1947-08-06 第1回国会 参議院 決算委員会決算審査方針に関する小委員会 第2号
又一事件のみでなく例えば補助金の出し方が全体的に放漫であるとか、或いは或る行政官廳の経理の状況が全体的に嚴正でないというような観点からの問題の進め方も、國会の決算委員会としては考慮する必要があるのじやないか。
又一事件のみでなく例えば補助金の出し方が全体的に放漫であるとか、或いは或る行政官廳の経理の状況が全体的に嚴正でないというような観点からの問題の進め方も、國会の決算委員会としては考慮する必要があるのじやないか。
そうした重要観点から見まして政府は百三十二ケ所の藥剤師のいない不完全極まるところの保健所に藥剤師を置いて完全なものにして頂きたいということと、百三十二ケ所の医師が一人しかいない保健所に二人を最小限度採用して頂きたいのであります。そうして完璧を期して頂きたいのであります。御承知の通り、この保健所は警察医師を指導するという大きな看板を掲げておるのでありますが、警察の数は幾つあるのか御承知でしようか。
以上のような観点から、この際私は蔬菜のマル公をできるだけ早く撤廃を図るならば、新鮮な野菜を國民に豊富に且つ速やかに低廉に供給し得ることと主張いたす次第であります。
(拍手)この点において、輸送ということが直ちに生産と結び付いておるものであるというこの観点から、資産を奨励するならば同時に輸送面も強化しなければならない。かように私は主張いたします。勿論農薬品或いは生産資材においては重点的にこれを配給しなければなりません。 最後に私は現在の日本の実情から見まして、あらゆる面から考えて見まして、産業が正に非常な変貌を來しておる。
それからまあ只今申上げましたこともその一つでありましようが、從來は書面審査であつて、決算というものは書面審査という観点でありますが、今後は会計檢査院も呼び得るのみならず、場合によつては証人として当該出納官吏とか一般國民とか、そういう人を遠慮なく委員会に呼ぶことができ、そこで事件の眞相を糾明することができますのみならず委員会が調査のために必要があるときには、委員会として外部に出張なさつて、そこで調査なさることもできる
ただ御指摘になりました侮辱の規定を削除いたしました点につきましては、これは私共甚だ考えなければならん点と思つておるのでございまして、天皇のみならず、只今のお話になりました國交に関する罪の九十條、九十一條を、第一章削除の関係で、國際関係の保護におきまして他の一般の規定を加重することによりまして、國交に関する罪につきましても十分な保護ができ得るという観点から九十條、九十一條を削除いたしましたが、これも外國
そういう観点からいたしますと、そういうような事態は現実には考えられないぢやないかというような点から現行法に規定されなかつたのではないかと存じております。併しながら御指摘の点は非常に重大な点と私は考えております。いわゆる私戰罪、私の戰いの罪というものにつきましては、研究いたしました上御答弁いたしたいと存じます。
併しその新憲法の精神に即して、どういうふうな基本的観点から改正すべきかということになりますると、人によつて所見を異にいたしまして、相当議論が分れるところであろうと思うのでありますが、今まだ具体的に刑法改正委員会というようなものを拵えたわけではありません。
○政府委員(長沼弘毅君) これは終戰処理費の、詰り進駐軍関係の工事費の節約という観点からいたしまして、國庫財務に関することは大藏大臣の所管になつております。從つて主として大藏大臣、又その委任を受けた官吏が檢査管理をすることになつております。
従つてその施行しておりまする警察事務の中で、比較的国家全般的な観点といいますか、色彩の薄いもの、地方的な特性の強いもののことを、おそらく地方警察というような言葉を使つておつたのではないかと思うのでありまして、厳密な意味におきましては、日本には今日まで地方警察というものはなかつたのであつて、全部これは国家警察であつた。かように考えておるのであります。
○久山政府委員 公安庁をつくります場合に、ただいまいろいろ御発言がありましたように、現在におきまする消防の改革と申しますか、充実と申しますか、そういう観点からどうしてもこの際警保局の中にはいつておりましたのでは、率直に申しまして、常に消防というものが、やはり警察の下積みになると申しますか、一般警察の方にどうしても重点がはいるのでありまして、この際どうしても消防というものを別個に警保局から離し、警察から
(拍手)この観点より見ますときに、平野さんはいろいろな議論を食糧問題の自由討議において聴かれておるようでございますが、たとい反対党の声なりといえども、おのれのイデオロギーにとらわれることなく、またおのが党の政策にこだわることなく、虚心坦懐、その食糧行政の上に具現すべきであろうと思うのでございます。かくしてこそ初めて名農林大臣平野力三氏の面目躍如たるものがあると信ずるものでございます。
私は、わが國のあらゆる食糧資源の基礎の上に立ち、より廣い視野から食糧危機突破の総合対策を樹立すべきであると確信いたすのでありまして、かかる観点から、水産食糧の緊急増産と、これが主食繰入れによる総合食糧配給制度の確立を提案いたしたいのであります。
しかも、陸稻のごとく天候によつて左右せられるものにあらずして、その收穫がきわめて安全であつて、ただいま申しますように増收の余地がきわめて多いという観点からこれを申しあげる。 統計によりますと、昭和二十年における收穫は七億五千万貫と拜承しております。
從いまして私は、ただいま各議員の方々からお述べになりました点について、いささか私どもの意見を開陳し、また論旨を進めていく間には、いささか観点の違う点があるかとも存じまするが、その点については、皆さんから後刻御叱正を願いたいと存ずるのであります。また私は、さらに二、三の私の愚見も申し上げてみたいと存じております。
從つて精農の諸君は、精出して働いても、その收穫の大半は供出にもつていかれてしまうというような観点よりいたしまして、その生産意欲は大きく阻まれていつたということは、爭うべからざる事実であろうと思うのであります。これが増産意欲を阻害するとろのきわめて大きな欠陷であると言えると思うのであります。從つて私どもは、その根本的な問題に対して解答していかなければならないと思うのであります。
○木村榮君 今日食糧問題が日本の民族の死活の問題であるという観点から、たくさんの議員の方から御高見を拜聽したわけでございますが、しかしながら、そういう観点からいきますと、平野農林大臣から、ただいたずらに政府だけを攻撃してもらつては困るといつたふうな御意見を承つたのでございますけれども、日本の民族の死活の問題であるということになれば、当然現政府の食糧対策といつたものに対して、われいろ議員としましても、
供出問題だけでもいろいろ問題があろうかと思う、食糧管理の問題、配給の問題、いろいろと違つた観点から、それぞれ論議される部面があると思います。
これは賠償責任の成立條件及びその範囲にも関連する問題ではありますが、ただいまは賠償責任の原理と立証責任の問題に観点をおいて、かような責任に基いて第一條を見直す必要があるのではないかということを申し上げ、なおこれに対する政府委員の御答弁があれば幸いであります。
それらの観点から政府も若干の法律はこれを準備することが必要である。同時に議会に御審議を願うということが当然の順序になつてくると思うのであります。憲法七十二条に「議案」と書いてありまするのは、そういう意味において法律案も含むのである。
この観点から、現内閣の責任者に、七つの点をお尋ねします。食塩の重要性を認めるかどうか。將來塩田を持続せしめるかどうか。もし塩田を持続せしめるとすれば、廃止塩田にならぬように、石炭の配給を増すかどうか。石炭配給がどうしても不可能とすれば、最低の作業を維持しなければならぬが、その維持費を政府が補償するか否か。この期間中に、機械製塩に轉向する意思があるかないか。
これにつきましては、私どもとしては、もちろん食糧の観点からいたしましても、工業原料の観点からいたしましても、この塩というものは、きわめて喫緊なものであるということを認めております。 第二点といたしましては、もしこの塩の重要性を認めまして、塩田を持続するとすれば、それに対する石炭の配給が必要であるが、これに対する政府の所見いかん、こういう点であります。
從いまして只今政務次官からお話の如く、この國民貯蓄組合というものが、戰時中の如く官製的なものでなく、その地域或いは職域におきまする盛り上るものを、貯蓄意欲ということから出発されるものでありまして、さような線の貯蓄ということができるようになりますれば、これは國民貯蓄生活、それから又國民耐乏生活、かような観点から見まして、稗益するところが極めて多かろうと見ておるのであります。
これらの観点に立つて、御当局としては特に生活協同組合法が上程された場合に、預金の受入業務をどうするかというような、その態度をあらかじめ御鮮明願いたい、かように考えます。以上二点についてお伺ひします。
その数字がここに載つておらぬというようなことでありますが、これはただいまの國家資金計画は、各金融機関別に計画を立てておるのでありまして、貯蓄組合はその預金を斡旋するというような観点から、その金融機関への預入れを斡旋するという立場にあるのであります。これを資金計画に計上はいたしておらないのでありますが、その斡旋の力に対しては大なる期待をもつておるのであります。
(拍手)(「そうだそうだ」と呼ぶ者あり)その観点に立ちますれば先ほどいいました生産意欲を振起し、生産絶対量を増大いたしますところの施策が講ぜられなければうそであります。決して統制を廃止しろとは私はいつておるのでないことは皆さんの勿論御承知の通り、統制を統制として貫く。要するに割当をやりまして、その割当は生産の諸條件を考えまして無理ない割当をいたすのであります。
○國務大臣(平野力三君) 只今七名の方々より種々なる観点から非常に参考になる意見を拜聴いたしましたることは、誠に結構なことであると考えております。この際農林大臣といたしまして一言申上げた方がその立場上当然であると考えまして、発言の許可を得た次第であります。
どうぞ各位におかれましても、今の税務官吏に対しては重要なものであるということの観点からいたしまして、十分御同情ある御協力をいただきたいと思います。先般も御承知のように神奈川縣の間税課長の端山豐藏君は、忠実に職務執行中不幸不慮の死を遂げられました。これに対しましても一般から非常な御同情を賜わりましたが、その死を無にしないために、非常な決意をもつておる次第であります。
私はかような観点におきまして、現在の経営権を否定するような機構には承服できないのであります。又政府の経営に移せば、必ず増産どころではない。能率が下つて減産に相成る。私はこの例といたしまして、運輸省で経営しておりまする九州の志免の炭鉱、その隣接の三菱経営の勝田の炭鉱の例を皆樣に申上げたいのであります。
そこで私はこの観点から是非明らかにして置かねばならないことがあります。 その第一点は、インフレ下における賃金の騰貴は、物價騰貴の原因であるか結果であるかどうか、この点我が國の実際についてみますると、本年一月において公定價格は事変前の十八倍、闇價格は同じく事変前の約百倍になつております。これに対しまして賃金は事変前の約十五倍になつております。
物價が上つてくるとなるとそのはね返りが來ますから、又賃金が上つて來るということで、どこまで行つてもそこに果てしがないことになつて來ますので、結局この勤労者たちの要求するところは実質賃金‥‥名目貨幣賃金ではなくて、その貨幣賃金によつて購ない得るところの物資というものが正規のルートに入つてきて、生活の内容というものがそこに確立されて來るという点にあることを考えまして、我々としてはそういう観点を採つて、物價
從いまして、われわれはこういう観点から配給秩序を確立いたしまして、あらゆる手を使つて、やみを撲滅して、生活の内容というものが、ゆたかになるようにしていこう、ここに賃金の実質的安定を求めて、物價と賃金とを同時的に決定した物價水準というものを維持していこう、こう考えておる次第であります。
他の一つは、地方公共團体、特に府縣知事が、一般住民により公選され、その補助職員の身分が、官吏より公吏に切りかえられましたために、府縣の性格がまつたく完全の自治体として規律せらるるに伴いまして、從來府縣知事が國の行政機関として処理すべき各般の委任された國家事務が、今後各府縣本位の観点のみに終始してこれを運用すると云うような傾向が、えて生じやすいのでありまして、中央官廳が、地方廳の職員に対して何等権限を
○政府委員(田中源三郎君)(続) 御質問の点はごもつともと存じますが、今回の鉄道運賃の改正の問題は、新物價体制の策定の総合的観点に立ちまして設定せられましたものでありまして、單に鉄道のみこれを切り離してなすこと能わざる事情にあることを、ご了承願いたいと存ずるのであります。(拍手)