1950-12-02 第9回国会 衆議院 本会議 第7号
だからこそ旧軍人の追放を解除し、これを警察予備隊において採用しておるのであります。 諸君、ポツダム宣言と日本国の憲法によれば、日本の進むべき道は明らかに民主主義の確立であり、軍事的勢力の完全なる一掃であります。しかるに、この警察予備隊の設置は、名称のいかんにかかわらず、日本の再━━化であり、日本の軍事基地化であり、その結果は三たび日本を世界大戦の、渦中に巻き込ませるものであります。
だからこそ旧軍人の追放を解除し、これを警察予備隊において採用しておるのであります。 諸君、ポツダム宣言と日本国の憲法によれば、日本の進むべき道は明らかに民主主義の確立であり、軍事的勢力の完全なる一掃であります。しかるに、この警察予備隊の設置は、名称のいかんにかかわらず、日本の再━━化であり、日本の軍事基地化であり、その結果は三たび日本を世界大戦の、渦中に巻き込ませるものであります。
この一般会計の第一は、公職追放者の解除に伴いまして、その解除者の停止恩給を支給するために必要な経費三千八百七十二万七千円、これは表に載つておりません。
この委員会は前回の国会の会期の終りに議長の承認を得まして、閉会中に行政機構の整備に関する調査をいたすことにたりまして、行政機構改革、警察予備隊令外三件のポツダム政令追放解除、各種の公団及び特別調達庁の事務運営等につきまして、閉会中委員会を八回ほど開きました。
まして最近は、朝鮮事変以来情勢の変化によりまして、経済活動も増大しております、また物価も相当上つております、これに追随しまして、いろいろの統制も解除せられつつあるわけであります。また一方には講和会議がだんだん接近しておるということ、及び直接的な対日援助も近いうちに打切られるのではなかろうかというような考えが出ております点から申しまして、客観情勢は日本の経済自立の促進を促しております。
又解除されたものの相当数量の中には特別調達庁ができる以前に調達されたものもございます。それからいろいろな品物がございまして、随分余つたではないかと、こういう何でございますが、私今まで承知しておりまするところでは、いろいろな建設関係のあらゆる材料が非常に多くあつたわけでありますが、これは当初日本政府に対して二万戸の住宅を建設せしむるというような案があつたようであります。
なお本年度からは、それまで大蔵大臣所管でありました終戰処理費及び解除物件処理費並びに特別收入でありまする終戰処理收入、及び解除物件処理收入が内閣総理大臣所管となりましたことにつきまして、当庁はそれらの所管大臣としての業務、即ち予算管理事務をも行なつております。御参考のために、終戰処理費及び解除物件処理費の本年度予算額をお示しいたしますならば、お手許にお配り申上げました第一表の通りであります。
○田中一君 それから解除物件の入札の件ですが、御説明のように解除物件は、調達庁が独自で調達したもの、或いは向うの要求で調達したものが不要になつて拂下げする。それから調達庁が向うの大体の計画を知つて事前に調達した。こういう二色あるという御説明ですか、今の御説明は……。
その他、曾つては留用者で、国民政府軍のときには留用者であつたけれども、それが解除されて自活をしておつたというかたがたもございまして、多種多様でございますが、こうしたかたがたは、主として一番多いのは、パナマ船で帰つて来ております。英国船、米国船も一、二ございますけれども、主としてこのパナマ船によつております。
なお国家警察におきましては、二十八日午後四時一応警戒態勢を解除いたしたのでありますが、自治警察当局におきましては、引続き今日も警戒を続行いたしておる、かような情報を受けていることを御報告申し上げます。
○吉田国務大臣 解除の方法については、少くともこれまでの審査委員会はすでに解散いたしました。将来どうするかについてはいまだ考えがきまつておりませんが、何らかの方法によつて解決したいと思います。
○吉田国務大臣 二万余りというのは審査を申請した数であつて、全体から申すと、二十万人のうち一万幾らが解除になつたのですから、少くとも十八万以上はまだ追放されておるのであります。でありますから、なるべく適当な時期を見はからつて——というのは客観情勢などもあります。適当な時期をはかつて追放解除の交渉をいたしたいと思います。
○中曽根委員 その次に、追放解除の問題について伺いますが、先般総理大臣その他の努力によりまして、一万人の解除があつたことは御同慶にたえないところであります。しかしいまだ二万数千人という人が追放解除になつておらないのでありますが、それにはやや公平を失して、解除になつておらない向きが多分にあると思うのであります。
この際放出解除見込みをもしおわかりになるならば——これはむりでありますから、おわかりにならなければ、おわかりにならないでけつこうでありますが、ただこういう額だけ掲げられておりまして、少しも効用を発揮しない資金を掲げられておりますと、政府及び国会等が常に無為無策の中に眠つているように考えられまして、はなはだ心外であります。
第三点は條約前に禁止され、または制限されていた事項が、條約で積極的に許される場合は問題はないと思いますけれども、條約で特に禁止もせず、さりとて解除もせず、全然これに触れなかつたときはどうなるか。この場合禁止または制限の解除という解釈を下してよいかどうか。
今度は單なる職を解除するというひとつの行政処分の罰則をしたというけれども、それは労働者の気持がわからない。労働者は一箇月監獄に行くよりも、何年か勤めて首を切られる方がつらい。それで緩和した緩和したといつておる。罰則できのう同僚かしも尋ねられたように、裁判中は首を切られないのです。それでやつたといえばすぐ首を切られる。
然るに吉田総理は全国民の平和への熱望を蹂躪し、ポツダム宣言、極東委員会の対日政策及び日本国憲法の根本精神に違反し、国連協力を名として、軍事基地の提供、軍需工場の増設、海陸軍需品の輸送、警察予備隊の設置、職業軍人の追放解除、その他あらゆる措置をとりつつある事実は、衆議院における我が党の代表質問においてすでに明らかにされたところであります。
解除物件処理費の増加、これは解除物件の処理が遅延いたしました関係上保管料等の歳出の増加であります。 それから廃止共済組合給付費等補助、これは、旧令による共済組合の年金給付を現行のものとの権衡を考慮して、一月から改定する経費であります。 学校病院運営費の増加、これは患者費の増加であります。
次に、歳入予算補正の内訳といたしましては、租税及印紙收入の自然増加六十八億六千二百万円、病院收入の増加二億三千五百余万円、終戰処理收入の増加九十二億二千三百余万円、解除物件処理收入の増加五億九千三百余万円、その他雑收入の増加六億二千六百余万円、合計百七十五億四千百余万円を増加計上いたしましたが、高級たばこの売行不振等による專売益金の減少七十九億七千四百余万円、所得税を中心とし、酒税、物品税等について
ところが経済安定に伴いまして、統制物資も逐次解除せられました関係上、そういう終戰後の異常な旅客の要素が特に減つて参つた。こういうような二つの関係が大きく響きまして、そのほかいろいろな原因もございましようけれども、たとえばバスとかその他の自動車運送が、なかなか活発になつて来たというようなこともあろうかと思います。
これは一面には遠距離貨物がトラツク等に転移しておる、また海運貨物が予想通り海運に転移いたしておらないという点もあるかと思うのでありますが、そのほかいわゆる統制経済が逐次解除せられました結果、相当自由な取引となつて、いろいろ遠距離から遠距離に物が動くということもあるかと思いますが、非常に輸送距離が延びておるのでございまして、二百三十六・六キロ程度の予想でございます。
その理由としましては、従来搬出積出用地、引込線用地、又は索道鉄柱その他必要施設用地等に不当な対価を要求され、ために事業の遂行が妨げられ、又は既設積出用地の賃貸契約を解除され、事業経営が脅やかされた等の事例が少くなかつたのであります。第三、採石料に関し土地所有者から不当な価格が要求され、事業の安定が脅やかされることを防止し、公正且つ健全なる経営と企業の安定を図る必要があります。
ただ将来ある程度まで統制の解除が、このごろ考えられておりますように進行をいたしますると同時に、また国際価格へのさや寄せ等によつて価格の安定──安定と申しまするか、この統制方式から米麦の価格がはずされるということになりますれば、早場米奨励金というものの意味は相当かわつて参ると思うのであります。
○横尾国務大臣 この法令が出まして直後のマーカツト会談のときに、ケネデイ氏に、こういう法令が出たので、これが実行は近日のうちにできると思うから、今まで押えられておる見返り資金を早く解除して出していただきたいということを要望いたしました。そのときにこちらから申しましたのが見返り資金を早期に出すこと、それから自己資金で施設の拡張——改良もありましたけれども、これもとめられておりました。
自由経済の方式は、これは非常に能率的な生産の方式であるからこれをとるのだ、そのために統制を解除もしくは緩和して行くのだ、こういうことをお考えじやないかと私は思います。しかし統制を解除されまして、またすぐ統制をする、統制をしたものをまたすぐ解除するということは、その間に操作の上に非常な混乱を招きます。そこで、さようなことを絶えず繰返されて迷惑するのは国民であります。
その第一点は、政府は食糧の統制を解除、もしくは緩和をして行くと言われるのでありますが、これは自由党の政策が自由資本主義の経済政策をとるのであるから、それで統制を解除もしくは緩和して行くと言われるのであるか、それとも生産が増強されて、食糧の供給が十分になつて来たから、統制を解除されるというのか、その点をはつきりしていただきたいと思います。
特に米価の方は大体価格の見当はついて来るのですか、雑穀については、この統制解除という線が相当浮び上つておるために、主産地である北海道等では、雑穀の供出を農家が非常に見合わせる。統制解除という先を見て手控えるというような傾向が、最近出て来ておるのである。
次に歳入予算補正の内訳といたしましては、租税及び印紙收入の自然増加六十八億六千二百万円、病院收入の増加二億三千五百余万円、終戦処理收入の増加九十二億二千三百余万円、解除物件処理收入の増加五億九千三百余万円、その他雑収入の増加六億二千六百余万円、合計百七十五億四千百余万円を増加計上いたしましたが、高級タバコの売れ行き不振等による専売益金の減少七十九億七千四百余万円、所得税を中心とし、酒税、物品税等について
一万有余名の人々が追放解除になられ、おのおの各界に復帰活躍されることは御同慶の至りにたえません。聞くところによると訴願委員会は解散されたやに承るのでありまするが、まだ追放解除の機会を望んでいる人々がたくさんあるのであります。今回解除になつた人と同等か、それ以下の人たちもまだたくさんおられるように思うのであります。
(拍手) また追放解除につきましては、なるべく今後においても追放解除をいたしたいと考えております。この措置については政府としては努力を拂いますが、しかし訴願委員会はすでに廃止いたしましたので、訴願委員会にあらざる他の方法で、できるだけ盡力いたしたいと思います。 また私に対する箱根問題云々についての御忠告は承つておきます。 〔国務大臣大橋武夫君登壇〕