1947-12-04 第1回国会 衆議院 本会議 第71号
電線路の施設の用に供される土地に賃借権を認めるとある点については、電氣事業の公的性格に鑑み、かつ農地改革に紛淆のおそれがあるので、これを地役権に改定すべきであつて、各党各派の了解のもとに、これを共同修正案として提出したい、なお、右の修正部分を除いた原案に対しては賛成である旨の意見が述べられ、民主党を代表して寺本委員より、農地委員会の運営には、階級鬪爭にとらわれることなきを期すとともに、牧野開放により畜産
電線路の施設の用に供される土地に賃借権を認めるとある点については、電氣事業の公的性格に鑑み、かつ農地改革に紛淆のおそれがあるので、これを地役権に改定すべきであつて、各党各派の了解のもとに、これを共同修正案として提出したい、なお、右の修正部分を除いた原案に対しては賛成である旨の意見が述べられ、民主党を代表して寺本委員より、農地委員会の運営には、階級鬪爭にとらわれることなきを期すとともに、牧野開放により畜産
さらの牧野の指定についても、いやしくも官僚の獨善に陷らざるよう、一切の情實を排するとともに、さらに農地に切替えるに當つても、あくまでわが國農政の全般的視野よりこれを勘案されて、わが國畜産行政に脅威を與えざるようの措置を望みます。薪炭林についても同様であります。
○高橋(英)委員 本請願の要旨は、島根縣那賀郡石見江津驛より廣島縣雙三郡十日市驛に至る三江線のうち、まだ濱原、十日市間が開通されていないが、この沿線には豐富な農産、畜産、養蠶、森林等の資源があり、かつこれが全通されれば山陰・山陽を結び最短かつ最良の路線として利するところがきわめて大きい、ついては該未開通區間の鐵道敷設を速成されたいというのでありまして、この際政府の御意見を聽かれて御採擇をお願いいたします
これを開拓用地として分譲いたします場合においても、その開拓者の經營はこれを畜産を主とする經營と考えておるわけでありまして、牧野か牧草栽培式の牧場になるということを主にして考えておるわけであります。從つて恆久的にはむしろ今までよりも畜産の増加をするキヤパシテイは殖えてくる。
○山添政府委員 薪炭林等委員會のメンバーは、森林組合の代表者、それから畜産關係の代表者、開拓關係の代表者、それに農地委員の中から人が加わつて構成をいたします。
これは一面において畜産の行政がどこに行くかということと合わせて、私どもは大所高所からみてこれが全體の國の産業の上にどうしても開放されなければならぬ土地であり、それが當然であるということになりますれば、私どもは開放することについてはやぶさかではございません。
あるいは畜産局が参加しなければならぬというようなことで、積極的に施業案一つもできない。そうして荏苒日を送つておるというような現状である。
そこであるいは關連の深い開拓の問題、あるいは畜産の問題、また燃料にいたしましても薪炭林がどのくらいなければならぬかということを決定するについても、石炭、電力等の問題にも關連がございます。
ところが牧野法とこの條項は同じようでありますが、その目的に供せられるものがはいるのだというふうに、現在畜産局長をしている遠藤さんは言つておりますが、それと同じ條文だと、やはり目的に供される土地もはいるという、同じ觀點になるのではないかと思いますが、これは間違つているのではないかと思います。その點に對する定義を聽きたいと思います。
あるいはそこまでゆきませんでも大體は畜産を主とする經營になると思いますが、そういうところに自作者を移植いたしまして、牧畜を主とするところの農業經營を營ませる、そういうことによつて同時に土地の集約利用をしてゆく。またかりにそういうような普通な作物をつくるところの農地にはならない、また牧草栽培という形における畜産上の集約利用もできないというような土地につきましては、これを共同牧野といたします。
この點につきまして、いろいろ豫算その他の事情もありましようが、この日本再建のホープである北海道の農國十勝と畜産日高を結ぶところの一線であり、また最短距離になりますところの内地と交通との大きな利便にもなりますので、この點御考慮をくださいまして、ぜひ明年度より實施されますとともに、清水驛を起點として實施に相なりますようにお願いする次第であります。
それから耕地といたしましても六千七百餘町歩を有し、あらゆる農産、畜産に、はたまた林産に富んでおる所でありまするが、今後またこの開通によりまして、奥地の開發すべきところの農耕適地約五千町歩を有しておるような次第であります。從つてこの鐵道の新設は地方住民の便利に資するのみならず、國家といたしましても裨益するところ實に大なるものがあるのであります。
どうか地方開發、畜産振興のためにも、一日も速やかにこれが實現を果していただきたいというのが請願の趣旨であります。 第三の請願は、東北本線の沼宮内驛と吉谷信號所の間に御堂信號所というのがあるのでありますが、この信號所を中心といたしまして約數百戸の民家があるのでありまして、豐富な林産あるいは畜産というものが未だに交通不便なため開發せられないような状態であります。
それで共同放牧地も設けられることと思いますが、何れにしましても農業と畜産と相容れた農業でなければ、絶対成り立たんことがはつきりいたしておりますから、政府はそこでそのお考があるとは存じます。
こういうお考えであるかどうか分りませんが、新しく人を入れても、すぐに畜産を加味した百姓なんかできつこないのでありますが、その点どうお考えになつておりますか。
○政府委員(山添利作君) 牧野を開放しまして、その後入れますところの入植者が、これは畜産を主とした経営を考えておるわけであります。勿論馬鈴薯ぐらい作れるというわけでありまするけれども、併し普通の農耕を主としたことは考えておりません。
○政府委員(笹山茂太郎君) 私の方では、例えば蚕糸業、畜産業に対しましては、技術指導農場といつたものもありますし、又そういつた方面にも蚕業とか畜産業も勿論指導農場には加味して参らなければならないのでありますから、そういうような方面にも活用する余地があります。
なおまた畜産の保險のごときに至りましては、畜産に公定がありややしやということははなはだ多くの疑問をなしておる點でありますが、大體農家における役牛、役馬の價格というものも非常に騰貴しておりまする今日、この保險に對して重大な關心をもつていただきたいと思います。
めるところに從つて組織別に部・款・項・目に區分して實行する豫定でありますが、これは國家財政の收支の均衡を確保すべく、既定の經費を節約するため三十五萬四千圓を官房において、七十三萬六千圓を總務局において、二千四百九十九萬五千圓を農政局において、四千二百四十九萬四千圓を林野局において、三百二十四萬五千圓を水産局において、二百二十五萬九千圓を蠶絲局において、百三十九萬四千圓を食品局において、百七十五萬九千圓を畜産局
この農業に關する――これは畜産竝びに養蠶をも含めての意味でありますが、研究を根本的、總合的にやつていく。またその得られた結果を、農村に廣くかつ速やかに普及をしていく、この技術改善につきましては、大分長い前から向うの方とも連絡をし、また向うの方の指示もありまして、目下研究をいたしておるのであります。
種付けに供用するやり方につきましては、種畜牧場へ繋養しておきまして、民間の種付けに應ずることと、また場合によりましては畜産關係の組合にこれを貸しつけておきまして、そうしてその組合の方々の種付けの要望に應ずる。こういう方法をとつてまいりたいと思いまして、現にその方法を進めつつあります。そういう状況でありますから、御了承を願います。
○小川原委員 こういう問題は非常に重大な問題でありますから、畜産局長がおられましたならばひとつお尋ねいたしたいと思います。こう考えているのでありまして、質問を留保いたしまして農政局長に對してはこの程度にしておきます。
○山添政府委員 ただいま家畜の保險に關連しての御發言でございましたが、畜産の増殖の急務今日より大なるはないと思うのでありまして、そういう廣い畜産の確保發展という意味から、保險の問題についても考うべき點はあろうと思つております。しかし何分にも國の財政事情ということもございます。
まず第一に、從來の開拓政策の欠陷は、その経営主体が農地開発営團、縣、市町村等にわかれ、統一がなかつたことである、今後は國家の手で強力に遂行してもらいたい、これに対する政府の所見いかんという質疑に対して、今後は基本施設について國家が直轄してこれを行い、実際の開墾については農業者みずからこれを行う方針でいく、また畜産、林業等他の担当部門とも密接な連繋を保ち、総合的計画を立てるつもりであるという答弁でありました
請願人の理由といたしますところを續み上げてみますが、わが高鍋町は由來兒湯郡の首都として、郡の中央に位し、文化を誇り、地方事務所、警察署、郡畜産組合、縣農業會郡支部、公共職業安定所、登記所、中等學校三校その他郡の中樞機關のことごとくが設けられ、それら關係の訴訟事件も、きわめて多いのであります。
ただこれらの技術の指導にありまして、お話のように從來は農林省の中にもそれぞれ畜産あり、あるいは蠶絲業あり、農業ありといつたようで、いろいろばらばらな方面もあつたのでありますが、これらの點については、今後、先ほど申しましたように、總合して結局農業、農家經営というものを十分考慮に入れた一つの技術の指導、こういうことにしてまいりたいと思つておるのであります。
しかもその中に農業あり、畜産あり、蠶絲業ありといつたことで、いろいろその間に調整のとれない面もありまするので、現在われわれはこれらの試驗研究を能率的に、また近代的な技術の導入、各方面からの協力、こういつたものを總合的に考えて、もつと新らしいところの試驗研究の體制をつくつてまいりたい、こういうことで關係方面の指示もあり、また學界方面の意見もありますので、現在それについて研究中でございます。
先ず第六條の當然被保險者に漏れております者で勞働基準法に掲げられておりますが者の人數でございますが、土木建築業が七十六萬五千人、農林業が十萬六千人、畜産業が三千人、水産業が三萬八千人、映畫演劇が二萬五千人、通信業が三十四萬六千人、教育研究調査が五十一萬七千人、醫療衞生が十五萬二千人、接客業、料理飲食店旅館等でございますが、それが十一萬三千人、合計二百六萬九千人になつております。
尚村落又は協同組合等の所有にかかる共同牧野及び公共用、公用に供している牧野で、農林大臣の指定するもの竝びに畜産の改良増殖上特に必要な種畜の供給牧場として主務大臣の指定したもの等は買收いたしません。買收した牧野は先程申し述べましたように、これを分割して畜産を主とする自作農の創設に供するのでありますが、土地の形状、地味等によつては分割による集約經營を期することができないものがあります。
併しながらそういうことの拙いことは、これは申すまでもないのでありまして、技術指導の體系といたしましては、現在關係方面とも連絡して農林省で特別に案を練つでおるのでありまするが、強い大きな一つの線を引きたい、それは中央に試驗研究を統合して能率よく、又農業畜産或いは養蠶等の分野に關連してやつて行くところの機構を作る、且つ技術の指導普及に關する事務をも掌るところの或る新らしい機構を作る、縣にもそういうものができて
島村 軍次君 寺尾 博君 徳川 宗敬君 藤野 繁雄君 松村眞一郎君 山崎 恒君 板野 勝次君 廣瀬與兵衞君 政府委員 農 林 次 官 笹山茂太郎君 農林事務官 (農政局長) 山添 利作君 農林事務官 (畜産局長
農林省方面といたしましても、山林あるいは畜産といつたような面の關係もございます。さらに進みましてはほかの省、發電等の關係もありますので、こういつたような點をにらみ合わせまして、總合的な開發をやつてまいりたい。かよりに考えておるわけであります。
ところで開拓局だけでは、先ほどのお話にもございましたように不十分でございますので、農林省といたしまして畜産局、林野局と合同いたしまして、實は本日これらの相當な首脳部が現地に参りまして、さらに調査をいたし、その上で計畫を進めてまいりたい、かように考えております。
○永井委員 その研究所を設けます場合における、その研究所の規模なり、構成なり、性格の問題でありますが、今農林省で考えております北海道の農事試験場の方向というものは、大體北海道は畜産、林産、あるいは農村工業というようなものが、農耕と竝んで總合的に、いろいろな形で各戸の經營の中にもはいつておりますし、また組合單位の形態の中にもはいつております。
なおまた入植開墾地は、おおむね原野または採算地でありまして、そういう草の生えているところを開いて、米や麥ばかりをつくろうという方針が、もともと間違つているのでありまして、こういう草地については、もつと草を活かした農業、すなわち畜産經營で進まなければ、ほんとうの效果をあげることはできないと思うのであります。