1947-11-27 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第41号
現に今日は直接税と間接税の比率がむしろ間接税に重いというくらいにいわれておりまするが、間接税というものは、結局これはいろいろな形で轉嫁されて消費者である勤勞大衆が納めることになる、負擔するということになる。結局これは國家の財政需要に應じておることになるのじやないかと思いますので、所得税を納めていないからといつて、國の需要に對して應分の負擔をしていないということにはならない。こう考えられる。
現に今日は直接税と間接税の比率がむしろ間接税に重いというくらいにいわれておりまするが、間接税というものは、結局これはいろいろな形で轉嫁されて消費者である勤勞大衆が納めることになる、負擔するということになる。結局これは國家の財政需要に應じておることになるのじやないかと思いますので、所得税を納めていないからといつて、國の需要に對して應分の負擔をしていないということにはならない。こう考えられる。
又五名の消費者代表、その外に炭鑛の事業主を代表する者十名、炭鑛の從業者を代表する者十名とありますが、私はこの事業主を代表する、又は勞働組合の從業員を代表するという、その代表という意味が、それは特定の人達の狹義の利益を代表するために出て來て、いろいろ御議論をなさるようなふうにお考えなつておられるのか、それともそれぞれの職能的立場から專門の知識を以ちまして、目的はいわば増産代表というような意味で、即ち全體
○山根政府委員 罐詰もものによるのでありますが、あれはA級からH級まであるわけでありまして、そういうとは實はないわけでありますが、もしそういうことでくれないままに消費者の泣寢入りになつておるとすれば、これは扱い機關の方で横流しするという不正の事實があると認めざるを得ないと思います。
さらにこの問題については消費者の一人として、十分の關心をもつておるわけでありますが、遺憾ながらそういう實情があることは、私どもも聞かされもし、體驗もしてまいつておるのであります。そこで今後この問題は一層強く營團に命令したいと思つております。なお最初申しましたように新聞廣告で當時の消費者に公告しておるような點もありますので、大田區のどの配給所でどういうことをやつておるか。
○山根政府委員 先般實は米の消費者價格が相當大幅に値上げされたのでありますが、爾來お話のように、金がなくて配給物がとれないという話を私どもの方でも實は聞いておるわけであります。
これは當然なことでありまして、今日の供出價格というものと消費者價格というものの價格差が相當にございます。今地方で扱われております實際は、あなたが今おつしやる通りには扱われておりません。
又一委員より、主要穀類の生産價格と、消費者價格との値開きがあまりに多いのでないかとの御質疑に対し、政府委員より消費者價格は買入代金のほかに、供出対策としての報獎費、保管料、運搬費、委託加工費などの、最小限度の費用を加算したものであるとの答弁がありました。
然るにその後一年間の經濟情勢の變遷は眞に甚しく、例を總理廳統計局發表の東京における消費者物價指數表にとつてみましても、本年九月の物價は、昨年右手數料を増額いたしました當時の物價に比して約三倍の高騰を示し、現行手數料等の額は全く實情に副わんものとなりました。
○森下政一君 只今局長の御説明になりました委員会ですが、その中に例えば消費者の代表であるとか、或いは公團の從業員の代表であるとかいうようなものは入つておりませんか。
○伊藤保平君 二十一條に「生産業者を代表する者、消費者を代表する者」とありますが、御賣業者は公團ですからいいんですが、小賣業者代表は要りませんでしようか。
今までのものであつたら、中央のものはあれは消費者代表が、貴衆両院の議員が來ておりますね。あの当時は消費者代表というものが入つておると思うが……。大体ここへ入れるのはなにして、あとは政令か何でいいと思いますが……。
それがどうなつておるかということを國民は知りたいのでありまして、どつちかというと、すぐ支拂うべきものは支拂わなければならぬのが、あれだけたくさんの食糧を、一厘も支拂いをせずして國内で消費してしまつて、消費者からは相當の代金をとるのですから、その金額は莫大なものだと思う。
工場で原價が百円でできるものが、消費者の手に渡るときは千円を突破するというのが大体実情であります。その九割というものは大体中間の流通過程において利得されておる。ところがこれはなかなか捕捉し難いというのが実情であります。で私はこの点についても、これは租税の面から捕捉するのはむづかしいので、やはり根本的にそういう新円階級というものを絶滅する方法を考えなければならんのじやないか、こう思うのであります。
○公述人(上木神秀三君) 私は消費者大衆の立場からこの問題を見て行きたい。大体大衆というものは専門家ではない。それがためにものを深く掘り下げてイエスとノーとを決めて行く余裕は持たない。大体において「いろは」の「い」の字が間違つておればこれは皆嫌いだこういうように決める。
消費者が排貨いたしますのと、日本の安いものを受け、ために損害を受けんとするあちらの業者が、我々を排斥するのであります。この問題は決して軽くは見てはならんと考えるのであります。
次に質疑として、食糧農作物に関する共済掛金、即ち保險料の一部を明年産の米麦から消費者が負担することになつておる点に関しまして、かかる制度を新らたに取るに至つたのは理論上それを正しいとしてのことか。
○奧野政府委員 民事、刑事の訴訟費用、執行吏の手數料につきましては、昨年九月に訴訟費用等臨時措置法の改正をいただきまして、相當増額してまいつたのでありますが、同時にその後一年間の經濟情勢の變遷が、さらにこれを増額せざるを得ない事情に立至つたわけでありまして、すなわち本年六月の物價指數に例をとつてみますと、總理廳統計局調査の東京における消費者物價指數表では、昨年の九月すなわち昨年増額していただいたときの
しかるにその後一年間の經濟情勢の變遷は、まことにはなはだしく、例を總理廳統計局發表の東京における消費者物價指數表にとつてみましても、本年九月の物價は、昨年右手數料等を増額いたしました當時の物價に比して約三倍の高騰を示し、現行手數料等の額は、まつたく實情に副わぬものとなりました。
値下をされるというような状態でございまして、消費者の方では、一体役所のそうした技術的の方面は、どういう所でやつておられるのであろうか。なんとなく信頼ができないというような感じも大分持ち続けるようになつたのでございます。沢庵の漬物の統制が発表されますと、それまで百目五円ぐらいであつた漬物が、俄かに十五円ぐらいに飛び上つて來る。
それにつきまして相当政府も強い決意を持たなければならないわけでありますが、只今申上げました通り、公定價格を嚴守するというこの一事につきましては、一体政府は國内におきまするところの一番の最大なる消費者でありまするからして、現在までにいろいろのその官業方面が、予算というものに立脚せずに、仕事に先走り、いろいろの支拂いにおきましても、もろもろの事情によりまして公定價格というものが嚴守されなかつたことによりまして
國鉄の総輸送量に対する薪炭輸送のことが御質問の第一点の要旨だつたのでありますが、大体におきまして早川委員の御了承のごとくに、三十六品目に対する主要の物資に対しましては、それぞれ消費者関係、その他関係各位の御参集を得まして、大体の月別輸送計画を立てまして参つておるのでございます。
農民の御意見を聽くと、米價を高くしたいのでありますけれども、そうも行きませず、消費者大衆の御意向も聽きますると、消費者本位になりまするけれども、そうも行きませず、綜合的に考えまして、あらゆる方面に窮屈な思いをして、いわゆる耐乏生活をお願いして行かなければ、この危機は乘り切れない。
その修正案はこれも申上げましたように、消費者の負担を本年度の米にはかけない。こういうのでありましたが、それを原案にいたしまして、この災害補償法案を原案通り可決することに賛成の方の御起立を願います。
問題は消費者負担の問題でございますが、これは理論から申しますればいろいろの説が立ち得るのでありますが、実際の問題といたしまして、今後数年間の状況を考慮に入れますときには、この法案の主義でございませんければ実事上成立し得ないのでありまして、これは若しそういう主義によらないで処理をするということでございますれば、結局において今度は農業者の方に対する負担という形になる以外には、事実上この保險法の成立ということがむずかしいのじやないかという
只今の板野君の御意見についても私は相当同感する点があるのでありまして、これは本法案が予備審査のときに私としても申上げにことでありますが、大体これが食糧関係で消費者の負担にこの予算がなるということは、政府委員の御答弁にもありましたが、まあ大体当面の財政上の逼迫から已むを得ずこうするという考え方の方が多いんじやないかと思います。
直接國税は自分の所得ですから、これは隠蔽したいというのは人間の人情でありますが、間接國税は消費者からとるという建前で、これを脱税しますと横領罪ではないかと思います。これは税務官たちは相當脱税を見逃しておると思いますが、これを徹底的に洗いまして、相當刑の加重ということを考えていただきたいと思います。
○政府委員(佐多忠隆君) 今の御質問は、消費者を苦しめるところの独占的な協定、契約等々に対して政府はどういう措置を採るかという御質問だと思いますが、それらはすべて独占禁止法によつてそういう独占的な協定、契約等々は現在あるものは無効になる。更に残つておる場合にはそういうものは排除するような措置を採るということになつておりますので、すべて独占禁止法で措置するということになると思います。
○政府委員(佐多忠隆君) 仰せのようないろいろな事実はあると思いますので、それらに対しては流通秩序の確立をするなり、或いは必要なものについては公定價格を決めるなり等々をして消費者一般の保護に全力を盡したいというふうに考えております。
○深川タマヱ君 この経済力集中排除法案の目的は、資材、資金、設備等の点で、比較的経済力の強い者が当該事業分野における細かい者を圧迫するから、それを保護するのが一つの目的であると同時に、一般の公共の利益を擁護するという項目があるところから見ますと、これは消費者の保護だろうと存じます。
先ほど二百萬石、三百萬石の米が消費されると申し上げましたが、かりに百萬石といたしまして、たとえば百萬石の酒の造石ができたといたしますと、特別の價格によらず普通の税率によりまして四百九十八億、特別の用途に向けまして加算いたしますと四百九十八億の増收を得られることになりますので、こういう方法で消費者の需要を充たし、併せて税の増收をはかることにいたしたいと存ずるのであります。
、家計調査として實施する事務に必要な經費七十八萬四千圓を安本に修正増加し、 二、物價監視に必要な經費の増加として、物價廳の所掌により物價監視を實施してきた物價監視の事務を經濟安定本部の機構擴充に伴い同本部に移管するに必要な經費百九萬八千圓を安本に修正増加し、 三、統計調査關係の事務を統計委員會に移管するに必要なる經費の増加として、昭和二十二年七月十一日の閣議決定に基いて總統局所掌の勞働力調査、消費者價格調査及
要するに消費者が負擔するのでありますので、税金としては税金でとる。生産者價格が非常に引合わない、あるいは將來の育成に備えるというような意味であれば、當然補助金の方でいくべき性質のものであるということを申し上げた次第でございます。