1949-05-09 第5回国会 衆議院 水産委員会 第10号
○石原委員長 本問題並びに漁船法案につきまして一應当局へ警告を発します。この問題はわれわれ水産常任委員会に重大なる関係を持つものでありまして、少くともこの法案を提出されるにあたつては、われわれにも提出のときに説明があつてしかるべきであると思うのであります。しかるに先月の二十六日に提案されたものが、今日まで、われわれは説明を受けていない。
○石原委員長 本問題並びに漁船法案につきまして一應当局へ警告を発します。この問題はわれわれ水産常任委員会に重大なる関係を持つものでありまして、少くともこの法案を提出されるにあたつては、われわれにも提出のときに説明があつてしかるべきであると思うのであります。しかるに先月の二十六日に提案されたものが、今日まで、われわれは説明を受けていない。
造船法の点について、委員長から御発言があつたのでありますが、この造船法は閣議においてすでに決定を見て上程されておるようでありますが、その後私どもがこの造船法を檢討いたしましたところ、漁船の建造の上からきわめてむりな、実情に即しない点が多々あるのでありまして、それに関しまして水産廳の説明を求めましたところ、水産廳と運輸省の船舶局との間において、完全なる意見の一致をいまだ見ていない。
運輸委員会において審査中の造船法案は漁船に関連して本委員会にと効ましても重大関係を有する法案でありますので、運輸委員会と連合審査会を開きたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
次に長崎放送局施設及び技術の改善に関する陳情は、長崎放送局の電力が低位のため、縣内一般に感度不良であり、殊に壱岐、対島、五島水域における氣象特報等が受信できないため、漁船の遭難等の事例が頻出しているのに鑑み、これを改善強化する必要があるから、長崎放送局の電力を少くとも十キロに増強し、第二放送をも開始し、技術並びに施設の改善を図られたいとの趣旨であります。
もう一つは漁船関係につきましては、前の國金において厚生大臣が約束をしておるわけであります。すみやかに研究をいたしまして漁船関係の養老年金の関係、失業保險の関係について何らかの考慮を佛つて近く國会に提出するという約来もございます。そういう関係でこれを本國会に急いで出した次第哨でございます。
○宮崎政府委員 今回漁船乗組員につきまして期間を短縮いたしました意味のものは、一つはこの漁船乗組員、しかも今回短縮いたされました範囲の漁船乗組員につきましては、これは季節的労務が主であるということと、その労働が非常に過重であるという点から考慮いたしまして、統計等で観察をいたしますと、十五年では長過ぎるという結論に達したのでございます。
○田代委員 それから漁船の話でありますが、漁船員の年金の資格というものは、漁船の方々の御意見を伺いますと、八年くらいにぜひともしてもらいたいという要求でございます。これに対する考え方に、一應先ほど御説明がございましたが、なおそういうような八年へという要望にこたえるように処理していただきたい。
今回の改正の主眼とするところは、漁船乗組員に対する養老年金の受給資格期間を短縮すること、漁船乗組員に対し失業保險任意脱退の道を開くこと、陸上の失業保險法に対應して失業保險金の面に若干の改正を加えたこと、最近の傷病給付の状況にかんがみ、幾分保險料の引上げをしたこと等であります。その他健康保險法、厚生年金保險法の改正に伴い共通の事項について改正をいたそうとするのであります。
松田鐵藏君紹介)(第四七一号) 宇登呂港を漁港並びに避難港として修築の請願 (松田鐵藏君紹介)(第四七二号) 漁業災害補償制度設定に関する請願外一件(鈴 木善幸君紹介)(第四七三号) 常呂村の鮭鱒養殖事業拡充に関する請願(松田 鐵藏君紹介)(第四八七号) 久慈漁港修築に関する請願(山崎猛君紹介)( 第五一八号) 同月二十七日 日立漁港修築の請願(山崎猛君紹介)(第五四 三号) 漁船保險対策
水産單科大学に昇格の請願(委員長報告) 第二八 和田漁港船だまり築設に関する請願(委員長報告) 第二九 かき養殖業者の動力船用燃油リンク制復活に関する請願(委員長報告) 第三〇 水橋町漁港改修工事施行に関する請願(委員長報告) 第三一 漁業災害補償制度設定に関する請願(委員長報告) 第三二 ウトロ漁港修築に関する請願(委員長報告) 第三三 久慈漁港修築に関する請願(委員長報告) 第三四 漁船保險
次に請願第四百七十三号、漁船保險に関する請願、これは保險金に支拂に支障を來すために漁業者の困惑は目に余るものがあるので、政府は漁船再保險特別会計に対し毎年度相当額を一般会計より繰入れて漁船保險の運営を円滑にして貰いたいというのでありまして、第三國会以來、各府縣全部から同樣の請願がありまして、すでに採択されておる問題でありますが、未だ政府において何らの処理を講じないので、ここに重ねて請願するというのであります
これはどういう点かと申しますと、従来三十トン未満の漁船および五トン未満の船舶、かような小さい船舶につきましては、船員保険法も或いは船員法も適用されずに、基準法のみが適用された。
第三條関係でございますが、從來三十トン未満の漁船、五トン未満の船舶につきましては、船員法並びに船員保險法の適用を受けない事実となつておつたのでございます。
次に、昭和二十三年度において予備費を使用いたしました特別会計は、專賣廳、厚生保険、船員保険、耕炭需給調節、農薬共済再保険、漁船再保檢、國有鉄道事業、通信事業、労働者災害補償保檢及び失業保檢の十特別会計でありまして、その使用いたしました総額は、二十二億八千六十余万円であります。
○池田(峯)委員 そういうことになりますとたとえば漁船なとが港を出て行くについても、非常に氣象台の予報に頼つていたと思うのですが、こういう点はどうなるのか。あるいはまた、魚群が移動するという場合に、暖流寒流が密接な関係を持つているのですが、これも氣象台などで予報して漁業界と連絡してやつていたのであります。將來こういつた点はどうなるのか。
漁船あるいは農村の災害の防止、漁船の海上保安のために警報を出したり予報を出したりすることは、最大の重点でありますからかわりはありません。そういう災害防止に対する三割という削減はもはやぎりぎりのところと私は思つております。
終戦当時におきましては三百五十九隻ぐらいしかなかつた漁船が、現在では九百三十三隻にも増加しておりますが、これは主として沿岸漁業の中のきんちやく網によるいわし漁業あるいはぶり、かつお漁業がおもなるものなのであります。今年は非常に海流に異変がありまして、数十年なかつた現象なのでありますが、この海流異変のためにたいへんな不漁になつたのであります。
次に昭和二十三年度において予備費を使用いたしまして特別会計は、專賣廳、厚生保險、船員保險、薪炭需給調節、農業共済再保險、漁船再保險、國有鉄道事業、通信事業、労働者災害補償保險及び失業保險の十特別会計でありまして、その使用いたしました総額は二十二億八千六十余万円であります。
当局もここに目をつけられまして、避難船であるとか、あるいは漁船の出入のためにこの港の中に船澗入をおつくりになりましたが、赤燈柱は建つておりますけれども、青燈柱が建つておりませんので、夜間にわかに出入をするというようなことができましても、この港の中におります平常この港を使つておる漁船でさえも、波止場にぶつけて、船をこわすというような実情であります。
先ほどお話のように、五トン以上の漁船にみな資格者を乗せるということになれば、先ほども漁船の数が出ましたが、三十万トンの船がありますと、これを充たすということは非常に困難だと思うのであります。他の項目もそうであリますが、二十四年度の予算に計上しておる内容は、われわれの現在持つておる考え方なのであります。
それから漁区拡張の問題、それから漁船保險の問題につきまして、当局の最近の方針並びに現在の状態等も、適当な機会になるべく早く説明を願いたいと思います。この二つを申し上げて置きます。 本日はこれをもつて散会いたします。 午後五時二十五分散会
それから第四点は、漁船の技術員の養成ということがきわめて重要であります。今日百万トンに近い漁船が操業いたしておるわけでありますが、これを効率的に、しかも安全に運営いたしますためには、どういたしましても漁船船員の養成が肝要と考えるのであります。
殊に行政一般につきましてはあるいは漁船、あるいは繊維資材ということは私どもの所管外になつておりますので、ぜひ國会の御協力をいただきまして、將來これらの多岐にわたるところの所管が一元化することが、水産業のためにまことに重要かつ必要なことと考えるのであります。
この所管の問題につきましては、水産廳が生まれたのも、この当時の事情から申しまして、漁船行政と水産に関する繊維の行政を、水産廳に一任するというふうなことが土台になつて生れたように存ずるのでありますが、水産廳が直接商工省に向つて折衝すべき性質のものではないのでありまして、農林大臣と商工大臣が折衝される。
次に漁船行政の面について申し上げるならば、漁船の造修については海運総局の、所管であるのでありまして、とかく漁業の実態から遊離し、行政上徹底と敏速を欠くばかりでなく、すべて法規的手続にも、漁業に対するはなはだしい不便を與えられております。
また特別会計におきましては、大藏省預金部外五つの特別会計について、法令の規定等により当然支出を必要とする経費を計上したものであり、すなわち大藏省預金部特別会計においては、郵便貯金の増加による支拂利子の増加所要額、金資金特別会計におきましては、資金の運用上生じた損失金の整理、また國債整理基金、薪炭需給調節、開拓者資金融通、漁船再保險の各特別会計におきましては、公債利率の改訂に伴う支出増加額その他借入金
なお漁船船員の労働実態に即應するため、失業保險の適用については、漁船に乗組む作業員、漁撈夫等、短期間労働者に対しては包括して適用除外する道を開くなど、養老年金の受給資格期間を十五年から八年程度に短縮せんとするものである。 失業保険制度については、陸上の失業保險法の改正に伴い、失業保險金の支給基準を六五%に引上げ、その支給期間六箇月を九箇月にする等、必要な改正を行わんとするものである。
もう一つ問題は、一昨年の改正でこの船員保險の中に漁船が入つたのであります。今まで入つておらない漁業の海上労務者が入つたわけであります。
さらにもう少し掘り下げて申しますれば、第一の類に属します問題としては、たとえば水産関係にいたしましても、漁船の建造はもちろんでございまするし、その他長期の施設に対する資金をどうやつて調達するかという問題でありまするし、それから第二の類に入ります問題としては、たとえば漁業手形でございますが、御承知のように漁業手形については一部復金が保証する、間接的に國家が保証するような形で、短期ではございますけれども
その補正の概要を申上げますれば、大藏省預金部特別会計におきまして、郵便貯金の増加による支拂利子の増加所要額、金資金特別会計におきまして、資金の運用上生じました損失金の整理、國債整理基金、薪炭需給調節、開拓者資金融通、漁船再保險の各特別会計におきまして、公債利率の改訂に伴う支出増加額、その他借入金の借換措置等、必要止むを得ない経費の増加を計上いたしました次第であります。
その補正の概要を申し上げますれば、大藏省預金部特別会計におきまして、郵便貯金の増加による支拂利子の増加所要額、金資金特別会計におきまして、資金の運用上生じました損失金の整理、国債整理基金、薪炭需給調節、開拓資金融通、漁船再保険の各特別会計におきまして、公債利率の改訂に伴う支出増加額その他借入金の借換措置等、必要やむを得ない経費の増加を計上いたしました次第であります。