大臣の觀點からものを見ていきたいと考えておるのでございまして、その立場の私どもが公述人の皆さん方から伺いますることは、むしろ陳情でなくして、國士として私どもがその立場で審議をいたします上に、さらに世間の輿論の批判にどう映つておるか、こういう點が最も伺いたい點でございまして、少くとも今後述べていただく方からはその大所高所から私どもを稗益すべき御意見を多く聽かしていただきたいと
なおまた、高級料理店の家屋を、罹災者その他困つておる方々に開放しなければならないという御意見につきまして、私どもといたしましては、總括的に考えまして、あるいは公共用の建物であるとか、あるいは大邸宅であるとか、そういう不用というか、遊閑というか、そういう建物についてもいろいろとこれを活用する問題を考えておるのであります。
このとき國費をもつて、一般國民に負擔させて農場を經營して、その收穫したものを供出もせずに、全部鐵道員だけに分配していくことは、私どもには何としても理解できないのであります。公正の觀念がこれを許さないのであります。であるからしてこれをほんとうならば、この豫算を差引いてしまう。これがほんとうだと思うのです。この追加豫算からとつてしまう。
第二の財政法第三條に關する問題は、まつたく私どもの意思といたしましても、タバコあるいは運賃の値上げ等は、政府の一存でやる方法を避けて、國會に協議をいたしたいと考えておるのであります。但し現在の緊急状態に鑑みまして、いろいろな事情からさような方法にまいらない。特殊な状態に鑑みて處置しなければならない點もあることを、御了承願いたいと存ずるのであります。
それが試験研究の用地でございまするから、原則的に政府の買收にならぬということになるのでありまするが、それでは土地を買われる側からいつてみますと、均衡を缺くという點がございまするので、指導農場に提供された農地をいえどもこれは政府の買收の對象になるということを規定いたしたものであります。
なお私どもの考えておりまする面といたしましては、主要幹線竝びに最も交通量の多い箇所及び特定の場所、こういうふうに考えております。特定の場所と申しまするのは、山間におきまする勾配の關係、そういつたような技術面を考應いたしまして、路線を決定していきたいと存じております。いずれ總括的な電化の所見を申し上げまするときにおいて、その點から御推察を賜わりましたならば、結構かと存じます。
私ども地方民といたしましては、ぜひこの路線ができ上るまで省營自動車を運行してもらいたい。それに對する熱意ももつておるわけでありますが、この點について御當局の御意見を承りたいと思います。
本線に對しまする會社側の經營實態は北海道の自動車部長から詳細報告を求めておりますから來ると思いますが、なお北海道長官から實際の會社の状態につきましての詳細なる御報告をいただきまするならば、私どもは北海道長官の報告と、自動車事務所の報告とを總合いたしまして、會社に今後における經營の面について注意をいたしまして、聽かざる場合におきましては、一應本省におきましても適當な處置を講じたいと思います。
質問書を出しまして、軍施設を私立學校に拂下げ等をする場合に、何か有利にすることはできないかという趣旨に對しまして、片山総理大臣から、憲法八十九條があるので、それはできないというような答辯書が來ておるのでありますが、併し教育基本法、學校教育法によつて、國家の教育の施設の一環として私立學校があるのでありまして、公の國の方針によつてやつておるのでありまして、こういう場合に八十九條を持ち出しますることは、私どもが
○國務大臣(森戸辰男君) 私どもは、正常の事態の続く限り、この豫算の實現されるときまで、されるときを越えても存続するものと存じております。
ところでこれでは十分には豫想した最小限度も實現できませんので、私どもはあらゆる努力をいたしてこの足らない額を満たして行きたいと存じております。
これも現在の實員を離れて考えますれば、私どもどうしても十四、五人というものが、最低限度の警察署の人員の単位であると考えるのでありますが、これを現在員をそのままくぎづけにしていかなければならぬ過渡適な状態といたしましては、そういうことも言えないのでありまして、あるいは三人なり四人なりの警察官の配置を、独立した警察における最低の単位といたしまして、九萬三千九百三十七人という現在の人員の配置されておりまする
○久山政府委員 警察力が、こういつたような警察制度のもとにおいては、より一層弱體化するおそれが非常にあるという點について、ただいまお話になりましたことは、私どもも非常に心配をいたしておるところでございます。
○酒井委員 警察官の數と六つの管區の數がわくにはめられておることは、私どもも心得ておりますが、しかしこの六つをどこにもつていくかということについては、一應政府の方でも努力をして多少變更を得たわけです。
ゆえにわれわれども和歌山縣民といたしましては、産業の中心地帶は、あくまでも、和歌山市を中心地帶と考えておりますが、これらに對する原料の補給をする良港を探索いたしましたならば、下津港において他にはないと斷言しても、あえて過言ではないのであります。いわんや下津港を中心とする繊維工業なり、あるいはまた昔から有名な紀州みかんの産地は、この下津港を中心とする地帶であります。
こういうことは日本海沿岸ににおける港灣特有の缺陷でありまして、今後私どもは日本海における港灣に關しましては、奥地砂防、河川整備と相まつて港灣の施設を完備いたしていきたいと考えておるような次第であります。
從つて、私ども今ここで意見はもつておりますが、この際私どもの申し上げることを留保いたすことが穏當であろうと心得ます。いずれ内閣において近く決定されることと存じますがゆえに、右よう御了承願いたいと思います。 —————————————
工業用ミシンというのは、初めから、たとえばオーバーロツクというようなものは、日本廣しといえども一臺も家庭用には使われておりません。全部工業用に使われておるのであります。
そして燒け殘つた家はことごとくひどい雨漏りがいたしまして、あの年は夏から秋にかけて豪雨續きでありましたが、家全體が降るように漏るのでありまして、私が逃げ込んだ家にしましても、一箇所といえども雨が漏つてこない部屋は一つもなく、市民はみずからおのおの屋根に上つて、どこぞ四疊半、三疊に一箇所漏らないように、自分で瓦を竝べて住んだのであります。
現下わが國再建の途上、國民の負擔すべき義務は數多く、わけても納税の義務はその最たることは、私ども全國六千同業といえども常に十分自覺しておりますが、不合理なる課税はいかんとしても承服いたしかねるところであります。よつて類似業者とひとしく、公平なるお取扱いをお願いいたしたいと存ずる次第であります。何とぞ本課税が廢止になりまするよう請願いたす次第であります。 —————————————
主として問題になりますのは、例の報酬につきまして、標準報酬と、実質報酬と申しますか、実質賃金と申しますか、そういう点につきまして、相当法案としては修正があつたわけでありまするが、この点につきまして、現実に計算上出て参りまする國庫の負担金額という点につきましては、今この際大きな変更はない、こういうふうに私どもは見込んでおります。
ところが残念なことに、すでに御承知のように、私どもがA案、B案、C案というものを立てまして、一番狭い範囲のC案で行くということに大体起草委員会で意見が纒まり、又関係筋の方面においても、それで行くことに大体アブローバルを貰つておる今日でございまして、從つて我々はその中からいわゆる日雇労働者を除き、又官吏及び官業労働者を除いて、そうして立てた予算が失業手当並びに失業保險の事務費として僅かに十五億円、それすらも
これはすでに追加予算案も提出いたされておりますのでございますので、若し相当な変化が來るということになれば、私どもとしてもその処置に対して、やはり所信を伺つておかなければならないと思うのであります。