1955-07-30 第22回国会 参議院 建設委員会 第29号
○赤木正雄君 なお、私はこの国会で、委員会に対して、理事でない田中委員を理事並みに扱って協議しました。そうして田中君が来ないために何時間か委員会の開会がおくれたということを、この速記録に明らかにしておきたいと思います。これはおそらく皆さま御承知と思います。そういうことがありながら、緑風会の意見を、ほんとうにこういう正しい意見を発言させなかったということは、この委員会に対して委員長並びに委員諸君も非常
○赤木正雄君 なお、私はこの国会で、委員会に対して、理事でない田中委員を理事並みに扱って協議しました。そうして田中君が来ないために何時間か委員会の開会がおくれたということを、この速記録に明らかにしておきたいと思います。これはおそらく皆さま御承知と思います。そういうことがありながら、緑風会の意見を、ほんとうにこういう正しい意見を発言させなかったということは、この委員会に対して委員長並びに委員諸君も非常
○赤木正雄君 私はこの法案が継続審議に決定しましたから、かれこれ言うのではありません。しかし、私は継続審議に持っていくことがなぜ悪いかというその理由を、ここで話そうとしたのです。しかも自由党の方、社会党の方、みなの人の所信、その発言もできなかったということは、非常に遺憾だと思います。でありますからして、継続審議に持っていくことが悪いという理由さえも委員長は発言させなかったということを、十分銘記しておいてほしい
○赤木正雄君 今の建設当局の御答弁で、大体図面の上からお考えになったもので、実地踏査もされていないということがはっきりしました。そういたしますと、図面の上からお考えになりましても、まあ御承知ないかもしれませんが、果してあの赤石山脈をトンネルで抜けるというふうなことが——大体あそこは相当高い土地でもあるし、あるいは道路自体もきわめて少いと思います。これは私が実際よく現場に行って縦横に回りましたから、私
○赤木正雄君 それならば、三宅さんも現地を回ったそうですが、静岡県の安倍郡井川村付近から飯田付近に参る線であります。この経過地点でありますが、これは申すまでもなく南アルプスであります。私は南アルプスをテントを持って一週間かかって縦断したことがあります。また横断したこともあります。建設省当局もここにおいでになるらしいのでありますが、一体建設省当局は果してこういう所はできるようなお考えでありますか、あるいは
○赤木正雄君 いずれ建設委員会としてはまた別に審議する機会もあろうかと思いますけれども、今もう一度、早川さんの質問に関連してお尋ねしたい。予定路線をすでに別表にあげておられます。この点は私非常に不可能なんです。なるほど、方々に散在してはいけないから、北から南に一つの線を設ける、その趣旨はわかりますが、予定路線をあげておられる以上には、各地に対しても相当な調査ができない、こういうことはないはずです。どういう
○赤木正雄君 私はその米軍の演習地においても、また自衛隊の方の演習地においても、実際こういうことをされて水害が起っている実情を方々で聞いております。で、これはあとからやられて困っております。初めそういうふうに予算でも取ってこの水掛の防止対策は当然されるべきでございます。これは私は採択するのはむろんと思いますが、皆さんにお願いしたいのですが、同時にこれに対してもっと根本的にお考えを願いたいと思います。
○赤木正雄君 私は、これは採択はむろん当然でございますが、一体そういうことがあるなら、なぜ今まで知らぬ顔をしておられたのです、あなた方としては……。
○赤木正雄君 この問題は昔から非常にむずかしい問題でありますのでこういうものこそ土木試験所の方で水理上の試験をなすって、どういうふうになるかよく確めました上で施工することが当然だと思いますが、そういうことをしておられるのですか。
○赤木正雄君 私はこの法案を審議する参考といたしまして、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの四カ国における請負の情勢といいますか、入札の情勢、これを一応参考書としていただきたいと思います。
○赤木正雄君 よく了承しました。
○赤木正雄君 ほかの委員からたびたび質問があったんですが、この第八条の二の、「財政の許す範囲内において、」三カ年内にしようというのでありまするからして、この財政の範囲というのは非常にばくたるもので、実際三カ年でできていないというのが今までの例なのでありますが、この点について大蔵大臣と十分お約束をしておられるのでありますが、もう一度その点を、今後はこの「財政の許す範囲」というのをどの点におかれるか、これによってすべてのことが
○赤木正雄君 設計の内容まで募集のときにはすっかり出しているものですか。あるいはそれほど詳しいものを出していないのですか。それはどうなんでございますか。
○赤木正雄君 関連して。 懸賞募集によってなすったとおっしゃいますが、かりに、一方に高いところが十七メートルくらいそれを掘るのですね。それほど掘って、懸賞募集にどうしても合致しないといけないのですか。あるいは地形によって高くしてもいいじゃないか。それはどうなんです。
○赤木正雄君 この法案は、政府といたしまして北海道の方々を調査された結果、これがいいとされたのか、あるいは北海道の住民の希望でこういうようにした方がいいというのでなさるのでありますか、何か根本のよりどころはないでしょうか。
○赤木正雄君 私は増築というふうなものでもやはり、この法の精神からいくならば、やはり耐火で、それからして防寒と、こういう二つを考えていくのがほんとうだと思う。でありますからして、一部の改造にしても、そういう改造といってもたくさん借りますから、そういうことをやっていくと、北海道全体の住宅の改造というものはなくなってしまう、こういうような心配があるような気がするのですがどうですか。
○赤木正雄君 委員長、関連して……。この北海道の防寒住宅建設等の促進法を作った趣旨は、第一に防寒住宅であることと、それから簡易耐火構造あるいは耐火構造、つまり防寒と耐火のこの二つが大きな意味になっている。今提出されたこの法案によりますと、その大きな建前のつまり防寒の方はいいが、簡易耐火とかあるいは耐火構造、これをほとんどどうでもいいというふうな形にみていると、根本においてこの法案の趣旨を没却すると、
○理事(赤木正雄君) お諮りいたします。この法案に対する政府の御意見はお聞きの通りであります。従って、この委員会といたしましては、政府の意見は別として、逐条審議をいたしますか、あるいは総体の質問といいますか、今までの程度で進みますか……。 ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
○赤木正雄君 今補助単価が実際に非常に安い、あるいは半額の補助が四割程度にしか当らないというお話がありましたが、これは場所によっていろいろとありましょうが、具体的の例を一つ話してほしい。
○赤木正雄君 第一期公営住宅建設三カ年計画の都道府県別実施状況調をもらいましたが、その中で、東京都は、二十八年度に五千三百六十七戸、マイナスは千戸、二十九年度に四千九百十戸、マイナスは千五百戸となっております。都民の多の人々は一日も早く住宅の建設されるのを要望して、ことに東京都のごときは一そうその要望が多いと思います。しかるにかかわらず、東京都で、お話したように住宅は十分建っていない。その原因、いろいろな
○赤木正雄君 結局この地方道路税法案がこの国会で通過しなくても、今審議しております道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案、これとはあまり関係がないように理解しておるのですが、その通りですか。
○赤木正雄君 もう一つあります。これは違った官庁でありますが、かりに同じ河川に対しても、鉄道でやった仕事、護岸工事、それから建設省でやっている仕事、あるいは府県でやっている仕事、一つの例でいいのでありますが、単価がよほど違いはせぬだろうか。これはこういう工費を算定する根本になりますから、そう詳しいことは要りませんから、一つか二つ、工事費の単価がどういうふうに違っているか、もしおわかりになりましたら、
○赤木正雄君 質疑はそれでいいですが、材料を私はほしいと思うのです。この「緊急な災害復旧事業」として「政令で定めるもの」とありますが、おそらく腹案はお持ちでありましょうから、どういう事業を緊要とされるか、一々工事別にしてこれを示してほしいのです。この次の委員会までに。
○赤木正雄君 私は緑風会を代表いたしまして、賛成いたします。 この法案が通過いたしますと、いろいろな点がありますが、特に注意すべき点は、土地区画整理事業との関連であります。つまり、この法案の通過した暁においては、ある地区に対しては公団が土地区画整理事業を施行することができます。その地区というのは、あるいは公団の行う住宅のために土地区画整理事業を施行すべきことが、都市計画として規定され得ることと思います
○赤木正雄君 それでけっこうです。
○赤木正雄君 少し違うかしれませんが、私どもが東京都の方々の町を歩きましても、せっかくペーブメントであった所を掘り返してしまって、また電話を敷設する、今度は水道の管を埋るとか、そういう所がたくさん見受けられます。それと同じような関係で、この住宅ができるのは非常にけっこうと思いますが、東京都は東京都全体に対しどういうふうに緑地帯を置くとか、あるいは今度建てる家はどういう地区に建てるとか、はっきりしていない
○赤木正雄君 それに関連して……。今石川委員長のお話は、二十一年度からでありましたが、私はやはり過去十カ年という観点からいうならば、二十年度からのものがいいと思いますが……。
○赤木正雄君 市街地を造成する、これはもう家を建てるところでは必要でありましょうが、しかし土地の区画整理もその中に入っておると思う。従ってこの土地区画整理事業の一環として市街地の造成は当然入るものと思いますが、いかがでしょう。
○赤木正雄君 ちょっと、大臣でなくてもかまいませんけれども、土地区画整理事業というのがどういう仕事をされていますか、明らかにしていただきたい。大臣でなくてもいい。
○赤木正雄君 私は、この法案は今までに比べて一段進歩したものと認めます。ただし、この法案の中に盛られております「利益を受ける市町村の費用負担」については、これは非常に慎重に検討してもらわぬと、かえって弊を招きますから、この点特に法の運用上御注意をお願いいたします。
○赤木正雄君 この扶助金なんか、つまり国から出す分も今後あるでしょうが、そういうものを入れて三十年度の予算が組んであるのでしょうか。
○赤木正雄君 ただいま局長の御説明の中に、水防による死傷者に対する扶助金等の調べで、二十八年度は死んだものに対して一件当り二十九万五千百二十五円となっておりますが、このごろああいうふうで、まあ方々の船なんかで死んだ人がありまして、あれでさえ相当の金を出しているのでありますが、一生懸命働いて、ことに水防の人は元気盛りの人なんですが、わずかこれくらいの金で一体いいとお考えなんでしょうか、どうでしょうか。
○赤木正雄君 関連して……。今のお話で準職員あるいは補助員、準補助員もあるかもしれませんが、一体こういう方々の費用は工事費から出しておると。その通りでありますが、そうすると、工事費のうちからこういう方々の費用は何割まで出し得るのか、大体の基準があろうと思うのです。それを承りたいのです。極端にいえば、非常にこういうふうに学校を出ても就職に困難だ。各出張所あるいは現場で、次から次に学校を出た人をたくさん
○赤木正雄君 そうですが。
○赤木正雄君 それに関連して林知事さんにお伺いしたいのですが、そういう小さいことは御承知にならないかもしれませんが、あなたの方ではお建てになったのですが、どのくらいのかかりですか。この単価が今五万円とか六万円とか言っておりますが、あなたの方ではどれほどかかったのでしょうか。
○赤木正雄君 時間がありませんから簡単にお願いしたいのです。それは、地方に行きますと、今度はどこどこが防衛道路というふうに、改修できるとか、いろいろなことが聞かれます。それで、防衛道路として今まで仕事ができた区域と、それから今計画をしておられる区域、これを参考資料としてお示しを願いたい。
○赤木正雄君 私の聞きたいのはそれでわかりました。むろん、あの事件は大へんな事件であります。あの事件に対して犠牲者もあったことでありますから、これは早く橋をかけかえることは当然ですが、しかしほかにも、事故が起らなくても、あれに類する橋は私はたくさんあると思います。あの事故が起ったからあれだけを特にかえて、事故が起らなかったために同じような県の橋は三十年度にはかけかえをせぬということは、非常にへんなことであります
○赤木正雄君 この飯豊橋は、あの事件があったために、本年度内のかけかえをなさるのですか。あるいは初めからそういう計画があったのですか。