1949-07-04 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第16号
それはこの考査特別委員会で取扱う問題は、まず第一番に、すでに言われておりますように、不当財産関係の問題、これは法律上許すとか許さないとかいう形式的な問題ではなくて、社会通念上当然許せないものとしての問題が、全部取上げられていると私は考えているわけであります。
それはこの考査特別委員会で取扱う問題は、まず第一番に、すでに言われておりますように、不当財産関係の問題、これは法律上許すとか許さないとかいう形式的な問題ではなくて、社会通念上当然許せないものとしての問題が、全部取上げられていると私は考えているわけであります。
であればこそレーニンはその著書、いわゆる「背教者カウツキー」という著書において、カウツキーの社会民主主義の方向によつて、社会革命を行おうとしたことに対して、これはマルクスの教えに背くものであるといつて、わざわざ一册の本を書いておる。また「國家と革命」の中において、社会民主主義によつて、社会革命はできないものであるということをはつきりと言つておる。
今私が衒学的に申し上げるまでもなく、近來においては法社会学の研究が非常に旺盛になつて來ておりまして、法律とは何であるか、法律の解釈というものはどうあらねばならないかということの問題がやかましく相なつておる。法律学の新しい開拓部面として法社会学が起つて來ておることは、諸君御承知の通りでありますが、なお法律時報の四月号を見ますと、一流の学者がこの社会学のことについて論じておる。
○説明員(神山欣治君) 私法務廳の檢務局労働社会課長であります。國電ストに関係する事件の檢挙状況を簡單に申上げます。只今運輸省の國有鉄道部長からお話がございましたが、今回懲戒処分をいたしましたのが、管区にいたしまして、千葉、それから東神奈川、尚その中に中野、蒲田の車掌区、若しくは電車区に事件が発生いたしております。千葉、中野、蒲田、これは六月十日でございます。
國警三万の警察官と、國家警察の警察学校で教育をいたしておりまする自治体警察の吏員に対しましては、私の責任におきまして、人権の尊嚴と自由の尊重を基底とした理想社会の実現、これが日本の再興、又日本民族の理想であるという信念を植付けることによりまして、これに反するあらゆる害悪を防遏し、芟除して行くという信念を養つておるのであります。
○大畠農夫雄君 私は選挙期間後の運動でありまして、選挙には直接関係がないというような形になつて來るだろうと思うのでありますから、特にこれを禁止する必要はないと思うのでありますけれども、こういうようにどういう方法でもいいからということになりますると、やはりおのずから社会の秩序もありますし、お互いに良心を外れたような行動も出て参ります。
フエア・プレーで行こうという点において各自が協定をして行くという点から考えますと、自由の制限だというふうにのみ見なくてもいいのでありまして、幾分かはその点において自由を制約するという結果になりましても、これまた選挙という一つの部分社会における福祉の維持のために、やむを得ないのだという理論的構成も成立つのではないかというふうに考える次第であります。
私のお聞きいたしておりますのは、新聞紙上いわゆる赤いボスというものの存在が傳えられておる、そういう事実について、縣としてはこれを一つの社会問題なり、あるいはまた政治問題としてどういうふうにお考えになつておられるか。そういう事実が存在すると思うか、あるいはそういう赤いボスというような事実はないと思うか、この点をお伺いしたがつたのであります。
石川縣におきまして一部の政党なりあるいは一部の政党に類似した勢力によつて、近く非常な社会的な変動が引起されはしないかというような傳説なり、あるいは風評なりが流布されておるという事実はありませんか、ありますか。
○神山説明員 それでは法務府労働社会課長の私から、從來起りました國電スト、その他國鉄関係の紛爭事件について、私たちの方で取扱いました事件関係を御説明申し上げます。ただいま大体賀來政府委員から今回の國鉄のストに関連しての御説明がございましたが、檢察廳の方で取扱つておりまするのは、現在までのところ過日の新橋管理部管内のいわゆる國電ストでございます。これは東京では中野、蒲田。
例えば抽象的に社会形態においてこれを分別いたしまするならば、即ち都市と農村との差別であります。又その都市と農村間におけるところのいろいろな経済力の懸隔の問題であります。
○高木(松)委員 そこに表君はいわゆる社会上の地位や政党の背景をもつて、そうして自己の利益を追求する御仁だということをあなたは感じませんか。
○太田敏兄君 そうすると今のお話ですが、その定時名簿が一定の期間に、六ケ月でも三ケ月でもどつちでもいいが、拵えて置いて、そうしてその移動した分についてのいわゆる申告制度にして、それを所掌するというふうにすれば、手続上別に差支えないと思いますが、今の社会事情からいたしましても、或いは官廳の行政整理、或いは民間の企業整備による失業者、そういう者は首を切られたらそこにおることができないで、自分の郷里に帰るとか
同時に社会通念から申し上げますならば、少くとも官房長官がお呼びになつたときに、警察局長がいかなる用件であるか、いかなることを官房長官がお考えになつているかもわからぬし、官房長官がお呼びになつても絶対行かないということは、私は常識上なかなかできないと思う。
刑事訴訟法でどうこうということは言わずに、こういうことはむしろあなたに常識で論じていただきたいという意味で、大体社会通念から見て、常識に合致するならばやつてもよろしいものじやないか、むしろあなたの方で私に勧告してくださるくらいに私は考えておる次第であります。
自分の問題であるならば率先して出て来て、皆様の言つたように、利害関係があれば、率先して出て來て、これを答弁もし、何かやつたでありましようが、しかしながらこの問題を取上げるべきであるか、あるいはこの問題を社会秩序の上から言つても審議すべきかどうか、そうしてどれが正しいかということはこの委員会において判定しなければならぬものであると考えておつたから私は出なかつたのでありますが、私の問題に対してでないということをはつきり
つまり國家公務員は実際においては一般の社会の人と余り大した違いはない。或いは最初特別職に扱われておつた点ですが、そういう点を御考慮される余地があるではないかと思います。
ただ組織等の力を持つておりますそういう人達の問題につきましては、これも憲法上いろいろ疑義のある問題かと思いますが、いわゆる憲法の第四十四條に、この議員の資格につきまして、「人種、信條、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は收入によつて差別してはならない。」
ところが一方新聞記事の信憑性、新聞が社会の公器として眞実を傳えなければならないというような観点からして、新聞記事の出所については、その出所を明らかにするだけの用意がなければならないというようなことも言われておるようでありまして、そういう意味から、ニュース・ソースを秘密するということは、必ずしも固定した道徳と申しますかそういうものではない。
○羽仁五郎君 あの選挙法について、全体に私は二つの考え方があり得ると思いますが、一つは、できるだけ社会の進歩に應じて選挙が行われる、この場合に二つの点が主な問題の点だと思うのです。それはできるだけフリーな選挙が行われる。
○大野幸一君 私もやはり今までの年齢というか、社会において実生活に当るということは、これはなかなか経驗としていいことだと思いまして、理想論としては選挙民が非常に賢明なる場合でありますが、段階を挙うて行くという建前から、被選挙資格については我かに下げることばかりが妥当かどうかということについては疑問を持つておりますことを申上げて置きます。
○高木(松)委員 それから、社会的疑惑はこれからあるのです。そこで拂い下げ整理品委員会というものは弘済会の当事者と、運輸省の当事者とでつくつておつて、そこに小委員会ができたと言つておりますね。この整理品委員会と小委員会でこの拂い下げの運営を指示して行くわけですか。
私どもは、弘済会が不当に利益をあけておるのじやないかという点をはつきりしておかないと、あなた方が社会から疑いをもつて見られるのじやないか……。
それからもう一つ、その全國区制の只今の日本の社会の知識程度では悪いと言われておりますところは、田舎におきまして殊に女子におきまして、殆んど全國から出ておるその人の名前も知らなければ、誰を選挙していいか分らん、それでこの間青森縣に行きまして二、三の村を歩きまして、何か希望はないだろうかと言つて聞きますと、一番初めに言うことは全國区は止めて下さい、それでどういう理由だというと、人を誰をやつていいか分らん
その弊害の一つとしては、恐らく民自党の諸君、廣川君個人としましても、曾て社会民主党の世田谷町会議員もしていた人で過去における私の同志でありまして、又東京の市会議員や府会議員としても私の同僚で非常に懇意ななかでありますが、同君の意見は或る程度まで民自党の意見を代表して、或いはやはり民自党の幹事長として差当り言うておられるのだろうと私は思うのでありますが、民自党のああいう意見を廣川君が述べますのは、やはり
本日は継続審査になつております社会保障制度の調査につきましてその審議を進めたいと思います。先ず最初に内閣にありまする社会保障制度審議会が数回に亘つて開会せられておりましたので、この委員会に御出席に相成りました各委員よりそれぞれ審議の状況の報告を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○谷口弥三郎君 社会保障制度審議会が御承知のように先月の十九日に第一回の審議会が開かれました。そのときには会長、副会長、それに常務委員の選挙をいたしまして、その後の審査方針について討議をいたしました。次いで同月の二十四日に第二回の社会保障制度審議会がありました。
○天野委員 それはたいへんよいことですが、社会の何万という数の新聞、雑誌を一々取上げて、この委員会が証人を呼んで、委員長として締りかつきますか。
○佐野證人 社会的影響と申しますと、きのうか何か新聞に出まして、不利益な証言をしたために左遷をさせられたというような記事がありました。
そこでいま一つ、さいぜんの榊巡査をこの問題後において、猪俣委員の質問、委員長の質問のようにしてかえたことは、一体あなた方がその中の專門的知識にあらずして、社会人として見た場合に穏当と思いますか。それともこれは少し社会的な響きがおもしろくないと思いますか、どつちですか。
○岡田證人 御承知のように大正七年床次鉄道大臣の発意に基きまして、職員の救済、公傷者、殉職者の遺族、本人、こういうものを救済する意味においての社会事業團体が弘済会の本質なのであります。
こういうものも整理いたしまして得た利益を鉄道の社会公共事業的な面に使いたい、こういう見地から運輸省の経営の合理化、財政の改善という面のほかに財團法人社会事業團体である弘済会が特に選ばれた、私はかように考えておるのであります。