1948-06-30 第2回国会 参議院 議院運営委員会 第58号
継続審査要求書 一、審査事件 議院の運営に関する件 一、理 由 現下の多端な政情並びに複雑なる社会状勢下にあつては、國会閉会中といえども議院の運営に関し本委員会の活動が要請される場合が予想される。よつてこのような事態に際して参議院の機能を十全に発揮するため本委員会がいつでも活動し得る状態におく心要がある。 右本委員会の決議を経て、参議院規則第五十三條により要求する。
継続審査要求書 一、審査事件 議院の運営に関する件 一、理 由 現下の多端な政情並びに複雑なる社会状勢下にあつては、國会閉会中といえども議院の運営に関し本委員会の活動が要請される場合が予想される。よつてこのような事態に際して参議院の機能を十全に発揮するため本委員会がいつでも活動し得る状態におく心要がある。 右本委員会の決議を経て、参議院規則第五十三條により要求する。
その点は私もよく分るつもりでおりますが、この問題につきましては、資本主義的な考え方を持つておる人と、社会主義的な考え方を持つておる人によつて相当に意見の開きが起り得る問題じやないかと、かように考えます。ところがもう間もなく五日六日から閉会になるということになりますというと、会期も長く続いた今日のことでありまするから、議員の多数の人は長い間の私用も重なつておる。
申すまでもなく、戰後日本経済において水産業の占める比重は、著しく増大しており、又將來日本が國際國家の一員として、國際社会に加入する暁には、漁業の特殊性から鑑みて更にその重要性が加わつて來ると存じます。このために、我が國水産業の基礎を固め、將來の発展を期するため、濫獲を防ぎ資源の維持を図りながら、漁場を最高度に利用することが、我が國水産業の進むべき方向であります。
又現在人員の面においてこのダイヤを敢行する点について不足があるのか、労働強化になつておりはしないか、或いは又保安度が低下をしておるということは一般國民もこれは杞憂する問題で、不測の事故等が生じた場合においてはこれは相当社会的にも問題の起ることであるからして、この保安度の低下に対して当局としてはどういうような即ち考えを持つておるか、この点を質問いたします。
ところが御承知のごとく一方におきまして復興金融金庫を通しまする融資につきましては、單に経済的な観点のみならず、政治的、社会的諸般の関係からいたしまして、できるだけこれは圧縮することが最も望ましい。
また放送事業は、現在におきましては事実上日本放送協会がその経営を独占しておるのでありますが、日本放送協会の性格は單なる私的機関たる民法上の社團法人にすぎないのでありまして、このような機関をして社会生活のあらゆる部面に重大なる影響力をもつている放送事業を、法律的な根拠もなく事実上独占せしめておくことは、これまた新憲法の精神に副わないのでありまして、この際日本放送協会の性格を公的な機関に改組して、國民全般
從いまして、思想、言論、そのものは自由でありましても、それを宣傳いたしまする結果というものが、社会公共に非常な混乱を來し、不安を來すというようなことも予見しなければならぬと考えるのであります。
○高橋(長)委員 國家の安寧秩序を保持するには、國民の功績刑罰というものが正しくはつきりとする社会でなければならぬと思います。敗戰後わが國は今日まで罰する面だけでありましたので、國民の生活に何となく希望がもてなく、すべての面におきまして活発明朗性が欠如しておつたのを見ますのも、一つはここに基因しておる点があるのではないかと考えられます。
○岡野説明員 第一部の分け方が一番御疑問が多いことかと存ずるのでありますが、たとえば東京大学のごとき、文学部を例にとつて申し上げますと、從來は教育学、社会学、心理学、西洋歴史学、東洋史学、倫理学、宗教学と細分しておつたわけであります。
文学の方にも國文学、英文学、イタリヤ文学、いろいろおつしやいましたが、哲学の、たとえば社会学なら社会学だけ、心理学なら心理学だけ、教育学だけをとつてみても、東洋のものを研究する、あるいは西洋のものを研究する、いろいろあるじやないかと思うのですが、この点について、もう少し詳しく説明していただきたいと思います。
その他更に民生委員は廣い分野に亘つて、共同社会の福祉増進に関する巷のいろいろな世話役といたしまして、種々なる奉仕活動をしているのでありまして、その職分は現下の社会情勢の下におきましては、ますます重要の度を加え、國民生活保持と密接不可分の関係を有するに至つたのであります。ここに本法によりまして、民生委員制度を法的に確立せんとするのが本案提出の理由であります。
○塚本重藏君 只今議題になりました社会保險診療報酬支拂基金法案につきまして厚生委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。
○副議長(松本治一郎君) 日程第二、社会保險診療報酬支拂基金法案(内閣提出)を議題といたします。先ず委員長の報告を求めます。厚生委員長塚本重藏君。 〔塚本重藏君登壇、拍手〕
かくて、昨夜討議に入り、民主自由党を代表して石原登君、第一議員倶楽部の堀江實藏君、社会革新党の本藤恒松君、農民党の河口陽一君より、それぞれ反対意見の開陳があり、社会党の中崎敏君、民主党の梅林時雄君等より賛成意見が述べられ、採決の結果、多数をもつて原案を可決いたした次第でございます。
このままに放置しますれば恐るべき食糧の危機と社会不安を招來することと私は考えるのであります。私はこの際、時に農林大臣、安本長官、大藏大臣に、三、四点についてお尋ねしたいと思うのであります。 その一つは、政府は旱魃應急施設に対する國庫補助金を、公共事業費の予備金をもつて即時交付していただきたいと思うのであります。この点に対して御答弁をお願いする次第であります。
(拍手) 日本再建の困難なる民族的事業を達成するためには、外に対しては軍國主義の残滓を一掃し、平和と自由の國内体制を確立し、内に対しては政治上、経済上、社会上の犠牲の平等負担が具体的に実現されなければならないと思うのであります。國の公約は、ひとり公債にのみ行われたのではありません。
若しこういうような暴力的な價格が政府の手によつて行われるということになり、而も今までの日本の社会的通念からいたしまして、「たばこ」の値段は日傭労務者の賃金或いはその他の第二次、第三次的な消費財の闇價格に直接的な影響を及ぼすことは國民の等しく知つておるところでありまして、そういう意味から申しましても、この値上が極めて不合理性を持つているということを言わざるを得ないと思うのであります。
このため現在行われております法律が存在して適用を除外されるもののほかは、いかなる社会公益的性格をもつところの企業形態のものであつても、存立不可能というようなことになつてしまいますし、また戰後各地方に生れつつある多数のこの種類の健全なる民主的協同経営事業は、いずれも解体または改編のやむなき運命となりまして、全國の産業界は実に重大な影響を免れないと考えられるのであります。
お話の通りでございまして、法のない社会、もしくは法が存在してもそれを適用する必要のない状態にしなければならぬということは、私も同樣に理想といたすべきものだと考えておるのでありまして、希わくばそういう社会の実現を切に望んでおる次第でありまする。
○藤原委員 漁業協同組合法制定促進の請願、本請願の要旨は、働く漁民には、その協同組織による漁業生産力の増進及び漁民の経済的社会的地位の向上をはかる機関を設けることが現在最も急務とされている、ついては漁業協同組合法の制定を促進されたいというのである。
○政府委員(片柳眞吉君) 御質問の第一点の雜穀という定義が、はつきりせんことが立法技術として適当でないという御意見ですが、さような御意見もあろうかと思いますが、我々といたしましては食糧管理法で雜穀の定義をいたしておりまして、雜穀の考え方なり、解釈が現在ではすでに社会通念的にも、大体これが分つておるのじやないだろうか、かような建前から特に明細な種類分けを法律上いたさなかつたので、さような趣旨で我々は考
昔の行政執行法を利用したぐあいに利用せられますと、今の農民運動とかあるいは労働運動とかいうような社会運動は、ことごとくこの警察官吏によつて、この法律によつて弾圧されるおそれが十分あるのであります。彼らの主観によつて事を判断し、それによつて行動していくのでありまして、何ら高い基準の規範があつて、その規範に從つて行動するのではないのであります。
かようなことを考えてみますと、現在の警察官というものが威嚴を失墜しないで、十分に職務の執行ができるというためには、いろいろの法規を別段こしらえなくとも、現在の状況におきまして、あるいは刑事訴訟法なりあるいは刑法の認めた範囲、かような立場において行動して、そしてそれが社会正義にかない、かつまた社会の常識に適合しておりますれば、職務の執行に差支えなく、かつまたそれらの行為は賞讃されるであろうと考えているのであります
○横田政府委員 お話のごとく、通信事業におきましても、非常にこうした危局に遭遇いたしておりまして、これをどう打開していくかということにつきましては、まず前提条件といたしまして、今のインフレ期におけるこの事業というものはやりにくいという点で、根本的にインフレ問題の解決、一般経済、社会問題の解決ということが、一番大事なことであろうと思いますが、通信事業自身についても、お話のごとくなお努力をする面も多いと
○磯崎委員 ただいまの御報告で概略は拝承いたしましたが、現下の経済情勢ないし社会情勢から考えまして、どうぞきわめて迅速にその復興をはかられんことをお願いいたしておきます。
それから第三点といたしまして、国民健康保険は、生立ちから社会事業的色彩を帯びて進んでおりました関係上、政府の助成があつて初めて動いておつた。ところが政府の助成が国民健康保険創立当初のごとく出なかつたということであります。今日の国庫補助金は五億七千万円を算うるに至りましたけれども、今日国民健康保険組合が望んでおるほど、助成が出ないという点であろうと思います。
次に第七は、民生安定に必要な経費九千九百七十二万余円でありますが、終戦後の情勢の激変に伴いまして、速やかに各種の社会施策を実施することは、緊要なことと考えられますが、とりあえず各種社会事業施設の指導と、また社会事業に従事する者の素質の向上をはかるため、従来東京のみであつた社会事業学校を、本年度はさらに、大阪に一箇所増設いたします等の経費千六百五十五万円と、また約十三万人の民生委員は、社会福祉の増進にきわめて
第七は、社会教育の拡充に必要な経費であります。社会教育の拡充をはかるために、公民館の事業整備等、社会教育の施設に必要な経費二千五百七十三万円を社会教育局に計上したのであります。 第八は科学教育及び科学研究の振興に必要な経費であります。科学教育及び科学研究の振興をはかるために科学教育の施設に必要な経費及び科学の研究費として一億六千五百十八円を科学教育局に計上したのであります。
被害府縣の状況調査並びに救助対策連絡のため、昨二十八日午後十時四十五分上野発、社会予防兩局より係官を現地に急派せしめました。被害関係府縣知事に対しまして、應急救助の遺憾のないよう激励いたしますと共に、所要の指示を厚生次官より打電いたしました。特殊病院四ケ所、療養所二ケ所に対し、直ちに救護班を編成いたし罹災現地に派遣するよう電話で指示いたしました。
厚生省におきましては、昨夜ただちに次官、社会局長以下本省に参集いたしまして、情報を蒐集いたしますとともに、これが対策について協議し、とりあえず左の処置をとつたのであります。 まず厚生省に災害救助連絡室を急設いたしましたほか、次官を中心とした救助対策本部を設けまして、應急救助態勢を整備いたしました。
○榊原(亨)委員 第八條の五の社会保險診療報酬算定協議会というものは、この前私が御質問申上げたのでありますが、今度の協議会はどういう構成になさるおつもりでございますか。
○尾崎(末)委員 御説明によりまして、コストと社会政策的見地の二つから、こういう倍率がさめられたということはわかつたのでありますが、およそ社会政策的の見地から考えますれば、今の御答弁は半面の理由にはなりましようが、半面から考えますれば、三等も二等もほとんど変りがない。
○藪谷政府委員 尾崎さんの御指摘の通り、從來は二等は三等の二倍、一等のは三等の三倍でありましたが、その輸送コストと、また社会政策的な見地と、両方から勘案いたしまして、二等が三倍、一等が六倍にいたしたのでありまして、これまた現行通り今回の法律においても一應踏襲いたしたいと存じます。この倍率の修正につきましては、今後の社会情勢ともにらみ合わせ、かつ輸送力ともにらみ合わせまして今後考えたい。
功労章のごときは、暫く表彰をいたしませんから、社会事業の功労者、教育の功労者、いろいろなものを考えますると、全國数万というようなものが候補者になるだろうと思います。
○團伊能君 只今金子議員から御発言があつたところが、この勲章問題に関する一つの重要な点であり、又知らして頂きたいことであつて、又でき得べくんば、これをやはり成文化して頂いたらば、この問題は非常に社会としても納得が行くかと思います。
実業界でも、労働界でも、農業界でも、水産界でも、從つて若し政治界においての第一級の人が総理大臣であるとするならば、やはり総理大臣のところへは、この中の一番上の級のものが行くようになるだろうと思いますが、決して今までのように、総理大臣だけが貰う、そういう連中だけが貰うということもないようにするのが新らしい制度の狙いでありまして、あらゆる社会の職域のチヤンピオンに差上げる。
船員保健法は、昭和十四年四月制定後、数回にわたり改正の上、今日まで実施されてまいつたのでありますが、新情勢に即応するため、他の社会保険制度と同様に、船員労働者の福祉増進をはからんとするのが、政府の本改正案提出の理由であります。以下、そのおもなる点について申し上げます。
真に國家社会のため、あるいは司法権の確立のため、ひいては官界粛正のため、あるいは国民思想の高揚のため、法相はいかなる責任観念を本件に対してもつておられるかということを、私はお伺いしたいのであります。 かつては法相の部下でありました山口良忠判事は、やみ買いを一切しないということで法を守り、法を貫徹して、やみを一切拒否して配給生活により、遂に栄養失調で殉死しております。
わが日本は、社会主義化、赤化したる警察國家とならざるを得ないのである。(拍手)あたかもソ連の経済ゲー・べー・ウーに匹敵するものに、これなりといわなければならぬ。 諸君、戦時中、わが国の政治を軍部が掌握して、この大戦を巻き超し、わが国を大敗北させた。今日は官僚が日本の経済を牛耳つて、日本をして滅亡させんとしておることを知つておるか。