1951-11-21 第12回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
○松尾委員 私はこれを考えますのに、経済上の処理はなかなかむずかしいと思いますので、外交交渉によつてこれをやるべきじやないかというふうに考えているのです。 それでもう一つお伺いしたいのは、こういう法律が出ることを契機にして、戦時中の預け合い勘定とかあるいは軍票をばらまいたその処理とか、そういつたようなものが法律として将来出て来るような傾向はありはしませんか。
○松尾委員 私はこれを考えますのに、経済上の処理はなかなかむずかしいと思いますので、外交交渉によつてこれをやるべきじやないかというふうに考えているのです。 それでもう一つお伺いしたいのは、こういう法律が出ることを契機にして、戦時中の預け合い勘定とかあるいは軍票をばらまいたその処理とか、そういつたようなものが法律として将来出て来るような傾向はありはしませんか。
(「それとこれとは別だよ」と呼ぶ者あり)フランスを初め西欧諸国も又、アメリカに引きずられる軍備拡張に疲れ果てて外交交渉による危機の回避に赴こうとしておるのであります。日本を昔の姿に返そうと思つておる保守反動主義者、(「誰のことだ」と呼ぶ者あり)軍国主義の夢を追う者は、我々の平和主義を空想と罵り、ソ連の使嗾に乘るものと言うでありましよう。
けれども、今日はまだ外交交渉を持つておりませんから、外交交渉が開かれるようになりました段階におきましては、さような点に大いに力を入れなければならんかと思つております。
特に外務大臣あるいは外務次官は、よその省と違いまして、日本におる各国の外交官と外交交渉をする大きな仕事があるのみならず、先ほど申しました議会との関係もあり、また日本の国内各方面との連絡もあり、非常に忙しいのであります。従いまして、物をよく考える時間がないのであります。
従つてもし十七條の精神がこの場合に振りかえられるならば、十一條の場合について日本として考えるべく、あるいはこの條約自体について解決されないならば、将来の外交交渉なり折衝によつてそういう救済の道がなお開かれる余地があるのではないかというふうにも考えるので、政府としてはこの十一條の判決受諾という意味を、現在においてはいかように考えられておるか。
従つてお話のように、むしろそういうことよりも、事前において十分これらの折衝を円滑にして、できるだけイギリスの感情をやわらげる、そうして公正なる貿易がなされるような外交交渉並びにこれに対する日本政府並びに日本国民の態度をとつて行くということが、何よりも大事ではないかと考えております。 又インドの問題につきましては、幸いインドは対日感情が誠に都合よく参つておる最も有力な一つの国と存じております。
○政府委員(西村熊雄君) 永井委員がおつしやつたような事情を日本政府として取上げたかどうかということになりますが、当分そういう外交交渉の内容は、殊に二国間でございますので、相手国の同意ある場合は別として、一方的に答弁できない場合があることを御了解願いたいと思います。
同年七月十一日、平和予備会議の招集に関する提案が米国政府から発せられたのでありますが、この米国の提案、即ち極東委員会の十一カ国で会議を構成し、三分の二の多数決による議決方式を主張いたしましたこの提案は、手続問題に関する関係国間の意見の対立によつて、約半年の外交交渉の後、一応見送られる形となりました。
もちろん外交交渉をこれからおやりになるわけでありますから、その間いろいろ政府としてもこれに臨むにあたつて、外国に与える影響等もお考えになると思うのでありますが、とにかくこの條約が対等の條約であるという意味からして、この交渉に臨む政府の基本的方針はなければならぬと思うのであります。
政府はどういう方針で外交交渉に臨まれるかを聞きたいのですから、そういう心組みでお答えを願いたいと思う。名前は別としても、何らか日米の間に常置的な機関が設けられることは、当然予測されるところであります。
だからこの事前にという意味は、調印または署名前にと解釈しなければ、ほんとうに民主主義というものが守り切れないんじやないか、また政府としても、国会のそういうバツクがあつた方が、外交交渉をやつて行く上に安全弁となり、力となるのではないかと思うのであります。平和條約の場合にはまず万やむを得なかつたかもしれません。
政府は、何か日本側に主権が残されておらないものを、あたかも外交交渉によつて主権が残るようになつたと、手柄のように自己宣伝をしておつたと思つておりましたが、私どもに対してこれは自己宣伝であつたということを裏書きしたようなものであります。この際念のためお伺いしておきますが、この信託統治の制度は国連憲章第七十七條のどの種類になつておりますか。
きまつておる事柄は、行政協定は両国政府の間の外交交渉として、対等国間の外交交渉として、交渉されるということになつております。
新南群島は、御承知の通り一九三九年、日本政府がわが国の行政管轄に属するよう正式に措置をとつた地域でございますが、その前からフランスとの間にその帰属について問題があつて、外交交渉が行われておつたのであります。西沙群島につきましては、いまだかつて日本は領土的主権を主張したことはございません。ただこの群島の帰属につきましては、中国とフランスとの間に外交交渉があつております。
この提案は、手続問題に関する関係国間の意見の対立によりまして、約半年の外交交渉の後、一応見送られる形となつたのであります。この状態は、その後一九四九年夏に至りまして、再び対日平和促進の問題がアメリカにおきまして取上げられまするまで続いて参つたのであります。 一九五〇年四月には、アメリカの共和党のダレス氏が国務長官顧問として、対日平和問題を担当するに至つたのであります。
米国政府は、七原則に対する関係諸国の意見をしんしやくして、これを條約案の形につくり上げるよう外交交渉を続けて参つたのであります。その間、ダレス特使は二回日本に来訪し、日本政府及び朝野各界代表に対し意見を開陳する機会を與えられました。正確に申せば、平和問題について日本は交渉の相手方ではないのであります。交渉は連合国の間に行わるべきものであるのであります。
米国政府は、「七原則」に対する関係諸政府の意見を斟酌して、これを條約案の形に作り上げるよう外交交渉を続けて参つたのであります。その間、ダレス特使は二回日本に来訪し、日本政府及び朝野各界代表に対し意見を開陳する機会を與えられたのであります。正確に申せば、平和問題について日本は交渉の相手ではないのであります。交渉は連合国の間にのみ行わるべきものであります。
なお條約の解釋の問題についていろいろございましたが、私は本来が外交交渉の面、條約の問題というものも私の所管の問題でもございませんし、それは承知の上で初めから手を控えておりましたが、一つのまとめ役として出て、私が政府として表明し得る最大限の表現を以て、抑留者家族のかたがたに誠意を以て特にその御了解を得たというのが経緯でありまして、今日国会において私が更に掘下げた問題についての答弁を申上げるだけの職責もございませんし
外交がない今の日本の状態といたしましては外交交渉というものがないでしようけれども、差当り併しまあ事実上そういつたような何か話合いというものがあつて、そうした協定の参加について何か進行しているのではないかと想像いたすのであります。何か交渉という面からお話願えることと思いますが、差支えない限り速記をとめてでもお伺いしたいと思います。
ライン侵犯に対する問題も、まだ結末が付いておらないときに、更に水産省として、積極的な体制を水産省の設置によりまして、水産庁の時代よりも、やはり基本的な理論としては、漁区の拡張をせねばならない、外交交渉によつてマツカーサー・ラインの拡張をせなければならんというようなことが、当然庁より省に昇格することによりまして、全世界にその感じを与えると思うのですが、そういうような感じを与えることが、講和を前にして日本
ただ外交交渉の過程において、ときに秘密を保たなければならぬような問題もあるから、それはある時期の間だけ秘密にしておく、私はそういうものにすぎないと自分では思う。
○小川(平)委員 もちろんこれはこれから開始されようとする外交交渉の問題でありまするから、機微に属する点がいろいろおありになるということは承知いたしております。この際この問題に、いわばアプローチして行く上においてどういう観点があるか、こういう点について専門家であらせられる木丙さんの御意見を承る、この程度のお願いはさせていただいてもいいじやないか、こう思つておるわけであります。