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2123件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1950-04-18 第7回国会 衆議院 本会議 第38号

ここに御列席の幾多の諸君とともに、新日本国是として、わけても天皇を象徴とする新しい民主政治基本と、絶対平和主義條章と、生存権、労働権団結権などの経済的基本人権を含む輝かしい新憲法の制定に参加いたしましたことは、私の生涯忘れるることのできない追憶でございます。いうまでもなく、この憲法に明示せられた新しい国是の大本は、さらに現実の法令施策において具体化されねばなりません。

森戸辰男

1950-04-11 第7回国会 参議院 厚生委員会 第27号

すでに生存権の擁護を世界注視の中に憲法規定したこと、或いは健康保險にせよ、或いは失会保險制度にせよ、各種慈善的意味のあるところの事業を、むしろ奬励しておるというような現状におきまして、いわゆる生活保護のようなものをいよいよ積極化して然るべきものと思うのであります。勿論その運用の面において極力愼重を期さなければならないということはよく私も承知いたしております。

松本隆文

1950-03-29 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第19号

あるいは生命権生存権を要求するという国民的な権利によるものとして、生活保護法というものがつくられておるわけでありますが、しかしこういう状況——失業者が、あるいは食えなくなつておる国民が職を求めて、働く権利、生きる権利を求めて、職業安定所に詰めかけて、それを要求する。厚生大臣の方では、生活保護法その他によつてこれに一定の手を打とうという。

渡部義通

1950-03-28 第7回国会 参議院 予算委員会 第23号

木下源吾君 人事院の勧告を政府は無視しているという点については、多数の識者も、国民も、これはいわゆる憲法生存権を守る労働者立場をこのような状態に追込むことについては、憲法違反であると言う。かように言われているのでありますが、総理大臣はかかる憲法違反の疑義あることをも尚強行せられる。今後ともそういうお考えであるかどうか。

木下源吾

1950-03-24 第7回国会 衆議院 労働委員会 第10号

柄澤委員 現在の法律のもとではやむを得ないというふうなお考えでございますけれども、いろいろな地方その他の税金につきましても、悪税の声も相当高いときに、賃金の遅拂いで、生活できないというところまで追い込まれて、一家心中があつたり、子供を殺しておるという実情にかんがみまして、生存権を特に侵されておるような今日、働く者の生存権保障するのは賃金以外にはないのでございますから、特に現在のような危險にさらされているときに

柄澤登志子

1950-03-16 第7回国会 衆議院 人事委員会 第14号

それは理由の第一といたしまして、政府政策によつて失業を招来し、しかも離職するのでありますから、当然それらの公職員諸君家族の生活なり、御本人の基本生存権を擁護するということは、民主主義のいろはの第一歩でありますので、そういうものを完徹する民主主義の重要な意義から考えましても、最低限度六箇月以上の退職金を支給するのが妥当であると私ま考えております。

土橋一吉

1950-03-13 第7回国会 参議院 人事委員会 第7号

たまたま総裁日本における憲法学者の雄でありますので、この機会にお伺いして置きたいと思いますが、生存権が確立されて、確保されるということは、公務員に取つては言うまでもなく賃金充足であります。これは賃金充足保護するために、それを確保するためには、憲法の二十八條によつて労働基本権、それが認められておる。ところが二十八條基本権がです。

木下源吾

1950-03-13 第7回国会 参議院 人事委員会 第7号

生存権を確保する、守るために手段を奪われ、尚政府がこれを自分の責任義務を果さない場合においては、労働基本権の上にある生存権を擁護する立場に立つ者は、そういうことを行なつておる政府憲法に私は違反しておるじやないか、抵触するんじやないか、この点をお尋ねしておるのであつて従つてそういうことが明確になれば、進んで総裁は今のような政府に反対だとそういうような消極的な言葉ではなく、進んで政府憲法違反で私はこれを

木下源吾

1950-03-13 第7回国会 参議院 議院運営委員会 第36号

二十五條規定しておる生存権と、これが二つの柱である……一つ財産権一つ労働権である。この二つの柱の上に立つたものが基本的人権である。二十九條は財産権の不可侵でなければならない。基本的人権でないとおつしやる官房長官の意見には私は納得できません。この議論は幾らしましても、私とあなたと憲法に対する考え方が違うわけでありまして、私はよく研究して知つておりますが、あなたはよく研究がしてないと思う。

中村正雄

1950-03-08 第7回国会 衆議院 法務委員会 第13号

猪俣委員 なお、この判決に示されましたところの重要な基本点であります仲裁裁定性格でありますが、この東京地方裁判所判決中心課題は、この仲裁裁定なるものは、結局においてその公共性にかんがみ争議権を制圧せられましたところの一般職員生存権保障せんとして、争議権にかえて與えられたものである、仲裁委員会はその機能を営むものである、仲裁裁定はそのような性格を持つものであるということがこの判決中心思想

猪俣浩三

1950-03-08 第7回国会 参議院 議院運営委員会 第33号

ところが根本に遡りまして、憲法の十一條と二十五條、二十八條こういうところを見て見ますると、判決にもちよつと書いてありましたように、二十五條でこれは国民生存権というものを基本的人権としてはつきり認めておりますし、その辺の基をなすものは二十九條の財産権と、二十七條、二十八條労働権であるということは、誰しも学的に知つておることであります。

中村正雄

1950-03-08 第7回国会 衆議院 電気通信委員会 第9号

飯塚委員 日程第一の請願の要旨は、放送法案中第九條第二項第七号、及び同條第五項による日本放送協会ラジオ修理業界への進出は、幾十万の民間ラジオ業者並びにその家族生存権を脅かすものである。ついては同法案の両條項を削除して、業界の不安を一掃されるようにとりはからわれたいという趣旨であります。  

飯塚定輔

1950-03-08 第7回国会 参議院 本会議 第25号

併しながら憲法二十五條国民のいわゆる生存権に関しては全く別の意味を以て扱わなければならない。政府の今回の行為は、この罷業権とそうして仲裁制度というものを分離いたしまして、当然公務員保護を受ける代りに設けられたこの制度を無視し、この制度裁定という嚴然なる法律上の事実を曲げて、そうして公共企業体職員生存権を脅かしておるのであります。

木下源吾

1950-02-28 第7回国会 衆議院 本会議 第20号

このものが與れば、すなわちまたそこに間違いもできるのでありまして、この多数党の威力が正当に運ばれておる場合はよろしいのでありまするが、これが曲つて運用せられましたときに、すなわち司法権独立ということが起つて来るのでありまして、裁判所におきまして、あらゆる努力に拮抗して基本的人権を擁護する今日におきまして、司法権独立とは、すなわち多数党に対する障壁となし、一般大衆生存権を守るのが司法権独立というふうに

猪俣浩三

1950-02-27 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第8号

なぜならば現に失業発生は、あるいは首切り、企業整備とか定員法の実施とかいうふうなことで、いわば資本主義の陣営の側に立つ政党の政策によつて、意識的に計画的に強行されておるというところに失業発生の根本的な原因があるという点をよくお認めになりませんと、たとえば生活保護法において、憲法第二十五條理念に基きと書いてありますが、二十五條理念に基いて、人間の生存権、国民生存権を確保するとうたいながら、しかも

岡良一

1950-02-17 第7回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

われわれにも世界中至るところに生存する生存権というのはあるでしよう。この気持がすなわち世界国家をつくり上げる前提となるのじやないかと私は言いたい。今日はもう飛躍的に、アメリカにおいてもヨーロツパにおいても、すでに世界国家ということが首題になつて行われて来ておる。原子爆彈時代は御承知の通りである。

世耕弘一