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6521件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-06-02 第19回国会 参議院 本会議 第57号

いずれにしても、行政府首長としての内閣総理大臣が、新たに軍隊の最高指揮官の地位を持つようになり、総理大臣の手に政権と軍権が掌握せられるに至つたことは見逃すわけには行かないのであります。これによつて戦争もクーデターも、総理大臣の胸三寸によつて決することになつたのであります。この気違いに刃物といいますか、このワンマンの手によつて絶大なる権力を持たれた以上、これを抑制しなければなりません。

戸叶武

1954-05-31 第19回国会 参議院 内閣委員会 第48号

政府委員佐藤達夫君) それは御尤もには一応拝承いたしますけれども、併しここで最高指揮権を与えておりますのは、行政権最高責任機関である内閣、その内閣首長であるところの総理大臣という建前を飽くまでも貫いて来ておるわけでありますから、やはり内閣首長としての総理大臣に故障があつたときは、それを代理する人がここに代つて出て来るという形にしておくのが我々の考えておる筋からはぴたつと来るわけであります。

佐藤達夫

1954-05-24 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第43号

例えば大阪や名古屋というような、五大都市というような市と、それから極めて貧弱な鳥取だとか、或いは島根とかいうような貧弱な県と比べてみた場合に、その人口数から言いましても、経済力から言いましても、又予算の規模から言いましても、その首長職務権限の内容から言いましても、これは問題にならないくらい違うわけです。又日本国民経済全体に占める比重から言いましても、これは問題にならないくらい違うのです。

秋山長造

1954-05-22 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第42号

つまり地方首長がいわゆる教育というものに対してですよ、干渉する、つまり任命にして、自分の意図するものを教育委員に任命してやるということに対して、教育基本法の第十条は強く反対しているわけなんです。そういうふうな観点で、然らは地方教育委員会は一体どうかといえば、現状においては悪い点が目につくだけで、いい点が目につかん。

岡三郎

1954-05-11 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第59号

そのことを示しますために、本章の定めるところにこの三つの権限ができるわけでありますが、それを統括というがよいか、統率というがよいか、あるいは統制というがよいかという問題になるわけでございますが、いわゆる一般的な統括とか総理するとかいつたような言葉を使います場合には、一般的に行政組織におきましてその首長というものが権限を持つような場合に使われる言葉にかえつてなりますので、本章の定めるような、限定された

柴田達夫

1954-05-11 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第59号

またこの現行法によりますると、首長もたくさんおりますし、自治体警察もたくさんありまするから、一々そういう意見を聞くというようなことも煩雑になるから切つたのだと思うのでありますが、今度は府県単位である。従つて知事はその場合にどうするか、あるいは県の公安委員会はどうするかということが当然考えられるべきものであつたと思うのであります。

中井徳次郎

1954-05-11 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第59号

これが今回の改正案を注視される自治体首長にも非常に親切なゆえんでもあり、——またこの機会に自治体のはみ出しによつて勇退を迫られる国警人たちも出るのではないか。こういう人たちの最大の関心事は人事であります。そういう観点からひとつなるべく具体的な数字で対策をお示し願いたいと思います。

藤田義光

1954-05-10 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第58号

横路委員 それでは重ねて小坂さんにお尋ねしたいのですが、先ほど他の委員からお話ございましたように、自治体というものは、そのものがほんとうに完全な自治体であるかどうかということは、その自治体首長自治体住民の投票によつてきめられたものでなければならない。今日は都道府県住民の意思によつて知事選挙されておる。これはやはり幾分か国家的な性格を帯びながら自治体だと思う。

横路節雄

1954-05-08 第19回国会 参議院 本会議 第43号

拍手)殊に内閣首長である吉田総理は、長期国会における登院数僅か二十数日に出でず、神経痛の仮病にかこつけ、野党と世論の追究から逃避して大磯に引きこもり、院の再々の要請にもかかわらず、重要法案答弁に立たず、議会をサボつた彼の怠慢、不遜、傲岸極まる国会軽視が今日の事態を招いたのであり、(拍手)みずから蒔いた種子はみずから刈りとらねばならんと私は感ずるのであります。  

田畑金光

1954-05-07 第19回国会 参議院 決算委員会 第26号

今、天坊副総裁もおつしやつたカテゴリーに則つておやりになるにしても、やはり地方々々の首長たちがいろいろの理由を具してこの駅を建設してくれということになれば、国鉄としても、やはり増築したい、金がないということになれば、それについ乗りたくなるだろうと思う。併しその際に私は国鉄本来の一つの尊厳といいますか、その経営上の国家の代行機関としての尊厳というものを考えなくちやならん。

山田節男

1954-04-28 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第30号

ただ仮にそういうことを考えるにいたしましても、私どもは非常に問題にしておりますのは、これは自治団体首長の選び方をどうするということに非常に重点があるのでありまして、私はそういうことがこの府県という自治団体の、又その自治団体を運営して行く上の財源をどこからどういう形で見付けて行くかということとは、そう大きな関係は出て来ないのじやないかというような感じがしておりまして、私はかたがた今度の改正はやはり適当

塚田十一郎

1954-04-28 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第30号

審議いたしまするべき事項は昨年の最後地方制度調査会の総会の際におきまして、只今御指摘のございましたような地方公共団体首長の選任の方法、或いはいろいろな大都市の制度でございますとか、或いは道州制、府県の廃合と言いますか、そういうような問題でございますとかいうような、第一回の地方制度調査会におきまして最後的に決定できなかつたような根本的な問題を今度はやる、こういう形にいたしておるわけであります。

鈴木俊一

1954-04-28 第19回国会 参議院 地方行政委員会 第30号

松澤兼人君 希望的な見通しとしては、通常国会法案が出るということであれば、来年の四月の首長選挙は当然その新らしい構想によつて行われるということになるだろうと思うのですが、今の御答弁によりますと、非常にむずかしいから来年はこのままの形で行くのじやないかというようなお答えのように思うのです。可能性から言いますと、やはり現状のままで行くということのほうが可能性が多いわけですか。

松澤兼人

1954-04-26 第19回国会 衆議院 水産委員会 第24号

そこで後藤さんに私がお願いすることは、われわれは漁村に行つて説き、あるいは関係道府県に説き、そうしてウエートを上にして持つて来らせた時分に、これは都道府県首長が出したのであるから、これはやはりその通り取上げるのだという腹になつていただけるかどうかという問題であります。しかしこれを全面的に認めろというのではない。

川村善八郎

1954-04-26 第19回国会 衆議院 水産委員会 第24号

しかし私どもといたしましては、自活体であるところの府県市町村首長意見というものをやはり重要視しなければならぬと考えております。私どもはこういう事業が重要であるということは申しますけれども、その当該府県の中において重要度の違いというものを私ども自体できめて行くわけには参らぬのであります。

後藤博

1954-04-19 第19回国会 衆議院 決算委員会 第27号

吉田(賢)委員 しかしながらあなたもやはり農林省首長であらせられるのでありますから、あらゆる角度からこの種の問題について御検討にならなくちやいけません。一体農林省といわず、すべての官庁同様でありまするが、厖大な経費を使つて料亭に呼ぶから罪になる、そしてそうでないから犯罪にならぬというような考え方が、今の官庁と民間との間を腐らして行く一番大きな原因なのであります。

吉田賢一

1954-03-19 第19回国会 衆議院 予算委員会 第26号

それで全度の防衛庁設置法案並びに自衛隊法案によつて規定した趣旨は、さようなことであつてはいけないということで、総理大臣が全部指揮監督をする、総理大臣は御承知の通り内閣首長である。内閣国会に対して責任があります。結局国会というむのが背後にある。その総理大臣指揮監督防衛庁長官が受けて、しこうして幕僚長以下に対して防衛庁長官指揮監督する。

木村篤太郎

1954-03-18 第19回国会 参議院 本会議 第20号

即ち最高指揮権は、内閣を代表する内閣首長である総理大臣が持つておるのであります。而して国防に関する重要事項について、且つ出動の可否については、これを国防会議に委ね、この諮問を得て初めて総理大臣が命令を出すということにしておるのであります。なお、内部の機構といたしまして、参事官制度を設けまして、いわゆる長官を補佐するこの制度によつて、私はいわゆる政治が軍事に優先する、この建前を堅持して行きたい。

木村篤太郎

1954-03-18 第19回国会 参議院 本会議 第20号

次に、今度の法案によると、如何にも総理大臣権力が集中するのではないかという御議論でありまするが、これは私はしばしば申上げました通り内閣総理大臣は、内閣首長として、内閣の代表として、自衛隊指揮監督をするのであります。而してその内閣国会に対して責任を負うのであります。国会背後にあるのであります。緊急時の自衛隊出動についても、すべて事前において国会の承認ということを建前にいたします。

木村篤太郎