1969-02-19 第61回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
○町田政府委員 鉄道事故の防止対策につきましては、御承知のように、従前から特に施設面に力を入れまして、国鉄、私鉄を通じて指導をいたしております。御承知のように、鉄道事故は踏切事故、鉄道の保安施設の整備をはかること、こういうようなことが中心でございますが、特に自動列車停止装置の緊急実施、あるいは車両の不燃化対策等に力を入れて進めておる次第でございます。
○町田政府委員 鉄道事故の防止対策につきましては、御承知のように、従前から特に施設面に力を入れまして、国鉄、私鉄を通じて指導をいたしております。御承知のように、鉄道事故は踏切事故、鉄道の保安施設の整備をはかること、こういうようなことが中心でございますが、特に自動列車停止装置の緊急実施、あるいは車両の不燃化対策等に力を入れて進めておる次第でございます。
○政府委員(町田直君) 石炭山の鉄道の問題につきましては、御指摘のように、石炭山の閉山に伴いまして廃止しなければならないような鉄道が今後かなり出てくるということは予想されるわけでございます。この問題につきましては、何と申しましても石炭の輸送を中心にいたしている鉄道でございますので、いわゆる石炭対策の一環と申しますか、石炭対策と同じような趣旨で対策をする必要があるのじゃないか、こういう趣旨で、前々から
○政府委員(町田直君) 私鉄関係について申し上げます。私鉄につきましては、大手私鉄十四社が昨年の十一月から十二月にかけまして、増収率で二九・二%の値上げの申請をいたしております。それでことしに入りまして、営団地下鉄がやはり同程度の値上げの申請をいたしております。それがいわゆる都市交通の関係でございます。それから同じく中小私鉄につきましては、現在十一社が値上げの申請をいたしております。 で、御指摘の
○町田政府委員 赤字路線廃止と一口で申しますけれども、要するに、輸送構造が変わりまして、必ずしも鉄道でなくて、自動車、バス等で輸送ができる、しかも一方では、鉄道でやっておりますと採算的に非常によくない、こういうことで自動車輸送にかえ得るものについてかえていこう、こういうことであります。
○町田政府委員 江若鉄道の問題でございますが、先生御指摘のように、現在まず買収の交渉を鉄道建設公団と江若鉄道でいたしております。その交渉が最終的にまだまとまっておりません。そこで、従業員の今後の問題につきましても、そういう形の中でいま行なわれているというふうに理解している次第であります。 そこでただいまの御指摘の二点でございますが、まず工事認可の前に会社の鉄道の廃止という申請が出てくるということが
○町田政府委員 ただいま先生から御指摘のございました北海道その他幾つかの鉄道の中で、必ずしも石炭山の鉄道だけではないように伺っておりますが、少なくとも、石炭山に直結した鉄道でございまして、石炭産業の合理化——いま通産省からお話がありましたような、合理化に伴いまして石炭山がなくなる、そのために鉄道は事実上廃止にならざるを得ない、そういうものにつきましては、私どもとしては、石炭産業の合理化の施策一一貫した
○政府委員(町田直君) 先生の御指摘のとおり、来年度の国鉄の予算は一応と申しますか、十カ年計画というものを前提にいたしまして、その第一年度としての予算を要求しております。したがいまして、これが完全にと申しますか、実施できないと十カ年計画というのは非常にそでを来たすということでございます。ぜひともこういうことで実施をいたしたいというふうに考えておる次第でございます。
○政府委員(町田直君) ただいま先生から大体御指摘のあったとおりの内容でございますが、旅客につきましては、山陽新幹線をおそくとも五十年までにつくる。その他急行、特急等をふやしまして、旅客輸送の増強に対処する。それから貨物につきましては、フレートライナー等の近代的な輸送方式の整備をはかるということが中心でございまして、特に貨物につきましては、戸口間の一貫輸送の責任体制を強化するあるいは通運との運賃・料金
○町田政府委員 一本一本の線名を持ち合わせているわけではございませんで、大体ランニングコストだけで比較しても、低コストとなるというものは一応見当がつくわけでございます。これが国鉄諮問委員会の個々の線名と一緒になるとか、あるものを一本拾い上げたとか、そういうものではございません。
○町田政府委員 それは同じく四七ぺ−ジに「特にこれらのうち、ランニングコストだけで比較しても、自動車輸送の方が低コストとなる輸送密度のきわめて小さい線区については、早急に検討を進める必要がある。」こういうことが書いてございまして、これは検討を進めなさいということで、こういうものを直ちに廃止しなさいということではございません。そのランニングコストだけで比較してみても、自動車輸送のほうがコストが低いというものを
○町田政府委員 まず、国鉄財政再建推進会議の関係の二千五百キロの問題でございますが、この国鉄財政再建推進会議のほうの長期収支試算でございますが、これは全くの試算でございまして、この中に書かれておりますことを一定の条件のもとにやればどうなるかというひとつの参考として出したものでございます。 その参考の中のローカル赤字線の問題につきましては、この推進会議の第二部会の四七ぺ−ジに書いてございますように、
○政府委員(町田直君) 申請書の内容は、取締役社長の土屋恒治氏から荒舩運輸大臣に対しまして、地方鉄道営業廃止許可申請書でございます。そして第一が、住所、名称、第二が、廃止区間―先ほど申しました二十三・四キロ、それから第三が関係書類、その一が廃止の理由書、第二が廃止決定についての株主総会の議事録でございます。 廃止の理由書につきましてはかなり長文でございますので、簡単に要約させていただきますと、鉄道
○政府委員(町田直君) 淡路交通の廃止の手続につきましては、昭和四十一年の八月八日に廃止の許可の申請書が提出されました。内容は二十三・四キロの洲本-福良間の鉄道の廃止の申請でございます。で九月二十日に直ちに運輸省といたしましては運輸審議会に諮問いたしました。九月二十日に運輸審議会の答申がございまして、同じく九月二十二日に廃止の許可をいたしました。こういう経過でございます。
○町田説明員 来年度予算につきましては、別途国鉄から来年度の予算案の提出がございまして、これに基づいて、運輸省が受けまして、大蔵大臣と運輸大臣で協議をするという形になっております。しかし、この国鉄財政問題は、御承知のごとく推進会議の意見書は長期にわたる、大体十年間を目的としたものでございますので、閣僚協議会におきましては、長期にわたる国鉄の財政の再建ということを目的としております。ただ、来年度がその
○町田説明員 この答申が出されまして直後に、閣僚協議会が閣議決定になりました。そして十九日第一回の閣僚協議会を開きました。第一回の閣僚協議会において、これは大臣から御答弁することになると思いますけれども、趣旨の説明、各閣僚間の協議がございまして、なおいろいろな問題がございますので、閣僚協議会のもとに各省次官をもって構成する幹事会というのができておりまして、その幹事会におろしまして、幹事会で詰めた検討
○町田説明員 お答えいたします。 国鉄財政再建推進会議の意見書、それからただいまお話にございましたように、本日の新聞によりますと、財政制度審議会の意見書等も出ておりますが、まず、国鉄財政再建推進会議の意見書につきましては、御承知のとおり、この意見書は国鉄財政再建のための抜本的な施策と経済社会の伸展に即応した長期にわたる国鉄の能率的、合理的経営の方策について、三十数回にわたる審議を経てまとめられたものでございます
○説明員(町田直君) 去る四月九日付で閣議了解に基づきまして、関係各大臣の協力を得て開催してまいりました国鉄財政再建推進会議は、十一月一日に意見書を取りまとめました。ただいまお配りしてございますのが、その意見書でございますが、その内容を簡単に御説明申し上げます。 まず1は、審議経過の説明でございます。それから2は、今後十年間を再建期間として国鉄財政再建措置を集中的に措置すべしという基本意見が述べられております
○町田説明員 福井鉄道につきましては、ただいま先生御指摘のとおりでございまして、現在一時代行者が三名で経営をしておるということでございます。先生のおっしゃいますように、こういう状態がいつまでも続くということは決して正常なことではございません。そもそも一時代行者はその字のとおり一時的のものでございまして、一日も早く正常な運営をする方が選出されるということが望ましいわけでございます。 ただ、いままでの
○町田説明員 受け付けないというほど強いものではございませんけれども、できるだけ地元の了解を得るように、こういうような行政指導はいたしておったと思います。
○町田説明員 法律的には国有鉄道法に基づきまして運輸大臣に廃止の許可申請が出てまいります。それで、事案によりますけれども、原則として運輸審議会に諮問いたしまして、その答申を待って運輸大臣が許可、不許可を決定するということになっております。
○町田説明員 まず、国鉄の例について申し上げます。 来年度から上げるのか上げないのかというお話でございますが、その点につきましては、先生もおっしゃっていただいておりますが、国鉄財政再建推進会議というものをやっておりまして、その結論を見て決定いたしたいということでございますので、現在の段階では何とも申し上げられません。ただ、いま国鉄財政再建推進会議で検討しておりますのは来年度のことだけではございませんで
○町田説明員 ただいま大臣からお答えをいたしましたとおりでございます。予算の編成の全体の姿を見まして、その中で前向きに積極的にこの問題を解決するように努力いたしたいと考えておる次第であります。
○町田説明員 きめられた処理方式というのは正式にはございませんで、ただいま御指摘のございました消毒式と循環式、こういうふうに大体二つに分かれているわけであります。
○町田説明員 お答えいたします。 ただいま御指摘の列車の同時進入の問題でございますが、これは御指摘のように同時進入というのは非常に限定して認めております。その認め方は、ただいま先生の御指摘のございました時間の問題という点もあるかと思いますけれども、現在認めておりますのは、同時進入をさします場合には大体三つの条件のどれかに合えばよろしい、こういうことでございまして、その第一が安全側線を設けている場合
○町田説明員 私鉄全般の例で申しますと、いまおっしゃいましたような勤務時間外の義務規定というのはございませんと思います。具体的には勤務時間外の指導というのは、事実上非常にむずかしい点がいろいろあるかと思いますけれども、いま私鉄各社で考えておりますのは、たとえば仮眠所の設備あるいは寮の設備等につきまして、非常に追い込みでたくさんの人が休むような設備でございますと、どうしてもたくさんの人が一緒にいて、いろいろな
○町田説明員 ただいまの伊豆急の件につきましては、警察御当局のお調べがいずれはっきりすると思いますが、私どもが伺っております範囲ではやはり前夜二十一時三十分ごろまでテレビを見ておって、それから四時ごろまでマージャンをしていた。七時三十分に出勤した、こういうふうに聞いておる次第でございます。まだはっきり結論は出ておりませんので、その程度で御了承願いたいと思います。 それから第二番目の始業前の点検でございますが
○町田説明員 ただいま最近の鉄道事故につきまして、大臣から御報告がございましたが、お配りいたしました資料に従いまして、少し詳しく御説明を申し上げたいと存じます。 なお、この資料のほかに、国鉄関係につきましては、工事関係事故あるいは踏切事故、それから六月十六日の横須賀線の大船における爆発事故等がございますが、それらのものは便宜この資料には省略いたしました。また、国鉄関係につきましては、大体本年の初めごろからの
○町田説明員 ただいまの推進会議の状況を申し上げますと、大体三回総会を開きまして、その後三つの部会をつくりまして、それぞれ部会で検討をいたしております。この三つの部会の中の第二部会、国鉄の内部的な合理化という中で運賃制度の問題として検討しております。まだ具体的に遠距離逓減制をどうこうするということの議論には入っておりません。
○町田説明員 大体そのとおりでございます。要するに全般的な問題として取り上げておりますので、その答申を待って運賃の問題も含めて考えたい、こういうことでございまして、現段階で遠距離逓減制の問題だけを取り上げてどうこうするということを考えておるわけではございません。
○町田説明員 お答えいたします。 ただいまお話がございました国鉄運賃の遠距離逓減制の問題につきましては、国鉄運賃の制度の非常に重要な問題でございます。いま先生から御指摘ありましたように、国鉄の財政全般につきまして、実はこの春、国鉄財政再建推進会議というものを閣議了解によりまして運輸省に設置いたしました。これは運賃問題だけではございませんで、国鉄財政の再建の問題につきまして全般的に根本的な検討をいたしたい
○町田政府委員 御指摘のとおりと思います。ただいま申し上げました運輸経済懇談会にいたしましても、あるいは運輸省内部の検討にいたしましても、ただいま申しましたような意味の輸送の近代化あるいは総合性というもののもとを考えておるわけでございますが、しかし運輸経済懇談会にも、各界を代表されるという意味では若干語弊がございますけれども、たとえば陸運なら陸運、海運なら海運というような面の非常にたんのうな方もいらっしゃいます
○町田政府委員 御指摘の点でございますが、いままでの運輸行政におきましても、陸海空を通じまして、一つの総合的な考え方というものは、ある程度考えた上ですべての施策が行なわれておったということができると思います。ただ最近のように非常に技術革新も進みましたし、また輸送それ自身が一貫輸送の問題、流通近代化の問題というようなことで、特に輸送面がいま先生御指摘のように、経済全般において非常に大きなウエートを持ってきておるという
○町田政府委員 官房長でございます。実は官房におきましても交通安全全般を所管しております。また試験研究機関も所管しておりますので、ただいま先生の御指摘の問題、まあただいま隅田課長から御答弁がございましたように、灯火全般についての検討をいたしておるということでございますけれども、ただいま御指摘の問題につきまして、非常に示唆に富む問題だと思いますので、できるだけ至急に検討いたしまして御返事申し上げたいというふうに
○町田政府委員 もちろん、食品等で非常に腐りやすいもの等の輸送については、国内貨物輸送として航空機が使われております。ただ、何と申しましても航空運賃はかなり高いものですから、高価品というようなものに使われておりまして、その量は、ちょっと手元に数字がございませんけれども、まだまだ非常に微々たるものであると思います。
○町田政府委員 ただいま港湾局長から御説明申しましたものが国内輸送の数字でございます。航空機の貨物の輸送は、先生御指摘のとおり、非常に急速に伸びつつございますけれども、それは主として国際貨物の輸送になっております。国際関係につきましては、わが国は日本航空株式会社がやっておりますが、最近の状況に応じまして、貨物専用便あるいは旅客混用便というものを増強いたしまして、非常に力を入れて各国に負けないようにやっておる
○町田政府委員 この港湾審議会の委員は任期が二年でございまして、特にただいま御審議願っております港湾運送の合理化に関する事項に関しましては、実はことしの三月三十一日で一ぺん任期が切れましたので、新しくまた任命し直さなければならない時期にまいっておるわけでございます。ただいま大臣から御答弁がございましたように、先生の御質問の趣旨を十分体しまして、いろいろなほかとのバランス等もございますので、十分よく考
○町田政府委員 お答えいたします。国鉄の定期料金の改定の諮問でございますが、御指摘のように、三月十五日に公聴会を開いたわけでございます。国鉄の運賃は、実はほかの一般の私企業の運賃と若干違いまして、予算の事項でもあるわけでございます。したがいまして、政府としての予算の原案がきまるということが一つの前提になるわけでございまして、もちろん予算原案がきまりましてから、国鉄から正式に運輸大臣に対して運賃、料金改定
○町田政府委員 ただいま先生からお話しがございましたけれども、運輸審議会で公聴会を開きますので、運輸審議会で運賃、料金の運輸大臣からの諮問に対する答申の前の段階で、公聴会が開かれるわけでございます。したがいまして、運輸審議会の委員の中に消費者代表が入っていないとおっしゃいましたことは、あるいはそのとおりかと思いますけれども、その運輸審議会の委員が運賃、料金を答申する場合に、公聴会を開きまして、一般の
○町田政府委員 お答えいたします。 ただいま砂田先生から御指摘ございましたように、運輸省関係のいわゆる公共料金は、十指に余るほどございます。その決定に際しまして、どういう形で消費者の意見を聞くかという問題でございますが、まず制度的に申し上げますと、運輸省の料金はほとんど全部でございますが、その重要なものにつきまして、運輸審議会という制度がございまして、運輸審議会に学識経験者の方が委員として御出席になっておられまして
○政府委員(町田直君) 法案提出の準備を、ただいま大臣から御説明いたしましたように、総理府の交通安全調査室において準備いたしておりますので、私からあまりはっきりしたことは申し上げられませんが、できるだけ早く提出するという段取りになると思います。
○政府委員(町田直君) ただいまここに資料を持っておりませんけれども、大体三本の柱がございまして、まず交通安全に関する基本方針を示すことが一つ。それから交通安全に関する各省の施策の統合調整をすることが一つ。もちろん基本方針を定めましたら、その実施の推進をするわけでございます。それから三本目は、これらの施策についての財政的な措置を推進するという内容になっておると思います。なお、こまかいことにつきましては
○町田政府委員 ただいま大臣からちょっと御説明いたしましたように、具体的な問題といたしましてはバスの右折禁止とか、あるいは路面電車の軌条内の自動車の乗り入れ禁止とか、そういう点で警察庁等とよく連絡をして具体的な施策をやっておるわけでございます。ただ、なお問題といたしましては、道路の中にバスの専用道路をつくる問題、あるいは一番大きな問題としては都内へ乗用車の乗り入れを禁止するという問題がございますが、