2019-02-05 第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
○赤嶺委員 今の総理の答弁について後でもちょっと触れたいと思いますが、本会議の総理の答弁で、もう一つ、大変重大なことがありました。それは、辺野古の北側の海域に軟弱地盤があることを認めたことであります。地盤改良工事を行うため、県に設計変更申請を行う必要があると私たちの志位委員長にも述べられました。 しかし、軟弱地盤が存在することは、これはもう三年前からわかっていたことであります。沖縄防衛局が二〇一六年三月
○赤嶺委員 今の総理の答弁について後でもちょっと触れたいと思いますが、本会議の総理の答弁で、もう一つ、大変重大なことがありました。それは、辺野古の北側の海域に軟弱地盤があることを認めたことであります。地盤改良工事を行うため、県に設計変更申請を行う必要があると私たちの志位委員長にも述べられました。 しかし、軟弱地盤が存在することは、これはもう三年前からわかっていたことであります。沖縄防衛局が二〇一六年三月
○赤嶺委員 今後も寄り添う、二十年間、市町村といろいろ話し合ってきたと言いますが、この二十年の間に、辺野古は絶対につくらせないという県民の決意が更に大きくなってきているわけですよね。 私は、なぜ寄り添うという言葉を施政方針演説で使えなかったか。それは、気持ちは変わらないと言いますが、やはり使えないだろうな、このように思いましたよ。政府がやっていることが、余りにも県民の意思とかけ離れているからであります
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 辺野古の新基地建設について質問をいたします。 安倍総理は、昨年の臨時国会の所信表明演説で、沖縄の皆さんの心に寄り添う、このように述べました。しかし、ことしの施政方針演説ではこの言葉はありませんでした。総理、なぜですか。
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、末松義規君が委員長に御当選になりました。 〔拍手〕 委員長末松義規君に本席を譲ります。 〔末松委員長、委員長席に着く〕
○赤嶺委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 PFOSをまだ使っているというんですね。 日本の国内では、化審法によってPFOSの使用は禁止をされています。日米の関係法令のうち、より厳しい基準を選択するのが、二〇〇〇年の、環境原則に関する共同発表での日米の合意だったはずであります。 化審法の基準を踏まえて、基地内でのPFOSの使用を直ちに禁止させるべきではありませんか。
○赤嶺委員 宮腰大臣とはこれまでも、離島の振興や沖縄のサトウキビ、菊、いろいろ議論をしてまいりました。離島振興法は一緒に提案したこともありました。 それで、今、ファームポンドを満タンにしておけば改善されるというお話を私も事前に伺ったものですから、地元の農家に聞いたら、いや、あれは夜中に満タンにしてあるよと言うんですよ。だが一日で使い終わったと言うんですよ。 塩害は菊だけじゃなくて、御存じのように
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 先ほど、期せずして沖縄の農業の発展の問題が出ました。私は最初に、その農業にかかわって、台風二十四号、二十五号に伴う農産物の被害対策について伺いたいと思います。 立て続けに沖縄を襲った二つの台風は、サトウキビ、野菜、花卉、タンカン、シークワーサーなどの果樹生産農家に大きな被害をもたらしました。 私は、台風直後の農産物の被害を調査をするため、県内各地を回り、
○赤嶺委員 環境調査というのは、少なくともアセスでは二年、三年ですよ。それを皆さんは一年でやろうとしている。 しかし、今度は一年でもない。工事に着手するところだけ三月までに終えますという、こんなでたらめな話がありますか。そういう土地とか地域というのは一体となって存在しているわけですから、だから、与那国島では環境現況調査が終わってから造成工事が始まったわけですよ。異例なやり方ですよ。 結局、何でこんなやり
○赤嶺委員 その現況調査の件ですが、与那国島のときには、少なくとも環境調査が終わった後に造成工事の手続に着手をしました。今回はそうした手順さえ無視したままであります。 環境調査の結果もまだわからない、どのような対策をとるかも決めていないのに工事に着手するというのは、これは余りにも乱暴なやり方ではないかと思います。なぜそれほど急ぐ必要があるんですか。
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 きょうは南西諸島への自衛隊配備について質問をいたします。 先月の二十六日、日中首脳会談が行われました。習近平国家主席、李克強総理との間で、互いに脅威とならないという原則を再確認し、日中関係の改善に向けた取組が進められています。 一方、宮古島や石垣島では、そのような動きなどなかったかのように、住民合意を置き去りにして陸上自衛隊の部隊配備に向けた工事、作業が
○赤嶺委員 まあ、全く同じ答弁なんですけれども。 沖縄防衛局は、当初は大浦湾側のK9護岸から工事を進めていました。その後、K9護岸の工事は中断をしまして、辺野古側の工事に移行をいたしました。大浦湾の方では、当初想定されていなかった軟弱な地盤も確認をされています。 国交省に出向を求めた背景には、そうしたことへの対応もあったという理解でよろしいでしょうか。
○赤嶺委員 防衛省はこれまで岩国飛行場の沖合移設事業、埋立工事を行った実績もあるはずだと思いますが、出向をなぜ求める必要があったのか。具体的にどういう点で国交省の持つ専門的な知見が必要であったということでしょうか。先ほどもちょっと述べておられましたが、岩国の経験を持つ防衛省がなぜあえて出向を求める必要があったのか。
○赤嶺委員 赤嶺政賢です。 法案については、人事院勧告に基づく国家公務員全体の給与引上げの一環であり、賛成です。 きょうは、まず、辺野古の基地建設にかかわる国土交通省から防衛省への出向状況について質問をいたします。 防衛大臣に伺いますが、二〇一六年一月以降、辺野古の基地建設にかかわり、国土交通省の職員が防衛省に出向していることが報じられています。そもそも防衛省が国土交通省に職員の出向を求めた経過
○赤嶺委員 ちょっと違うと思いますよ。小野寺大臣は、アメリカ側の説明をそのまま受け取るわけにはいかない、防衛省として検証を行う、こうはっきり述べているわけですよ。 当初の説明は、米軍の点検整備が妥当なものかどうか日本政府として主体的に検証するということだったのではないですか。そのようにはっきり答弁しているのではありませんか。
○赤嶺委員 この海域、一歩間違えたら漁船などへの被害につながりかねない重大な事故であります。事故原因の究明を最優先にし、同型機の飛行停止を求めるべきだということを重ねて求めたいと思います。 次に、米軍の機体整備にかかわる自衛官の派遣の問題についてであります。 この問題は、米軍機の相次ぐ墜落、部品落下に加え、ことしに入って米軍ヘリの緊急着陸が伊計島、読谷村、渡名喜村で立て続けに起きたことを受けて、
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 きょうは大臣の所信質疑で、次回は法案ということになっておりまして、それで、朝の理事会では武田与党筆頭の方から十一月中に必ず一般質疑は入れるという断言もありましたが、委員会室内では、法案を通した後にやるものかとこういう危惧の声も聞かれておりますが、私は武田筆頭を信じたいと思います。ぜひその信頼を裏切らないように、いつまでも後ろ指を指されるということが絶対にないように
○赤嶺委員 辺野古の工事を再開しながら、話し合うなどというのは、これは話合いではないですよ、こんなのは。まず、工事の再開の執行停止、この執行停止決定を政府の側が撤回して、その上で辺野古の問題をどうするか、知事と率直な話合いを行うべきであります。そのことを強く求めたいと思います。玉城デニー知事は、沖縄でそのことを毎回毎回申し上げているところであります。 法治国家というお話がありました。 今回、行政不服審査制度
○赤嶺委員 今の答弁、沖縄県と政府との間で話合いの枠組みがある、その枠組みとは普天間飛行場負担軽減推進会議だ、このような答弁でありました。私は、総理のこの無頓着さに怒りを覚えます。 この普天間飛行場負担軽減推進会議というのは、現在の普天間基地の負担軽減を話し合う場であって、辺野古の問題を話し合う場ではありません。全部議事録を読みました。問われているのは、選挙結果を受けて、辺野古の問題を話し合う場を
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 米軍普天間基地問題について質問をいたします。 九月三十日、沖縄県知事選挙が行われました。翁長雄志前知事の遺志を継ぎ、辺野古新基地建設反対と普天間基地の閉鎖、撤去を訴えたオール沖縄の玉城デニーさんが、過去最多得票を獲得し、八万票の大差で当選を果たしました。続く豊見城市長選挙、那覇市長選挙でも、オール沖縄の山川仁さん、城間幹子さんがそれぞれ当選をいたしました。
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、末松義規君が委員長に御当選になりました。 委員長末松義規君に本席を譲ります。 〔末松委員長、委員長席に着く〕
○赤嶺委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。
○赤嶺委員 皆さん、子供の貧困対策を含めて、あるいはOISTの問題や、あるいは基地の跡地利用を国直轄でやるのは当然だということですが、それを沖縄振興の予算の範囲内に加えていることを強く県民は批判しているわけですよ。 もともとは国が起こした結果じゃないですか。国が、沖縄振興予算ではなくて国の責任としてやるべきこと、それを振興予算の中で直轄予算をふやしていっていることが大問題だと言っているわけです。
○赤嶺委員 三千億円台、高額なという言い方をしておりましたが、大田県政の時代には四千億円台なんですよ。そういうことも見ておっしゃっていただきたい。沖縄の自主性を尊重しているかどうか。 例えば、昨年の概算要求のときの記者会見で、江崎前沖縄担当大臣は、一括交付金が減額になった理由について、まず国として使途を定めている予算について優先的に積み上げていく、その上で、総額の範囲内で国として使途を定めていない
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 冒頭、今回の豪雨災害によって亡くなられた方々に心からのお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。行方不明者の捜索と被災者への支援、復旧に全力を挙げることを政府に求めたいと思います。 沖縄振興予算の問題から質問をいたします。 沖縄振興予算は、二〇一六年度は三千三百五十億円でした。昨年度は三千百六十億円、今年度は三千十億円へと減額
○赤嶺委員 全体を出していただけますか。
○赤嶺委員 その報道を受けて、防衛省は、適正な文書管理に関する通知文書を出しております。 それは、十五日付でありますが、きょうは、その通知文書を皆さんのお手元にお配りをいたしました。 二、調査内容等のところを見ていただきますと、二つの調査を指示しています。一つは、アのところですが、各文書管理者に対して抽象的なファイル名を付すように指示した事実があるかを調査するよう求めています。先週十八日までの回答期限
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 最初に、公文書の名称の問題から質問をいたします。 防衛大臣に伺いますが、今月十三日付の毎日新聞で、防衛省が保管する多くの行政文書ファイルが抽象的な名称で登録され、国民が検索しづらい状態になっていることが報じられました。イラク派遣にかかわる文書をおさめたファイルの名称が、単に運用一般とされるなどしておりました。情報公開請求を回避するために抽象的な名称にしていることや
○赤嶺委員 行政文書を作成、取得した場合には、その名称や保存期間、保存場所などを帳簿に記載することが義務づけられております。国立公文書館に移管又は廃棄した場合には、そのことも記載しなければなりません。帳簿そのものの保存期間は、二〇〇一年に施行された情報公開法の施行令では三十年、二〇一一年に施行された公文書管理法の施行令では無期限、このように定められています。 自衛隊がイラクに派遣されたのは二〇〇三年十二月以降
○赤嶺委員 テロ特措法、インド洋の給油支援、本当に当時国会でも大問題になった出来事ですよ。 インド洋への自衛隊派遣は、アフガニスタンへの軍事攻撃を行う米軍に対し兵たん支援を行うという、いわば戦後初めての戦時派遣であったわけです。その日報が確認できないという説明は到底納得できないですよね、事態の重大性に照らしても。 イラク派遣の日報については、陸上自衛隊については新たに三十四日分が提出されましたが
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 イラクの日報隠蔽問題について質問します。 まず防衛省に伺いますが、四月二十三日に、自衛隊の海外派遣における日報の集積状況が公表されました。これを見ますと、二〇〇一年の九・一一テロ以降、海上自衛隊をインド洋に派遣し、米軍を始めとする多国籍軍に給油支援などを行ったテロ特措法、それから、補給支援特措法に基づく活動の日報が含まれていません。これはなぜですか。
○赤嶺委員 そこで、今回見つかった陸上自衛隊の日報でありますが、今月半ばをめどに提出するとしております。 具体的にいつ提出するのか。既に十年以上前に終了した活動であります。黒塗り作業などせずに、直ちに提出すべきではないかと思いますが、いかがですか。
○赤嶺委員 初めに防衛大臣に伺いますが、先日、大臣は防衛省の講堂に幹部職員を集めて訓示をされました。そこで大臣は、民主主義の根幹は、国民が正確な情報に接し、主権を行使することにある、政府が保有する行政文書は最も重要な資料で、適切に管理し公開することは、国の重要な責務だ、このように述べております。 公文書の性格、取扱いに関する非常に大事な認識を述べたと思います。ぜひ、この立場で事実を徹底究明し、国会
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 防衛省がこれまで残っていないとしてきた自衛隊のイラク派遣部隊の日報が、実際には残されていたことが明らかになりました。 昨年、南スーダンPKO派遣部隊の日報をめぐって、防衛省・自衛隊の隠蔽体質が厳しく問われました。その防衛省が、自衛隊のイラク派遣をめぐっても国会と国民を欺いて、日報の存在を隠し続けていたことは極めて重大であります。 本委員会は、この問題の所管委員会
○赤嶺委員 この答弁も納得できるものではありません。やはり私たち国民は、速やかな行政文書の公開を求めて、今のあり方を検討していくという権利があります。それが一年もおくれて出てくる。やはりそれは、私たちの、国民の知る権利への阻害になっているということを厳しく指摘し、速やかな提出、これに応えるのは防衛省の義務だということを申し上げておきたいと思います。 次に、報告書の中身についてであります。 昨年から
○赤嶺委員 納得できる説明ではありません。たとえ大部にわたる資料であっても、一年もかけるというのは公文書の取扱いとして不適切だと思います。 防衛大臣に伺いますが、公文書は健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源であります。その公文書を改ざんするなどというのはもってのほかですが、その提出がおくれるということで、主権者である国民の適切な判断が阻害されるようなことがあってはならないと思います。今後
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 時間が限られておりますので、法案については、討論で態度を明らかにしたいと思います。 辺野古の新基地建設について質問をいたします。 今月上旬以降、防衛省から、護岸の設計のために実施したボーリング調査と音波探査の報告書が提出されました。シュワブ(H二十五)地質調査(その二)、シュワブ(H二十六)地質調査という二つの報告書であります。 それらの報告書は、今から
○赤嶺委員 外務省は、おっしゃるとおり、密約ということについても、戦後、長期にわたって、核密約あるいは沖縄返還密約を隠し続けてきた省庁であります。また、防衛省も、昨年、南スーダンの日報の隠蔽が大問題となり、当時、小野寺防衛大臣は与党の筆頭としてその問題に当たっておられましたが、やはり民主主義と国民主権に対する安倍内閣の姿勢が根本から問われている問題なんだということを指摘して、質問に入りたいと思います
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 日ごろ私も沖縄の問題を取り上げておりますが、さきの沖縄防衛局長を経験せられた井上議員のお話を聞きながら、やはり沖縄にいると現実の矛盾に直面せざるを得ないんだなということを実感いたしました。日ごろの私の質問も、ぜひそういう角度から、両大臣、お聞きいただきたいと思います。 それで、きょうは最初に、森友学園問題をめぐって財務省が公文書を改ざんしていたことが明らかになりました
○赤嶺分科員 河野大臣はよくおわかりの上で答弁書を読んでおられると思いますが、公共の安全に配慮して米軍が運用するというのは、地位協定の中の第三条で、つまり基地の中で米軍が訓練をするときに公共の安全に配慮するというのが書かれているんですよ。今行われているのは基地の外ですよ。基地の外であれば、公共の安全に配慮も何もないですよ。どんなに安保条約が大事だとあなた方が言われても、もう駐留の前提が壊れているわけですよ
○赤嶺分科員 米軍駐留の大前提だというのを政府は繰り返しますが、今起こっている事態というのは、その大前提が壊れかかっている、壊れている。あなた方が何度繰り返し安全に配慮と言っても同じような事故が、同型機による事故も繰り返されている。従来の延長線上の対応では再発防止はできないということを強く申し上げておきたいと思います。 例えば、これだけの事故とトラブルを繰り返しながら、米軍はオスプレイの飛行を再開
○赤嶺分科員 日本共産党の赤嶺政賢です。 相次ぐ米軍機事故の問題について質問をいたします。 先月も、三十日の予算委員会でしたが、米軍機の墜落や不時着、部品の落下が頻発している問題を取り上げました。その後も事故は続発をしています。今月八日には、米軍普天間基地所属のオスプレイがエンジン吸気口のカバーを落下させる事故を起こしました。先日二十日には、米軍三沢基地所属のF16戦闘機がエンジン火災を起こし、
○赤嶺委員 CH53Eが昨年十月、総選挙の最中に墜落、炎上したときには、あなた方は飛行停止を求めておりました。でも、選挙が終わったらその四日後に、米軍が出した安全宣言を日本も、安全だと追認したわけですよ、事故原因もわからないのに。そのCH53Eが昨年十二月、落下事故を起こしているわけですよ。 何で、そういう事故原因も解明しないで安全を後押ししてきた日本政府の責任を感じないんですか。あれ以降CH53
○赤嶺委員 問われているのは、政府の姿勢であります。負担の軽減とかと言いながら、実態は全く違うことが進んでいるわけです。 この短い間の事故を振り返ってみたいと思います。 一昨年十二月、米軍普天間基地所属のオスプレイが名護市安部の浅瀬に墜落をしました。地元の人たちがふだんから散歩をしたり、魚や貝をとる、そういう生活の場で起きた事故でありました。米軍は、事故原因の調査も終わっていないのにオスプレイの
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 沖縄の米軍基地問題について質問をいたします。 先週の衆議院の本会議で、我が党の志位委員長が相次ぐ米軍機事故の問題を取り上げていたとき、安倍政権の現職の副大臣である自民党の松本文明議員が、それで何人死んだかという許しがたい発言を行いました。 戦後、米軍機の墜落や物資投下訓練によって、どれだけの人が犠牲を受けてきたと思っているのか。また新たな犠牲者が出るまで
○赤嶺委員 傾斜堤護岸の石材は陸上運搬と明記されているにもかかわらず、ここに来て、自分たちが都合のいいようにねじ曲げて説明しておりますが、これは到底納得できるものではありません。 一方で、皆さんの説明がどれだけ不自然かといいますと、環境保全図書では、資材の海上運搬について、仮にそれをあなた方が言うとおりであったにしても、「県内からの資材の運搬は主として南側航路を利用する」、このように述べられているわけですよ
○赤嶺委員 今防衛省から説明にあったところは、資材の一般的な運搬方法を述べたところです。ここには海上、陸上ともに書いております。しかし、環境保全図書では、護岸の種類によって輸送方法を書き分けており、傾斜堤護岸については、先ほど示しましたように、ダンプトラックによる運搬とはっきり書いてあるわけですね。その一方で、ケーソン式護岸に用いる石材の運搬については、ランプウエー台船を用いると書いています。 つまり
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 法案については、人事院勧告に沿った国家公務員全体の給与引き上げの一環でありますので、賛成であります。 きょうは、辺野古新基地建設での石材の海上運搬について質問をいたします。 防衛省は、十一月六日から新たにK1、N5という護岸の工事に着手し、十三日には国頭村にある奥港から石材の運搬を行いました。 これについて沖縄県は、埋立承認願書の環境保全図書で予測されておらず
○赤嶺委員 私は大臣に聞きたかったんですよ。福地ダムに影響があったかどうかというのではなくて、福地ダムの取水地域からわずかしか離れていない場所にヘリが墜落したわけですよ。これが、一歩間違えて取水地域に墜落したら県民の命の水がめを失うことになるんですよ、そういう性格の事故だったんですよということを申し上げているわけです。 何か、福地ダムを検査したけれども影響はなかったといって、今まで福地ダムに対して
○赤嶺委員 三十年かけてつくった牧草地の土づくり、適切な補償なんてあり得ないんですよ、これは。これだけの被害を与えているわけです。もとどおりにするには、あと三十年かかるような努力をしていかなきゃいけない。 事故現場は、福地ダムの流域の境目までわずか四百メートルのところでした。沖縄本島の北部は県民の水がめとなっている場所です。本島全域の上水道の約八割が北部のダムから送水されています。そのうち、福地ダム
○赤嶺委員 日本共産党の赤嶺政賢です。 きょうは、東村高江で発生した米軍ヘリ炎上事故について質問をいたします。 十月十一日、沖縄県東村高江の牧草地で、米軍普天間基地所属の大型ヘリCH53Eが炎上、大破する事故を起こしました。 事故の報道を受け、私も直ちに現場に向かいましたが、しかし、既に警察、米軍によって規制線が張られ、事故現場に立ち入ることはできませんでした。二〇〇四年の沖縄国際大学のヘリ墜落
○赤嶺委員 どうもありがとうございます。 海外調査の御報告もありがとうございました。報告を伺って、若干の私の感想や意見を述べさせていただきます。 報告を受けて、示唆的だったのは、イタリアの下院憲法問題委員会副委員長が憲法は国民全ての財産であり、憲法改正は誰かの改正であってはならないと述べたことです。また、多くの識者が憲法改正は国民の幅広い合意が必要だと強調したことです。国民が求めていない中で憲法改正
○赤嶺委員 御異議なしと認めます。よって、横光克彦君が委員長に御当選になりました。 委員長横光克彦君に本席を譲ります。 〔横光委員長、委員長席に着く〕
○赤嶺委員 これより会議を開きます。 衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。 これより委員長の互選を行います。