1947-11-08 第1回国会 衆議院 農林委員会 第43号
しかしながら實際の農村の實情に合い、また歴史等にも考え、農民團結の力を強く發揮せしめる上におきましては、原則的に總合された單一の組合がいいのじやないか、しこうして必要に應じて蠶絲なり、畜産なりにわかれるけれども、それは村ではそういう組合がおそらく できないのが通常の形態であろう。かように考えておるのであります。
しかしながら實際の農村の實情に合い、また歴史等にも考え、農民團結の力を強く發揮せしめる上におきましては、原則的に總合された單一の組合がいいのじやないか、しこうして必要に應じて蠶絲なり、畜産なりにわかれるけれども、それは村ではそういう組合がおそらく できないのが通常の形態であろう。かように考えておるのであります。
従つて農業協同組合は、農産、畜産その他のものを一括してつくらるべきである、但し特殊の地帶のみはやむを得なかろうという意見もあつたのでありますが、まず原則としてこれらの協同組合は種類別に分割さるべきでないということは、當時の當局の説明竝びにわれわれの質問によつて明らかにされておるのであります。しかるに私昨日前橋にまいりましたところ、群馬縣農業会に非常なセンセーシヨンが起つておるのであります。
そうしてこれを指導するということであるならば、當然そういうように分離さるべき危險が非常に多いのでありますから、蠶絲局長は特にこの際言動を愼まれて、そういうようにわれわれから見ることははなはだお氣の毒でありますけれども、そういう考えをわれわれに起させぬように御努力を願いたいと思うのでありますし、さらに農政局長としては、特殊地域と申しまするのは、われわれが協同組合の際に申しておりました通り、北海道における畜産
次に松村委員から、本案は賛成であるけれども、法案施行に関しては新らしい農業協同組合によつて廣義農業の綜合発達を期し、畜産、養蚕及び茶業並びに林業等の専門的発達のための協同組合、その他の團体の組織及び発展の自由を尊重すること、農業金融及び協同組合の経理の調整に関して適切な措置を講ずること、農業に関する科学知識の普及並びに技術向上のための農業技術員の重用に関して措置をなすこと等に関しての行政廰に対する要望
一、農業協同組合により廣義農業の綜合発達を期し、畜産、養蚕及び茶業並びに林業の專門的発達のための協同組合その他の團体の組成及び発展の自由を尊重しなければならない。 二、農業協同組合に対する金融の円滑及び協同組合の経理の調整に関し、適切な措置をなさなければならない。 三、農業協同組合員の農業に関する科学知識普及並びに技術向上のための農業技術員の重用に関し施設をなさなければならない。
疾病傷害共濟の方におきましては、特に先ほど申し上げましたように、現在の實績を地方に徴しまして、それによつて掛金をきめていく胎兒につきましても同樣に、從來の畜産試験場あたりの統計だとか、あるいは現在あちこちで調査したその實績に應じて、掛金をきめるということにいたそうといたしておるのであります。
殊に近年は畜産も盛んでありまして、これらの收益が優に一筒年約一千萬圓に達しております。また副業のわら製品として鹽かますあるいはこも等の生産は、ただいまでは縣下第一位あるいは第二位を占めておりまして、この收益も相當多額に上つておるのであります。また冬には酒造場への出稼者が往年は三百名程度で、現在のような減石時でも約百名はありまして、なおここには學校もありますし、また病院もあります。
岩手縣木材林産組合に災害復舊費國庫補助の請 願(山本猛夫君紹介)(第九二七號) 豊水村外六箇町村の普通水利組合用水改良工事 繼續施行の請願(寺本齋君外四名紹介)(第九 二九號) 一戸、伊保内間林道開設の請願(山本猛夫君紹 介)(第九六六號) 適地開拓計畫樹立の請願(葉梨新五郎君紹介) (第九七四號) 植林用苗木無償配付の請願(葉梨新五郎君紹 介)(第九七六號) 北海道農業試驗場畜産部復興女性
ところがこれは今お話の通り、熱帶甘蔗と比較して、條件が悪い北方の寒地農業でありますので、この寒地農業である特殊性を活用して、たとえばこれを北海道の畜産と結びつける。あるいは輪作關係においてこれを考える等の保護政策をとつて、増産の對策を確立しなければならぬ。そこで農林省としましては、これを一體どう確立するかという具體案を今立案しております。
————————————— 本日の會議に付した事件 理事互選の件 畜産小委員会選任の件 米價問題に關し當局より説明聽取の件 —————————————
○野溝委員長 それでは堀川恭平君を農林委員會畜産小委員長に指名いたします。 總理の来るまで暫時休憩します。 午後二時十五分休憩 ————————————— 午後二時三十七分開議
————————————— 本日の會議に付した事件 理事補缺選擧 畜産小委員選任の件 薪炭需給調節特別會計法を改正する法律案(内 閣提出)(第四九號) 米價問題に關する件 —————————————
次に畜産小委員會の設置が、先般の委員會で決定になつております。畜産小委員の指名については、委員長に一任されておりますので、この際委員長から指定いたすことにいたします。 畜産小委員 永井勝治郎君 水野 實郎君 堀川 恭平君 小野瀬忠兵衞君 小川原政信君 田口助太郎君 萩原 壽雄君 北 二郎君 以上を指名いたします。
五、政府は養蚕、畜産等農業の各業種の健全なる発展を図るため、本法施行に当り特に育成の措置を講ずること。 六、同一地区内に二つ以上の同種組合が設立される場合は、組合員の二重加入を認めざる措置を講ずること。 七、農業会資産処分禁止については、厳重監督をなし、遺憾なきを期すること。
きわめて過小農である、あるいは米麦主体の水田農業であるとか、あるいは三千年來、すき、くわ農業でずつと今日まできているとかいう状態についての特色を云々されておりますが、海と結びついて発達した日本の農業は、水産によつて國民の栄養がとられ、水産によつて農作物の肥料がつくられているということに反して、外國は畜産により、有畜農によつて國民栄養の蛋白もとられ、作物の肥料も堆肥によつていると言われておりますが、この
その点について畜産局長が幸いお見えになつておりますから、どういうお手続になつておりますか、いま一應御答弁願いたいと思います。
米窪 滿亮君 政府委員 宮内府次長 加藤 進君 宮内府事務官 (内藏頭) 塚越 虎男君 大藏政務次官 小坂善太郎君 大藏事務官 (主計局長) 福田 赳夫君 大藏事務官 (給與局長) 今井 一男君 農林事務官 (水産局長) 藤田 巖君 農林事務官 (食品局長) 三堀 參郎君 農林事務官 (畜産局長
ただいま北君から畜産小委員會を設置するの要望がありましたが、これを決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
これに反しまして、外國の農業は山と結びついて發達した農業だ、畜産が中心であつて、遊牧的な農業組織によつて、國民の榮養もまた蛋白をその家畜に求め、肥料もまた堆肥等に求めておるということを言われておりますが、わが國の農業の現状は原始的な鋤鍬農業でありまして、いつまでも畜力、機械力を使うところの技術が幼稚であるということは、だれもが認める否めない事實でございまして、勞働生産性を非常に低くしておるわが國の現状
それで第一條におきまして、農業の下に「農業、畜産及び養蠶の」という字を入れたいと考えたのであります。これは畜産、養蠶が農業の從屬的關係であつてはならない。農業というものは、耕作農業と畜産と養蠶とが同列に行わなければならぬというので、この農事ということを考えた。これがすなわちわれわれが民主化の最も根本とするものであると考えたのであります。
○北委員 ただいま小川原委員から畜産の重要性に關してかなり話がありましたが、この際皆さんにお諮りしていただきたいことは、畜産の小委員會をつくつていただきたいことであります。
○高倉定助君 広尾港は十勝唯一の港でありまして、十勝国一市十九箇町村に對しまして、その面積は實に六百餘方里約二十五萬、その周囲は實に豐沃無限の一大實庫でありまして、林産、畜産、農産、水産、工産等、統年額約五億萬圓に達するとこつろの富源であります。
○中野重治君 第二章の第六條に、失業保險法の方ですが、被保險者に包括される仕事の部分が(イ)から(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)、(ト)に、且つ一、二、三とあるのですが、その中からは土建業、農林畜産、水産、映画演藝、通信、教育調査研究事業、保健衛生、そういうものが除かれておりまするし、それから日雇労働二ケ月以内の臨時労働、四ケ月以内の新設労働者というものが、強制保險からも任意包括保險からも除外
○政府委員(米澤常道君) この牛乳の問題につきまして、いろいろ数字的にも農林省当局とも話しておりますことを御了解願つたのでありますが、今後の増産の計画或いは輸入物資其の他の更に畜産行政の問題等につきましては、実は私から御答弁申上げかねますので、いずれ農林省の方とも連絡をいたしましてお答え申上げたいと思います。
家畜を重視する考えから、芋類、大麦、燕麦、だいず等の飼料作物の栽培、飼料用保有を認めなければ、増産ができませんし、畜産地方の供出が困難を感ずることとなります。
○遠藤(三)政府委員 戰前の畜産の大體の概況を申し上げますと、戰爭の初期においては比較的畜産は増殖の傾向をたどつておつたのでございます。しかるに戰爭がだんだん苛烈になつてまいりまして、食糧事情が窮屈になつてまいりますと同時に、餌料が非常な壓迫を受けてまいりまして、戰爭の末期においては畜産は非常に減退してまいりました。
○遠藤(三)政府委員 ただいま御指摘のように、畜産が日本の農業に漸次はいつていきませんならば、日本の農業の生産力はほとんど伸びていかない。
○山崎(道)委員 畜産の奨勵は乳幼兒の問題だけではない。農村における肥料の問題にも關連してくるのでありますけれども、これからの畜産に對する計畫はどういうふうにお立てになつておいでになりますか。
そのほかあるいは畜産關係あるいは水産關係等におきましても、それ相當の被害があるわけであります。 これらの復舊に對しましては、目下内閣の方に設けられました災害復舊委員會の方におきまして、關係各省の案をとりまとめまして、必要なる豫算計畫上の措置その他をとることにいたしております。
これは一段歩がよろしいか、いろいろ議論もあろうと思いまするが、從來から農會法當時から一段歩ということをもちまして農家とみるかどうかということの基準にいたしております關係上、また農林統計等によりましても、一段歩というような農家も相當數ございまするので、すなわち非常に收益の高い農業を營んでおるとか、あるいは農業以外の——農業以外と言いまするとおかしいのでありまするが、畜産等を主としてやつておるとかいう農家