1950-12-02 第9回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
それから中小企業の危機に瀕しておる問題は、常にやかましく言われております。今回の国民金融公庫の法律案の審議においてさえも、十億出すのがよいということはみんな知つておりながら、これに対していろいろな希望や條件がついて質疑をかわされ、討論も行われたわけであります。こういうような状況で、中小企業に対しまする税の対策というものについて、もう少し思いをいたしていただきたい。
それから中小企業の危機に瀕しておる問題は、常にやかましく言われております。今回の国民金融公庫の法律案の審議においてさえも、十億出すのがよいということはみんな知つておりながら、これに対していろいろな希望や條件がついて質疑をかわされ、討論も行われたわけであります。こういうような状況で、中小企業に対しまする税の対策というものについて、もう少し思いをいたしていただきたい。
しかもその結果食えないのは食えないのでありますから、そこには意識すると、いなとにかかわらず、悪質良質を加えまして腐敗が起り、怠慢が起りまして、その電圧は物質的に精神的に一般公務員の主人公であるところの一般の人民に事実上の負担を増大させる結果になつてしまうと思いますの外れこれは大きく言つて民主的な、国家の公務員の人事管理の点にも重大な危機を告げるのであると信ぜざるを得ないのであり、その点をここに指摘せざるを
それから第三の点で、特に調整号俸の切下げによつて国立病院、あるいは癩病院、あるいはまた電通等の現業が危機に瀕するであろうということは非常に明確であります。癩病院の看護婦、あるいは雄核国立療養所の看護婦等が、現在でさえ不足であるにもかかわらず、調整号俸の切下げによつて、これが募集をますます困難ならしめている。
翌二十九日の夜に、国務省からアチソン国務長官はラジオ放送をいたしまして、朝鮮の危機は、世界平和にとつて容易ならぬ危險をはらんでおることを申しまして、われわれ米国民の上に、力のみならず国民性の試練を下すときがあるとするならば、今こそそのときであると、強くこの危險の状態を国民に訴えておるようであります。
今度の朝鮮の動乱というものが、まつたく新しい戰争の危機に直面して参りましたことは、マツカーサー司令官の発表によつて明らかであります。
○林(百)委員 そうすると、地方行政委員会で、せつかく地方財政の危機をよく御認識なさつて、長い間地方財政の問題を御苦労なさつて、委員会の皆さんが超党派的に決議したものに対して、委員長はこれは単なる参考資料だと言うのですか。予算的な措置はどうなつてもいいというお考えで、予算委員会に連絡し、その態度を御説明なさるわけですか。
(拍手)これこそ議会政治の危機であり、フアシズムの台頭でなくして何でありましようか。国家審議権の擁護の必要なる、憲法擁護の必要なる、今日ほど重要な歴史の瞬間はございません。 私は、以上の諸理由によりまして、本決議案に賛成の意を表するものであります。(拍手)
これこそ日本民族の独立が今や危機に瀕し、日本の民主主義がまつたく蹂躙されておるという明らかな証拠であります。(拍手)すなわち、現に日本の国会は、人民の利益を守るための国家最高機関たる機能をまつたく喪失しておるのであります。このことは、濫発されるポ政令の公布によつて集中的に表現されておるのであります。
非常に重大な問題は、何といいましても地方財政の問題でありまして、しかも最近の地方からの知事の上京の状態などを見ますと、党派を超越して地方自治というものについての危機を実は非常に感じておるようでありまして、また最近の政府の予算の立て方から見ましても、及ぼすところの影響はきわめて重大だと実は考えるのであります。
この点特に主管大臣として、地方自治体が今危機に立つていると、地方財政委員会の意見書にも明確に書かれておりますだけに、ここに大臣から責任のある御答弁を伺いたいと思います。
従いましてこの地方財源の措置を適正に行うということは、單に地方財政の窮乏や危機を救済するものではなく、むしろ国の方針と国の施策との実施を的確に保障するものと解すべきでありまして、首相が先般強調せられました施政方針のうち、わが国経済の自立性の確立とその安定復興並びに文教の振興ということが、地方の実際におきまして具体的に実施されること、またひいては地方財政が不当に抑圧されないで中央及び地方を通じまして、
同月二十九日 国民健康保險の危機打開に関する陳情書 (第 八号) 外地引揚歯科医師の免許に関する陳情書外一件 (第一八号) 人口動態調査費全額国庫負担の陳情書 (第二四号) 同(第二七号) 遺族福祉に関する陳情書 (第五四号) 医薬分業反対の陳情書 (第五五号) 医薬品製造業登録の一部権限委譲に関する陳情 書(第五六 号) 国民健康保險に対する補助金増額の陳情書 (
昨年六二三の予算があのうき目を見ましたときも、各派が共同歩調をそろえましてその筋へ当つた経験もありますので、今日文部予算がこ、いうような危機に、というところまでは来ておらぬかもしれませんが、相当初めに考えておつたより以上削減をされておるのでありますから、ひとつ今日あらためて文部当局の予算に関することを承つて、それに基いて、本委員会として政府に事前交渉をするということを、ひとつおきめを願いたいと考えるのであります
こういうような内閣によつては、私はこの重大な危機は乗り切れない。いわんや講和條約をこのようなへたへたとなつた内閣では乗り切れないと考えるのでありますが、総理大臣はいかようにお考えになりますか。
これは何と申しましても、アジアのこういう状態あるいは日本のこういう外交的なあるいは戰争の危機というようなことが叫ばれている状態におきましては、長期の、しかもおちついた外資の導入ということは非常に私は不可能だと考える、またそういうことが当然だと私は考えるのであります。
つてわれわれといたしましても——もちろん政府のそれらの推計にあたりましては、どういう抽出方法でもけつこうでありますが、どういう資料に基いてやるのであるかということを、当委員会においても、ぜひ私はつまびらかにいたして、われわれ自身もまた現実の政策の上にそれを取入れて、農民の現金所得の実際を調査いたしたいと思うのでありまするから、どうぞ安本当局におきましてもその点をおくみとりくださいまして、今日農業の危機
農業協同組合も終戰後皆様の御盡力によりまして急激にこれが全國的に普及いたしました現在、三万数千の協同組合を擁しておりますが、その協同組合もいわゆる自由経済体制に転換するに当りまして、この春購買事業部面から端を発しまして、いわゆる農協の第一次危機という危險な状況にさらされたわけであります。そこでこの問題に対処いたしますのに、官民一体となりましてこれを再建するためにいろいろな方途を講じたい。
然るにそれも全然沒却されたということになりますと、御承知のことく地方の財政は非常に窮迫しておる結果、この年を越せないという結果になつて、非常に財政的に崩壊の危機に直面せざるを得ないという結果に相成ると思うのでありますが、大蔵省のほうの側におきましては、昨日地方財政委員長の本会議における答弁にもありました通り、どうもややもすれば大蔵省は地方の財政の上に非常な冗費があるという観点にのみ傾き過ぎた結果、今回
こうなれば地方としては実に財政上大きな危機になるのではないか。これがために法定外の課税をする。或いは標準率以上の又税率を課するのではないか。寄附金を取るのではないか。事業の繰延べだとか、中止だとかをするというようなことになりは上ないか。或いは公有財産を売つて一時を凌ぐようなことになるのではないか、こういうようなことを私ども杞憂でなければいいけれども、これを憂慮しております。
(「それは共産党じやないか」「そうだ」と呼ぶ者あり)日本民族は建国以来今日程恐るべき危機に臨んだ経験はない。まさに祖国は興亡の岐路に立ち、全国民は平和か死かの断崖に臨んでいるのであります。 果して第三次大戦は必至であろうか。
先ず第一に講和の問題につきまして御質問申上げるのは、先輩の諸議員の方々が大局的な見地からはすでにいろいろと質問されておりますので、私は極く身近かな例より見まして、何故現在の政府が殊更に全面講和を遠きものという工合に決めて、国民が最も心配しておる、戰争の危機さえ孕むところの單独講和促進に、すべての施策、行政を進めておるかという点についてお尋ねしたいわけであります。
アメリカすらが局面の打開に苦慮し、心胆を砕いて愼重な道を選んでいるとき、日本自身がこのような独善的意思表示を行い、そうして戰争の危機を招くような道をみずから選んでおることは、不謹愼且つ危険な外交方針と断ぜざるを得ないのであります。(拍手)言うまでもなくこれは吉田外務大臣の所管である外務省の外交白書であります。吉田首相がこれを御存じない筈はないと思います。首相はどのように考えておられますか。
我が国は水力発電が豊かであると称しているのであるが、その水力発電が危機に見舞われかかつていることを政府は御存じであるか。
まず第一に、昨今の一番大きな問題となつておることでありますが、給料生活者以外の農民及び商工業者等が組合員となつておるところの国民健康保險は、最近受診率が非常に高くなつておるのに反して、保險料の未徴が非常にふえて来まして、財政的に危機に立つておる、こういうことでありまして、これは私この夏全国の地方町村を三十数箇町村、他の問題でもまわつて見たのであります。
今日また千分の六十に引上げましたところが、おそらく半年先には、当局の同じようなおめがねであれば、見通しがつかない状態でありますから、保険経済は相かわらずの危機を告げると思うのでありますが、そのときには一体どういう態度をおとりになるつもりであるかということが一つ。
そういう言明にもかかわらず、相かわらず同じ方法をもつて、またこの危機の突破を保険料率の、しかも被保険者の料率の値上げによつてカバーして行こうという当局の魂胆というものに対して、私は国民の名においてきわめて残念なものを感ずるのでございます。
○福田(昌)委員 こういう保険経済の危機打開に対して、大蔵当局と十分話合わなければ、根本的な危機突破の打開策が得られないということは、申し上げるまでもなく厚生当局において十分御了解済みのことと思うのであります。
私は、おそらく戰における最も重大な危機が今農民に来ている、この問題を解決せずしていかに高米価をとなえ、いかに統制撤廃をとなえても、根本問題は解決上ないというぐあいに考えております。この点についてひとつ廣川さんの率直なる御意見を承りたいと思います。
きのうも地方財政の委員長がそこにおいでになりまして、地方財政はまつたく破綻の危機に瀕しておつて、あるいはシヤウプ税制実施以前の混乱に再び立ちもどるであろうというようなことを言われております。これは私非常に重要な問題だろうと思いますが、もし地方財政委員会として八十三億の意見書が無視されました場合には、どういう態度をおとりになるつもりですか。その責任はどういうふうにおとりになるつもりですか。