1947-10-03 第1回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第14号
○政府委員(平田敬一郎君) 今お話のように鉄道運賃の改正案を國会にかけることは、財政法ではそうなつておるのでありまして、その通りやるということにいたしました場合に、この規定が非常に有効に働くということにつきましては御話の通りだろうと思います。ただそういうことを前提としてのみこの規定が考えられるということにつきましては、若干問題があろうかというふうに思う次第であります。ここにもありますように、緊急已むを
○政府委員(平田敬一郎君) 今お話のように鉄道運賃の改正案を國会にかけることは、財政法ではそうなつておるのでありまして、その通りやるということにいたしました場合に、この規定が非常に有効に働くということにつきましては御話の通りだろうと思います。ただそういうことを前提としてのみこの規定が考えられるということにつきましては、若干問題があろうかというふうに思う次第であります。ここにもありますように、緊急已むを
○政府委員(平田敬一郎君) 緊急状態が今後長く続くか続かないかというこの問題は、私共がお答えをするよりも委員各位の御判断によるべきものだと思いまするが、ただ主観的に考えまして、私共は成るべくこの期間を短くするように、あらゆる努力を傾けているものである。今物價につきましても、いろいろな統制をやつておりますが、実はこれは非常に好ましくないことを止むを得ず、今の経済のアブノウマルな状態に適應させるためにやつているのが
○政府委員(平田敬一郎君) 利潤につきましては操業條件の非常に惡い企業、こういうものは恐らく出て來ない價格だと思います。ただ操業條件が相当によくて、而も企業の能率が相当よいといつたような種類の企業につきましては、適当な利潤が生れるような價格になつている。そのやり方は例えばパルプラインにいたしましても、七〇%か八〇%、その辺をとつておるものが相当多うございまして、從いましてコストが比較的能率がよくて、
○政府委員(平田敬一郎君) 從來、なかんずく最近一ケ年の結果が非常に價額政策がうまく行つておらなかつたということは率直に私共も認めるのでございます。その原因はいろいろあつたかと思うのでございますけれども、要するに経済の動き全体が然らしめたということになるのと、それから一方は今お話のように物價と申しますか、公定價格と申しますか、それがなかなか機動的に参り得ないといつたようなところから出てくると思うのでございますが
○政府委員(平田敬一郎君) 繊維品の公定價格の問題であろうと了承いたしますが、繊維品につきましては、実は昨年の確か三月末、ものによりましては少し遅れて五月頃、大体昨年の三月の物價体系に基ずく新しい價格というものができまして、それによりまして動かすということに相成つた次第でございます。で、その際に決めましたのは、その当時における賃金の状況或いは企業の状態、それから他の物價との関係、そういうものを考慮いたしまして
○平田政府委員 次に物價廳の地方機關につきまして御説明申し上げます。物價廳は昨年の八月に新たに設置されたのでございますが、地方の物價事務局も、物價廳の本廳の設置と同時に、昨年八月十二日附をもつて設置されたのでございます。大體先ほど説明がありました地方經濟安定局と同じ地區になりまするが、全國でいわゆるブロツク別になつておりまして、札幌、仙臺、東京、名古屋、大阪、廣島、高松、福岡の八市に設置されておるのでございます