1954-02-05 第19回国会 衆議院 決算委員会 第4号
○平田政府委員 東洋醸造に割当てられた黄変米が横流しになつておる事件は、率直に申しまして、先ほど申し上げましたように、すでに刑事事件になりまして、和歌山検察庁で相当調べられているということでございましたので、私どもはその結果を承つた次第であります。それによりますと、先ほどから申し上げましたように、どうも東洋醸造は直接責任がないということでございましたので、今申し上げましたようなことにいたしたわけでございましたが
○平田政府委員 東洋醸造に割当てられた黄変米が横流しになつておる事件は、率直に申しまして、先ほど申し上げましたように、すでに刑事事件になりまして、和歌山検察庁で相当調べられているということでございましたので、私どもはその結果を承つた次第であります。それによりますと、先ほどから申し上げましたように、どうも東洋醸造は直接責任がないということでございましたので、今申し上げましたようなことにいたしたわけでございましたが
○平田政府委員 税務署におきましては、酒類製造場につきましては、原料が幾ら入つたかということは始終調べております。それに基きまして、どれくらいの製品を製造しているかということも、東洋醸造のような大工場につきましては始終よく調査をいたしております。そうしましてでき上りました酒類につきましては、倉を出ますとき査定をいたすわけでございます。従いまして今御指摘のようないもを買い入れまして、それによつてでき上
○平田政府委員 お答え申し上げます。黄変米の横流し事件につきましては、実は昨年大蔵委員会におきましても大分問題になりまして、私どももいろいろ調べてみたのでございます。その結果といたしまして、配給の方法と申しますか、売りさばきの方法等にいろいろ改善すべき点もあるようでございますから、私どもといたしましては、今までの事績にかんがみまして今後は絶対に横流しのないような方法で行くということで、その点につきまして
○平田説明員 ただいま御指摘になりました事件の件は後ほど申し上げることにいたしまして、方針の問題でございますが、新聞に出ました方針というのは、実は最近あらためてきめて最近行つたわけのものではないのでございまして、本年度当初におきまして、滞納の問題をどう合理的に処理すべきかということを中心にいたしまして相談いたしたところでございます。従いまして、特に年末を期しましてそのようなことをやつたわけではないのでございまして
○平田説明員 お尋ねの趣旨はよくわかりました。少し時間がかかるかと思いますが、滞納の今の状況と、それに対して今私どもどのように考えておるかということを、はなはだ恐縮でありますが、少し述べさせていただきたいと思う次第でございます。 十月末現在の数字でございますが、これは一番新しい数字ですが、それによりますと、十月末現在で各種の本税の中で滞納として残つておる一切のものが、件数で六百六十二万三千件、税額
○平田説明員 酒類業者の関係につきましてのお尋ねでありますから、私の方からお答え申し上げます。御指摘の通り、昨年ある会社に払下げになりました黄変米が一部横流しになつた事件がございましたことは、前回にも御指摘になつたのでありまして、そのような状態にございましたので、二度目の際におきましては、その酒類業者はおそらく必要性が少いのだろうという趣旨で、たしか割当から除外したかと思うのであります。ただその後いろいろ
○平田説明員 従来の出資者に対しまして配当をされた総額は、昭和二十五年が二千二百万程度、二十六年が二億一千万程度、二十七年になりまして七億円程度になつているようなわけであります。もちろん従来といえども配当の受領者に対しまする課税につきましては、できる限りの調査をいたしまして、課税しておるものもございます。ただいかにも非常に口数が多いのと零細である、それから先ほども申し上げましたように、調査をいたしましても
○平田説明員 今の保全経済会に関連した関係におきましては、あわせて調査いたしておりまして、その部分は保全経済会の所得の調査と同様に、それぞれ課税すべきものは課税し、調査を進めた上で決定して行きたい、こういうふうに考えております。
○平田説明員 お答え申し上げます。保全経済会につきましては、従来から国税庁といたしましても、地方の税務機関をいたしまして、いろいろ調査をさせていたのでありますが、今御指摘のように、その法律上の性格がなかなかはつきりしないとこりがありまして、課税関係も相当複雑なところがあつたわけであります。しかし私ども税務当局としましては、こういう仕事をやつている一種の団体の法的性格につきましては、なるべく銀行局それから
○平田説明員 保全経済会の課税の問題につきましてお答え申し上げます。 ただいま脱税事件として調査しておるじやないかというお話がございましたが、特に脱税問題として査察で調査しておるわけではありません。調査官をして課税の関係につきまして精密な調査をせしめておるわけでございます。今までの課税実績を簡単にこの際申し上げておきます。保全経済会は法人ではございませんので、実は課税関係がやや複雑になつておるのでございまして
○平田政府委員 正確を期する必要があると思いますので、あとで書類をもちまして提出いたします。
○平田政府委員 ただいま会計検査院から御説明のありました私ども国税庁関係の役所におきまして非常にたくさんの不当、不法の経理を出しましたことはまことに遺憾にたえないところと存ずるのであります。ことに架空名義によりまして食糧費に転用したものにつきましては、その当時の事情といたしまして、一般の予算が不足する、その他の事情もあつたと思いますが、それにいたしましてもこのような多数の税務署におきまして相当額の不正流用
○政府委員(平田敬一郎君) 只今のお話の点は非常に御尤もなところが多いと思うのでございます、ただ問題は程度の問題に結局帰着するのではないかと存ずるのでございます。まあ私どもできるだけ事前に計画を立てまして、その計画に対しまして必要な物件費を適正に計算いたしまして、それに基いて要求をしまして、執行に当りましても、最初の計画にできるだけ従つて執行して行くというような配慮は御指摘の通り非常に御尤もなところだと
○政府委員(平田敬一郎君) 先ほどの平林委員からのお尋ねでございますが、私御意見を拝聴いたしておりまして、全く実は同感と申しますか、私は前国会の決算委員会に伺いまして、殆んど同趣旨のことを実は申上げたかと記憶いたしておるのでございますが、何しろ今税金が非常に重い、納税者に非常に無理をして納めてもらつている、そういう際におきまして、いろいろ納税思想を健全化する途はあると思いますが、先ず税務の部内においてなすべきことを
○政府委員(平田敬一郎君) 只今御指摘の百十八号と百十九号のこの二つの点は、会計課長からも申しましたように、全く会計検査院の御指摘通りでございまして、私ども誠に遺憾に存じている次第でございます。その当時の事情を若干調べてみたのでありますが、百十八号、つまり「用紙官給量過大に失するもの」という点でございますが、その当時の係員としましては、所得税の申告用紙その他でやや急いで、早く正確を要するということからいたしまして
○政府委員(平田敬一郎君) 法人のほうの、まあこの普通の会社にする場合と、それから企業組合にする場合と、よほど違つて来るのでございますが、そういうものを会社にします場合におきましては、いつかも前に説明しておりまするように、できるだけ平均したところの場合におきましては、普通のやり方をやるような場合は、法人でも個人でも負担が全体としてできるだけ変りがないような税制を作る、これを実は私ども一つの租税立法の
○政府委員(平田敬一郎君) 或いは税制課長の御説明と重複するかも知れませんが、私要点を少し申上げまして、更に直税部長も丁度来ておりますので、細目につきましては補足して申上げたいと思います。 企業組合は御承知の通り、届出主義になつておりまして、一定の条件を備えて届出すれば企業組合はできる、実はこういう法律になつておる。従いまして、本当の企業を合同的に経営しまして、企業組合の本旨に従つたような経営をやつている
○平田政府委員 これは、前会も申し上げましたが、今の法律に不備があつたり、はつきりしない点が若干あるのでございます。はつきりしない点のうち幾つかの事項は、過去の判例等である程度はつきりしている事項もございます。しかし納税者に話す場合におきまして、なかなか簡単に納得してもらえない、規定がはつきりしていない、先ほどたとえば実体課税主義のお話がありましたが、あの趣旨は、大体事実上認められているのでありますが
○平田政府委員 二十七年度分の数字を少し申し上げますると、企業組合の総数が八千九百五十二、組合員数が八万四千人ほどおりますが、そのうち企業組合としての課税を是認して、確定いたしておりますのが五千八百四十四。八千九百の企業組合のうち、五千八百は企業組合としての実体を認めて課税しております。さらに八千九百五十二のうち千四十九は企業組合の実体を備えないものとして、個人として課税いたしております。なお二千五十九
○平田政府委員 ただいまの点につきましては、たしか前会、前々会でも申し上げたかと思いますが、この条文につきましていろいろ国会等で論議されました事項は、全部その趣旨をまず第一に地方にまわしたい。国税庁といたしましては、この運用につきまして、できるだけ一線の税務官吏が見れば判断力がつくように、比較的詳しい方針を示しまして、それに従つてよくのみ込んでやるようにさせたい。その方針をつくります場合には、もちろん
○平田政府委員 この問題に関しまして、いろいろ御意見、御注意を承つているのでございますが、これは私ども、しごくごもつともな御注意が大部分じやないかと実は存じておるのでございます。そこで私は、こういう問題に対しましては、御指摘のようにできるだけ責任の限界を明らかにして、そこではつきりした仕事をやつて行くということが、何と申しましても一番大事なことではなかろうか、その意味におきまして、国税庁としましては
○平田政府委員 ただいまも申しましたように、昨年中に二度ほど実はやつておるわけでございますが、今御指摘のものは、昨年五月、最初に払下げを受けたケースでございます。最初の際は、先ほどから申し上げましたように、石数とか数量とかには全然こちらは関与しませんで、ただこういう業者が希望しておる、これは、しようちゆうなり合成酒等に黄変米を使うに適する事業をやつておるから、競争入札に参加しても適当である、こういう
○平田政府委員 先般申し上げました払下げの件でございますが、今御指摘の三つに売渡しを受けました件は、昨年一番初めにやりました件でございまして、食糧庁から売り渡してもいいというような話がありまして、指名入札に参加し得る適格者を推薦してもらいたい、こういうことでございましたので、業界に希望者を聞きまして、その中から適格者といたしまして、実は五名ほど指名入札に参加し得る資格のものとして推薦いたしたわけでございます
○政府委員(平田敬一郎君) 菊川委員の先ほどの主税局長に対するお尋ね、或いは今のお尋ね、私非常にその精神につきまして実は敬服して承わつているわけでありまして、私どもも酒税の行政につきましては、実は常に業界の正常な利益ということと、それから酒税の円滑な徴収ということと、それから消費者の利益、この三つを常に頭において成るべく適正な行政をやることに実は努力いたしておるわけでございます。先ほど余り業界だけのことを
○政府委員(平田敬一郎君) 私ども土田さんの基本的な考え方は全く同意見ですが、従いまして新規の滞納に対しましては、いやしくもゆるがせにしない、きつちりやつてもらいたい。ただ過去におきまして生じまして、現在累積しておりまするものにつきまして、一挙に一遍にお話のような措置をとるか、或いは或る程度計画を立てさせまして、成算がつくものならば、その計画を実行せしめて或る期間内に滞納を片付けるという方向で行くべきであるか
○政府委員(平田敬一郎君) 只今御質問の焼酎の業界、今お尋ねの通り現在相当混乱という言葉を用いていいかどうか知りませんが、濫売の傾向がありまして、これに対しまして何とか対策を講ずべきではないかという情勢に来ておるように私どもも見受けております。この原因といたしましては、これは私から詳しく申上げるまでもないかと思いまするが、一つは、やはり焼酎自体の性格と、それからやはり戦後におきまして、今までの業者だけにこの
○平田政府委員 今の問題は、実は前国会におきまして、当委員会で大分議論されまして私も幾つかの重要な点を申し上げている次第でありますが、その点、さらにここで基本的な問題を申し上げますと、根本的には、私ども健全な企業組合と申しますか、経済的に本来の意味があつて企業組合になつているもの、企業組合としての実態を備えているもの、こう主税局長がさつき申されましたが、そういう言葉で表現できると思いますが、そういうものに
○平田政府委員 軽くなるという御趣旨でございますれば、私どももそういうことを実は大分聞いておりまして、むしろ調査にあたりましては、個人を外形的に簡単に調べるというよりも、法人につきましては、実体をつかまえまして、適正な所得を測定するということに大いに努力すべき余地が多々あるんじやないか。その際におきましては、同族会社でございますれば、経理につきまして、ある程度の伸縮性のある経理ができますことは御承知
○平田政府委員 企業組合の問題はつきましては、実は私も前国会におきまして、当委員会で渡辺主税局長と同じ趣旨のことを申し上げている次第でございます。かりに同じことを申し上げる機会がなくても、立案の責任者であります主税局長がこの委員会において言明しましたことは、私どもも同じ考えで行くつもりでございます。また過去においても、大体そういうことで行つておりますので、その点御了承願いたいと思います。さらに当委員会
○平田政府委員 先般もお答え申し上げたと思いますが、黄変米が食糧に向かないので、酒造用に売つてもいいという食糧庁のお話がございましたので、私らといたしましては、実は希望者を募つたわけでございます。そういたしまして、その中からもちろん現実に醸造している状況等を調べまして、こちらとしましては、競争入札に参加し得る適格者だという認定を与えまして、そういう趣旨の指定をいたしたわけでございます。その指定いたしましたのは
○政府委員(平田敬一郎君) 国税の関係におきましては、災害によりましてどれくらい税が減収になるか、先ほど電報で照会しておりまして、本月中頃までには数字がまとまるつもりでおりますが、地方団体の減税、市町村の税の分になりますと、これは私どものほうでまとめるのがなかなか困難でございまして、或いは自治庁のほうからそのような指令が出ますれば、或る程度の数字は出るのではなかろうかと思つております。
○政府委員(平田敬一郎君) 私から税の減免の関係につきまして御説明申上げたいと思います。 現在のところ、税につきましては、法令が比較的完備しておると申しますか、相当大部分整備しておりまして、その法令をうまく運用しますれば、大体において目的を達成し得るということになつておる次第でございます。私ども、運用よろしきを得まして、万全を期する考えでございます。法令の内容をちよつと概略要点だけを申上げます。
○平田政府委員 どういう税金をどういう考慮をするのか、ちよつと具体的にお聞きしませんと判断しかねるのでありますが、これは先ほど申し上げましたように、今貿易による利益に対しまして、全般的に課税を免除するということは、どうも少し全体としまして行き過ぎであるというので、今考えております措置は、支店を出した場合の特別償却、それから貸倒れ等になる危険がある場合、あるいは契約を破棄されるような場合の危険準備の積立金
○平田政府委員 造船所の助長策はいろいろあると思いますが、金利を低くするとか、あるいは原料資材をできろだけ安く買入れるとか、課税の問題、いろいろあるかと思いますが、ただ課税の問題といたしましては、現況ではなかなか利益を思うように上げ得ないという状態でありまして、そういう場合におきまして、課税上特別に措置するということをいたしましても、すぐぴんと来るような措置はなかなかむずかしいのではないか、いろいろな
○平田政府委員 税の問題は主税局長がお答えすればさらにけつこうかと思いますが、私の知つている限りにおきまして申し上げますから、御了承を願いたいと思います。輸出を振興するために、課税の面におきましてもできるだけのくふうと考慮をしようということで、昨年以来いろいろ関係局とも相談をいたしまして、大体今課税の上で輸出振興のために措置したいということにつきましては、あるいは御承知かと思いますが、一つは貿易商社
○平田政府委員 御指摘のように、全国的に特別な目的で結成されておりまする、民主商工会という納税者の一種の団体がありまして、こういう人たちは、一緒になつて極力申告を低くする。税務署から調査に行きますと、ややもすると、調査ができないような場合もある。いろいろ話しましても、なかなか普通の線で話に乗らない、つい勢いやむを得ず、お互いけんかをしたくなくても、きつい手段をとらなければ話がきまらない、こういう面が
○平田政府委員 御趣旨は私どもまつたく同感でございまして、ただ私、有田委員よりももう一歩実は考えておるのであります。予定申告につきましては、同割増しなんということは全然考えておりません。現に国税庁におきまして、ことしの予定申告の際におきまして、ことしの所得は去年に比べてどうなるだろうということは、実は一ぺんも議題に上つておりませんし、そういう会議もいたしておりません。これは、最近のように大体経済情勢
○平田政府委員 お答え申し上げます。ただいまのお話は、予定申告に関するお話だと存じますが、予定申告に関しましては、大体前年の決定で行く、むしろそれ以上によくは出すな、ただ前年の事情が、いろいろな特殊の事情のために非常に低くなつておるという人が常態に復したために、むしろある程度高く申告していただいた方が確定申告の際にいいのじやなかろうか、こういう例外的な人の場合におきましては、ある程度前年の実績額以上
○平田政府委員 ただいまの調査についての御意見、御要望は私ども十分よく承つておきまして、善処いたしたいと思う次第でございます。御指摘の通り、何しろ広汎な地域にわたつておりまして、納税者の数も多いので、全部の納税者につきまして税務署におきまして個別調査をやることは、私どももむずかしいところではないかと思います。しかしある程度のサンプル調査はできるわけでございまして、農業の標準率をつくる場合におきましても
○平田政府委員 先ほど申し上げましたように、会議等で日頃の注意を十分与えておりますほか、文書をもちまして、とりあえず主として関東地方からお聞きした直後でございましたから、もの等という字句で、こういうのが生じておるから、むしろこの申請にあたりましても、積極的に相談相手になつてこちらから教えてやるように、申請が出て来ればやつてやるというのではなくして、こういうものは進んで話を聞いてやつてやるというような
○平田政府委員 今回の凍霜害につきましては、最初は主として桑、しかも群馬県地方からよくこの話を聞きまして、なるほどひどい状況であるということを認識しておるのでございますが、その後漸次時がたつに従いまして、地域も広く、さらに被害の程度も桑園以外に麦畑とか、あるいはお茶だとか、その他各方面にわたりまして、相当広汎な被害に及んでおるように承りましたので、私どもといたしましては、とりあえず予定申告に対する措置
○平田政府委員 ただいま大臣からお一答えになりました通りでございますが、補足して御説明申し上げておきたいと思うのであります。何かまだ割当をやつて、るのじやないか、こういう点は一時よりも減りましたが、最近でも、なおこの国会におきましても、ときどき御非難を承つていることでございます。てございますが、御承知の通り、少しく申し上げますと、終戦直後にインフレーシヨンによりまして徴税が非常に危機になつた時代、このときにやむを
○平田政府委員 先ほどの私の言い方が、少しほかの方を軽視しておるのではないかというお尋ねでございますが、私は決してそれを軽視する意味で申し上げたのではないことを御了解いただきたいと思います。名古屋の事件が、特に私どもの見地からいたしまして、その中でも最も感心しないことであるという意味におきまして申し上げましたことを御了承願いたいと思います。もちろんその他の案件につきましても、私どももやはり事公務員に
○平田政府委員 今回国税庁関係におきまして、選挙違反に関連しまして不正の事実が出て来ましたことは、先ほど大臣からお述べになりました通り、まことに私ども遺憾に存じておる次第でございます。私どもといたしましては、ほかの場合よりも納税思想に影響するところ特に多大だという意味におきまして、非常に重大視しているわけでありますが、私どものところで調べましたところによつて現在までに明らかになつておりますところは、
○平田政府委員 今回国税庁関係におきまして、選挙違反に関連しまして不正の事実が出て来ましたことは、先ほど大臣からお述べになりました通り、まことに私ども遺憾に存じておる次第でございます。私どもといたしましては、ほかの場合よりも納税思想に影響するところ特に多大だという意味におきまして、非常に重大視しているわけでありますが、私どものところで調べましたところによつて現在までに明らかになつておりますところは、
○平田政府委員 最後の責任を町村長にまで負つていただくわけには行かぬと思いまするが、意見を十分尊重いたしまして、責任は税務官庁の方においてとるという意味におきまして、よくこれを調べて善処したい、こういうふうに申し上げてしかるべきではないかと思います。
○平田政府委員 ただいまお話の一五%くらいしかないじやないかというお話も、私はほかの方からちよつと耳にいたしましたので、これはどうも常識上おかしいじやないかというので聞いてみたわけでございます。そうしてみましたところが、決してそういう数字を固めて申したわけではなくて、一応いろいろチユツクする材料としてそういうことも当つてみたという程度で、もちろんそういうものには全然とらわれるものではないということを
○平田政府委員 今回の災害につきましては実情を各方面から承りまして、さつそく地方の管下、ことに関東、信越国税局の管内が一番激甚のようでございますから、そういう方面に対しましては、さしあたりよく実情を調べるようにということをまずやつております。そういたしまして、お話の通り予定申告をうまく処理することが一番大事でございますから、その点については実はこのようになつておるのでございます。災害によつて所得が二割以上減
○政府委員(平田敬一郎君) 言われる通り収支計算が全部できる人につきましては何も標準率を用いる必要はないのでありますが、収支計算ができない人につきましては止むを得ず収入だけを調べまして、それに所得標準率を適用しまして所得を推定して調査しているということにいたしておることはお話の通りでございます。その際におきまして今申上げましたように一点単価が低いので収入に対しまして費用が余計かかる、これは私やはり単価
○政府委員(平田敬一郎君) 御指摘の通り一点単価の問題と直接関係しておるわけではございませんが、ただやはり単価が非常に低いということになりますと収入が少い、費用に対しまして経費が非常に多くかかる、従つて所得を計算する場合におきましてもできる限りそれに応じた、実情に応じました所得の計算をしてもらいたい、そういう意味におきましてはやはり間接的に関係があるということはこれは私はやはり否定できないことであろうと
○政府委員(平田敬一郎君) 課税の公平を期するということが非常に大事であることは私も全く御同感でございまして、税務行政の実行に当りましてもでき得る限りそういうことを実現できますように努めたいと考えておる次第でございます。今御指摘の医師の社会保険料、社会保険の診療収入に対しまする課税の問題につきましては、木村委員も御承知の通り二十六年分につきましていつか国会でもお話申上げたかと思いますが、一点単価が非常