1947-11-18 第1回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
○松田政府委員 そういうような點につきましては、一應商工省として、たとえば石炭の價格をおきます場合にも、生産廳としての要求、それからまたその場合に生産者價格と消費者價格というものを、どの程度に結びつけるかということについては、一應生産官廳として、あくまで生産者に對してはこの程度のコストを見てもらいたいということについて、十分資料等もそろえて、内閣物價方面に十分な連絡をとつて要求しますけれども、いずれにいたしましても
○松田政府委員 そういうような點につきましては、一應商工省として、たとえば石炭の價格をおきます場合にも、生産廳としての要求、それからまたその場合に生産者價格と消費者價格というものを、どの程度に結びつけるかということについては、一應生産官廳として、あくまで生産者に對してはこの程度のコストを見てもらいたいということについて、十分資料等もそろえて、内閣物價方面に十分な連絡をとつて要求しますけれども、いずれにいたしましても
○主査(西川昌夫君) そうしますと、予算に組む面から先般貿易廳関係の予算の際は、確か五十億円かの運轉資金が足りなくなつた、これは貿易廳で以て赤字になつた、だからそれだけ欲しいというような御説明で、その内容をお伺いすると、輸入食糧の外國から買つた價格と、消費者に賣渡す價格との差金である、これが大部分その赤字を占めておるというような御説明をお伺いしたのですが、この根本の主食の米麦方面において、そういつたことについて
僅かに営團の窓口で以て消費者個々にこれを納得せしむるような措置を取つているのでありまするが、而も十月三十一日に十一日半までに漕ぎ付けたということは、早く配給せなければ腐る甘藷が多かつたので、甘藷を腐らせるよりはというのでどんどん持ち込み配給をやつて、僅かに十一日半までで食い止めた。
食糧営團の消費者價格の関係につきましても詳細なものを後程送りたいと思つておりますが、大体私の方で消費者價格を算定いたしまする考え方といいますか、マージンにどういうものが加算されておるかという点だけをお答えをして、数字的なものは後程資料を以てお答えいたしたいと思つております。
その問題はかようなことでございますが、非常に藥價も上つてまいりまして、一般の消費者、殊に大衆の治療に大きくこれが影響してまいります。ただいまお話がございましたように、藥價問題についていろいろ私どもでも研究してみたのでございます、また現にいろいろ調査を練つております。
なお消費者の面においてかくかくのようなことがある、あるいはまたメイカーの面においてかくかくのことがあるというようなことがございましたら、具體的に私ども承つて、あるいは措置を要すべきものについては、必要な措置をとるということにいたしたいと存じております。
私は、今日農業生産者と言わず、消費者と言わず、わが食糧事情をよく弁えて、乏しきをわけ合うの氣持をもつて切り抜けなければ、日本再建は難しいと考えております。石炭の増産も必要でありましようが、われわれの日々の糧であるところの食糧に不安感をもつて、はたして各産業が興つてまいりましようか。私は、何をおいてもまず國民に食糧に対する安心を與えることが、政府として重大なる責務と考えるのであります。
併しながらただ單に政府の承知しておられるように、一般の配給を受けた消費者で、酒を飲まない者が横流しをしておるというようには考えられない、どつかにおいて横流しの不正が行なわれる。
それから農村の價格調整費の問題でありますが、これは実は今度の新米穀年度からは、價格調整費的のものは、國庫の財政が十分負担し切れないというような財政上の需要が非常に多いのでございますので、消費者價格の方に廻されておるような現状であります。併しこれは今の予算というものが到底負担し切れない状態にあるのでございまして、そういう特殊事情によつたものであるわけであります。
その代り特に大消費地の遅配の深刻な地域に対しましては、「みがきにしん」「こんぶ」「するめ」「かまぼこ」「ちくわ」それから魚粉、こういう加工水産物約五百万貫を配給することにいたしまして、これは最初実は差引配給にするつもりでありましたけれども、実際上その操作の上いろいろな困難がございましたので、特にこれは遅配穴埋めとしての食糧緊急対策用であるということを、その配給所から消費者に徹底さして貰うことをお願いをいたしまして
總理廳の統計局關係におきまして地方の集計事務の機構を統計委員會に移管いたしますもの、消費者價格の調査をやはり統計委員會に移管いたしますもの、勞働力調査に關する事務を統計委員會に移管いたしますもの、人口動態調査に關する事務が厚生省に移管になりますこと等によりまして、豫算が減少いたしますのと、臨時國勢調査のために經費を必要といたしますもの、それから昭和二十二年度の事業所調査に必要な經費、それを差引きいたしまして
しかしてこの薪炭の買上價格、つまり生産者の手取額と、消費者の支拂額とは非常に差があるようであります。これは全國的プール計算になつているようでありますが、地方によりましては、これがために非常に安く得られるものを高く買わなければならぬということで非常に不滿があるようであります。從つて、自然に統制の道を濳らず、直接生産者から消費者の方に賣るということが多いのであります。
○笹山政府委員 薪炭の問題につきまして、第一點は、現在の生産者價格、消費者價格の開きが非常に多いというような御非難だつたと思います。これはお話の通り、薪炭需給調節というものが、全體の計算の基礎として運用しておるからのことであります。すなわち生産から配給まで、いろいろ運賃その他のコストがかかるのでございますが、これらを全國平均にして、特別會計では出しておるのでございます。
○笹山政府委員 この前の價格改訂の際に、生産縣、消費縣というふうに區分しまして、生産者價格と消費者價格との差がある程度そこに彈力性を認めまして、相當開きを設けておるのでございます。從いまして消費者價格は全國一本ではございません、各生産縣と消費縣において違つておるのであります。
を通して、一般國民に配給をいたしのたのでございますが、今日これらの独占的な配給統制の機関である中央配給機関、地方の配給機関は、今日の経済民主化の趣旨にも、また真に物資の公正な配給のためにも、必ずしも適當でないというような観点からこれを廃止いたすことといたしまして、今般新らしく、從来の商業者機構を全部復活いたしまして、製造業者ででき上りました品物は、問屋業者を経て各地方の小売店を経由いたしまして、各消費者
申すまでもなく事業者の創意を発揮させ、技術の進歩を図り、商品の品質を改善し、サービスを向上し、経営の無駄を省き、價格を低廉にする等、企業経営の合理化を図り、延いて一般消費者の利益を確保し、國民経済の民主的で且つ健全な進歩発達を図るためには、独占や不当な協定等を排除し、不公正なる競争を禁止し、常に公正且つ自由なる競争の行われることが肝要であります。
それから第二點の北九州の炭鑛地帶の食糧の問題でありまして、これはまことにごもつともな點といたしまして、できるだけ炭鑛に配給しまする食糧は、縣外の食糧をもつて引當をいたしまして、福岡の縣産米につきましては、できるだけ一般消費者に充當してまいりたいということで、今後實施をしてまいりたいと思つておりますが、ただ時期なり、輸送等の關係で、あるいは時期的には縣産米を炭鑛に配給するということは、當然やむを得ぬと
それからもう一つは、地域的の小さな問題でありますけれども、福岡縣においては、炭鑛向けの主食の割當が非常に惡いために、生産縣にありながら、一般消費者向けの米をその方にまわさなければならないという事情が、ときどき起るというようなことになりまして、一般消費者の遲缺配がそのために起つておる傾向があると考えられるのでありますが、これにつきましては炭鑛地の主食については、政府の責任において、特別に確保するような
そうして一般の電力の消費者への適正配給、電力の消費の合理化等をやつて、現在の九州地区の電力危機を解決して貰いたいという趣旨でありまして、前回の十一月十日の委員会で諮りました請願の二百四十五号、配電強化に関する請願とありますのを文書に直したような内容でございまして、他に新しいことはないようでございます。
そうして從つて製品は高價で売らなければならないという結果、消費者がそれを負担しなければならない。そういう結果から当然にインフレはますます昂進して來る。そうして闇成金はますます太る。こういつた結果に相成つておりまするが、こうした中小工業者に対する資金融通の点について、なんらかの措置が講じられなくちやならないかと思うのですが、どうしようか。現在で行きますと。甲種と乙種の種別はできております。
幸に最近司令部において、非常に権威あるものと認められておる総理庁に消費者価格調査ができておるのでありますから、ああいうものを一つ基準にしまして、政府においてあらゆる債権債務に対して、そういう基準を設け、そうしてスライドして行くようなシステムをとられて行く御意志はないか。
○国務大臣(和田博雄君) それは私非常におかしいと思うので、消費者価格の調査は、お話のように闇商人も入つていれば、いろいろな階級が入つておる。第一に、六千円か何千円か存じませんが、一体それでの物質的な内容はどうであるかということをやはり御検討になる必要が、私はあるのだろうと思う。
現実において、総理庁統計局の消費者価格調査、これを見ましても、大体これは全勤労者の生計費ではないのでありますけれども、平均して一ケ月六千円程度の支出になつておるのであります。この程度の支出をしなければ、常識としても生活できないということは分り切つておると思うのです。いわゆる千八百円ベースでは、四、二人では二千九百二十円であるのであります。
これは概算でありますが、この十四億なり、あるいは十五億なりの消費者と供出農民との間の幅は、一體會計法規の上からどこに合法的に處理されたものであるか、またされんとするものであるか、大炭の場合においても値上げをされ、一俵十三圓のものが五十四圓五十錢になり、それが最終小賣におきまして白炭は八十四圓五十錢、黒炭は九十四圓五十錢ですが、本炭一俵について約三十圓の大きな幅がある。
政府がこれを負擔いたしまして、消費者にはできるだけ安くいい物を配給するようにいたしたいと思うのでありまするけれども、政府の財力にも限度がありまして、以前にやつておりましたようにこれを負擔するわけにもいきません。
それから將來食糧管理制度が廢止になつた場合に、現在のような消費者負擔にするという方法がございませんので、當然制度は變つて參ります。その場合には一般會計の財源から一般會計において負擔をすべきものであります。併し財政の状況によれば、一部は、これも觀念論でございますけれども、例えばそういう目的税というようなものも考えられないことはないと思います。
尚昨日申上げましたように、災害補償法については政府から修正案が出ておりまして、今それを國會に諮つておられますが、それは例の消費者に轉嫁する分について、本年は價格調整金の方から五億九千萬圓の金が出るので、從つて本年は消費者に轉嫁しないという條文が一ケ條入るのでありますが、それに關連して多少條文の入替えがございますので、本日お手許にお配りいたしましたような農業災害補償法案中修正案、これが出ております。
○西山龜七君 蠶繭その他主食に關係のないものの災害に對する補償を主食の價格に織込んで消費者負擔とすることは不合理であると思いますが、この金額は多くはありませんが、蠶繭の分を消費者負擔より除外するお考えがないかどうか、もう一つは、災害補償金を主食の價格に織込むことは、將來主食配給制度が廢止になつた場合に、自由價格となれば當然消費者負擔の制度は廢止しなければなりませんが、そのときにおきまして、この財源をいずれに
なお重富委員の價格の告示が遅れてために遅れておるという點は、臨時的にそういう事態が今日あるわけでありまして、その點は實ははなはだ申しわけないと思つておるわけでありますが、御承知のように米の消費者價格が十一月一日にようやくきまつたようなわけで、今等級間の格差、それから品質の良否による價格差等等について計算をいたし、ようやくでき上つておるようでありますので、近くこれは告示が出ることになると思うのであります
併しどうしてもこの全般を睨み合して行かなければなりませんので、農民の要求を聞くと同時に、消費者、勞働大衆の意見も聞くというような場合におきましては、假りに米價の問題を決定するにつきましても、生産費を割るような場合がありましても、米價の決定は全體の物價體制と睨み合して行かなければならんものでありまするから、農民に辛抱を願う。
すなわち米價について見ますと、補償金を廢止いたしました關係上、買入價格が消費者價格となつておりまして、從來十キロ九十九圓であつたものが、百四十六圓餘に上つておりますし、タバコについてみても、配給のものについては値上りこそしていませんが、量を減した關係上、勤勞者にとつては、タバコは生活必需品であるのにかかわらず、配給量の不足の分は、在來よりも十二倍から十六倍に値上されたタバコを購入しなければなりません
また私たちの方からそういうことを知りたいというような努力は、なかなかめんどうでございますので、どうしてもこの際消費者の組織というものをつくつていただきまして、そして横流しというようなことに對しましても、消費者の組織がこれを監視するというようなことを考えていきたいと思います。
一面トラツクの運營の圓滑を缺き滯貨が累積しており、生産品が消耗するばかりでなく、最近運賃の急騰によりまして生産の意欲が減退するばかりでなく、消費者の負擔も著しく増大するというような結果になりまして、産業の復興に影響を及ぼすところきわめて大きいと思われるのであります。