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21837件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1947-08-01 第1回国会 衆議院 司法委員会 第10号

殊に裁判所あたりの實際取扱いを見ますと、ほとんど精神というものをくみとられなくて、法規の明文に忠實に拘泥いたしまして、そうしてこれでもつて犯罪を判斷し、刑罰を下しますのでこれが改廢ということは、一日も速やかになされなければならぬ問題だと思つております。特にこのような特別刑罰法規、ほとんど無數と言つてよいほど刑罰法規はあると思います。

酒井俊雄

1947-07-31 第1回国会 衆議院 司法委員会 第9号

さらに天皇國民と全然別個の立場に、あるいは人格に置かれておるということは、新憲法にもそれは明らかに書かれておるのでございまして、第六條には、天皇は内閣總理大臣及び最高裁判所長官を任命する任命權をもつておられます。第七條にはいわゆる國事に關する特別の行為規定されておられるのでございます。

中村俊夫

1947-07-31 第1回国会 衆議院 司法委員会 第9号

それから最高裁判所の長を任命することができる。あるいは恩赦の大權であるとか、いろいろ憲法でも一般國民と區別している。皇室典範を讀んでごらんなさい。天皇だけではない、皇族まで區別されている。婚姻は兩性の合意によつてのみ成立する。しかるに皇室はそうはいかぬ。皇室會議という別個會議を必要とする。

北浦圭太郎

1947-07-31 第1回国会 衆議院 司法委員会 第9号

從つて治安の維持も全うすることができないという憾みもありますので、刑法改正にあたりまして、もし犯人を藏匿したり、あるいは證憑を湮滅したりする者が、犯人の親族である場合には、よく具體的事件を調べて、情状によつて刑を免除することもできるというふうに、そこを裁判所自由裁量に任せる方が、具體的事件について妥當な結果が得られるであろうという考えから、修正案を提出した次第であります。

佐藤藤佐

1947-07-30 第1回国会 参議院 司法委員会 第6号

存廃は如何ようともあれ、今回の裁判所制度の改革によりまして、司法省内部にいろいろな変動が想像せられるのであります。それにつきまして私は行刑局將來行刑の在り方ということにつきましてお伺いいたしたいのであります。  或る新聞記事によりますると、行刑局はそのままとするが、特に保護事業関係事務は拡大強化する方向に進めるということの記事が出ておるのであります。

岡部常

1947-07-30 第1回国会 参議院 司法委員会 第6号

判断は裁判所がこれをなすべきものである。そこで、例えばそういう建前を取る。これも立派な私は理由があると思うのでありまするが、建前を取る以上は、裁判所において、何でもかんでも皆執行猶予にしてしまうというのも、罪状の軽いものは、これもいかがかと存ずるのでありまするから、從來檢事が不起訴にしたというような種類のものは宣告猶予ということで、被告人の改悛の情を俟つというようなことが非常に適切ではないか。

鈴木義男

1947-07-30 第1回国会 参議院 司法委員会 第6号

付託事件國家賠償法案内閣送付) ○刑法の一部を改正する法律案内閣  送付) ○昭和二十一年法律第十一号(弁護士  及び弁護士試補資格特例に関す  る法律)の一部を改正する法律案  (内閣提出) ○岐阜地方裁判所多治見支部設置す  ることに関する請願(第十一号) ○帶廣地方裁判所設置に関する陳情  (第四十九号) ○刑事訴訟法改正する等に関する陳  情(第六十号) ○民法の一部を改正する

会議録情報

1947-07-30 第1回国会 衆議院 司法委員会 第8号

岡井委員 もう一つ民刑とも重大なる事件は、すべて裁判所誤判つておると私は思う。上は大審院から下は區裁判所に至るまで、檢事誤判は、これは重大なる犯罪が多いのです。有罪になるべきものが無罪になつておる。そのために今日のこの混亂を來しておる。これはしほうぶないのに大いに責任があると思う。民事においては勝つべきものが負け、負けるべきものが勝つ。これはことごとくそうなんです。

岡井藤志郎

1947-07-29 第1回国会 衆議院 司法委員会 第7号

それから立證責任の問題でありますが、御説のように、被害者の方から加害者故意過失があつたということを立證することは、必ずしも容易ではないかと思いますが、これは大體現在の民法不法行為の場合において、實際訴訟等におきまして、すでに相當そういう過失立證についてはいろいろ判例等があり、場合によつて裁判所が事情によつて適當立證責任の轉換を行うようなやり方によりまして、おのずから過失の證明を認めている事例

奧野健一

1947-07-28 第1回国会 衆議院 外務委員会 第3号

連合國軍の安寧、安全を侵害するような犯罰、たとえば連合國軍に對して侵害を加えるというような、安全を害する行為については、その犯罪日本裁判所裁判をしないで、連合國の軍事裁判所裁判をすることになつておりますので、その範圍においてはなるほど制限を受けておるのであります。それからもう一つ連合國軍に屬する財産權侵害であります。

佐藤藤佐

1947-07-28 第1回国会 参議院 司法委員会 第5号

他人に損害を加えたるとき」と、こういうことまでになれば、これが即ち民法不法行爲不法行爲の最初の七百九條に「故意又は過失により他人権利侵害した」と、こう書いてある用語と一致して、國家は共に私人間と同じ義務があるのだということになるのでありまして、ただここに、前回の委員会において私が申しました違法ということを、特に入れるということについて、例えば我々の経驗しておることは、警察はとにかく拘引状裁判所

大野幸一

1947-07-28 第1回国会 参議院 司法委員会 第5号

付託事件國家賠償法案内閣送付) ○刑法の一部を改正する法律案内閣  送付) ○昭和二十一年法律第十一号(弁護士  及び弁護士試補資格特例に関す  る法律)の一部を改正する法律案  (内閣提出) ○岐阜地方裁判所多治見支部設置す  ることに関する請願(第十一号) ○帶廣地方裁判所設置に関する陳情  (第四十九号) ○刑事訴訟法改正する等に関する陳  情(第六十号) ○民法の一部を改正する

会議録情報

1947-07-28 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第2号

これが經濟違反に問われまして、その後愼重に調査せられました結果、會社はもちろん飯田某三福商事會社遠藤某、關某、島某、ただいま公判繋屬中でありますから、名前はなるたけ明かにしないように某ということにいたしておきますが、これらの人々は百數十萬圓のやみ取引のゆえをもつてただいま沼津の裁判所において公判に付せられておるのであります。

鈴木義男

1947-07-28 第1回国会 衆議院 隠退蔵物資等に関する特別委員会 第2号

なるほど道徳的にはそうであるかもわからぬが、法律家である司法大臣の御承知の通り、裁判所は公開であり、すでに公判中であるといたしますと、世にあまねく發表されておる事件でなければならぬ、そういたしますと、原川某という者はどこの役所のどういう公務員であつてどういう收賄をしておるか、この點一つ明からにしていただきたい。

北浦圭太郎

1947-07-28 第1回国会 参議院 本会議 第17号

いろいろな問題を想像されるのでありまして、この委員長及び六人の委員の方には、特に今後の運営について最大の注意と愼重なる考慮と、この実社会の人の人情の機微をよく弁えた方にお願いしたいと存ずる次第でありまして、この委員任命について、最高裁判所があれ程愼重な人選のやり方を取つておるのでありまするから、國民実生活に最も影響のあると思われるこの委員長及び委員任命については、商業委員会としましてはこれを特別

一松政二

1947-07-28 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第6号

これはよけいなことを申し上げるようでありますけれども、これは政府としての見解でありまして、立法府立法府見解をおもちになつてよかろう、また立法府見解がまちがつておるか、政府見解が是であるか、こういうことは一つその場合個々にあたつて、実験のことにあたつた上において、これは行政上の手続をもつて最高裁判所ででも決定すればよかろうと思います。

木村小左衞門

1947-07-28 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第6号

ああいう政府の解釈はさりながら、国會みずからこれを解釈し、またこの委員會自身で解決する権利もありまするし、また争議が起つた場合には、当然最高裁判所が決定しますにもかかわらず、今突如としてああいう発表をすることは、適当でないと委員長においては考えております。従つて今西尾君が見えたら、その点を十分に明らかにしたい。

坂東幸太郎

1947-07-26 第1回国会 参議院 司法委員会 第4号

付託事件國家賠償法案内閣送付) ○刑法の一部を改正する法律案内閣  送付) ○昭和二十一年法律第十一号(弁護士  及び弁護士試補資格特例に関す  る法律)の一部を改正する法律案  (内閣提出) ○岐阜地方裁判所多治見支部設置す  ることに関する請願(第十一号) ○帶廣地方裁判所設置に関する陳情  (第四十九号) ○刑事訴訟法改正する等に関する陳  情(第六十号) ○民法の一部を改正する

会議録情報

1947-07-26 第1回国会 参議院 司法委員会 第4号

裁判所法施行令の第十條によりますというと、裁判所法施行の当時におきまして弁護士たる資格を有するものでありまして、それが施行後三年の期間弁護士の職務にあるという者に対しまして、判事補たる資格を與えておるのであります。その外に、今回の法律によりまして、新らしく弁護士資格を與えんとするものに対しましてはなんらの規定がございません。その当時弁護士たる資格を有しておりません。

國宗榮

1947-07-26 第1回国会 衆議院 司法委員会 第5号

また判決の言渡しがありまする以上は、刑の執行があり、あるいは刑を終つて出てくる者の保護というような仕事がありまして、これをいずれに属せしむることが適当であるかということも、いろいろ議論の余地はありまするが、ただいまのところ、やはり檢察と伴つてつていく方がよかろうという意見が有力でありまして、その代わり戸籍でありますとか、登記でありますとかいうようなものは、あるいはこれを裁判所の方に讓ることが適当ではないかという

鈴木義男

1947-07-25 第1回国会 衆議院 外務委員会 第2号

なお從來第九十條第二項、第九十一條第二項に、外國元首使節に對する侮辱の罪に對しては、外國政府または被害者請求をまつて、その罪を論ずることになつておるのでありますが、これはひつきようするに外國として、外交機關を通じて處罰を要求することをもつて足りるとする趣旨でありまして、今次改正案におきましては、これを外國元首に代わる外國使節に對する侮辱の場合は、使節自身裁判所所定の手續により、告訴をしなければならないということになつておるのであります

安東義良

1947-07-25 第1回国会 衆議院 外務委員会 第2号

佐藤(藤)政府委員 その點につきましては、具體的事件が起きた場合に、その取調當つた裁判所において、法律上許される範圍内において重い刑罪を科するということは自由にできるのであります。その限度は刑法上定められたる最高刑がマキシマムになると思います。これは外國元首、大統領、使節に對する場合ばかりではなく、日本天皇皇族に對する場合も同様であります。

佐藤藤佐

1947-07-25 第1回国会 参議院 司法委員会 第3号

國務大臣鈴木義男君) 最高裁判所判事選挙につきましては、極めて明朗に且つ民主的にいたしたいという考を以ちまして、御承知のごとき方法で選挙を行つたわけであります。然るに最後の段階におきまして、ある数名の判事が数名の判事を告訴するというような誠に不祥の事件が起りましたことは、司法部といたしまして深く遺憾に存ずるところであります。

鈴木義男

1947-07-25 第1回国会 参議院 司法委員会 第3号

大野幸一君 最高裁判所の選任の諮問委員選挙繞つて司法部内のある判事から同僚の他の判事選挙妨害で告訴したという事実がありますが、新聞の傳うるところでは、もう既に相当関係者取調を受けたようであります。司法大臣はこれに関して檢察廳側からどの程度の報告を受けておられるか。又これに対する見通しを、若し発表できましたならば伺いたいと存ずる次第であります。

大野幸一

1947-07-25 第1回国会 参議院 司法委員会 第3号

付託事件國家賠償法案内閣送付) ○刑法の一部を改正する法律案内閣  送付) ○昭和二十一年法律第十一号(弁護士  及び弁護士試補資格特例に関す  る法律の一部を改正する法律案)  (内閣提出) ○岐阜地方裁判所多治見支部設置す  ることに関する請願(第十一号) ○帶廣地方裁判所設置に関する陳情  (第四十九号) ○刑事訴訟法改正する等に関する陳  情(第六十号) ○民法の一部を改正する

会議録情報

1947-07-15 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第4号

その情報に基いて、今年の二月二十日でありますが、二十日、二十一日の兩日にわたり、宇都宮地方裁判所檢事局から眞名子檢事という人の指揮によりまして、四人の檢事及び區裁判所から判事が五人、これが中心になりまして栃木縣防犯課員及び所轄の警察經濟係員立會のものに、その情報に基きまして品物が隱匿されていると言われる場所を一應封印をいたしたのであります。

久山秀雄

1947-07-14 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第3号

それから第七點といたしましては、裁判所の管轄區域變更の措置を講じなければならない。第八點といたしましては、これはその他いろいろなものでございますが、たとえば家畜保険法とか、あるいは農業保険法、あるいは小作調停法地方競馬法、こういつたような法律に基きまして、それぞれの影響がございますので、その點をなおしていかなければならない。

有松昇

1947-07-12 第1回国会 衆議院 司法委員会 第3号

赤木説明員 特にただいまお尋ねの松山につきましては、本省から現地の所長、検事正に照会をいたしましたところ、現地の方では特に簡易裁判所組織準備委員会、こういうものを組織いたしまして、その委員には松山地方裁判所長、松山裁判所監督判事松山地方裁判所検事正愛媛県知事弁護士会長県会議長松山高等学校長、この七人で委員会というようなものを組織いたしまして、簡易裁判所配置、その管轄区域の組合せということについて

赤木曉