1947-09-25 第1回国会 衆議院 商業委員会 第10号
○和田政府委員 百貨店法が廃止になりましても、百貨店が今後一般商業の面に非常に進出をしてまいりまして、中小商業を圧迫するのであろうという心配も一應あるわけでありますけれども、今日のところでは、御承知の通り、臨時資金調整法でございますとか、臨時建築等制限規則というようないろいろな規則がございまして、百貨店の店舗の新設、増設に要する資金の関係、あるいは建設資材についていろいろの掣肘もございますので、今日
○和田政府委員 百貨店法が廃止になりましても、百貨店が今後一般商業の面に非常に進出をしてまいりまして、中小商業を圧迫するのであろうという心配も一應あるわけでありますけれども、今日のところでは、御承知の通り、臨時資金調整法でございますとか、臨時建築等制限規則というようないろいろな規則がございまして、百貨店の店舗の新設、増設に要する資金の関係、あるいは建設資材についていろいろの掣肘もございますので、今日
それは資材の不足であるとか、資金の関係でありまするとか、交通の不便でありまするとか、いろいろの條件が重なるものでありまするから、能率が低下いたしておりまするし、尚又全般的に考えまして、國家生産能率というものも戰前の半分或いは三分の一になつておるというようになることを考えて見ますると、全体として生産能率の低下せる現在におきましては、戰前のような割合をもつてそのまま臨むことができないのであります。
それで早速われわれの方も貿易廳と連絡をとつて檢討いたしており、またこの問題は外貨資金との關係もございますので、その關係方面とも連絡をとつておるのでありますが、ただいまのところではいろいろな關係で實行されないのではないかというふうに、われわれはみておるのであります。
殊に傾斜生産方式が採用されてこの方、中小工業はその犠牲となりまして、今日彼らがその資金の面において、資材の面において、はなはだしき窮地に陷つておるのは、これすなわち從來の政府の犠牲となつたものであると存ずるのであります。
たとえば資金の問題にしても、どうして資金をとるかといえば、貿易資金特別会計によつて、しかもこれは公團によつて審査され、決定される。ここでも公團によつてやられる。さらに資材はどうか。ここでもやはり公團によつてやられる。さらに價格はどうか。價格も特別審査委員会があつて、ここでも公團によつてやられる。しかもこの公團は何か。民主的なものではない。結局今までの官僚がやることになる。
しかして中小企業の発達助長は、過去におけるまつたく自由な、そうして一面資金・資材面における大量のロスを認める中小企業の再現を意味してはならぬと思うのであります。資金並びに物資需給状況において極度に逼迫せるわが國現状においては、生産の効率性に主眼をおきまして、極限ある資材の高度有効活用が必要であります。中小企業に関して、当然優劣適否の選択が行わるべきだと思うのであります。
これらの現在の經營のやり方につきましては、資材、資金その他の面におきまして十分に思うように參らない時代でございまするが、公益事業本來の使命達成のために、できるだけの努力をいたしまするよう私ども官廳側におきましても、そういう意味合いにおきまして協力指導をいたしておるような次第でございます。
に伴う農業團 體の整備等に關する法律案(内閣送 付) ○函館營林局の管轄區域變更に關する 請願(第五十四號) ○藥用人參試驗場設置に關する請願 (第六十六號) ○米價改訂に關する陳情(第百二十八 號) ○民有林野制度の確立に關する陳情 (第百三十號) ○養蠶協同組合法の制定に關する陳情 (第百三十一號) ○農作物の「榮養週期栽培法」の普及 實施に關する陳情(第百三十三號) ○開拓者資金融通
先日貿易資金特別會計法案が出ておりますが、これは特別會計の面の規定が大部分を占めておりますので、前囘か前々囘の議院運營委員會の終つた際に、これは一應金融及び財政委員會の方に特別會計として當然付託すべきものであろうということで御了承願つたわけでありますが、付託した後に至つて、これは貿易資金のことであるから商業委員會の方へ付託すべきものであつたのではなかろうかという商業委員會の方の話がありました。
この發掘にあたつては、昭和十八年からすでに著手されたものでありますけれども、戰争中の關係とまた經費を要するという點において中絶しておつたのでありますけれども、本年の三月に東京大學の老古學教室に、關係の學者が參集して、登呂遺跡調査會をつくつて、数年間にわたる大規模の發掘調査計畫をなして、これに要する資金を文部省及び静岡縣市に求めて、十五萬圓の豫算をもつて調査に當つてきたのでありますけれども、何分この金額
本問題に関連してこの際皆さんにお諮りいたしたいのでありますが、財政金融委員会に付託になつた貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案は、本委員会の所管たる貿易に関する事項と重大関係があるので、衆議院規則第六十條により財政金融委員会と連合審査会を開きたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○喜多委員長 ただいま提案の説明が終りましたので、質疑に入るに先だちまして、私より水谷商工大臣、冨吉商工政務次官、新井貿易庁次長より、貿易資金特別会計法の一部改正法律案に関連し、當商業委員会に対して責任ある御答弁を要求いたしたいと存ずる次第であります すなわち國会開会以来、當商業委員会の重要な使命といたしまして、貿易諸般の問題には慎重審議をいたし、各委員にも熱心に研究せられまして、貿易組合法廃止法律案
○新井政府委員 ただいま次官からお話のように、貿易資金特別会計法は、實體が貿易の問題なので、私どもといたしては、當然商業委員会で御審議願うものだと確信をしていたために、かつまたこの委員会において前回貿易組合法の廃止法案を御審議願つた際に、貿易の買上資金の支払が大変おくれておる。
又これと關連いたしましてこの枠にちよつと出ますが、今囘の災害等の場合には、復興のために、復興金融金庫から中小工業資金等も相當出ておるのじやないかと思いますが、未曾有の災害のために到底その債務等も完全に果せないじやないかと我々は考えるのであります。
それは第一條でございまして、第一條には御承知のように「預金部資金の融通を受けた者が、災害その他特殊の事由に因り、元利金の支拂が著しく困難となつたときは、大藏大臣は、公共の利益のため必要があると認める場合に限り、預金部資金運用委員會の意見を聽いて、その融通條件の變更又は延滯元利金の支拂方法の變更をすることができる。」
○西郷吉之助君 聞き落しましたが、第三條に、預金部資金運用委員會は政令で定める委員會と讀み替えるものとするとありますが、現在預金部資金の運用委員會というのは、どういうふうな構成になつておりますか。
三六君 島村 一郎君 周東 英雄君 苫米地英俊君 井出一太郎君 内藤 友明君 出席政府委員 大藏政務次官 小坂善太郎君 專賣局長官 野田 卯一君 委員外の出席者 專門調査員 圓地與四松君 專門調査員 氏家 武君 ————————————— 九月二十日 貿易資金特別會計法
○河井委員 ただいま御説明によりますと、結局各地の金融機關の被害程度は、命令融資によつて、日銀をして資金を貸出すことを命令することにはなつておらぬという御見解ですか。
こういうふうな銀行の債務の支拂資金に不足をしておるような金融機關に對しまして、政府に銀行資金運用令第七條にありますいわゆる命令融資によりまして、日銀をしてそれらの金融機關に資金の融通を認められるというような處置をおとりになるでしようか。
從つて對策もこれに應じた對策が必要となるのでありまして、私どもとして現在考えております對策は、この國會に提出豫定になつておりますが、薪炭需給調節特別會計の改正をして、現在借入限度が約五億圓程度でありますが、薪炭價格も上りますし、また相當早く支拂いをする關係上、囘轉資金も必要といたしますので、これを三十億圓程度に増額することについて、御協賛を得たいと存じておる次第であります。
そこで現在補修をどうしても急がなければならない電力事情になつておりますが、普通の場合なら今がちやうど補修の時期でありますから、これから補修の最盛期を經まして、十一月末、十二月中に補修を完成すればそれで結構なのでありますが、なかなか資材、資金、勞力等の難點が多い現在におきましては、適當な時期までに補修ができるかどうかということが懸念されておるのであります。
殊に輸入資金の問題及び米國内における油の缺乏状態から見まして、代燃車をただちにガソリン車に代えるということは非情に困難のように存じます。しかしながら、そうなりますことが家庭の燃料對策を確保することになります關係上、われわれはそういう目的のもとにずつと懇請を續けていきたいと考えております。今度の總合燃料對策も大體そういう方向で考えておるのでございます。
日本公民黨總裁を名乘る者でありますが、徳川家達の甥と稱しまして、連合軍最高幹部や宮家と昵懇であるように吹聽いたしまして、連合軍最高司令部軍政府長官官房長陸軍大佐フランク・キユー・グツトエル作成名義の連合軍特務協力捜査員示達書なるものを作成いたしまして、連合軍に直結して隱退藏物資摘發事業を營む者のごとき態度を示しまして、自己の衆議院議員立候補のための政治獻金、または連合軍公認捜査がたることの身分證明書入手、運動資金等
しかもこういうことを效つたらかしておくから、たとえば李王家だとか、あるいは梨本宮だとかに獻上するというような問題が起りまして、そこから資金を四萬圓もとつておるという。國民に對して今重要なる物資、配給しなければならない物資が、こういうふうなところでやみ取引をされておるというような状態になつておるのである。
(拍手) ————◇————— 第二 開拓者資金融通法の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付) 第三 農産種苗法案(内閣提出、参議院送付) 第四 重要肥料業統制法案等を廃止する法律案(内閣提出)
まず第一の開拓者資金融通法の一部を改正する法律案に関し、農林委員会付託にかかる該法律案審議の概要を御報告いたします。 本改正案の提出にかかわる政府提案理由は、次のごとくであります。
第一に、預金部資金並びに簡易生命保險及び郵便年金特別会計法の積立金の運用によりまする資金の融通を受けた者が、災害その他やむを得ない事情によりまして、元利金の支拂が著しく困難となつたものにつきましては、大藏大臣または逓信大臣が預金部資金運用委員会または簡易生命保險及び郵便年金事業委員会に諮りまして、公共の利益のためにそれが必要であると認めた場合に限つて、債権の中間据置きまたは償還期限の延長を行う等の方法
制定に伴う農業團 體の整備等に關する法律案(内閣送 付) ○函館營林局の管轄區域變更に關する 請願(第五十四號) ○藥用人參試驗場に關する陳情(第六 十六號) ○米價改訂に關する陳情(第百二十八 號) ○民有林野制度の確立に關する陳情 (第百三十號) ○養蠶協同組合法の制定に關する陳情 (第百三十一號) ○農作物の「榮養週期栽培法」の普及 實施に關する陳情(第百三十三號) ○開拓者資金融通
法律の第十條の第一項第一號によつて見まするというと、「資金の貸付」と書いてあるのであります。同條の第六項には「手形を割引き」と書いてあるのであります。又最後に「保證」ということが書いてあるのであります。四十四條の總會の決議事項の第一項の第六號には「手形の割引」とだけ書いてあつて、貸付ということは書いてないのであります。
自主的にどんどんやつておりますが、資金の問題と資材の問題について一つ皆さんに是非御依頼したい、こういう被害者の希望でございます。資金については一部前渡しをお願いしたい。自治體が直接やりますので……。それから資材はこれは枠を決定いたしましたならば、できるだけ早く現地に來るように御配慮を願いたい。これが差當つての墾請でございました。
それに對してむだと言えば誤弊があるかもしれませんが、いわゆる經營的に見て非常にむだな資金を、政府は金融業者を通じて融通せしめておるというのが今日の實情であります。そしてこれらはまだどの程度に復舊してよいか、どの程度の仕事を許していいかということがはつきりしておらないのであります。
では御質問がなければ次に、この種々の觀光施設についても問題になるのは、いつもこの資金と資材の關係でありますが、この觀光關係の施設の資材の割當の實情がどうなつておるか。この點につきまして、經濟安定本部の建設局の伊藤計畫課長から御説明願いたいと思います。
○説明員(宗知武君) 産業資金貸付優先順位では、現在觀光施設は、設備においては乙、運轉資金においては丙と、一應こういうふうになつております。只今お話がございました改正については、私はまだ承知いたしておりませんが、大體貸付優先順位の變更につきましては、主として安定本部が主管にやつておりまして、それに私共の方の銀行局及び私の理財局、この三つが關係してやつております。
観光事業につきましては、全般的に資金の點について申上げますれば、現在の物資資材の需給状況、こういう點から申しまして、資金の面においては全面的に乘り出すという點までは、ちよつと行き兼ねると存じます。一應は將來に備えまする準備的態勢といたしまして、適當なる方々の企畫されておる適當なる事業には御協力したい。こういうふうに考えております。
に伴う農業 團體の整備等に關する法律案(内閣 送付) ○函館營林局の管轄區域變更に關する 請願(第五十四號) ○藥用人蓼試驗場設置に關する請願 (第六十六號) ○米價改訂に關する陳情(第百二十八 號) ○民間林野制度の確立に關する陳情 (第百三十號) ○養蠶協同組合法の制定に關する陳情 (第百三十一號) ○農作物の「榮養週期栽培法」の普及 實施に關する陳情(第百三十三號) ○開拓者資金融通
その次には北村さんからの御質問に關連しての補足的質問でありますが、資金關係について、これは國がやる場合に、從來の營團よりは良くなるということは、從來の役所仕事で行きますと、なかなかむずかしいのでありますが、その場合に資金としては、或いは工事をやる場合に前渡資金の途が開かれたように伺つておるのでありますが、そういうような資金融通の面においていろいろ事務を圓滑にして行く場合の措置が講じられておつたかどうか
それから資金の前渡その他の措置をとつて事業が圓滑に行くようにできるかどうかという問題は、資金前渡は現在第一四半期から事業資金の各四半期毎の六〇%、六割を前渡しをすることに大藏省と話をしまして實行いたしております。當初の中は事務的の色々の移り變りの事情がございまして、文字通りの資金前渡には行かなかつたのでございますが、第四半期からは、大體その期が始まりまして間もなく行くようなことにいたしております。
從つてそこには運轉資金も初めからもつていない。こういうような状態で引き繼ぐのであります。これが超過しておるというときには、なおさら現金などの分配のあろうはずはない。また有價證券などの分配があろうはずがないのであります。從つてこれを相續した者がへそくり金でももつておればいざ知らずでありますが、そうでない限りはやはり非常な經營困難が伴つてくる。運轉資金は何もない。
開拓者資金融通法の一部を改正する法律案、農産種苗法案、右二案を質疑を省略して可決されんことを望むという動議がありました。お諮りいたします——ただいまの中垣委員の動議に對して決をとる前に委員長といたしまして、一應萩原委員から簡單なる質問があるようでありますから、これを許した後においてこの贊否を問うことにいたしたいと思います。
議案は開拓者資金融通法の一部を改正する法律案、これはすでに参議院の方は可決になりまして、こちらへ送付された議案でございます。農産種苗法案、これも参議院において可決され送付された議案でございます。
○中垣委員 この委員會に提出されております農産種苗法案竝びに開拓者資金融通法の一部を改正する法律案のいずれも政府側の御説明によりましてよくわかつておりますから、討論等を避けまして、早く委員會で可決して上程せられるような手續をとられることを希望いたします。