1947-07-04 第1回国会 参議院 本会議 第11号
更に統制経済を進めます以上は、基礎資材その他統制をいたしまする物資につきまして、綜合的観点からもつと強い、もつと徹底した措置が必要であります。このためには配給ルートの確保が必要でありまするが、政府はこれにつきまして公團方式を採用いたしております。
更に統制経済を進めます以上は、基礎資材その他統制をいたしまする物資につきまして、綜合的観点からもつと強い、もつと徹底した措置が必要であります。このためには配給ルートの確保が必要でありまするが、政府はこれにつきまして公團方式を採用いたしております。
この観点に立ちまして、精神運動のあり方について一二お尋ねし、愚見も申述べたいと思うのであります。 新生活運動に、正直者が馬鹿を見た。だから見せないようにする。こういうことを伺うことができるのでありますが、誠に結構であります。だがもつと大きなものがあの中に忘れられておると思うのであります。どういう点によつて正直者が馬鹿を見ると言われたか。
そういう観点からいたしまして、取り敢えず内務省の廃止に伴いまする建設院設置、内閣でこれを統一いたしましてやつて行こう。こういう案の方が手取り早く具体的であろうということを考えておるものでありまするから、その意味において建設院の案で進んでおるのであります。御説の通り焦土となつておりまする都市を毎日我々が見まして誠に心打たれるのであります。
もとよりこの方法を断行する上におきましては、先ず第一に、それだけの食糧を果して農家が節約や経済上の観点から出してくれるかどうか。
(拍手) 更に以上の私の観点からいたしまするならば、國内における食糧の増産は今後國民が全力を挙げてしなければならん問題であると存ずるのでありますが、その條件として一つには價格の問題、農産物の價格が一般物價に比して低廉に失するということは、一般に認められているところであります。
なお、國民の食生活に関しましても、單に從來の米偏重のみの食生活ではなくして、あらゆる栄養上の観点から勘案いたしまして、國民栄養の問題も、政府といたしましては、十分に考えていきたいと思うのであります。以上、お答えいたしたいと思います。(拍手)
わが党は、立党以來この点を重視いたしまして、この敗戰の地上から、何としても憎惡と怨恨とを追放して、これを愛と協力との新しいヒューマニズムに変えなければならない、かような高い倫理的な観点から、祖國再建の熱意を結集しなければならないと、大きく主張してまいつたのであります。(拍手) 元來、思想は時代とともに動きますが、また時代を動かすものである。
私はこの観点から、次の数項の点に関し、政府の所信を質さんとするものであります。 第一にお伺いいたしたいのは、近く開催を予想されまする講和会議についてであります。
それでむしろそういう観点から、私個人的に提案したいのですがよろしゆうございましようか。
開拓の問題は、領土の狭くなつた今日、食糧問題と最も密接な関係があり、また現在における取扱いも、この観点から一元的に処理されている点に鑑み、原案が至当と思われる。