1947-11-17 第1回国会 参議院 予算委員会 第22号
加うるに、政府の総合燃料対策が手遅れになつたために、この冬の渇水期の各都市における燃料問題は、いよいよ大化するのではないかと、眞に憂慮に堪えない次第であります。今や國民は毎日毎夜の緊急停電によつて、折角新憲法で保障せられております最低生活さえも保持することができないような有様で、誠に苦しい生活に追い込まれておるのであります。
加うるに、政府の総合燃料対策が手遅れになつたために、この冬の渇水期の各都市における燃料問題は、いよいよ大化するのではないかと、眞に憂慮に堪えない次第であります。今や國民は毎日毎夜の緊急停電によつて、折角新憲法で保障せられております最低生活さえも保持することができないような有様で、誠に苦しい生活に追い込まれておるのであります。
この政府の國内の食糧総ざらいの運動に好意を寄せられました連合國は、七月の末にやつと外國食糧に対する十月末までの輸入の見透しを大体了解をしてくれますし、更に八月には、六大消費都市に対して枠外の放出をいたして頂きますし、更に八月に入りましてから、九月、十月分といたして、大体六十万トンに近い食糧が放出をされることになりまして、この状態で参りますれば、政府の國内食糧の総ざらいと、この輸入食糧の輸入状況から見透
もう一つ、日本の旧城下町というような不正産都市におきまして消費階級があります。これはそういう都市におきましては、附近に耕すべき、開墾すべき適当な土地もありません。又重要産業もないのであります。
私はもう一つ聽きたいのは、兵庫縣で調べたところによりますと、大體農村の方では蔬菜には不自由しておりませんが、蔬菜が不自由で困つておるのは都市です。ところが兵庫縣では爆撃された都市の跡を蔬菜の耕地にして千百町歩ほど蔬菜栽培をやつておるのです。東京でも相當あるのですが、東京がうまく燒跡を整理いたしましたならば、東京都民が食うだけの蔬菜くらいできると思うのです。
從いまして、ある産地から賣るのに、それらの運賃なり、その他のコストがたまたまかからないというようなことで、その地方だけに固著した價格をきめるということは、どこか他の方面において無理がいくのでありまして、たとえば生産地におきましては、生産費と消費者の價格をうんと縮小するということは、一方において大都市のような消費地におきましては、消費者の價格を非常に上げなければ、結局バランスがとれないようなことになるのであります
きをもつておるのでありまして、その吏員などもこれは都の吏員でありまするし、また選擧權、被選擧權などにつきましても、各區ごとの制限はないのでありまして、やはり二十三區を包括する區域をもつて、一つの資格要件の區域といたしておるようなわけでありまするし、水道であるとか、ガスであるとか、電氣とか、そういつたようないろいろのものにつきましても、二十三區が連合して、それが一體となつて運營されるというところに、普通の都市
それから特別區というものがありまして、自治體警察として少し特別なやり方になつておるようでありますが、この點は日本の最も大きい都市に關するものでありまして、この條項によつてほぼ了承はできますけれども、しかしたとえば各區が連合して警察の責に任ずる、しかしまた他の一方においては、各區がそれぞれ普通の市と同じような立場にあるというようなこともあります。
特別區においては先ほども申しましたように、都市計畫とか、あるいは道路とか、水道とか、そういつたようなものにつきまして、區ごとの特別區は存在しておりませんし、また都の吏員が特別區に配屬されて仕事をするのでありますし、議員の選擧の條件においても、區ごとの住所の區畫というものもないのでありまして、これが一體として一つの共同生活體をなしているという面が相當強く殘つておるのであります。
農村工業を興すこともしなければならん、又農村、都市を通じまして、工業の発達を図つて、輸出品の製造の労働力を以て國外移民の代りにするというようなことを考えるべきであるというお答えであります。第九は、特別相続分を受けるものが相続を放棄したり、農業を営むことを任意に止めるような規定があります。
付託事件 ○戰災都市復興計畫事業費の補助金増 額に關する陳情(第二十六號) ○秋田縣米代川竝びに阿仁川改修促成 に關する請願(第八號) ○全國主要道路の整備に關する陳情 (第六十九號) ○小名濱港修築に關する請願(第十八 號) ○廣島縣下の砂防工事緊急實施に關す る請願(第十九號) ○鈴鹿川改修の復活及び建設省の設置 に関する陳情(第八十八號) ○長野縣茶臼山辷り對策竝びに岡田川 改修工事
從いましてそういうことからいえば、警察上、最も事故の多い、警察力の必要な大都市などに国家警察においても相当の警察官を持つておることが必要ではないか、こういう御疑問が出るわけなのでありましようけれども、そこはそういうような所では、やはり相当の警察力を自治体自身が持つておるのでありまするし、一應平素の状態におきましては、自治体の警察力によつて十分自治体の治安維持ができるというわけでありまするので、強いてそこに
それはこの警察法案によりますると、都市における治安の維持は国家警察として、國家の事務としてやるのでなくて、自治体の事務としてやつて行くということになつておりますから、それをその自治体固有の事務としてでなくて、公共の秩序を維持するという、國家事務をその自治体に委任した、つまり国家事務の自治体に対する委任ではないか。そういうふうに解釈をすることができないかということを御質問したのであります。
出席政府委員 司法政務次官 佐竹 晴記君 委員外の出席者 議 員 坂東幸太郎君 議 員 押川 定秋君 專門調査員 村 教三君 ————————————— 本日の會議に付した事件 昭和十九年法律第四號經濟關係罰則の整備に關 する法律の一部を改正する法律案(内閣提出) (第七六號) 請願 一 罹災都市借地借家臨時處理法有效期限延長
なお日程第一罹災都市借地借家臨時處理法有效期限延長その他に關する請願、文書表第四〇五號は、紹介議員船田亭二君より取下げの申出がありますが、取下げを許可するに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
現在電氣事業が行なつておられるあのプール計算、電力原價の共同清算制というものの是非ば別問題といたしまして、根本に触れる問題であり、且つ今まで國民に電氣が奉止して來たところの最も宜かつた全國一律料金、そうしてどこへ行つても電氣の恩惠が、どんな中心都市におきましても、どんな山間部に入りましても、どんな北に参りましても、南に参りましても、殆ど同じ料金で電氣が使える。
○財津政府委員 この陳情はまことにごもつともでありまして、戰災都市がその復興の經費が足りないで弱つていられることは私たちよく存じております。從つてできるだけ國庫補助をたくさん出せるようと思つて努力をいたしておりますが、ご承知の通り國庫財政窮迫のために、今日まで思うような國庫補助額を計上することができなかつたのであります。
全國戰災都市の復興は、五箇年繼續事業として、著手のこととなつているが、本事業に對する昭和二十二年度豫算は約六億圓に過ぎない、この豫算では、根本的な都市計畫の遂行に支障となる憾がある、政府は復興土地區畫整理に對する補助金が、少なくとも三十億に達するよう、速やかに追加豫算に計上していただきたい。これがその要旨であります。これに對する政府側の意見を求めます。
○荒木委員長 日程第二、戰災都市復興に要する經費國庫補助及び新規市營企業許可等に關する陳情書。全國戰災都市連盟會長石見元秀、文書表番號第二七號。 要旨を申し上げます。
自治体の方につきましては、その警察官の階級を、國家警察が採りましたのと同じ階級をそのまま維持しなければならないという規定はないのでありますけれども、自治体におきましても、警察署長は警部補以上の警察官を以てこれに当てるということを躯つておるのでありまして、或いは非常に大きな都市、或いは東京都の二十三区の区域にできまする自治体警察のように非常に大きな所、及び数名の警察官を持つておりまする自治体の警察というような
○須賀説明員 武庫郡の問題でありますが、これは阪神間のあの一脈の中間都市につきまして、從来からも大阪、神戸並みに扱つてまいつておるのであります。武庫郡全體といたしましてはさようなことになつておりませんけれども、たとえば具體的に申し上げますと、縁故米につきましては住吉と魚崎と御影は、これは取扱い地域の中に入れておるのであります。
またこの警察法案によりますと、人口五千以上の都市は獨立するということになつておりますが、これは財政的の面において十分なる警察官を存置することはもちろん困難だろうと思いますが、その點については地方財政が確立するまでは、國または縣において、今日の状態は國庫補助をするとか、あるいは縣費補助をするとかいうことになつておりますけれども、ここにひとつ考えなければならぬことは、現在の警察制度におきまして、都市としてはそれだけの
本請願の趣旨は阪神間に介在いたしまする武庫郡に對しまする行政措置が、六大都市と差があるのでございますが、特に阪神間の特殊性を尊重していただきまして、行政上六大都市並みにしていただきたいというのが願意でありまして、そのうち農林省に関しまする部分だけを申し述べますと、たとえば縁故米におきましてもこれを認められていない。あるいは鮮魚介、青果物等の消費特定地域も同一の條件におかれておらない。
要するにこの前、この國會において御審議を仰ぎましたところの罹災都市借地借家臨時處理法が、いわゆる戰災によつて家屋が滅失した場合だけについて、その借地關係に對する法律でありますが、戰災以外の災害、火災、或いは、風水害といつたようなものについてもこれを擴張して適用するということになりまして、そうして二十五條の二ということによりまして、その災害は、一々どういう災害であるかということを法律を以て指定をいたすと
次に罹災都市借地借家臨時處理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地區を定める法律案、これを議題題に供します。本案は目下豫備審査のために付託されている法案であります。先ず本案の内容につきまして政府委員の御説明をお願いすることにいたします。
する法 律案(内閣送付) ○昭和十九年法律第四號經濟關係罰則 の整備に關する法律の一部を改正す る法律案(内閣送付) ○北海道上川郡美瑛町に旭川司法事務 局美瑛出張所設置に關する請願(第 三百六十五號) ○仙臺高等裁判所郡山支部設置に關す 請願(第四百十九號) ○國立療養所栗生樂泉園獄死事件に關 する陳情(第四百八十九號) ○青少年保護事業團體救濟に關する陳 情(第五百五號) ○罹災都市借地借家臨時處理法第二十
付託事件 ○教員の恩給増額に関する請願(第六 号) ○食肉統制價格撤廃に関する陳情(第 二号) ○聖靈生命眞理療法保護法規の制定及 び名誉恢復に関する陳情(第四号) ○兒童の福祉増進に関する法令制定の 陳情(第七号) ○恩給法の改正に関する陳情(第十二 号) ○都市官公廳職員の生活安定に関する 陳情(第三十八号) ○戰死、戰災遺家族並びに傷病者の更 生に関する陳情(第五十号) ○恩給法
陳情書第三百二十一号並びに陳情書第四号のことでありますが、陳情第三百二十一号と申しまするのは、結核医療施設を市営に復元することに関する陳情でありまして、これは京都市会議長官森吉次郎外四名から出ておりますが、これは御承知の医療團の解散に伴いまして、医療團の施設でありました元京都市の療養所を京都に返して呉れという陳情でありますが、これにつきましては、医師会並びに医療團の解散の法律案の可決されますと同時に、各五大都市
殊に戦災都市に限つては国で建ててやる。焼けておらんところは、統合するなり、地方に負担させる。併しそれは国家に力が付き次第その跡始末をしてやる。二段構えでなさるのがよいかと考えます。これについて大臣の所見を伺つておきます。
そこで私は他の歳入の影響関係について申上げますが、住宅復興につきましては、私は非常な関心を持つておりますので、昨日総理にも一応質問いたして置きましたところが、総理も余りこれについては御存じではなかつたと見えますが、戰災都市におりました関係上、戰災復興並びに住宅の復興については私共はこれは容易ならざる重大問題、社会問題として頗る深刻なものであると考えておるのであります。
これは住宅全般の問題でありますが、政府としては特にただいま炭鑛勞務者の住宅と、戰災都市における公共團體などが供給しますいわゆる庶民住宅に、最も重點を置いて施策を進めておるのであります。炭鑛住宅については、大體今年度四萬戸の計畫を立てまして、これに對しては資材、資金等最優先的に斡旋をいたしておりまして、大體順調に進んでおります。
そのうちで國營商業は最も基本的な形でありまして、大きな都市におきます商店網というものは、最近までこの國營商業によつて占られておつたのであります。次に協同組合商業というものは、消費組合とか、あるいは廢兵組合というものが行う商業であります。そのうちの消費組合は全國的に消費組合全國連合會というものに統合されておりまして、主として農村に全國的な商店網をもつているのであります。
或いは今日全國各都市の荒れ地を廻つて見ると、例えば名古屋のごときに行きますと、あの瓦の壊れの中に沢山の花を作つております。東京、大阪その他ではこれは見ることができません。或いは山陽線の徳山駅に汽車が著くと、直ぐ窓を綺麗にしてくれる、プラツトホームは清浄な水が打つてあつて、各所に花が飾つてあり、鉢植えが置いてある。
昭和二十二年十一月十三日(木曜日) 午後二時二分開議 ————————————— 議事日程 第五十七号 昭和二十二年十一月十三日(木曜日) 午後一時開議 第一 罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案(内閣提出) 第二 補助貨幣損傷等取締法案(内閣提出) 第三 すき入紙製造取締法案(内閣提出) 第四 自由討議
————◇————— 第一 罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案(内閣提出)
○議長(松岡駒吉君) 日程第一、罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條のニの災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案を議題といたします。委員長の報告を求めます。司法委員会委員池谷信一君。
私共の組織しております財團法人東京市政調査會は過去二十六年の歴史を持つておりますので、それ以來地方自治につきまして中正不偏な見地からいろいろ都市問題を調査研究して參つております。この度證人として御召請を得ましたことは誠に感激に堪えない次第であるのであります。
○委員長(吉川末次郎君) それでは御希望があるようでありますから、五大都市の市長の代表として、横濱市長石河京市君を指名いたします。