1949-04-21 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
從つて生活保護法の運用が十分に行われなければ、生活保護法による医療というもの、また從つて國立病院事業におけるところの医療を受けることが十分にできなくなるおそれを私は考えておるのであります。
從つて生活保護法の運用が十分に行われなければ、生活保護法による医療というもの、また從つて國立病院事業におけるところの医療を受けることが十分にできなくなるおそれを私は考えておるのであります。
それはこの國立病院特別会計法というものを原則的に認めるのでありますが、ただこの法案の修正を少しいたしたいと思うのであります。
○福田(昌)委員 私は社会党を代表いたしまして、この國立病院特別会計法案なるものは、現段階におきましては必要を認めないとするものでございます。今までの委員会におきまして、いろいろと質疑應答がございましたが、與党である民自党でさえも、この法律案に対しまして修正を申し込んでおられます。
國立病院がこの割引をいたしましたのはきわめて形式的な理由に基くのでございまして、社会保險の單價のきめ方は一般の開業医もそれを引受けてやるのである。税金な原價償却の必要のない公営機関においては一割引というのが適当であろうというだけの理由で一應割引をしたのでございます。
この國立病院の特別会計の対象になつておりますのは、現在國立病院だけでありまして、他の医療機関、たとえば結核療養所あるいは癩療養所、そういうものがこの中に含まれておらないのであります。この独立の特別会計に移るという理由の中に、たとえば藥をたくさん買い入れるようなことがあつたりするようなことの弊害を一、二あげられて、提案理由の内容とされておつたのであります。
○苅田委員 二十二年度に数十箇所の國立病院の廃止を公表したことがなかつたかどうか。それから大藏当局に対しましては、十三箇所の病院を指定いたしまして、これを廃止するというような通知を出したことがなかつたかどうかという二点をお聞いたします。
次に特別会計予算について申上げますと、これは地方配付税配付金特別会計外二十九の特別会計に関するものでありまして、そのうち米國対日援助見返資金特別会計及び國立病院特別会計は、本年度新たに設置することになりましたもので、又從來の金資金特別会計は貴金属特別会計と改め、貿易資金特別会計は廃止いたしまして新たに貿易特別会計を設置することに相成つております。
最後に厚生省所管については、國立病院が特別会計となることによつて、地方により採算の惡い病院などはどうなるかとの質疑に対し、國立病院は全体として特別会計になるのであつて、個々の病院について採算面などから廃止するようなことはないとの答弁があり、又國立病院の歳入を図るために、患者の治療費の徴收が苛酷になるようなことはないかとの質疑に対しては、現在の患者の中で社会保險被保險者、要生活保護者、その他病院において
————————————— 本日の会議に付した事件 参考人招致に関する件 國立病院特別会計法案(内閣提出第三八号)揮 発油税法案(内閣提出第五七号)酒税法等の一 部を改正する法律案(内閣提出第五九号) —————————————
それはただいま本委員会に付託されておりまする國立病院特別会計法の審議に関する問題でありまするが、法制委員会との連合審査会は大体本日をもつて終了することとし、なお本案に関しては種々問題がありますので、廣く一般の人々の意見を聽取した上で、審議を進めたいと存じます。それにつきましては、参考人を招致し、一般の意見を聽取いたしたいと存じますが、この点について御異議はありませんか。
そのうち主な事項は、檢察審査会法の施行に必要な経費、家庭裁判所の新設に必要な経費、初任警察官の訓練に必要な経費、徴税費の増加、教員共済施設費補助に必要な経費、大学附属病院の運営に必要な経費、震災應急救助に必要な経費、風水害應急救助に必要な経費、鼠族昆虫駆除実施に必要な経費、特殊藥品の配給確保に必要な経費、耕地面積調査に必要な経費、農業共済保險実施に必要な経費、農地改革に必要な経費、指定生産資材の割当事務
○山下義信君 次は、入寮者が病氣に罹つたときは、治療を受けまする病院若しくは医院というものは決まつておりますか。或いは入寮者の自由に、どこの医者にも見せるようにしておいでになりますか。どういうふうにしておりますか。
嘱託のお医者さん、若しくは病院がございます。
ただ実際上の問題としまして、特に母子寮に対して理解のある病院と、割合に夜中に應診するのをいやがる病院とがあります。
それから第三の原因は、これは実は今日では解消されたのでございますけれども、國立病院とか、あるいは國立療養所等における無料の取扱いというのが、一昨年の六月から廃止されたのであります。その結果、復員者のうちで國立病院とか、あるいは國立療養所で長期の療養をしておつた人々の相当な部分が、生活保護法による医療に移つて來た。
松島謙三並びに佐々木正一というこの二名の方が、精神病者でないのに精神病者だということで、松沢病院へ入れられた。この松島謙三というのは九年間、佐々木正一というのは三年間、全然精神病者でないものを精神病者だということで、松沢病院に入れられたのであります。松島君は、宮内大臣あて、家族制度の改革の上申書を提出するため宮内省に出向いたときに檢挙されて、そのまま精神病院に入れられた。
また公共土木事業費は、今回ははなはだしく節減せられておりまして、これは全國民が今年度におきましては非常な難澁をしなければならない、たとえば災害防止費におきましても、あるいは六・三制の建設費におきましても、その他構成関係の建設費におきましても、さしずめ今度問題になつております國立病院などのいろいろな建設資金につきましても非常な金詰りである、これをどうしてくれるか、こういう質問を政府に出します場合に、これまた
○委員外議員(櫻内辰郎君) かかつておりますのは、大藏省預金部特別会計外二特別会計の昭和二十四年度における歳入不足補てんのために一般会計からする繰入金に関する法律案、開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案、貴金属特別会計法案、それから米國対日援助見返資金特別会計法案、國立病院特別会計法案、貿易特別会計法案、これが今日審議する予定になつております。
その場合におきまして、公共的な設備例えば病院でございますとか、或いは兒童の中でも特別な兒童の施設といつたようなものは、社会情勢の如何に拘らずこれは必要な施設と思いますので、こういつたようなものは、相当計画性を持ちまして、專ら國並びに公の責任を以て施設すべきものと私は考えます。而してこれらの状態に準じまして、社会情勢の変遷に伴なつた、例えば近き一、二年間において非常に失業問題が多くなつて來る。
○井上なつゑ君 もう一つお伺いいたしますが、今度は子供と社会事業のことをお伺いしたいんでございますが、日本の現状におきまして、社会事業が、もうどなたもみんななさいますのでございますけれども、その割に効果を挙げ得ないということは、これまでの日本國民の教育の欠陷ではないかと思いますのでございますが、それであちらの、アメリカの御婦人なんかの子供さんを連れて病院なんかへ來られますのを見ていますと、これは私共北海道
現在の施設の状況はお手許に診療機関一覽社として差上げてございますが、合計いたしまして病院産院を含めて四十五ケ所、診療所が六十四ケ所、合計百九ケ所を全國の各府縣等に設けまして、それぞれ医療保護の仕事に当つているわけであります。詳しいことはこの一覽表によつて御覽願います。資料の第二といたしまして、昭和二十二年度における業績に一覽表を作つておきました。
○松谷委員 ただいま局長は國立病院としての本質に何らかわりはない、こう言われたのでありますが、一般会計によつておりましたところの國立病院行政のあり方、少くとも收入と支出の分離を原則といたしておりまするその病院のあり方と、今日の状態でも、いわゆる國立病院はその支出の約七〇%は確保しなければならないというような指示が先ごろ出まして、それからというものは、國立病院の実態というものはいくらかそこに変化があるということを
仰せのごとくこれは大体が旧陸海軍のあとの病院を使つたようなものが実は多いのでありまして、一方に偏しているような場合が多々あることと考えます。
病院が営利化するというお話もありましたが、一般会計でありましても、特別会計でありましても、國立病院の本質に変化があるということを前提といたしまして、私どもは会計の形をかえるというようなことを考えておるのではないのであります。特別会計に相なりましても、國立病院の本質である一般の國民に平等に、しかも適正な医療を與えるということはそのまま堅持して参るつもりでありますし、また参れるという考えでおります。
本委員会に付託になつておりまする國立病院特別会計法案に対しまして厚生委員会から、本委員会との間に連合委員会を開会をして貰いたいとお申出でがあるのであります。これに対しまして、連合委員会を開会することに御異議ございませんか。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○小川友三君 この案につきまして、この國立病院特別会計法案ですが、厚生委員会と連合委員会をやつている假があつて差支えないものでしようか、若し困るならば……今日、明日通らなくてもよろしいですか。
○堤委員 國立病院、ことに結核療養所の食事の問題について、ただいま御質問があつて、御返答があつたのでございますが、私は四、五日前に帰りましたときに、皆さん厚生省の方は御存じだろうと思いますが、滋賀縣の八幡のポリスさんの経営している療養所を視察したわけでございます。ところが今まで拝見いたしました中では、全國で一番ではなかろうかと思います。
それと現在國立病院のカテゴリーに属しておりますもののうちででき得る限り室床を結核病床に転換いたします。そうして約四千床余り、國立病院の一部分を結核病床として使用し得るはずであります。従つて医務局所管との國立病院と療養所とを合せまして、少くとも一万二千床は二十四年度に増床し得るという予算的の措置はできております。またそれに対する運営の予算も計上いたしております。
○苅田委員 ただいま國立病院の中の室床を今度は結核療養所の方に送るというお話でありますが、今まで聞いたところによりますと、從來の國立結核療養所あるいは病院などでは、空床がありながら患者が來ない。
また特別会計予算においては、地方配付税配付金特別会計ほか二十九の特別会計に関するものでありまして、そのうち米國対日援助見返資金特別会計及び國立病院の特別会計は、本年度新たに設置することと相なつておるものであります。
國といたしましても現在はこういう施設が極めて少いし、現在のいろいろの関係からいたしまして新しく建物を造るということが極めて困難な情勢である場合におきまして、一部におきまして例えば國立病院、國立療養所という方面で極めて不便な地域にあり、相当他に轉換できるようなもの、これを今の小兒痲痺の関係とか、或いは小兒結核の関係の收容所に轉換でき得るようなものがありますれば、それをそちらの方に轉換すべくできるだけ今折衝
○證人(永田豊子君) いえ東京の……あそこに勤めておりましたのですが、佐藤病院という病院が川崎の方にございました。それから天津の、支那の方に昭和十六年に参りまして、向うで公立病院の方に勤めておりました。そのうちにちよつと身体をこわしましたものでございますから、満洲の方へちよつと疎開いたしまして、そのまま停戰になりまして……。
それで元來であれば一般会計で支出するのが趣旨でございますが、しかしこのたび國立病院全体を特別会計という仕組みにいたしましたので、その実行上の便宜等から、この特別会計においてあわせてこの事業を行う方が実際の便宜にかなつておる。それにつきましては一般会計からその分の財源を繰入れまして、そうしてこの会計において合せて出す。こういう仕組みにいたしたわけでございます。
○塚田委員 國立病院特別会計について政府委員にお尋ねいたしたいと思うのであります。大体、特別会計をやられるという趣旨は、それ自体の企業の中において独立採算ができるようにという氣持であると、私どもは考えておるのでありますけれども、これを病院というようなものに実際当てはめる場合に、相当他の特別会計のものよりも考え方をかえておかなければならぬというように、私どもは考るのであります。
○木村(榮)委員 ことしの予算を見ますと、公共事業費や、そのほか病院の経営、あるいは恩給生活者、そういつたふうなものに対しては、相当大幅に予算が縮小されておるやに見受けますが、そういつた場合に、こういつた皇室関係のものだけを何よりも先行して改正して、上げなければならないという根拠がどうも納得のできない点があるのですが、何か具体的な事情がございますか。
この医療施設につきましては、御承知のように今月逓信病院が全國に十六、また診療所その他が相当拡充されております。この医療施設の関係の経史といたしましては、昨年は総計いたしまして、約三億程度でございましたが、今年は約十一億程度見積つてございます。