1948-05-06 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第23号
從つて現象的にそういう販賣機構の問題からいたして、消費者に対していろいろな不安の念を起させ、そこでまた買いだめが行われるというようなことになるために、私としてはまずそういうような小賣店、あるいはまた自由に登録ができるような、彈力性をもつた小賣店の登録制といいますか、そういうことも考えてみたらどうか。それと同時にもう一つ、これはあらかじめ政府に申しておきたい点は、新生があと二十億本で賣切れる。
從つて現象的にそういう販賣機構の問題からいたして、消費者に対していろいろな不安の念を起させ、そこでまた買いだめが行われるというようなことになるために、私としてはまずそういうような小賣店、あるいはまた自由に登録ができるような、彈力性をもつた小賣店の登録制といいますか、そういうことも考えてみたらどうか。それと同時にもう一つ、これはあらかじめ政府に申しておきたい点は、新生があと二十億本で賣切れる。
なお巻タバコと刻みタバコの配給を、実際の消費者の需要に應じて適切に配給すべきだという仰せも、ことごとく同感でございまして、先ほど私がお答え申し上げました通りでありまするが、巻タバコと刻みタバコと、輸送関係でそう違うはずはないじやないかという仰せに対しましては、実際のところ巻タバコを配給しまする区域、言い換えれば市街地方面はタバコ工場が近いところにございますので、距離的に非常に配給し易いということと、
この慣習的な農家自体に発生する事態が、今度はタバコをつくらないいわゆる非農家、一般消費者にも傳播するのであります。決してあなたのおつしやつた通り、需給面の調節がとれないという面からだけじやない。私は今の日本の問題から考えて、実際に物が足りないのですが、その足りないものを何か満ち足りたような希望を與える。
從つて特に食べる物につきましては、皆ひもじい目をしておる際でありますから、漫然と数量を発表して、これくらい取れるというようなことで、個々の消費者の口にどれだけずつ入るというような数量の明らかになつていないものは、逆に消費者から怨みを買うというようなことになりまするので、そういう点は非常に注意しております。
○政府委員(藤田巖君) 荷受の手数料を一部を生産者に負担せしめ、一部を消費者に負担せしめるようなことを、はつきり價格形成の際に決めるということについての御意見であります。
で、これを生産者に三分、それから消費者に三分、半々に負担させる氣持はないかどうか。又こういつた事柄は、はつきりと農林省の告示として明示して置かなければ、荷受機関として、どちらから手数料を取るにしましても、非常に取りにくいのではなかろうかと、こういうふうに考えております。
名古屋両火力発電所の発電用石灰獲得に関する請願、これは名古屋地区における主力発電であるところの名港、名古屋両火力発電所は、石炭入荷量が少ないとの質が悪いために甚だ憂慮すべき状態であつて、冬季の渇水期を控えて発電停止の状態に立至ろうとしておる現状であり、我が國の産業復興にも重大な影響を與えるものと考えるから、少なくとも発券量通りの適正炭を確保せられたいということでありまして、愛知縣下の労働組合、電力消費者
併しこの弊害があるために統制を外すというよりも、全般的の見地からいたしまして、統制を外した方が生産者にも或いは消費者にも有利であるという際には外したい。從つてその角度から局長からもお話をしたと思いますが、一部の魚については、枠を解除して行くという考えでやつておるわけであります。
先ず第一に、消費者の立場から今の当局の御説明を伺つて見ますというと、魚價の問題、高級魚と下級魚というふうになつていますが、國民の我々の耳に入る声では、統制されたからお蔭で安く配給を受けたというようなことは、我々の耳に達する限りは入つていないのです。どうかしますとまるつきり一ケ月の中に配給のないというようなことがあるのであります。
一、方 法 電力関係者、消費者その他廣く各方面よりの意見を聽取し、資料を蒐集し、又必要に應じて現地を調査する。 一、期 間 今期國会開会中 右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。 昭和二十三年四月三十日 電氣委員長 佐々木良作 参議院議長 松平恒雄殿
それを今政府が買上げて、政府の財政の切り盛り上、それを一千万円で買上げるというならば、それを公定價格の五倍に賣られようが、十倍に賣られようが、これはやむを得ないが、先ほど申しましたように今の御答弁からいうならば、必ずその中に介在する者があつて、いろいろな運動の結果、その物をまた横流しをして、そうしてその間にさやをとり、手数料をとり、日当をとり、旅費をとるというようなことで、これを消費者に相当高い値で
しかし物を過剩に持つておるというようなことからこの案ができたのでありますからやむを得ませんが、しかしこれをやつたこのあとがどうなつていくかと申しますと、この物が社会に流れて消費者の手に渡るまでに政府と消費者との中に介在をいたして暴利をむさぼる者があるのではないか。今日までの事例を申し上げますと、こういう場合には必ず政府と買う者との間に介在をいたして暴利をむさぼつておる者がある。
そうして一般消費者に届けられていないということは、これは先だつて新聞にもはつきり沢山事実を以つて発表されておることであります。そういうふうなことが、一体何故起つておるか、決してこれは貿易用の綿糸布の問題ではなくして、國内向として政府が予定した來たもである、從來予定して來たものが、実際滯留して來ておることである。それが將來の物價改訂を見込んでのいわゆる思惑から來ておる。
○中西功君 それじや安本長官にちよつと、最初非常に簡単なことでありますが、政府側がこの度の官公廳の賃金決定の場合におきましても、或いは又先日の臨時給與委員会の給與水準の決定の場合におきましても、非常に公平に利用されておられるいわゆるCPSというあの消費者價格指数でありますが、あの指数で今考えますと、千八百円ベースが決定されました昨年の六月と、それから今日とを比較いたしますと大体まあ一二〇%或いは一一
從つて消費者の手許に参りました福引券だけが抽籤で當りましたら賞金を拂うことになるわけであります。そういうことになつております。
○赤澤與仁君 そういたしますとお話はよく分りますわけでございますが、一般消費者におきましては、現在の政府の計畫に基きまする當籤金の支拂いがあるものだという氣持ちであると思うわけでございますが、それが抽籤の結果によつて、例えば百萬圓のものが六つあるものが缺番の方にそれが廻つてしまつて一つもないというような場合になる虞れが起つて來るのではないかというようなことになりますと、國民の感情の上に相當刺戟するであろうと
○政府委員(原田富一君) 消費者の手許に参りました福引券がどれだけ當籤するかということは前以つて分りませんし、抽籤の結果百萬圓なら百萬圓が全部當るかも知れませんし、或いは比率よりも惡く、當らないものがあるかも知れませんが、これは抽籤を後でやりますので、抽籤は五月二十九日にやることにしております。これは勸銀に依頼してやることにしております。その結果でないと全然分らないことであります。
第二には、これに関連して、昭和九年、十年には、免税点がたしか百二十円であつたと記憶しますが、これがどうであつたかということも確かめたいと思いますが、それに関して昨年の六月に政府の方では消費者價格指数をおきめになりましたが、これに基いて計算すると、本年一月現在では、消費者價格指数が、昭和九年、十年の百一倍になります。
○中西功君 それで若し物價騰貴の結果というふうなことを考慮し、又よく政府が得意にお使いになる消費者價格指數というふうなものを若し考えれば、私達が計算して見ますれば、若し昭和九年、十年における免税點を月に百二十圓乃至百五十圓といたしますと、現在の消費者價格指數は百十倍になつておると思います。
もう少し具体的に申し上げれば、たとえば非鉄金属のごときものは、現在のところ必ずしも重要産業だとは申されませんが、世界的に見て、きわめて重要なものであり、またその資材が現在補給を得なければ、とても生産を継続することができないというような状態にあるのでありますが、これはもちろん値上げを少くすれば事業の経営できますけれども、第二次、第三次の方の産業がつぶれていく、同時にこの資材を使用する人が、政府が大きな消費者
○永江國務大臣 ただいまの米價と新しい米價の差額につきましては、これを月割計算によつて還元するということは、理論的に正しいと思いますが、これにつきましては、相当多額の予算を要しまするし、またその差額は消費者に負担せしめるか、あるいは國が負担するかというような問題もありますので、目下研究中でございます。
相当多量の消費者であります鉄道、電力、これは輸送消費するだけで商品化さないというものが相当数量あります。そこで三千六百万トンの石炭を増産して、ほんとうに産生された品物が輸送面に現われてくるのは、神田君のおつしやるように厖大なトン数にはならぬのであります。
遅れるためにいろいろな事件が起きますばかりでなしに、消費者に少からぬ御迷惑をかける結果と相つておるのであります。地方の漁業会等の倉庫に製品を入れる。値段がきまりませんから出荷がされない。たまたま食糧難に追われて煮干等の欲しいと思う消費者の方に渡らないというようなことは、過去において数度ならず繰仮しておる実情であります。
それを配給という形で、しかも消費者價格で渡していくということは、私は不合理でと思う。それでどこまでも生産者價格で渡すということが、もしも大臣の責任て約束ができないならば、われわれは來年から保有量だけは必らずとるという建前をとります。それがもしも農家全体が保有量を完全にとれば、必ずそこに私は國の食糧計画の上に大きな違算を來すと思う。それを考えればこそ、農家が一應保有量を貸しておるのであります。
○永江國務大臣 今の消費者價格の生産者價格のことにつきましては、先ほどにおいては、農家へ配給いたしまする米價が、生産問價格に近いものにすベきであるという考えをもつて、目下関係方面と折衝中であります。
これでは、片山前内閣が企画いたしましたところの一割増産計画を実現しようとして、全消費者の食生活の安定を期せんものとして、営営として努力を続けておりますところの全國農民をして失望せしめるのみならず、ひいては來年度における消費者の食生活がやがて安定するであろうと期待しておりましたものが、またここに覆えされることになると私は考えるのであります。
結局物價を高騰せしめて、消費者の生活を苦しめる性質をもつておるものだ。こういうふうに思つておるかどうか。なお農村所得税を研究中であるとすれば、この問題はかりにやるやらぬは第二の問題として、あなたとしては、この問題に対して適当な税金であるというふうに考えておるかどうか。あなたの見解を伺つてみたいと思います。数字の問題は別として……。
而も石炭のごときにおきましては、量におきましても、質におきましても、これは消費者の方では泣き寝入りになつておる。数量の足りているものは殆んどないのであります。
民主的にやりますには、どう考えましても、現在農村には農業共同体、都市におきましては消費者自体の組織体、すなわち生活協同組合により、生産面と消費面とを直結すべきである。すなわち、協同組合を根幹としていける機構をつくらなければ、やみもおのずからなくならず、民主的にしかも合理的にやれるはずは断じてないのであります。わが党は、この確信を断じてもつておる。
薪炭のごとにつきましては、今お話のように、生産者價格と消費者價格と相当開きがあります。これは御承知のようなプール計算でありますので、生産地の近い所と遠い所において、いろいろ不都合な点があると思います。
生産者價格と消費者價格では約五割の差がある。八貫俵で百三十八円の生産者價格が、消費者價格になりますと二百一円という値段になりまして、その問の六十何円、約五割の差額という、まことにトンネル式な中間搾取が非常に行われておるがゆえに、これをもつと單純化として、一般大衆に税金をかけないようにせよということを、強く申し入れたのであります。
現在医療資材の價格は、消費者の面を考えず、生産費のみをめやすとして決定せられておる。これは公衆衛生、民衆の福祉という点からいえば、生産費を割つても、ある方面の需要の医療品はこれを安く賣りさばいてやる必要があると思うのであります。すなわち、医療の品物に対しては二重的の價格を定めるお考えはないか、この点をお聽きいたします。
これはお説の通りであると思いますが、中小企業は、その過去の経験と技術とをもつて消費者に奉仕せんとするものでありまするし、生活協同組合は、自主的な組織として、組合員相互の協力によつてお互いの福祉をはかろうとするものであります。両者それぞれ特色を有するのでありまして、あるいは互いに競爭し、あるいは互いに手を連ねまして、國民経済の安定向上に寄與し得るものと信ずるのであります。