1947-08-22 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
大きな人類愛的観点に立ちまして、この條文を主張しました私たちは、今これが委員会において決定されようとするときに、感慨無量の感を抱きます。私は本案が速やかに衆議院を通過し、また参議院においてもこれが無修正で通過することを心より祈りまして、賛意を表明したいと思います。
大きな人類愛的観点に立ちまして、この條文を主張しました私たちは、今これが委員会において決定されようとするときに、感慨無量の感を抱きます。私は本案が速やかに衆議院を通過し、また参議院においてもこれが無修正で通過することを心より祈りまして、賛意を表明したいと思います。
それで御承知のように、労働基準法におきましては十八歳を以て一つの……日本人のあらゆる社会的な條件、或いは生理的な條件、その他の観点から十八歳というものを一つの保護年齢と申しますか、十八歳以下の労働少年につきましては詳細な保護規定を設けておるのであります。いろいろ研究いたしました結果、やはり十八歳以下というものがあらゆる観点から保護を要する。
そんなような観点から來るならば、その観点で立法するということにして、恒久的性質を持つておるものであれば、その点は後日にして、私の結論を申せば、ここに十二條の改正などに一ケ年を二ケ年にするというようなことがありますから、そういうようなことだけにして置いて宜いのじやないか。或いは第七條の六ケ月を一ケ年にする。
從いまして地方行政も、同じその観点においてこれを論じてみたいと私は考えます。しからば、今日の地方制度においてどのような点がいけないのであるか、そのいけない部分を拾ひ上げて申し上げてみます。 私は、現在の地方制度においては二つの欠点のあることを考えております。一つは、地方議会における彈劾及び解散の制度であります。もう一つは、地方自治体における地方分権の不徹底であります。
そういう場合において、名譽毀損罪の告訴をいたしましても、その審理が選挙後になつて何等效果を得ないということがあるのでありまして、そういう観点から私は「候補者ニ関スル事実ニ係ル」、こういうことを抹殺したいのでありますが、その点につきまして、選挙についても多年の経驗があり、又在野法曹としての権威者であるところの大臣に、この点に関することをお伺いしたいのであります。
又考えなければなりませんが、その意味において社会事業が運営されて行くならば、今日のようなやはり思想的ないろいろな欠陥が出て來るのでありまして、やはり近く行わんとする國民助け合運動とかいつたような、まあ昔は社会全体主義とかいつて、これにもいろいろな議論がありますが、助け合つて行く、片山首相の言われまする高度なる人道主義、これらの立つて行く観点からいたしまするならば、無論金を持つておる人は金を出すべし、
かような観点からいたしまして、むしろ一般の行刑と切り離しまして、少年行刑法というものを制定してはどうだろうかということまで議題に上つております。できまする改正法が如何樣になりますかは別といたしまして、私共といたしましては、青少年の收容者の教化につきましては、格別の注意を拂つて行きたいと考えております。
その平等という意味が、受ける側において、名誉権を尊重される観点からしても同様でなければならないと思うのであります。ところが三項によると、その名誉権がないことになるのであります。他の目的を達するために、又他の権利を失うということもどうかと思うのであります。この点をよく御了承を願いたいと思うのであります。
○証人(安藤畫一君) これはどうしても、潔いにしても血にしても、どういうことを純というかを医学的の観点から言いますと、純ということは何処までも、先程から何度も申しましたように、許された夫婦間においてのものばかりを純と申します。それ以外を不純と申します。
またそうでない方方は、他の観点から議論があるに相違ないが、三派連立内閣だから三派の人が自主的に政府をして実行せしめようというのがわれわれの態度である。議会で勝手ほうだいなことをして、議会を通じて政府にやらすことは、政党内閣においては簡單に通らない。
かようにして、輸入食糧の効率的な使用に万遺憾なきを期し、連合國の好意にこたえ、遅配・欠配の即時解消をなすとともに、以上申し上げましたような観点に立つて、私たちは恆久的なる食糧対策の確立をしなければならぬと思います。以上、簡單に所見を申し述べまして、本決議案に賛成するものであります。(拍手)
げましたような点で、我が國の象徴、國民統合の象徴であらせられる天皇には、その國民を象徴しておられます関係上、國民を処罰するというようなことは考えられないという考に立ちましたので、そこで一應は只今お尋ねのように、天皇の一番近親の、例えば今御指摘になりました皇族会議の議長というようなものに告訴権を行使させた方がよいのじやないかということを一應考えて見たのでございましたけれども、併しそれでは余りに先程申上げました観点
言論の自由が何でも自由であるという意味に履き違うことが、國民に確かにあるのでありまして、お互いに人格を尊重することである、こういう観点からいたしますと、これは廃止の必要がないのじやないか、殊にこの刑罰は拘留、科料という極めて軽い刑罰になつております。
かようなものにつきましては刑罰を以つて処するということは妥当でないと一應こういう観点に立ちまして、やはりもう少し法律の規定に緩やかにして置きまして、感情の発露に任せた自由な言動というものを、暫くそのままにして置いて、これを社会の文化と慣習とによりまして洗練さして行くということも考えられるのではないか、そういうような観点から侮辱罪を廃止することにいたしたのでございます。
今次水災の善後対策について、各種の要望を総合要約すれば、大體において次の四点でありまするが、この問題についてはすでに松浦君よりもいろいろな観点から御説明があつたのでありまするが、あらためて私の宮城縣及び岩手縣において、推理し得られたところの範囲におきまして、述べてみようと思います。 水害対策事業費財源措置についてというのが、まず第一であります。
私のこのような見方は、一方的な見解であると思いますが、個人の尊嚴と、男女の本質的平等の観点より、私は姦通罪の廃止に賛意を表する者であります。 吾人が個人の尊嚴、権利を主張するからには、当然自己の義務、責任を果すということは誰しも知つていることと思います。姦通におきましては、その行つた両人と、その第三者に罪があると思います。
次に調査方法としましては、右の地域において職業、年齢、学識、経済状態等の諸観点から、更に調査すべき單位を私方において選拔いたしまして、主として戸別訪問の形により、又駅頭、街頭、公共團体等における面接により意見の調査を行いました。 次にその結果について簡單に申上げます。調査人員九十一名、うち廃止可二十一、否六十三、全くの無関心七。次に性別内訳、男が四十二名、うち可一六否が二十六。
こういう観点から言えば、私は決して異論はないのであります。ただ併しこういう観点というものからすれば異論はないが、一方又は別の方面からも、この問題を考えて見ることができる。
併しこれは一時の風潮でなしに、一つ眞面目に國民の道義という観点に立つて考えて頂きたい。のみならず全廃するという心理の中には、私は男の我儘があると思うのです。
なお、さきにも申しましたように、現在政府が出されんと傳えられますところの農業生産調整法の問題でありますが、われわれはあらゆる観点から見まして、社会党の内閣になりましてからも、なお官僚統制が強化されつつある現状を見まして、農業生産調整法に対しましては、嚴に警戒をし、また檢討し、ほんとうに民主的に納得できるような供出方法を討議すべきであるということを痛感するものであります。
官僚價格でもつて臨まれてきたのでありますが、この價格は、將來自主的價格と申しますか、よほど農村の希望、農村側の公正なる観点から見ましたところの意見を採用した價格をもつて臨まなければならないと思うのであります。しかも、その價格につきましても、早期決定が必要だと思うのであります。
○政府委員(國宗榮君) 傷害の罪に関しまして、憲法の趣旨から申しまして暴力否定の観点から、暴行罪、脅迫罪等の刑を加重いたしましたが、この「皇室ニ對スル罪」の七十三條の危害を加える中には、御説の通りやはり傷害も含んでおるのでありまして、從いまして、天皇に対しまする傷害の罪が発生いたしました場合は、二百四條によつて処断をすることに相成ります。
ほんとの話が隠匿物資で仲よくしているだけで、質問では共産党は共産党の観点から質問しよう、農民党は農民党の観点から質問しようというのです。それを共産党も農民党も質問を一緒にしたらどうかというのは残酷もはなはだしい。それは自由討議の本質に予盾するものだと思う。
弱体化するものであると思われるが、政府はこの点についてどのように思われるか、こういう質問に対しまして政府は、労働行政の一元化はもとより理想であつて、本法案においてもできるだけこれが実現に努めたのであるが、船員労働については、從來の沿革と船員労働の特殊性、すなわち船舶の航行安全、規律と船員労働とは一体不可分であり、海運行政全般を所管する運輸省において所管することが、少くとも過渡的には適当であるという観点
におきましてできないことになつておりますので、かようなことでは社会の正義の通念にも反しまするし、治安の維持にも惡影響を及ぼし、もともと連続犯の対象となるのは、数行爲でありまして、本來それぞれ独立して一罪を構成すべきものでありますから、これを立法上どの程度処断上の一罪とするかということを考えた結果そのことは一應便宜の問題ではないか、かように考えまして、今日の治安維持の関係、処罰に社会正義を顯現するというような観点
○佐瀬委員 私は百五條と二百四十四條とではその思想的根據、法理的構成を異にするものであるという観点に立つているのであります。両者同一であるとするならば、ただいま政府委員の御説明もまたごもつともであろうと考えるのであります。しかして私はさきにも百五條は倫理の上に支えられた制度であると申し上げました。