1947-12-03 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第46号
食糧管理特別会計におきましては、今期國会において成立いたしました農業災害補償法第十二條第一項の規定によりまして、農業共済組合の組合員の支拂うこととなります水稻の共済掛金の一部を負部することになるのでありまして、その負担金につきましては、更に食糧の消費者に負担せしめる旨が定められておるのであります。
食糧管理特別会計におきましては、今期國会において成立いたしました農業災害補償法第十二條第一項の規定によりまして、農業共済組合の組合員の支拂うこととなります水稻の共済掛金の一部を負部することになるのでありまして、その負担金につきましては、更に食糧の消費者に負担せしめる旨が定められておるのであります。
食糧管理特別會計におきましては、今期國會において成立いたしました農業災害補償法第十二條第一項の規定によりまして、農業共濟組合の組合員の支拂うことになります水稻の共濟掛金の一部を負擔することになるのでありまして、その負擔企につきましては、さらに食糧の消費者に負擔せしめる旨が定められてあるのでありますが、本二十二年度における負擔金につきましては、これを消費者に負擔させることは困難な實情にありますので、同法
現在の鮮魚價格は、陸上輸送による經費を基礎といたしまして算出しておりますために、海上輸送をいたした場合には、その輸送費が非常に高くなつておりますので、これに對して例外價格の措置によりまして消費者に負擔をさせておるのであります。この結果きわめて低位な魚類が、例外價格の措置をするために、かえつて高い價格と相なつております。
ただその方法といたしまして、これを魚價の改訂によつて行うことにいたしますか、あるいはまた生産者及び消費者の負擔にならない他の方法、つまり國がそれを見るという方法でいたしますか。
かくのごとき點におかれましても、努めて生産者竝びに消費者の立場を御檢討くださいまして、その負擔が片寄らないような方法を御研究願つて、善處していただきたい。
○河合委員 それで結構なのでありますが、こういうことをお尋ねする私の本意は、わが國におきましては、食糧を増産することが一番急務なのでありまして、過日豫算委員會におきましても、新日本國民運動を展開する場合には、必ずこれをひとつうたつていただかなければならぬということを希望を述べてのでありますが、食糧増産は、都市に住んでおる消費者も、農村における生産者も、國民一人殘らず食糧増産ということに、はたから見れば
○河合委員 この物資はララ物資などと違いまして、これは占領政策として、アメリカの軍が國内で買い上げて送つてくれておるといたしましても、わが日本國民といたしましては、これは國内では消費者からその代金を受取つて、配給したものでありますから、少くともこの金額ぐらいははつきりしておく必要があると思う。
○河合委員 アメリカから送つてまいりました食糧につきましては、國内では消費者はすでに代金を拂つておるのですが、日本の政府からはアメリカの方へは代金を支拂つていないのであります。配給しましてその代金を收入しました金額はどれほどになつておるか。またアメリカに對して支拂うべき金はどれくらいになつておるか、その額をお聽きしたいのであります。
公團の諸経費を差引きいたしましても、生産地における消費者の價格というものは非常に高いものを実は使つておるのであります。これは統制上その方が便利だからというのでおやりになつておるのは一面分りまするが、このために生産者の生産意欲というものが非常に妨げられておるということは、私はあらゆる物價について実は痛感しておるものであります。
○國務大臣(和田博雄君) 價格を考えますときに、今の自由経済と統制経済の混淆しておる、而かも統制されておる物資について考えますときに、生産者の價格と、消費者の價格とを一應まあ別にして考えて見たいと思います。生産者が生産意欲を持つか持たんかということは嚴密にいえば、その價格でペーできるかどうか、言う換えれば利潤なら利潤というものが生むだけのものがあるかどうか、こういうことだろうと思うのであります。
それを消費者に、北海道の米は北海道で食うのだからと、そのまま高くやれば北海道の産業が興るかといえば決して興らないと思う。そういうふうに物によつて個別的に、地方別に生産條件が違うということは、結局生産費が違うということでありますから、地方別に價格を決めて行くことが統制経済をやる上において、いいことであるかどうかという点については、私はやはり不合理な部分が結果的に非常に多くなる。
この点を考慮しまして、家庭用炭としては最上級の四級炭の公價をもつて計算の基礎といたしますとともに、消費者の支拂うべき石炭一トン当りの價格は、千六百六十二円といたしたのであります。
本案に対する質疑の要点は、現行配炭公團法の運用に関して、運営委員会の活用、本法施行の期間、輸送の改善、亞炭コークスの規格、公團の取扱手数料及び販賣價格、配給機構等についてでありまして、特に輸送の改善については、亞炭の輸送が惡いため、消費者の迷惑はもちろん、生産上にも甚大なる打撃を及ぼしつつある現状に鑑み、徹底的な改善を要望するというにあり、それについて、それぞれ政府委員から答弁がありました。
それから第二十一條が 酒類配給運営委員会の委員は、酒類の生産業者を代表する者、販賣業者を代表する者、消費者を代表する者並びに酒類配給公社の役員及び従業者を代表する者、各々同数とし、中央酒類配給運営委員会にあつては主務大臣、地方酒類配給運営委員会にあつてはその所在地を管轄する財務局長が、これを命ずる。
この日本の輸送力の足らないときに、あるいは九州から、あるいは常磐その他からもつてくるものが、全然燃えないものが送られてきて工場に棄てられてあるということは、國家的見地からも許されないことであるし、それを高い金を出して買つた消費者は實に気の毒千萬な話であつて、そういう点は私が申し上げるまでもなく倒るところに山積されておる。これは一向よくなりません。
たとえば消費者には五千カロリーだと言つて指示しておるのに、實際消費者が受取るのは四千カロリーしかない、はなはだしく低いのになると、三千五百カロリーもないというようなものが非常に多いのだが、そういう検炭の責任は今の指定会社にあるのか、配炭公團にその責任があるのか、あるいは入量が非常に少い、たとえば貨車受取荷も非常に少い、あるいは船積みなどになつてくると御承知だと思うが、三百トンというのに二百五十トンしかない
○伊藤(卯)委員 そうするとこの公團で直接末端までの小さな扱いをするということはなかなかできないだろうと思いますが、この末端に対する消費者への扱いは公團の指定するものですか、あるいはまた何かそういう直属機関としてやられるお考えですか。
できないけれどもむりやりにやるということでは、消費者に迷惑をかけることになりますから、この點は、結局貴重なる輸入食糧を圓滑に配給ができるということで、できない點までもこちらでやらせる意思は毛頭ございません。 それから主要食糧を品種別に、各業者を通じて配給せしめることになりますと、これは結局食糧管理法の改正までにはいつてくるわけでありまして、從來營團が甘藷なり馬鈴薯を配給しておることもいかぬ。
この點は消費者の方の意見もある程度聽くことが必要でありますので、もちろん全面的にこれを聽くことはできませんが、その邊の意見も二、三打診をしてみたのでありますが、食糧營團以外の砂糖の業者から現物を配給することにしますると、消費者は營團の配給所へ行きまして、米の通帳に米の差引量を記帳していただきまして、さらに現物は地の店へ行つてとつてまいる、こういうことは非常に手間をかけるということが一つの難點であるようであります
眞に消費者の方から自發的のものでありますれば、これはほんとうの聲だと存じますが、ところによつてはお話のように、營團側で誘導的に營團がよいかさらに官僚化した公團がよいか、こういう質問をいたしまして、その結果反對というようなサインをした向きも相當あるやに承知しております。その邊はさような趣旨で陳情書の處理にあたりたいと考えております。今後はさような點につきましても十分に注意してまいります。
本案によりまする手当額の算出の基礎について若干申上げますと、北海道住民に対する本年度の家屋用炭に関する石炭廳並びに配炭公團の計画では、四級乃至八級炭を配給することになつておるのでありますが、配炭の操作の関係から、これよりも上級炭を配給する実例もございますので、この点を考慮いたしまして、家庭用炭といたしましては最上級の四級炭の公定價格を以ちまして計算の基礎とした場合の消費者の負担すべき石炭一トン当りの
本案によりまする手當額の算出の基礎について申し上げますと、北海道住民に對する本年度家庭用炭に關する石炭廳竝びに配炭公團の計畫では、四級及至八級炭を配給することになつておりますが、配炭の操作上、これよりも上級炭を一部配給した實例がありますので、この點を考慮いたしまして、家庭用炭といたしましては、最上級の四級炭の公價をもつて計算の基礎とした場合の消費者の支拂うべき石炭一トン當りの價格は千六百六十二圓となります
かく見るとき、國民は、生産者も、消費者も、三千五十五万石という数字をあらためて再びながめ直さなければならないのであります。しかして、この数字を確保しなければ、國民の最低必要食糧の維持すらきわめて困難であり、麦・馬鈴薯の増産確保を期し、併せて二百万トンの輸入食糧を引当てなければ、まさに砂上の樓閣化せんとしておるといつても、過言ではないのであります。
追加が百三十一億円になつておりますが、基礎物資の消費者價格の昂騰を適当な程度に抑制するというために、生産者價格に対して國庫補給を加えるというのでありますが、これは通貨の膨張となり、一般物價の騰貴を招來することを警戒せねばなりません。又復興金融金庫資金並びに貿易資金の運営については、これは金融上万全を期せねばなりません。特に復金債券の消化如何は日銀券の増発を招く虞れが多分にあるのであります。
一方又消費者の協力を求めて、不正な配給店についてはこれを断乎糺明して行くというふうな態度によつて、末端配給機構の是正をやつて貰うというふうに考えておるのであります。
決して私共は一般に鮮魚介の統制についての消費者なり、生産者なり、或いは配給業者の意見なり、或いは又國会方面の意見を無視したわけではございません。そういうことは十分に私共はその御意見は了解をしております。けれども、これがどうしても現在政府としての採るべき方向としては、それが採れない。どうしてもこれを統制を徹底的にやつて行く。
第七、末端配給に対しては、統制品を扱う店舗を特に指定して横流れを防止し、警察官の取締に協力する消費者の監視機関を拡充強化すること。 第八、これら統制品目の不明違反に対しては嚴罰主義を以て臨み、徹底した取締を励行すること。 以上八條項によるところの決定要旨を御報告申上げます。
荷受機關があるために鮮魚類は非常に高くなつておりまして、酒田市民はもちろん、縣下の消費者階級から、荷受機關に對しては怨嗟の聲が放たれておるのでありまして、私ども北海道の船主、あるいは青森縣等の業者の方方にお伺いしてみますると、ちようど荷受機關を經て水揚しなければならぬということから、たとえて言うならば、にしん一貫目十圓で買えるものが荷受機關があるからそれが二十圓になるということが平氣で行われておるのであります
○今井(耕)委員 今の消費者負擔の分は、主要食糧についてはそうなりますけれども、その他のものにつきましてはそういう部面がないのでありまして、これに對して當然保險金にしても國庫から相當の助成をすべきものであるというふうに考えるのであります。なおまた保險金の額が飛躍的に増大するので、この災害補償法がうまくいくかどうかということについては農村の實情から非常に心配されるのであります。
そういう關係から必然に、掛金においても増額をしてもらいませんと經營が困難に陷りますので、やむを得ず五分増額をいたしたのでありますが、しかしあと四割五分というものは、一應建前は國庫負擔ということになつておりますけれども、これは實は消費者負擔の關係で生れてくる金額でありまして、大體において共濟金の約半額は農民が負擔をしてもらう、約半額を消費者が負擔をするという建前をとりまして、特に普通災害の場合と異常災害
量質共にはつきりして品物を消費者に渡して行くという建前で進んでおりますわけであります。檢定機の不足のために現在先程申しました炭分による便宜な方法を取つておりまするが、同時に需要者が持つております機械、器具というものも十分に活用して参りたいというふうに考えておりまして、各需要者からやはり需要者において檢炭いたしました結果というものを聽取いたしまして、品位の向上に努めておるような次第であります。
それで消費者の側からせつかく來た石炭が役に立たないものが沢山でき上つておるのであります。この九月に私は北海道に参りましたときに、悲痛なる北海道の消費者の叫びを聞いておるのであります。燃える石炭を寄越せというのであります。
かように從來でさえも輸送の面において消費者との關連においてうまくいつておらない配炭公團の運營のあり方の上に、さらに亞炭コークス等を引受けて、はたしてうまくいくかどうか、かなり疑いをもたざるを得ないのでありまするが、しかしこうした公團の取扱いをすることによりまして、亞炭コークスの規格のばらばらな現状からして、こういう統制、制約によつて、逐次品質の改善等が行われることに、私ども非常な期待をもつものでありますので
從つて公團扱いにいたしましても、手數料の點は以上申し上げた點でありまして、消費者に對する價格は、できるだけ適正なものでまいりたいと存じております。
しかしながら、本年八月の実際の生計費を内閣統計局の消費者費價格調査によつて調べますと六千円に達しているのであります。しかも、大藏当局が発表しましたこれに該当する数字はさらに多く、六千五百七十六円であつたと思うのであります。その後、一般價格の引上げや、米の消費者價格の引上げや、タバコの値上げ等が行われましたために、生計費は高騰しておることは確実であります。かくして、家計の赤字は明瞭であります。
これに対して一般需要の方は、工業用が七十万四千トン、一部保有農家に対する配給が八十五万八千トン、純消費者に対する配給七百四十六万七千トン、合計いたしまして九百二万九千トンとなります。そこで差引が、大体二百三十一万九千トンの不足となる見込みであります。この不足をどうするかという問題でございます。
しかしそれと同時に國民に耐乏生活を要求せられるのであれば、國家の中の一番大きな臺所の消費者であるところの國家が、自分の生活というものを切詰めるという考え方を根本にもつていただくのでなければ、日本の國家財政の建直しというものはむずかしかろうと思うのであります。