1948-05-26 第2回国会 参議院 本会議 第40号
(「厚生大臣よく聽くべし」と呼ぶ者あり)又苫米地官房長官は、軍公利拂一年停止により浮き出る筈の二十余億の金を引揚者、災害者の救助方面に振向ける考えであると言明せられて、誠に近來にない意義のある賢明なる処置と共鳴を感ずる次第でありますが、(「その通り実行するか」と呼ぶ者あり)何程振向けられるか、未だ軍公問題が決定していないから、今日言明ができないのは尤もであるが、十分これらに振向けられんことを今から要望
(「厚生大臣よく聽くべし」と呼ぶ者あり)又苫米地官房長官は、軍公利拂一年停止により浮き出る筈の二十余億の金を引揚者、災害者の救助方面に振向ける考えであると言明せられて、誠に近來にない意義のある賢明なる処置と共鳴を感ずる次第でありますが、(「その通り実行するか」と呼ぶ者あり)何程振向けられるか、未だ軍公問題が決定していないから、今日言明ができないのは尤もであるが、十分これらに振向けられんことを今から要望
本法案において準用を削除しましたのは、都市計画法を初め、公共団体の管理する公共用土地物件の使用に関する法律、道路法、不良住宅地区改良法、災害救助法、森林資源造成法の六つであります。以上が政府原案の要旨であります。 司法委員会は、五月二十日政府の説明を聴き、二十一日質疑應答をいたしました。
今囘はその受入れ態勢としましても、企業事業費等をも今度の本豫算等には能う限り大きく見込みまして、そうして災害對策その他の公共事業にも人員の吸收ということも考えている次第であります。大體豫算を立てますときに、公共事業としてああいう意味の項目のもとに豫算を盛るようになりましたのも、失業對策の性質が現われているのでありまして、そういう點からも力點をそこにおいていきたいと思つております。
○川崎委員 企業整備の問題に關連してちよつとお聽きしたいのですが、本年は公共事業費は四百十億で、その中に災害復舊費が相當盛られているわけでありますけれども、しかしながら十分な失業の對策は、積極部面では、道路の開發であるとか、あるいは海灣の整理とかいうようなもので、各政黨の政調會でも立案して政府を鞭撻しているわけですが、しかし十分な失業對策ができないということになると、過渡的にも今日の失業保險法を擴充
従つてその五十一億の中から二十五円ばかりを引いた残りは、昨年の災害以前の、たとえば昭和二年とか昭和十八年とか、はなはだしきは昭和十六年に起つた災害の跡始末のついていないものの方にまわつているわけでありますから、昨年の新しい災害にまわした分は二十二年度中においては二十四五億の金しか出ておらぬ。
○米田説明員 利根川の災害復旧に関しましては、昨年九月の洪水直後著手をいたしまして今日に及んだのでありますが、昨年の災害は利根川の直轄区域内におきまして八億の災害があつたのであります。その八億のうち昨年実施をいたしましたのが二十五千八百萬円で、今年度に持ち越しましたものが五億四千八百萬円になつております。昨年の分につましてはほとんど工事が完了しております。
○西村政府委員 ただいまの松弁委員の御説、きわめて同感でございますが、政府は決して災害対策に対しまして冷淡ではないのでございます。きはめて至誠と精熱を傾けましてその復旧を希つておるのでございますが、何分にも制約されたる国家財政は災害対策とともにインフレーシヨン克服についても全力をあげなければなりませんし、国民生活の安定と産業の回復に対しましても、それぞれ資金を要するのでございます。
また弘濟會を通じてお拂下げになるということになり、ただいまの利益金四千萬圓ほどを弘濟會に殘してやつていく、そうして鐵道関係のいろいろな不慮の災害者に、あるいはその遺族等の族濟をしていく。こういうわけでございますが、一體法律的に考えてみまして、同じ國民であつて鐵道関關の人のみが厚く受けるという救濟の方法は、今後われわれは相當考えなければならぬと思います。
それからこの戰爭中に不幸な災害を受けまして、全部温泉は燒けましたが、今觀光地として復興途上にあります。なおあそこには國際的な有名なゴルフ場もあります。
細野三千雄君紹 介)(第七二一号) 利根川治水工事施行の請願(古島義英君外三名 紹介)(第七二七号) 入野川改修工事施行の請願(大原博夫君紹介)( 第七二八号) 忠海港修築の請願(大原博夫君紹介)(第七二 九号) 御手洗港修築の請願(大原博夫君紹介)(第七 三〇号) 和歌山縣の地盤隆起及び沈下復旧費國庫補助の 請願(金野定吉君紹介)(第七三二号) 五月十二日 西淀川区地内堤防災害復旧工事施行
総理は、利拂停止の利子財源は災害費、引揚援護費等に流用する旨を言明されたのでありまするが、いくばくんの財源が残るのか、その額はお示しにならないのであります。
上げましたように、私どもが今日事前割当をおこない、あるいはそれぞれの農家に供出をお願いいたしておりまする実際の状態から申しますと、今日肥料も農機具も十分でない悪條件に、農家の皆さんに供出に協力していただいたのでありますから、非常に困難な條件を克服してしていただくということをお願いしなければならないのでありまして、従つてこの保有米につきましても、先般政府が閣議を通じまして声明いたしましたように、特別災害
に上り、開拓予算は昭和二十年以来約五十億円を使用し、二十三年度においても五十億円を予定している、しかるに、開墾・作付けは予定のごとく推進せず、食糧生産に寄與するところも少なく、入植者の状態もきわめて劣悪である、しかるに政府は、緊急五箇計画開拓計画を十箇年に延長し、さらに官吏定員を増加しようとしている、國家財政、食糧事情の悪化せる今日、開拓政策の重点を、端的に効果を発揮しえる土地改良、農業水利、耕地災害復旧等
それから山林が崩潰する、開墾すれば崩潰する、そしていろいろ農民その他國家の各機關にえらい害を及ぼすということは事實であると言いましても、そういうことに對しては自分達の經驗によると絶對に心配はない、開墾しても災害を起すようなことはないということを未だに言い張つております。そういうふうに、如何にも頑冥であるというものが開拓課の人達に非常に見受けられます。
單に終戰処理費関係のことだけでなく、地方の災害復旧事業等の金融も非常に行詰つておるのですが、その場合に、たとえば金融のゆたかな地方、金融力の大きい地方においては、終戰処理費関係においては大分銀行、福岡銀行はともにそれぞれ契約金のほとんど一ぱいまで貸しておる。ところがそうでない地域においては一割にも充たないという非常に偏頗な事態が生じてきておるわけであります。
○石田(博)委員 復興金融金庫が昭和電工に融資した額は、二十億を超える厖大なる額でありますが、その後昭和電工が、この受けた金額を当初の目的、つまり災害を受けた施設の復旧、生産の拡充のための設備資金に使われておるということを信じておられますか。
○石田(博)委員 ところがこれは問題が少の逸脱するかもしれませんが、同じ土木事業でも、私ども東北、関東地方では災害復旧関係は非常に金融に行詰つておる。そして業者あるいは府縣廳に対す融資についても、私ども秋田縣におきましては平均一割程度にもならない。その後でも縣の支拂いが若干ありますと、その一割を充足するためにすぐ金融機関がとるというような非常に窮屈な金融をしている。
殊に災害復舊と普通の契約してあるものについては、進行をさせるようなふうなお言葉がありましたが、このような物價騰貴のために、昨年の金額では實際できない、それで本年度において増額をしなければ工事を進めて行くわけにいかんといのような關係で、要するに豫算の全貌を知ることができなければ仕事をするわけには行かない。
繼續してやる事業、それから例えば災害復舊等の事業につきましては、大體從來の行き方を繼承してその仕事の繼續に妨げにならないようにということを申上げたのであります。從つてその意味は、物價騰貴のことを織込んで計算をいたしております。
ただこの災害復舊費のようなものにつきましては、これはまあこの財政等の許す範圍においてできるだけのことをいたしたいという考えを持つて、暫定豫算と雖もこれはできるだけのことをいたしたいという考えを持つております。
○西村(久)委員 すこぶる抽象的なお言葉のようでありますが、総理大臣のお話では軍事公債の利拂停止をいたしまして、一年間停止いたしましたその利息は、災害復興費、あるいは引揚援護費等に使われる——大きい利息の浮上りを援護費等に使われるというお話を伺つておるのであります。今大藏大臣のお話では、軍事公債の範囲がまだきまらないということを仰せになつておられるようであります。
それから縣の方を合わせれば、開拓関係に從事しておる者は二万人ぐらいおるのではないかというお話でございますが、縣の方の関係は詳しい数字を持つておりませんが、開拓、土地改良、用排水、災害復旧、これらを含めますれば、おつしやるような数字が出るかもしれませんが、開拓だけではそんなにございません。
(第百十條第三項) 六、普通地方公共團体は、全國的公益法人に委託することにより、他の普通地方公共團体と共同して、火災その他の災害に因る財産又は営造物の損害に対して相互救済事業を行うことができるものとすること。(第二百六十三條の二)これが今申しました通り関係方面と折衝をしまして、話がきまつた点であります。そこでこれも併せて審議することにいたしたいと思いますが、別に御異議ありませんか。
ございますが、これは私の記憶ではよくよくの場合でありまして、例えば災害の場合に、或る者に協力を求めた場合に、その者は必ず應じなければならん、或いは又場合によつては罰則を以てそれを強制しておるような例もございますが、かような形の、丁度ごの中小企業廰の場合におけるような協力の要求に對しましては、大體「協力を求めることができる。」
その利拂停止による全額は、大体これを災害復旧、戰災復興、あるいは、社会福利施設の方に充当して、今日非常に窮迫したる財政ではありますけれども、できる限りそれらの方向に経費を増加することにいたしたい、かように考えて、利拂停止による國家財政の措置をあんばいしたわけであります。
それから災害救助法のことでありますが、これも救助隊の編成であるとか対策協議会の委員の構成であるとかいうようなものは、大体各地とも終了いたしておりまして、岡山縣では御承知の通り牛窓事件といいますか、牛窓沖におきまして女王丸が遭難いたしましたことがありましたが、そのときに初めて災害救助法による救助隊の十分なる活動を見て、この成果を挙げたような報告を受けました。
なおその他農藥取締法、農業災害補償法の一部改正等の法律も、今用意をいたしているわけであります。大体以上非常に抽象的なお話を申し上げて恐縮でありますけれども、初めての委員会でありますので、一應私から以上の点を御説明申し上げまして、随時御質疑にお答えしながら、さらに具体的なものを明らかにいたしたいと思つております。
助の請願(小坂善太郎君紹介)(第六二〇号) 同月十一日 金丸井堰用水利用に関する請願(川野芳滿君紹 介)(第六二五号) 佐賀當の農業土木事業費國庫補助の請願(中村 又一君外二名紹介)(第六三二号) 秋田縣の土地改良事業費及び災害復旧事業費等 國庫補助の請願(細野三千雄君紹介)(第六三 五号) 大阪府の旱水害対策土地改良事業費國庫補助の 請願(松原喜之次君紹介)(第六三六号)
○中山(次)政府委員 今のところ、別に戰災害のために特に額を割引くというようなことは、事実問題としてちよつとできかねております。
重大な関係があり、又生活の治安の上にも大きな関係を持つものが多いのでございますからそういうものを含めた公共事業費については、てきるだけ多くのものをこれに充てたいという願いを持つておるのでありますが、只今占領治下にありまして、私共の思うように参りかねる点もございまして、本予算においてはもう少し御満足を願い得るような数字を持出したい、かように存じておるのでありますけれども、これはどうも止むを得ませんので災害復旧費
このような時には、政治は是非とも民心を安定させるのみならず、災害復旧等に留意しなければならんと考えておるのでありますが、非常に予算が少いので、これはどういう考えで公共事業というものをこういうように圧迫しておるかという点について、一つ忌憚のない御説明を願いたいと考えるのであります。