1947-10-01 第1回国会 参議院 運輸及び交通委員会第二小委員会 第2号
そこで以下各線の該況を申し述べますると、五木線は人吉を基点といたしまして、川村、四浦村を経まして五木村に通ずる縣道、距離は四十七キロメートルでありますが、この沿線は本郡におきまするところの森林地滯であります。農林産物が木材三万石、木炭三千五百トン、竹材七千束等の生産がありまして、且つ茶が一万七千貫、楮が六千二百貫、製紙が千五百貫等の特産物も豊富であります。
そこで以下各線の該況を申し述べますると、五木線は人吉を基点といたしまして、川村、四浦村を経まして五木村に通ずる縣道、距離は四十七キロメートルでありますが、この沿線は本郡におきまするところの森林地滯であります。農林産物が木材三万石、木炭三千五百トン、竹材七千束等の生産がありまして、且つ茶が一万七千貫、楮が六千二百貫、製紙が千五百貫等の特産物も豊富であります。
○委員長(小泉秀吉君) 御説明と請願書と詳しさにおいては御説明の方が詳しいのでありますが、請願書は人吉市長、それからして社團法人人吉商工会議所会頭、球磨郡四浦村長、球磨郡五木村長、両磨郡五木村農業会長、球磨郡五木村森林組合長、球磨郡四浦農業会長、球磨郡四浦村森林組合長、球磨郡川村長、同じく川村農業会長、同じく川村森林組合長、人吉市農業会長、同じく森林組合長、熊本縣林産燃料株式会社取締役社長等が請願者
東京都薪炭増配に關する陳情書 (第三三 四號) 農地調整法竝びに自作農創設特別措置法改正に 關する陳情書 (第三三 七號) 農業協同組合法案一部修正に關する陳情書外五 件 (第三三八號) 養蟲協同組合法制定に關する陳情書 (第三三九號) 農業共済保険法實施に伴う農家負擔輕減の陳情 書 (第三四七號) 関東信越地區における旱害諸對策實施助成に関 する陳情書(第三五 二號) 森林組合技術員設置費全額國庫負擔
北は一部塩谷の高原から那須野原の高原が相列なる、更に北部は山岳重疊した森林地帯に蔽われております。この低い南の沃野には、西北から流れております渡良瀬川の本流があり、それはやがて東いたしまして更に南は茨城縣の方へ流れております。鬼怒川は縣北から南へ流れております。那珂川の本流は縣北から東南へ、水戸の方へ出ております。
次に治水事業の完遂に関して申上げますが、今日水害の原因といたしましては、すでに度々申しました通り、過度の伐採のために森林の治水上の機能が非常に減退したこと、又戦争中に鉱山が濫掘されました結果、不要土砂が各山にありまして、これが一つの原因を成しております。又完全な林道、これは今回の水害におりまして百五十万メートル決壊しております。
治水、砂防、河川改修の規模、計算の基礎は、森林の状況と関連を持つたのでなければいけないのでありまして、現施設は当時の計算によるものであつて問題にならないのであつたのであります。
由來山形縣の川を見ますと、奥羽山脈から走つております川は非常に急流でございまして、しかも森林が山脈地方に少いために、いわゆる荒れ川になつているのでございます。やはりこの國會に請願されております馬見ヶ崎川、正法寺川などとともに、非常な荒れ川でございます。
國有財産の方は樺太、朝鮮、臺彎、いずれも直接中央政府の行政下にあつたのでありますから、その所有財産、鐵道、港湾、郵便、電信、森林等を初めとして、比較的正確にこれを知ることができるのでありますが、しかしこれを平和條約以後においてどう取扱うかという問題になると、私有財産とは違つてきわめて簡單に解決のできる部門であります。
そこで私はお尋ね申し上げたいのでありますが、あの地方におきまして軌道を準備して、そしてきわめて簡單な、あれはちようど營林局あたりで使います森林鐵道用の機關車と思いますが、あの程度の機關車で客車をひつぱれば、相當役立つようなものが準備してあるのであります。これは二十キロや二十五キロの距離においては、これでりつぱな敷設することができる程度に準備しているものがある。
(拍手) 次に大森林を以て蔽われておる流域は、たとい台風に襲われましても水は濁らず、被害は少いのであつて、大自然はかくのごとくおのずから調和を保つておるのであります。然るに埼玉では、最近四ヶ年で杉、檜の伐採面積が四千七百町歩、これに対して未植林地が一千三百町歩ありますし、雑木伐採面積も四万七千町歩あります。
これがひいて今囘の水害の大きな一つの理由になるようなことでありまして、この惡循環をなんとかしてどこかで喰い止めたいということを苦慮いたしておりまして、この点については今後水害対策或いは森林治水等の対策についていろいろ案を建て、御審議をお願いしたいと存じております。又折角作りました用材、薪炭が奥地で相当滯荷しておる、これも事実でございます。木材につきましては約二千五、六百万石の滯荷が現在ございます。
この冬の渇水には間に合はんかも知れませんが、將來は一つ森林等の関係から見て、当然代燃車というものは止めなければならんと思いますが、こういうことを何かお考えになつたことがありますか。
最近頻発いたしますところの風水害のごときも、森林の濫伐、火災が主要なる原因であるということを認めておるにもかかわらず、旧態依然たる薪炭行政から一歩も出ないごときは、まことに無策もはなはだしいと言わなければならぬと思うのであります。
さらにまた今次風水害の経驗に徴しましても、森林の濫伐がその重要な一因をなしておるのでございますが、政府といたしましても、薪炭・ガス・電力等の熱源とともに、亞炭の家庭燃料化をも含めて、総合的な燃料対策を速やかに確立するよう、目下経済安定本部を中心として着々研究を進めておる次第でございます。さよう御了承をお願いいたします。(拍手) 〔政府委員井上良次君登壇〕
將來の需給の見透しでありますが、この際皆さんに一應お話を申し上げておきたい点は、現在わが國の森林状況についてであります。わが國の森林状況は、戰爭前は面積四千六百万町歩、それが終戰当時には二千四百万町歩でございまして、森林の成育石数は、大体一年間二億石、從つて年間二億石さえ伐ればいいものが、現在、年間必要石数は二億七千万石ということになつております。
増加所得税額再審査申請即時處理の請願( 林大作君紹介)(第四八八號) 二三 新制中學校敷地に官有地拂下の請願(山口 好一君紹介)(第四九一號) 二四 望遠鏡等に對する物品税輕減の請願(福田 繁芳君紹介)(第五五〇號) 二五 指宿海軍航空隊跡敷地魚見嶽地區拂下に關 する請願(上林山榮吉君紹介)(第五五九 號) 二六 羅臼村所在國有林拂下の請願(伊藤郷一君 紹介)(第五六五號) 二七 九州地方森林組合
かつまた、この島は日本で最も良質なる石炭、陶石、水産物、森林材等が多數にこの中には藏されまして、これが未開發のまま眠るような状況であります。
むしろ運搬に便利な麓に近い民有材の伐採量が非常に多かつたことが原因しておるように思うのであつて、造林五箇年計畫にしろ、森林治水の關係にしろ、私は民有林に對して國家的な相當の保護が必要だろうと思う。植林するにしても、苗は少くとも三年生でなければならぬが、今からそういう苗を養成しておつたのでは、とても間に合わぬので、國有林に自然に生えて來た苗を、無償で民有林に配付する計畫が必要だろうと思う。
○池田説明員 農林省關係の計畫でありますが、先ほどちよつと御説明いたしましたように、第二期の森林治水事業は今年度をもつて終りますが、昨年度と今年度二箇年にわたつて、全國の荒廢地の現状をとくと調査したのであります。その結果、全國に存在する荒廢地が二十五萬町歩あるのですが、それに今囘新しく發生した荒廢地も考慮に入れて、これに對して五箇年の計畫で治山の事業を計畫するように進んでおります。
次は十二萬町歩、十五萬町歩、次に少し下りまして、四萬、八萬、昭和十八年から二十二萬町歩、次の年が二十四萬町歩、二十九萬町歩、三十五萬町歩、こういうふうに非常に植伐の不均衡の状態が漸次ひどくなつておりまするので、この邊の關係から、來年度の問題といたしまして、先ほどの造林の五箇年計畫というようなものと、それからもう一つは、この森林治水事業であります。第二期森林治水事業は本年度をもつて終了いたします。
井出一太郎君 内藤 友明君 出席政府委員 大藏政務次官 小坂善太郎君 專賣局長官 野田 卯一君 委員外の出席者 專門調査員 圓地與四松君 專門調査員 氏家 武君 ————————————— 九月二十日 貿易資金特別會計法の一部を改正する法律案( 内閣提出)(第六一號) 同月同日 九州地方森林組合
しからば林業組合、林産組合その他の指導方針いかんという問題に發展すると思いますが、要するに私どもは薪炭生産につきまして、現在の法制のもとにおいて、農業協同組合法が通過いたしますならば、農業協同組合もできますし、林産組合もできますし、あるいは森林組合もできる、おのおのの團體が薪炭生産ができるという態勢になると存じます。
從いまして、山林政策については、從来立てておりましたところの五箇年計画というものを、さらにこの際再檢討を加えまして、現在農林省におきましては、新たなる森林政策を着々と準備いたしておるのでありまして、この点に関しましては、近く発表をいたしたいと思つております。 網島君の御質問の要点は、水害地に関するところの主食の問題に関して、加配米を行うべしというお問いでありました。
また森林資源造成法によつて、半額國庫負担としておるようであるが、わずかに一人二十二円の人夫賃をもつてしては——一町歩千八百円の非常に多い額を要する。これをもつて、直接当事者がこの造林に躊躇しておる。加うるに、森林に対する國有論その他まで飛び出して、早急に伐採して何とか片づけようという氣持さえ起こつておることは、先ほど中嶋君が指摘された通りである。
○團伊能君 その他につきましては、京都の周邊につきましては、前知事が相當責任もあられるようなことも聞いておりますが、尚只今日本の森林の中で、今日まで殆ど森林の保護といたしまして、又政策といたしまして、一番理想的であつた帝室の林野局の森林がございますが、これらがまあ一番完全な形で殘つておると思いますが、これに對して將來御保存なり御整理、御監督の方法はいわゆる一般林と同樣に取扱うのでございましようか。
將來いろいろな施設ができるものと思いまするが、當面の問題といたしましては、最小限度にした方がよろしい—というよりもすべきであるということ、また山林に關する問題は、山林全般の植林の政策、森林資源の保續的經營の政策という見地から、別途に考究すべきであるという趣旨から、この範圍は取上げておりません。それから一段歩未滿の耕地に依存しておる農家、これは民法の原則に任せるわけであります。
例えば鐵道司法警察官、或いは森林の警察官と同様なわけでございまして、從つて別に一般の司法警察官の信用がないがために、かような資格を經濟査察官に與えるというわけではございません、又一般の司法警察官だけで十分ではないかというお尋ねでございまするが、この點につきましては勿論普通の犯罪も、經濟犯罪につきましても最初から分つておれば司法警察官に通知して捜査をさせるのでございまするが、行政監査の半ばにおきましていろいろの
本國會といたしまして、この水害に對しまして、調査、慰問の議員團を送るということに決議が成立いたしましたが、今囘のような關東の大水害、東北の水害等を考えてみますと、その原因は戰争中の森林の濫伐というようなことも大きな原因であるますが、聴き及びますと、政府におきましては現在行われております農地改革をさらに進めまして、第三次の農地改革をやるのだというようなことをどこからともなく聴いておるのでありまして――
頑固と言われるような状態の人とかやり方ということが必要なように思うのでありますが、併し今日そういうことを言うことは、甚だその頑固とかいうように言われることは、一般が見て言うのであつて、その根柢にはやはりどこまでもそれぞれの水なり森林なり、いろいろな方面の科學を基礎とした合理的な、而して總合的なことが必要であつて、それを確乎不動のものに守り立てて、そうしていつの政府でもそれを固く守つて行くというような
○國務大臣(栗栖赳夫君) 先程私が申上げましたように、源を治めるということでありますが、森林の伐採というようなことで、今囘の水害がますます甚だしいようになつておることは私は事實だと思うのであります。これは從來砂防林とか、その他砂防の關係の工事を怠つておつた、或いは怠つてはおらなくても無視したというような事實があるのではないかと私は考えるのであります。
成る程戰爭中の森林の濫伐、これは確かに害があります。でも森林はある程度伐るのは止むを得ない、森林を伐つてもその水害のない施設は幾らもある。その設備を内務當局も大藏當局も餘りに考えられなかつた。伐るべきものは伐り、森林の濫伐のみならず、鑛山の濫掘も、これも非常に害しております。又森林の濫伐に對して不完全な林道も非常に水害の原因をなしております。