1947-10-02 第1回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会第1小委員会 第2号
八十四号の請願は海外引揚者生存権保証等の問題に関する請願であります。これは第五号の請願と内容を殆んど同じくしておりますので、簡單に先程申しませんでした点を附加えたいのであります。それは引揚者或いは復員者が國内におきまして、就業せんとする場合にその就業につきまして非常に大きな障害があるのであります。
八十四号の請願は海外引揚者生存権保証等の問題に関する請願であります。これは第五号の請願と内容を殆んど同じくしておりますので、簡單に先程申しませんでした点を附加えたいのであります。それは引揚者或いは復員者が國内におきまして、就業せんとする場合にその就業につきまして非常に大きな障害があるのであります。
付託事件 ○在外同胞引揚促進及び引揚者の援護 更生に関する請願(第五号) ○ソ連軍管下の未復員軍人帰還促進に 関する請願(第七号) ○在外同胞引揚促進に関する請願(第 八十三号) ○海外引揚者生存権保証等の問題に関 する請願(第八十四号) ○海外引揚者の更生対策に関する請願 (第百四号) ○海外引揚者の住宅問題に関する請願 (第百五号) ○在外同胞引揚促進に関する請願(第 百六十三号)
百二十一號) ○滿洲における同胞救濟金の償還に關 する請願(第五十五號) ○在外同胞引揚促進に關する陳情(第 百二十四號) ○舊滿鐵社員の對會社請求権確保に關 する陳情(第百三十九號) ○在外同胞引揚促進に關する陳情(第 百四十二號) ○在外同胞引揚促進に關する陳情(第 五十一號) ○在外同胞引揚促進に關する陳情(第 五十九號) ○在外同胞引揚促進に關する請願(第 八十三號) ○海外引揚者生存権保證等
そこで三合配給をしないということは、政治家がまず憲法で保障しておる最低限度の生存権を危うからしめておるということになる。また憲政には、働かざるもの食うべからずということが、麗々しく掲げてございます。政治家無能のために、國民にかくのごとき大罪惡を犯さしめておる。また國民が生存権も得てない。かような事実も、われわれは深く深くこれを認識しなければならぬのでございます。