1949-11-12 第6回国会 衆議院 考査特別委員会 第4号
○本村証人 法的な根拠につきましては、私もよくわかりませんが、私の考えといたしましては、これはつまり大豆の増産を行うための費用として消費者価格の中に職り込まれた別の金であつて、公団の收入とみなすべきものでない。つまり大豆の増産事業を行うために消費者が支拂つた金を、公団が販売価格を受入れるときに、同時にそこに発生するもので、公団としては一つの預かり金の形だというふうに考えたわけです。
○本村証人 法的な根拠につきましては、私もよくわかりませんが、私の考えといたしましては、これはつまり大豆の増産を行うための費用として消費者価格の中に職り込まれた別の金であつて、公団の收入とみなすべきものでない。つまり大豆の増産事業を行うために消費者が支拂つた金を、公団が販売価格を受入れるときに、同時にそこに発生するもので、公団としては一つの預かり金の形だというふうに考えたわけです。
○宮幡政府委員 ごもつともなお尋ねだと思いまするが、この点につきましては現在の情勢といたしまして、政府としては減税によります消費者の利益ということを喜んでおる。かような状況で、それがひいてあるいは生産者、卸売段階において、もし御損害があるといたしましても、積極的なこれに対しまする何らかの補償とか、あるいはその他の損害を補填いたしますような手段をとることを許されないだろうと考えております。
これによりますと、洋服一着分、でき上りで六七千円の純毛のものが消費者の手に入るという話でありますが、これはわれわれ消費者階級から見れば非常にけつこうなことであります。と同時にこのことは、おそらく毛織物関係業者の持つておりますところの手持ちのストツクに対して、非常な損失を与えるような結果になると私は考えるのであります。
それはつまり貯蔵費との問題に関連を持つわけでありまして、私たちの主張は、輸送力あるいは消化能力、こういうものを勘案して、そうしてこの掘取り期のラツシユ時代に、一時に出すから腐らしもし、消費者も迷惑するのだから、それを各月にわけて、そうして出荷計画というものを、今の消化力あるいは輸送力を勘案して立てる、これをわれわれは慫慂したわけでありますが、ただ問題は、三月以降まで貯蔵したものでないと貯蔵費を拂わないというところに
さらに米価の問題でありますが、すでに供出は始まつておりますし、米価の問題が今日まで解決しないことは、まことに申し上げます通り、米価審議会におきまして、各委員の方々、しかもそれがあるいは生産者の立場において、あるいは消費者の立場において、あるいは、いわゆる第三者の学識経験者の立場において、いろいろ論議をされたのでありまして、この結論の趣旨に基いて、われわれは政府の原案を作成いたしたりでありますが、まず
○安孫子政府委員 かんしよの出荷の前年度との月別比較でありますが、前年度のものはただいま手持ちいたしておりませんので、これは次の機会に申し上げたいと思いますが、私どもが昨年のかんしよの取扱いの経験によりまして、本年は月別に出荷計画というものを立てて、大体その線に沿つて出荷について御協力を得て、消費者の方にも、非常に迷惑なような状況にならないように措置して参つたのであります。
物価は、やみは下り、公定は上つておりますが、特に重要なことは、消費者物価が騰貴していることでありまして、これは大衆生活の困窮を物語るものであります。滞貨はどうであるか。本年六月末において、通常の四倍になつております。実質賃金は下がると同時に、多面賃金の不払い状況が多数の件数に上つている。企業整備、破産倒産の状態が続出しつつあります。最後に、株式暴落の事実をわれわれはあげることができる。
ことに今年は、農民が多年渇望してやまなかつた米価審議会が設けられ、消費者代表とともに、農民代表があらゆる観点より慎重審議の結果、米価は米作の再生産を可能ならしめ、かつ国民生活の安定に資すべく定められるべしとの原則を定め一石四千七百円と決定せられたにもかかわらず、その後における政府の態度は、米価審議会の決定を無視するがごとき態度であるのは何たることか。
それから第二の卸商の関係の、ふらちなと申しますか、非常にふしだらなように見える点、このことは昨年の九月に公布になりました薪炭需給調節規則の制定の際、卸にいたしましても小売にいたしましても、一定の経験の有無であるとか、あるいは設備の有無であるとか、あるいは信用、資産状況と申しましようか、そういうようなある程度の條件にはまつたものの中で、消費者が選んだものを小売店とする。
○西川証人 大豆の消費者を中心としてつくられているわけであります。製油業者、みそ業者、しようゆ業者、アミノ酸業者、とうふ業者、油脂加工業者、なつとう業者、ブルタミン・ソーダ関係の業者、そういう主として大豆を消費する業者もしくは団体であります。
○鍛冶委員長 ずいぶんむずかしいが、要するに販売業者の手を経なくて直接つけたのだから、そこで販売業者にやる分だけを、消費者と公団とで折合つた、こういうふうにかえた方がいいのでしよう。
○西川証人 一応消費者負担でそういうものをするということをきめたと思います。統制機関の販売価格の中に、増産奬励金というのが入つているわけであります。
しかしながら私どもは、米の価格の問題に関しましては、生産者価格を引上げるのは当然といたしまして、消費者価格はいろいろな賃金、物価とにらみ合したいと思いますが、大蔵大臣は米価——米の値段だけは引上げることをドツジ氏に要請すると、こう言つておられます。賃金は押え、米だけは上げるように要請する。こういうことで、どうして公務員の人たちが真劍に職務に盡瘁することができるでありましようか。
生産者、消費者ともに、いろいろ活発な御意見が出たのでありまして、われわれは、この米価審議会の結論の趣旨に基きまして、できるだけこの決定の米価に落ち着きまするように努力をいたし、せつかくただいま関係方面と折衝中でございます。 さらにかんしよの統制撤廃につきましての尋ねでございます。
併し消費者価格を下げませために、価格調整金を出しているのでありますが、現在この程度の値上げということは、一応吸収は可能ではないかと思われますが、これはいろいろ米価の問題その他の問題からいたしまして、物価政策士問題が残つておりますが、その物価政策としてこの値上りをいかに処置するかという問題にこの再評価はかかつていると思います。
一、方法 政府、電気事業者及び一般消費者より説明及び意見を聴取し、資料を要求し、必要に応じて実地調査を行う。 一、期間 今期国会開会中大体そういうものであります。
○坂本政府委員 米価審議会の性格そのものにつきましては、先ほど申しまする通り、なるべく多く生産者なり、あるいは篤農家なり、あるいは消費者なり、そういつた人たちを集めて、実は米価に対しまする意見を諮問いたしたのでありまして、もとより小林委員の御指摘のように、国会に比すべきでないことは申すまでもございません。この点は明らかにしておきます。
要するに国会方面の意見も聞け、なおまた生産者、消費者の声も聞けということが、国会の御意思であつたと思うのでありまして、かような意味において委員会を構成いたした次第であります。
○竹村委員 実はこの米価の決定について、政府当局がいろいろ考えておられ、あるいは農林当局においてもいろいろ問題にされておりますけれどもその根本をなすものは、やはり労働賃金との関係あるいはその他の関係、いわゆる消費者価格との関連であると思うのであります。ところがこの消費者価格なるものが、われわれの考えたところによりますと、毎年中間経費というものが非常に増大しておるのであります。
ただ先ほどお答え申し上げました通り、できるだけ鮮度の新しいうちに消費者の手にわたつて、本来の鮮魚輸送の目的が到達せられるように努力することは、これは輸送機関として当然の責務でございますし、またそういう点において十分サービスの向上をはかるべきだ、かように考える次第でございます。
魚の場合なんかですと、生産者の漁民の手取りは何らふえなくて、中間の輸送費のために消費者の価格が上る。現在すでに大衆の購買力は非常に減退しておりまして、現在でさえもマル公を割つているようなものもあるわけなんですが、それを運賃を値上げするためにまたこの価格を上げなければならぬというふうなことになれば、これがますます売れが惡くなつて行く。
○玉置(信)委員 先ほど統制課長のお話では魚価を上げるということについては、物価庁も相当関心を持ち、その線に進みつつあるというお答えでありましたが、はたしてこの客観情勢あるいは消費者の購買力等の現状から見まして、その見通しがあるかどうか。この点についてはつきりお答え願いたいと思います。
こいねがわくは適当の数、適当の地域に分断いたしまして、電力の開発及び供給との間にきわめて自由競争的な、しかも消費者の利益を主眼とする公共性を強度に発揮するかたがた、またその経営体の利潤をも否定しない、かような方向に参りたいと思いまして、ただいま電気事業再編成審議会というものを組織すべく、司令部と交渉中でありまして、これが委員を上げまして、そしてこの分断の方法及び時期等について一応検討いたしたいと思つております
最後の資産の再評価に対します税の問題でありますが、これが電力料金に織り込まれたり、あるいは消費者に極端な方法で転嫁されるようなことになりますれば、資産再評価の税というものは非常に悪税となるであろうと考えております。これは政府全般とは申し上げかねますが、徴税官庁であります大蔵省と通産省といたしましては、相当の意見の隔たりがありまして、目下これらの問題については調整をいたしております。
を考えますると、結局電力料金の値上げの問題に、いろいろな点で関係して来ると思うのですが、すでに相当以前に電力料金を一、三二二倍に増額するということを、政府はしばしば言明しておられるわけですが、私は電力料金の値上げに賛成するわけではないのですが、しかし政府はこの電力料金によつて何を計画しておられるか、もし電力料金の値上げによつていろいろな問題が—経営の合理化の問題、従業員の生活の安定の問題、あるいは消費者
いずれの時代においても、又いずれの国におきましても、政府及び地方庁は国内における最大の消費者であります。少しく油断すれば行政費はとかく濫費せられる傾きがあるのであります。戰後我が国の復興のために、どうしても行政の簡素化、政行費の節約をいたさなければならないのでありますが、ややともすれば官吏の増員、政府の援助、救済資金の増加を要求するの幣は、政府の内外において今尚止まざるは誠に遺憾なことであります。
(拍手)いずれの時代、いずれの国においても、政府及び地方庁は国内最大の消費者であります。少しく油断すれば、行政費はとかく濫費せらるるのであります。戰後、わが国復興のために何としても行政を簡素化し、行政費の節約をいたさなければならないのでありますが、ややともすれば官吏の増員、政府の援助救済資金の増加を要求するの弊が今なお政府内外にやまざることは、まことに遺憾であります。
残念ながらかようなときもあつたことを率直に認めねばならないと存じますが、現在におきましては、かような弊害をあくまでも監督の立場にある者が、消費者の御迷惑というか、あるいは消費者の利益を保護する意味から、十分指令し監督すべきものであろうと思いましてこの点につきましてはでき得る限りの手配をいたしております。
つまりかつて次第にどこからでも荷受けをして、自由品であるがゆえにどこへでも売り飛ばしてもさしつかえないということを是とするのか、ないしは荷受機関を通ずることによつて仲買制度を確立し、自由競争をさしていい鮮度のものを広く消費者に対して供給する制度に持つて行くのか。この点に対して当局の御意見を承りたいと思うのであります。
その際におきましては、ただいま御発言がございましたように、生産者の立場と消費者の立場が、—卸売市場におきまして両方の利害が完全に調整されるような、そういう合理的な市場組織にしようということで、ただいまわれわれの方でいろいろ研究をいたしておる次第でございます。
また消費者の方の立場から申しましても、一時にいもが殺到するというようなことについての非難もございますし、これを年間を通じて月別平均的にいたしますることは、現在の施設その他の関係からいたしましても、なかなか困難な事情もあります。
○田中(織)委員 われわれは俗に世間では内地の買上げ価格というものが、前の二十四米穀年度におきましては、俵代を入れて一石当り三千六百八十五円、そのものが消費者に配給されるときには五千八百三十五円になりまして、石当りでそこに二千二百円からの開きが出ている。
従来特殊な品種につきまして、茨城一号であるとか、あるいは護国というものについて、地方的にこの等級を上げろという要求も相当あるのでありまするが、生産者の立場と、また消費者の立場をかんがえますことと、そうして国家財政の上からも考慮を拂わなければならぬという観点から、今日規定いたしました規格が本年度といたしましては妥当であると、かように考えたわけであります。
消費者価格は最近は四倍、このラツカーナイトセツトは二十二、三ドル、向うのデパートで買うと、百ドル、或いは百ドルを超えているらしい。最近はこれが下つて来て、十七、八ドル、見本陶器で出しても、サンプルでも十八、九ドル、これがアメリカのデパートへ行つてどうなつているか、そんなに大して下つていないと思います。仮に百ドルとなると、五倍以上の差がある、或いは九十ドルに下つているかも知れない。
この協定参加によつて、日本の今後の食糧政策が一体いかなる状態になるであろうかということは、生産者はもとよりのこと、消費者とともに、国民は重大なる関心と心配をいたしておるものであります。従つて、この際出発にあたつて、政府が考えております今日までの経過と所見を伺いたいのであります。