1948-03-31 第2回国会 衆議院 予算委員会 第13号
しかしこの暫定予算は、緊急やむを得ざるに出でた、いわば変態的な予算でございまして、一箇月分を御承認願わなければならぬということに差迫つております関係上、また四月一日より支拂いするものもございますので緊急の必要やむを得ずして暫定予算を編成したような次第でありますので、これについては、はなはだ提出が遅れまして申訳ない次第でございますけれども、災害復興とか、六三制とかいうようなものをなるべく同時に出したいというようなことから
しかしこの暫定予算は、緊急やむを得ざるに出でた、いわば変態的な予算でございまして、一箇月分を御承認願わなければならぬということに差迫つております関係上、また四月一日より支拂いするものもございますので緊急の必要やむを得ずして暫定予算を編成したような次第でありますので、これについては、はなはだ提出が遅れまして申訳ない次第でございますけれども、災害復興とか、六三制とかいうようなものをなるべく同時に出したいというようなことから
それは先日の建設院総裁の御答弁によりますと、災害復旧の費用の予算化ということは、私どもから見ますとやや絶望に近いような感じを受けたのであります。またただいまの政府委員の御説明によりましても、多くを望み得ないという印象を受けております。もしさような状態であるといたしますならば、私どもは事業支出をできるだけ合理化し、能率化することに考慮を拂われなければならぬと思うのであります。
しかしながら、次の四月暫定予算は一億八千万円という惨澹たる状態でありますので、これを東北六縣で現在どういうがうに割るかと申し上げますと、東北六縣の災害総額が三十二億九千万円ありますが、二十二年度の支出の補助額が五億九千万円、約一割八分の補助率であります。
それから暫定豫算に盛つておりまする公共事業の内譯でございますが、大體現在考えておりまするのは、これの中には事務費と事業費とあるわけでございますが、その中事業費に相當するものが十一億四千五百萬圓程でありますが、その中災害關係が一應四億六千九百萬圓、その他の一般分が六億七千六百萬圓程度に豫定いたしております。
殊に災害復旧の問題は、秋の收穫に重大な影響をもちますから、特にこれは急ぎたいので、一緒でもなし得るし、またおのおのでもなし得るようなかつこうで続けて折衝しておる次第であります。
こういうふうなことに相なつておると思うのでありまするが、これは先ほど上林山君の質問の通りに、閣議決定であるから、災害復旧費の補助は後回しにして差支えないということを、政府與党は御同意あつてお出しになつておると承知いたしてよろしいのでありますか。災害復旧費の二十二年度分の予算計上が今日まで追加予算としても出ませんし、またこの暫定予算にも現われない理由は、この必要を認めてないのであるかどうか。
○西村(久)委員 ただいま二十二年度の災害復旧費の不足額の問題をお尋ねいたしましたところが、速記を中止しての御答弁を承つたのであります。私はどうも了解がいかないのであります。なぜかと申とますると、二十三年度の災害復旧費は予算に計上して、二十二年度の災害復旧費の残の計上がむずかしい。
それから災害關係の方では河川の復舊、それから農業關係の復舊、それから山林、水産、それから港灣、學校と、それから厚生省關係で極く僅かなものではありますが、大體ようなことで大掴みに申上げますとこうなつているのであります。尚必要がありますれば詳細に申上げます。
先程の御説明の中にあります第四表の五番目の公共事業費は、四億幾らが災害費で、六億幾らが建設費というのでありますが、その災害費、建設費というものの内容はどんなものになるか、細かい話でよく存じませんのでお聽かせ願いたいと思います。 それから六番目の地方分與税の分與金でありますが、こうしたものは毎月月賦にして今まで出しておるのか、それとも纒て出しておるのか、その點を一應お聽きしたいと思います。
○藤田芳雄君 そういたしますと災害というような面におきましてのものは、先程來服部委員からも御質問になりました前年度の災害の中の急を要するものがこの中に含まれても差支えないように思うのでありますが、その點如何なものか、それが一つと、四半期毎にやるものとすれば、四月分として擧げるのはどういうものか、その點を一つ伺いたいと思います。
この十一億七千九百万円の内訳といたしましては、災害の関係が四億六千九百万円であります。その他一般公共事業の関係から六億七千六百万円となつておるのであります。災害の関係四億六千九百万円は、二十二年度の夏の災害が主たるものでありまするが、その以前のものも、またその他の災害も含まれておるわけであります。
○野本委員 私どもは災害地の租税の減免に関しましては、相当な考慮を拂われるであろうということを期待いたしておりました。ところが実際の状況を見ますと、災害地に対しましても相当な徴税をされているのであります。現在災害地の農民といたしますと、この点について非常に苦しんでおります。
○守田委員 私は災害復旧の問題について、まず第一にお尋ねしたいことは、出水期を前にしておるので、災害復旧に対しては、どうしても五月一ぱいには、何はおいてもやつていかなければならないと思いますが、それに対して五月までにどうしてもやらなければならないところの災害復旧の費用が、一体幾らくらいあればよいのかということが一つ、それがきまりますると、先ほど水政局長のお話を承りますと、わずかに災害復旧の費用が二億八千万円
○目黒政府委員 災害復旧の進捗状況でありまするが、二十二年度以前の災害は、ほとんど八〇%以上の進捗を見ておりまするが、二十二年度の災害は三〇%程度であります。一般河川の改修状況、これは災害ではありませんが、一般の河川の改良状況は、全國的に見ますると、大体四〇%程度の改良ができております。
「正当な理由がなく、現場に出入するについて公務員苦しくはこれを援助する者の」云々とありまして、更に十四號にも「公務員の制止をきかずに、」云云とございますし、それから更に十六號にも「虚構の犯罪又は災害の事實を公務員に申し出た者」、こう公務員というものがここにございます。それからその他にもまだございます。十八號にもございます。
災害の事実につきましては、警察官もありますし、市町村吏員もあると思います。かように各條によりまして、当該公務員としての限界があるのであります。一般的に刑法でいいますところの公務員というとは違うようにできておる次第であります。
この豫算を大體二十二三日に議會に提出するという手筈を整えたのでありまするが、ところが関係方面ともいろいろ協議しておる間に、災害復舊費と六・三制豫算の計上に関しまして疑義がありまして、それ以外の點につきましては全部話がついております。何時でも提出できる、豫算書等の印刷も全部でき上つております。
ただ現行法には、いろいろ違法な議決、或いは收支について實行し難い議決とか、或いは非常災害の關係の復舊の經費でありますとか、法律上の義務に屬する經費、これらのものを議會が削除、減額した場合等につきましては、それぞれ必要な處置が書いてありまして、そういうようなものはそれらの規定を働かして行く。
本年庭におきまする衣料品の配給計画は人口一人当り、平均一・八ポンドでございますが、この内から供米報奨用、炭鉱その他の労務者用作業衣、引揚民用衣料、寝具学生生徒の学童服、妊産婦、乳幼児用品、要援護者用、災害救援用等につきましては特別配給をしており、一般家庭用につきましては一人当り手拭又はタオル一本、靴下又は足袋一足、縫糸十匁、補修布〇・八ヤードの外、十二点の自由選択によつて買う繊維製品が割当られておる
これに対して、要は政府といたしましては、きびしい査定をやるはずでありまするが、表面上いかに公約し、いかに弁解をいたしましても、教育文化政策にあまり重きをおかなかつた片山内閣同様、現内閣も六・三制実施の予算を三たび犠牲にし、能率増進と行政の民主化を前提とするところの行政整理をあいまいなものにするとともに、失業対策費、経済再建費、戰災復興費、東北・関東の水害対策費を初め、九州地方の漁船集團災害の対策費のごとき
教育の尊重すべきことはもちろんであるし、その他災害復旧費等も何とかして入れたいというので、懸命の努力を続けております。 以上、簡單でございますが、大体のことをお答え申し上げます。
○國宗政府委員 もちろん十六号の虚構の犯罪または虚構の災害につきましては、故意を必要とするのであります。今御指摘になりましたような、どこか煙が出ておるのを見まして火災があると思つて知らしたという場合には——あるいは過失の場合がありましようが、本号には該当しないのであります。 本号は全然ないものという認識をもつて申告した場合を規定した趣旨であります。
○鍛冶委員 十六号についてですが「虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出た者」こうなつておる。これも公務員に限局してあるのでありますが、一般に流布した場合は、どういうことになるのですか。
○中村(俊)委員 同じく第十六号でございますが「虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出た者」がやはりこの軽犯罪を構成するということになつておるのでありますが、これだけの文句では、私は非常に危險ではないかと思われるのであります。單に「虚構の犯罪又は災害の事実を公務員に申し出た者」が、ただちにこの軽犯罪を構成するということは行き過ぎではないか。
これに関連をして、当然災害復旧が先行をさるべきことは申すまでもありません。これに対する政府の努力の不足をまことに遺憾とするものであります。 元來公共事業費の中に、直接生産事業と河川、道路などのごときものとを同一視することは、いささか違つておると思います。
それから次に災害につきまして、地方災害復舊基金というようなものを作るという構想をこちらは持つております。これに對しまして、建設院とか、案定本部の建設局、そういう所は必ずしも賛成どころじやなく、むしろ積極的にこういうものがあつた方がいいということは考えておりますが、やはりこれも大藏省がこのような資金を今出すことは財政上困るというようなことで反對をしておるのであります。
それから現在ございます地方税法、地方分與税法、これの全面的改正、それから地方團體中央金庫、災害復舊金庫というものを設けますといたしますならば、これができることになりますれば、これに關します法案をそれぞれ一つ、都合五つの法案を提出いたしまして御審議を願いたいと考えております。
陳情書(第四四号) 燃料危機突破対策に関する陳情書(第四五号) 鼠族並びに昆虫駆除費全額國庫負担に関する陳情書(第五三号) 主食の完全配給に関する陳情書(第五五号) 農地改革事業経費全額國庫負担に関する陳情書(第五九号) 農地制度の改正に関する陳情書(第六四号) 造林事業の拡充強化に関する陳情書(第七九号) 公団式主食配給統制機関説置反対の陳情書外百三十四件)(第八 〇号) 農業災害補償法
なおこれにつきましては、淺沼君から御注意がありましたような、諸種の災害の事前防止等についての予算措置とか、あるいは農業生産資材の確保等につきましては、政府は格段の努力をいたしてまいりたいと思います。 第三の点は、農地改革の徹底化でございます。
そこで、この際私は一言申し述べておきたいのでございますが、地方財政の貧困ということはあらためて申し上げるまでもないのですが、特に物價の高騰は労働攻勢を必然的ならしめ、その結果労働賃金、いわゆる給與の引上げ、なお教育制度の改廃による教育費の増嵩、災害・公共事業等によるところの費用の増大等々によりまして、さもなくてさえも地方財政は枯渇しておる上に、民主化を促進する以上の諸制度を実施するために、非常なる困窮
それ以上いろいろやらなければならないこともございますが、もし不幸にして災害の起つた場合の、あとの應急住宅施設の資材は、関係各省と連絡をとりまして、全國に分散いたしまして、一般物動の中から特別に確保しております。 なお地震保險のことでございますが、これは主管省は大藏省か商工省と思いますが、よく主管の官廳と連絡をとりまして、われわれの方からもそういうことを要望いたしたいと思つております。
京阪神のごときは日本の産業の中心地でありまして、もし地震等の災害によつて阪神方面の産業設備が非常な損害をこうむつた場合には、今申しましたような日本の経済の再建に、非常な大影響を與えると考えております。
次に今構想されております火災防止あるいは延焼防止といつた、いろいろ火災に重点を置いてのお話でありますが、私はこの際今後の災害についていろいろ心配いたしますが、その中で最近に非常にやかましくなりてまいりましたのが地震の問題であります。
それまではセメントの状況、木材の状況等とにらみ合わせまして、六・三制予算は地方において十七億円、中央において十四億円を計上するという建前で進んでおつたのでありますが、災害費を重要視いたしますると、どうも十四億の計上全部がむずかしいという状況になつてきたのであります。