1950-12-07 第9回国会 衆議院 法務委員会 第8号
そういう人たちの感化、影響ということもありましようし、警察予備隊の指導者たちが一歩誤りますと、警察予備隊はゆゆしき存在に転化して、日本のいわゆる平和国家の性格さえ一変するような重大な危機をはらんでおる。この意味におきまして、私は強く当局のその点に対する御留意を願いたいと思いますが、これに対しまして法務総裁なり長官なり御意見がございましたら承りたいと思うのであります。
そういう人たちの感化、影響ということもありましようし、警察予備隊の指導者たちが一歩誤りますと、警察予備隊はゆゆしき存在に転化して、日本のいわゆる平和国家の性格さえ一変するような重大な危機をはらんでおる。この意味におきまして、私は強く当局のその点に対する御留意を願いたいと思いますが、これに対しまして法務総裁なり長官なり御意見がございましたら承りたいと思うのであります。
○大西(正)委員 朝鮮の戦局においては国連軍は非常な危機に面しておる。国連軍はすでに平壌を撤退しまして、戦略的な後退をしておる現状でありますが、聞くところによると、中共軍の北鮮に侵入しておる教は五十万とも言われ、六十万とも言われ、あるいはけさの新聞でありましたか、百万近い中共軍が侵入しておるということを報道しておつたのであります。これに対して国連軍は二十万くらいだととりざたされておるのであります。
本請願の要旨は、朝鮮動乱の勃発に伴い戦争の危機が増大しているとき、国会の名において平和擁護の態度を内外に表明されたいというのであります。
本請願の要旨は、今回の税制改革により、従来よりとられていた義務教育に対する国庫負担制度が廃止され、平衡交付金の中に吸収されて、全然特例を設けられず、地方自治体に移されることになつたが、かかることになると、地方税法の改革による税負担の増加に伴い、予想される徴税難と相まつで、地方自治体の財政は、極度の危機に陥り、従つて教育費が著しく削減されることは必至である。
本請願の要旨は、今回の税制改革により、従来よりとられていた義務教育に対する国庫負担制度が廃止され、平衡交付金の中に扱収されて、全然特例も設けられず、地方自治体に移されることになつたのであるが、かかることになると、地方税方の改革による税負担の増加に伴い予想される徴税難と相てまつて地方自治体の財政は、極度の危機に陥り、従つて教育費が著しく削減されるうき目となり、教育の危機がさらに増大することは必至である
世界は正に現在第二次大戰以後の最大な危機に立ち至つております。如何に考えましても、戰争に原爆を使用し、人間の大量殺戮をなすことは、明らかに許すことのできない人間社会に対する大犯罪であります。(拍手)無論、原爆はアメリカの独占ではなくなつており、若しアメリカの側から使用されるとすれば、その勢いの赴くところ、止むを得ず、これに対抗して原爆を以ての反撃は起らないとも限りません。
かくて地方財政委員会委員長の意見書に述べるが如く地方財政の円滑な運営に重大な支障をきたし地方自治の危機を招来するものと認める。 よつて政府は速やかに地方財政平衡交付金の再度の増額、地方債発行額の大幅の増加その他適当の財政措置を講じもつて地方財政の窮乏を救済すべきである。 右決議する。 以上であります。
また、いわゆる朝鮮事変による特需、あるいは諸外国における再軍備計画の進捗によつて再び日本にインフレの危機がありといたしまするならば、そのインフレの危機というものは、とりもなおさず従来の赤字財政に上つて生ずるいわゆるインフレ発生の懸念ではなくして、貿易収支の不釣合いから来るところの、すなわち輸出貿易の進展に対して輸入が梗塞せられる点に生ずるところの外国為替特別会計における資金の過剰、これが借入れに対する
この社会保障制度の中において、社会保險が現在においてはその核心をなすものであること、しかもこの社会保險が現在において最も経済的な危機に臨んでおりますことは、やはり皆様が十分御承知のところでございます。従つて、この社会保險の現在の経済的危機を打開し、これを確立するために、厚生省内において社会保險審議会というものをつくりまして、天下の衆知を集めようとしておる。
この防波堤が財政の赤字によつて危機に瀕するときに、ただ一方的に、労働者の負担においてその危機をしのがんとするがごときは、政府並びに自由党内閣の大衆收奪政策の端的なる現われであるとわれわれは断ぜざるを得ないのであります。(拍手) 国民健康保險並びに健康保險の危機は、すでに数年来唱えられました。
特に日本国民としては絶対に再武装を考えないで、たとえ外国からその要求があつたとしても、これに応じないで、我々は飽くまでも憲法の精神を守り拔かなければならないということ、而もこの朝鮮動乱をめぐる非常な危機の中に立たされながらも、我々日本国民は昔言われたこのとき騒がずというあの態度を以て、特にアジアの経済復興開発と、アジア民族の生活水準引上げに寄與するということを通じて、それに並行して我が国の経済自立をば
本請願の要旨は、水産物の統制が撤廃され、魚価が自由となつたが、石油、漁網等がまだ統制されている一方、生産資材が比較的割高な上に、魚価が自由競争でたたかれ、生産費に対する魚価の均衡を失い、漁業経営は危機に瀕している、従つて、石油漁網はもちろんとして、魚価に直接影響を与える水産用塩価について特別の考慮を払われたい。
さて第三点でありまするが、かような国際情勢が直ちに第三次世界戰争には突入しないといたしましても、併しながらもとよりこの中共の朝鮮に対する介入ということは非常な危機を孕んでおることは申すまでもないのでございます。
○藤森眞治君 健康保険法の一部改正につきまして厚生大臣にお伺いしたいのですが、私は曾て黒川厚生大臣に社会保険のことに関して一応御質問申上げ、保険経済の危機に対して何とか抜本的におやりになるつもりはないかということをお伺いいたしたのでございますが、その後ますますこの保険経済は面白くない状態になつております。
昭和二十五年十二月六日(水曜日) 午前十時二十五分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○毒物及び劇物取締法案(内閣提出) ○健康保険法改正法案中一部修正に関 する請願(第三三〇号) ○国民健康保険の育成に関する請願 (第三三二号) ○国民健康保険事業の危機突破に関す る陳情(第六一号) ○健康保険法の一部を改正する法律案 (内閣提出、衆議院送付) ○社会保障制度
船員保險の経済危機を突破するために、またさらには船員保險の給付の内容は充実せんとするために、本改正案が提出されたわけであります。いかにも標準報酬の引上げ、あるいは保險料率の引上げは、できるだけ避けたい点ではございますが、今回船員保險の大きい赤字の危機を突破するためには、やむを得ない手段であると断ぜざるを得ないのでございます。
ついては、国民健康保險団体の財政危機の現状にかんがみ、国民健康保險に対する給付費の二割を国庫負担とされたいというのであります。
なるほど今日の保險経済のこの危機を根本的に打開するということが、非常な困難な状態にあることは、申し上げるまでもないことであります。しかし困難であるということは、不可能ではないはずであります。不可能と困難ということは、混同してはならないのでありまして、われわれとしましては、あくまでもこの根本にさかのぼつての対策が打立てられなければならないと考えるのでございます。
このときにおきまして、昨日来ワシントンにおいて行われつつありまするトルーマン大統領、アトリー首相の両巨頭会談こそは、戦争か妥協かのかぎを握るものとして、全世界の注目を集めておるのでありまして、世界情勢は文字通り空前の危機をはらんでいるものと思います。
従つて今看護婦さんやお医者さんが足りなくて、今の医療行政は危機に瀕している。そのことが当然わかり切つておりながら、こういう一律なことをおやりになる。ここに働く人たちが騒がなかつたら恐らく政府は頬被りして行つたと思う。これでは私たちが今の日本の医療行政に対して不安で不安でたまらない。
従つて、もしこの値上げができなければ、健康保険の危機をいかにして打開するかという問題になりますが、これはすべての健康保険の危機を打開するためには、根本的な方法がとられなければなりません。その方法は何であるかと申しますと、結論的に言いまして、要するに医療費の国庫負担と、もう一つは適正なる診療の基準をきめようというこの二つ以外にないのであります。
性病増加に対して結局船員保険の療養の給付面の費用の回転基金において、経済危機が起つて来たわけでありまするが、その打開策として、たとえば性病の一つの治療剤でありますペニシリン、サルヴアルサン、そういつた薬を買い上げられて船員保険に充てるというお考えはありませんか。
○福田(昌)委員 健保の経済危機のために、保険料率の引上げがなされましたが、今回のこの引上げをもつて、将来保険経済はこれでやや安定する、またさらに短かい将来において、健保の一部改正をするようなことがあるかないか、そういうところの政府のお考えを聞きたいと思います。
○委員外議員(岡本愛祐君) 地方行政委員会といたしまして、この要望事項を政府は速かに地方財政平衡交付金の再度の増額、地方債発行額の大幅の増加その他適当の財政措置を講じて、政府が地方財政の危機を救済すべきである、こういう決議であります。それで地方財政委員会は、これは現在政府から提出しておる補正予算、これが今すぐに政府の措置によりまして増額されることができればなお結構だと思います。
かくては地方財政委員会委員長の 意見書に述べるが如く地方財政の円 滑なる運営に重大なる支障を来たし 地方自治の危機を招来するものと認 める。 仍て政府は速かに地方財政平衡交 付金の再度の増額、地方債発行額の 大幅の増加その他適当の財政措置を 構じ以て地方財政の危機を救済すべ きである。
○國務大臣(廣川弘禪君) これはあなたと全く私は気持を同じくいたしておるのでありますが、この早場米奨励金が端境期の危機を乗り切るために起きたということはわかるのでありますが、但しその裏の單作地帯の奨励金としても重要な意味を付けられておることもその通りであります。この六十億については私も十分話をいたし、又強く要求をいたしたのでありますが、予算編成上こういう三十億という数字になつたのであります。
本法案は国家公務員法と相並びまして、地方に民主的、科学的人事行政の制度の理念、態勢を導入いたしまして、国民の奉仕者としての公務員の身分を確立せんとする目的なのでありますが、しかしながら今日の地方自治制度の実情を見て参りますると、行、財政の方面におきまして、制度は一応整備を見たようでありまするが、その運営におきましては、遺憾ながら日が浅いのでありまして今日の特に重大なる問題は、いわゆる地方財政の危機を
ことに御存じの通り、去る第七国会におきまして、四月二十二日に厚生委員会で、疾病に関する社会保険制度の整備に関する決議案を超党派的に提出しまして、その中で「社会保険制度の目下の危機に対処するとともに之が整備を図るため、出来得る限り速かに」適切果断に国庫をもつてこれに充てられたいというように言つているのでありますが、この点を勘案されての政府の御処置であるか、これをお考えに入れられたかどうかということを、
このきめ方は、片方の党が出ないからという形に持つて行かれるかもしれませんが、一方的にきめて、反対の者が全部入らないできめたということは、ある意味において日本の議会政治の上に非常な危機をもたらす……。 〔発言する者多し〕
関する申入、昭和二十五年十二月四日 参議院農林委員会 この件については、去る七月四 日、廣川農林大臣に対し、当農林委 員会から申入がしてあるので、すで に必要な手配が進められているこ とと思料するが、昭和二十二年農 業災害補償制度が実施せられてか らこのかた、稻、麦及び家畜に対す る不測の異常災害が頻発して、農業 共済組合連合会事業不足金が累積巨 額に達し、事業の運営が重大な危機
また昨日はイギリス、フランスの外務大臣が会見をいたしまして、四大国方式をもつてこの危機を突破しようというような状態も現われております。
世界的な一大危機に瀕しておる。これは相当発展する可能性があるわけである。政府は今そういうようなことを盛んに言つておられるが、この時局に際しまして、現在のこういうような状態が拡大されて来る、そういうときになりましても、なおかつ統制を撤廃して行くというだけの準備と自信があるのかどうか。こういう点を伺いたい。そうでありませんと、あつちへ行き、こつちへ行き、非常に農民が迷惑する。