1948-11-27 第3回国会 参議院 労働委員会 第8号
恐らくやあらゆる権利を剥奪して、手足をもいだ一つの塊りに過ぎない人間になつてしますのであります。こういうことで、日本の民主的な再建、日本の独立というものが願えるでありまいようか。
恐らくやあらゆる権利を剥奪して、手足をもいだ一つの塊りに過ぎない人間になつてしますのであります。こういうことで、日本の民主的な再建、日本の独立というものが願えるでありまいようか。
それは生存権、生活権といつたような或いは人格権といつたような、或いは人間が社会に生きていく上におきまして本質的に奪えないような権利、これは如何なる場合においても奪えないと思うのであります。併しそれと違いまして、生活権とかいうものを実現するための手段として認められておるところの基本的な権利、これは第三次的な権利でありまして、全体社会の生活権という立場からは制限できると思つております。
これほど人間の持つ基本権を蹂躪した、最も端的なものはなかつたと思うのでありますが、その十七條が、はからずもまた公共企業体労働関係法の中に、十七條として現われて來たということは、妙なものの言い方をいたすようでありますけれども、偶然ではない。
思いますけれども、初めのお答に申上げまとたように、或る時期にむしろ延ばした方がよいというのであれば、且つその理由というものが、現在の選挙管理委員についても、現在あります人間についても適合する理由であるならば、これに私は取上げる十分なる根拠を持つておると思うのでありまして、但し將來これをやたらに例にするというようなことは勿論好ましくございませんし、又四年とかいうような週期的な選挙が主たる各種な直接選挙
これらの状況から見まして、全國選挙管理委員を、昨年末議会で立法いたされましたこの任期を三年にいたしました場合は、一昨年に考えました場合よりも、一昨年の地方自治法ができました当時、私自身といたしましても、委員等の任期は比較的短かい方が、いろいろな人間が修熟した方がいいのじやないかというような考えも持つておつたのでありまして、当時においては何ら不都合なことではないのでありますけれども、その後の状況から見
○木村(榮)委員 その問題は私は何も異議を申し上げはいたしませんが、しかしながら大体いくら簡單な法律案であつても、法律を一應こしらえるわけなのですから、きようはしかたがないとしても、もう少しある程度の人間が出てやらないと、決定はこれでは困ると思うのです。
これら五十万の身体傷害者は、憲法の示すところにより、國家の義務においてその人間的生活を保障すべき施策の早急な確立をお願い申し上げたく、その一環として、鉄道無賃バスも別紙案を御審議、特別の御配慮くださらんことを切望するものであります。全國五十万の身体障害者をして更生の意欲に燃えしめ、一日も早く祖国再建の一翼たらしめるよう格別の御高配を切にお願いいたします。 これが陳情の趣旨でございます。
もつとも食物は、人間である限りだれにとつても重要であるが、特に療養生活者にとつては、これは單なる食品ではなく、治療藥の一部分であるという観点から、特に他の一般の健康者よりは高カロリーを要求いたしますので、私どももその意味におきまして、それぞれ関係方面と折衝いたしておるわけであります。足らざることは十分自覚いたしておりますが、われわれの力の及ぶ限りの努力をいたしておることを申し上げておきます。
御当局におかれましては、この盲人の窮迫せる事情を御賢察賜わり、また欧米諸國においてもすでに実施せられておることでありますので、格別の御同情をもつて、すみやかに盲人福祉法を制定公布せられ、文化國家の一個の人間としての生活を営ましめられたく、ここに京都府盲人協会会員一同謹んで請願いたすものでございます。
ですから教員組合を結成して、人間は神様ではないから、多少の弊害はあつても、併しながら戰争犯罪に協力するというような、そういう弊害が教員組合がない場合には起つて來る、教員組合がある場合には、そういう盲從をしないで、自分たちの考を述べる、そういう基礎を持つておるということになりますので、さればこそ一昨年アメリカから日本に参られた教育使節團の、日本教育民主化に対する勧告案の中でも、教員組合を獎励せよと明示
○羽仁五郎君 この陳情の趣旨も、すでに私が先に申上げましたような意味で、重大な問題を含んでおりますので、十分御討議を願い、御採択頂きたいと思うのですが、尚一言申上げておきたいのは、先日も申上げまたが、これはアメリカのタフトハートレー法ですら官吏が事議をやつたというような場合には、官吏たるの身分にしか処分が及ばないのに、日本の場合には、公務員が公務員である前に、人間であり、國民であるその権限まで侵すというようなことをやつておることは
しかしここに危險がありますから、同一人間は一年以上使えぬというために、最初の六箇月は甲の人間を使い、それが切れるとまた乙の人間を六箇月使うというようなことをする。実際こは簡單にいうところの本傭いに任命しなければならぬにもかかわらず、いろいろな関係からそういう姑息なことをやつて、不安な状態のもとにおいて人を採用するということが、過去において往々にしてあるわけです。
民主的にやるというならば、こういう科学的とか何とかいうことよりも、多数の人間が見て、これが正しいかどうかということを判定した方がいい。一部の單なる長官だとか、人事委員だとかいう人間がこれを云々して、こういう人間が規則を定めてやつたつて、人間の仕事というもの、精神生活というものは、そう簡單にできぬのです。だから多数の人間がこれを見なければならぬ。この多数の人間が見るためにこそ組合は必要だ。
○徳田委員 そうするとこの実績はそういう実際に任命する権利を持つておる人間が考査するわけですね。そうするとこの考査は一定の基準によらなければならぬと思いますが、その基準はどうしますか。
家宅というものは人間の身体に次いでこれを保護しなければならぬということも、檢務長官はおわかりだと思う。刑法においても、家宅侵入罪というものは現に存在するのであつて、われわれの住居しておるところの家宅、しかも國会議員は國民の代表として、國家の最高の機関で、國会の重大なる審議を担当し、いろいろ國政に関するところの重要法案もあり、秘密の書類もある、そういう家宅である。普通一般の家宅とは違うのである。
郵政の方は人間がやつて行く仕事です。そうして世界的に赤字が出る、これは國家が補償するものであります。人間を非常にたくさん使う、赤字が出る。これは一般の最低の意思の疎通機関ですから、これに対して赤字が出て、國が補償する。これは世界中各國ほとんど同じです。ところが電氣通信は郵便と違いまして、郵便のように片一方だけに意思を傳達するのではなくして、同時にお互いの意思の交換をする。
札付の人間がよくのこのこと貿易廳に入り、また貿易廳でよく採用したということを考えておつたのでありますが、案の條入つて間もなくああいうような事件を起した。こういう点について、人事の採用という点において非常に愼重にお取扱いになることが必要だということと、さらにまたいろいろな風聞が生ずるゆえんというのは、貿易行政事務がきわめて複雜多岐である。
浦和充子君) でも恐らく杉戸署でも医者に掛けられたら……、越谷から送られて來ました際に、小田部長さんがお前そんな薬飲んじやつた後で警察に来て願出るのなら何故その前に言つて來なかつたかとおつしやいましたけれども、その前に私は自分の亭主がこういうわけで子供も不憫ですからとどういうふうにかお願いした場合には恐らく夫語助なら語助を呼び出して、「お前はこういう思いをさせないで子供の親としたらもう少しまともな人間
○証人(浦和充子君) それはどつちみち浦和という人間が生れた土地に疎開して、そうしてそこの土地の中でまで恐喝をやるために、誰も相手にして呉れなくなつちやつたんです。
こういう点では戰時中の惡い意味の勤労教育でなしに、勤勉な、労をいとわないような人間をつくらなければならないというふうに、感じておる次第であります。御承知のように小学校から中学高、高等学校にわたります教科内容も、そういう点ではできるだけ社会に出て一人前の働きのできるように、職業教育的な面については相当力を入れておるのであります。
私が一番心配することは、さつき科学技術教仕を振興せねばならぬと言いましたが、これは一面から言うと、働く人間をつくる教育をせねばならぬという意味であります。それは決して日本の低文化政策を是認するのではない。われわれはあくまでも大学において高い文化を堅持して行かなければならない。日本の文化は決して戰前に劣るものであつてはならないし、ますます盛んに高次のものにならねばならない。
ただ私のまつたく個人的な意見を申し上げますれば、平和な意図をもつてまじめに働く人間をつくつて、それらの人に学問や技術を身につけさせるならば、日本人が今後また海外に出る道が開けはしないか。
法律上どうのと言つたつて、どんな法律だつてやはり人間の生活を規正するための法律であつて、人間の生活を離れての天上の法律じやないのだ。だからこれは給與と別にして審議したのじや無意味だと言うのだ。これは拒否というのじやないのです。だから給與の問題に関して首相がちやんと出て來られて、責任のある答弁をすれば審議するわけです。そうでなしに、首相は出て來られない。それでは審議をしたつて何もならない。むだです。
何もかもやはり実際上の仕事は多くて人間は少いものですから、内部はがちやがちやになつてしまうじやないですか。そういう事実がここに現われておる。たとえば新津などでは、專任書記などは八人もいるそうです。新津管内のある村などは十五人もいるところがある。これは仕事が多いからと言えばやむを得ない。
○菊川委員 法務総裁にお尋ねいたしますが、ただいま伺つておりますと、公務員は公務員なるがゆえに、民間の人間よりは処罰規定が重くてもよいのだ、こういうことであります。ところが、これは一般にそういう考えが常識的になつておりますけれども、はたして法務総裁として罰則ということをお定めになる場合、民間の人間より公務員は処罰が重くなければならないのだ、こういう根拠が一体どこにあるのでありますか。
それからもう一つ考えられることは、例えば揚繰一統ならば一統、それから「かつお」「まぐろ」、これは沿岸漁業としてやつておるところもありますからして、これもやはり一隻又なら一隻で、そういつた生産組合、そういうふうな一統が生産組合を作つて、それで協同精神というよりも雇われておる人間だという考えで、その点が生産組合がですね、親分子分というようなことで、ちよつと或る意味におきましても使われておる人と雇つておる
つまり生活の本拠という場合に、一箇所でなくて他の土地においてやはりそこが生活の本拠であるということがあり得るのでありまして、そういうような実体を備えれば、一人の人間が二つの組合に加入するという場合もあり得るわけであります。
ただ呉れぐれも申上げまするが、郵政業務は非常に多くの人数、取扱う人間的要素に重点があり、電氣通信は機械というものに重点のある相違から、特に郵政省に監察部を設けて、電氣通信省の中には特別な監察局を設けずして、今申上げましたように、監察部の第二課をして、全面的にこれに当らしめておるという事情でありますることを御了承願つて置きたいと思います。
勿論戰前におきましては、一年間にそれ以上に百五十、二百といつたような増置をいたしたこともございますが、只今お話の通り現下の通信財政の非常な経営難の状況のために、十分な経費をその面に割くことが困難なのでございまして、私共といたしましては、できるだけ予算によつて整備した人間を合理的に使うことにいたしまして、そうして新規に増設する人間を生み出して、そうしてそれによつて新らしい局を増設しておる次第でございます
これに引比べまして、教育者は、國家の機能を担当しまたはこれに協力するところの公民を養うことを仕事とするところの人々でありまして、機能上國民的、人間的能力の育成養護をその職務とするものであり、常に自主的活動に任ずべきものであろうと存ずるのであります。ここに一般公務員と教育公務員との相違の核心があると存ずるのであります。
援護局において、三十人の人間が病室にまで入れられなければならん程、傷を受けて、今日尚留まつておるというのであります。そういう状態は、これは今日始めて起きたものじやない。今年の五月、六月からの、少くとも今年だけを例にとつて見ましても、そういうようなリンチ事件が起きて來ております。それで今年の七月……(「委員長脱線」と呼ぶ者あり)責任者の態度について私は詰問します。その後……
おのずから人間の常として、三円六十銭の委託費を貰うよりも、五円の委託費を貰う方がよいということも考えられるのでないか。そこで我々は先ずこの事件を起した、この一齊檢挙、一齊收容をして送つた人達の行政的な考えの間違い、それを精神病者として送らずに、それを一時收容者として送つておつたならば、かような問題は先ず起り得なかつたであろうと、こう考えます。
な講堂が部屋でありまして、それで細密な細菌を拵え、大事な注射器を拵えるというのは、大体それでやらした人が間違つておるといわなければならん、最近は黴菌が入るから窓は二重窓にして、通路から中へ入るのには、一遍消毒しなければ、次のドアの中へ入れないという、そうでなくては空氣中の黴菌の防衞はできない、窓は空け拂つて、その近辺のきたない兵舎の残骸でやつておるのでありますから、とても不潔で、こういうところで、人間
そういう大切な人間をそう粗末に扱つて、それは医者が精神病者と診断したから、我々は医者を信頼したのだと、こういう強弁をしておる。そういう強弁が世の中に成立つものかどうか。我々はその点において、大阪市の我々に対する答弁の仕方は極めて不誠意であるということを指摘せざるを得ない。
從いまして船舶公團というものが今後ますます必要を感ずる公團でありまして、只今は漸く序の幕というくらいのものでありまして、今後いよいよ日本の海運を増強するについては船舶公團というものは是非必要だと思いますが、他の公團とは余程性質が変つておると思いますけれどもおのずからそこに生命にも制限があると思いますので、従業員を全部安心さして仕事をさせるということになりますと、無理矢理に民間から引つこ抜いて來た人間
今までは東京の本部ばかりで仕事をいたしておりましたのでありますが、段々仕事が殖えて参りまするのと、現地のいろいろな監督その他の雑務をとりまする関係上、十月から大阪の方に関西駐在員を置きまして、丁度只今四名の人間を配置いたしておりますのでありますが、兵庫縣、京都府、大阪府、和歌山縣、これだけのすべての仕事をさしております。