1947-08-14 第1回国会 衆議院 本会議 第24号
次に申し上げたいことは、ただいま井出君の御質問によりまして、これらの重大なる被害の原因が、御指摘の通り過去におきまする森林の過伐、濫伐にあるという点でありますが、この点に関しましては、政府におきましても、まつたくその通り考えておるのであります。
次に申し上げたいことは、ただいま井出君の御質問によりまして、これらの重大なる被害の原因が、御指摘の通り過去におきまする森林の過伐、濫伐にあるという点でありますが、この点に関しましては、政府におきましても、まつたくその通り考えておるのであります。
又飛彈の方面から越中の方に行きますと、まだ人跡のないような大森林がありまして、林業に關する各般の研究資材も提供しております。かような點に現状の學校の内容と學校が存在する地域の好條件とを絡み合わせまして、この際農林大學を建設したいというのが、學校當局竝びに卒業生及び父兄校友一同の熱心なる希望であり、又所在地方におきましても、官民共に擧げてこの問題に對して非常な熱意を持つておるのであります。
それに戰時中及び戰後を通じて、森林が過伐、濫伐せられておりましたのと、しかも治山治水の事業を怠つておりましたがために、にわかに降りました雨のため水勢を早めまして、山の方のあるいは岩石とか土砂というものが、一時にどつと下流に流れてまいりましたので、それが道路にあふれ、あるいは橋梁を破壞し、あるいはまた耕地を埋め盡す。こういう結果に相なつたと思うのであります。
すなわち以上の關係は因が果となり、果は因となつて河川を一層荒廃せしめ、あまつさえ堤防によつて河積が極度に縮減せられているので、水源地森林出水緩和力の減殺を伴い、急激なる出水と異常なる高水を惹起して、近年長らく維持管理を放任して、弱體化しておる河川の附属物が襲われ、もろくも崩壞の惨に遭つて、沿岸耕地に廣く氾濫し、食料の増産よりはむしろ減収を來しておるのが現状なのであります。
もし今の罰金とか何とかなつておるのを、思い切つて懲役刑にして、日本の森林なり、家屋なりが、多少なりとも防げるものならば、そうやつていただきたい。これはひとつ御考慮願いたいのでございます。われわれ議員の方から出してもよいのでございますけれども、一刻を爭う問題だと思いますので、御考慮願う次第であります。
その原因は、多くは森林を伐つたために川が氾濫しておる。このためにダムを設置して水害を防止することは、刻下考えなければならない事業の一つであります。これは内務省國土局に屬することでありますけれども、鐵道は電化をしていくというようなことで、今後大きなダムを建設していく。これは失業對策にもなるのであります。そういうことをやつていくときに、大自然の中に、今かりに天龍川が流れておる。
ただいまのダムの問題、あるいは森林の問題、洪水の問題になると、国土計畫の委員會にもつていかなくてはならなくなつたり、内務省なり農林省なり、あるいは運輸省というふうに、いろいろな省に關係しているのですが、統一した機關がございますと、必ずしも豫算がなくても、そこへ行つてぜひやつてもらいたいということを豫算なしに申すことができるのでありますし、また豫算がどうしてもないということであれば、この間も私は申し上
御承知の通りここは千古斧鉞を入れずというような大森林もあります。それから一群でもつて香川縣一縣と同じくらいの廣漠たる原野がございます。 〔委員長退席、臼井委員長代理著席〕 そこに水田を開發するというような丁度北海道と似たような地帶でございます。
それから鐵道警察、森林警察などの問題でありますが、私はほんとうに今後國民の信頼にこたえ得る警察官は教養ある者であり、相當専門の仕事について知識をもつておるでなければならないと思います。
薪炭關係は實は木材の方でもやり、或いは森林組合の方でもやり、いろいろな關係でやつておりますが、おのずからそこに繩張りが出まして、一貫計畫の中にスムーズに運營するということはできない形でありますから、今の組織をこの林材……あらゆる關係がこの日本林業會或いはその他の林業會法に基ずく組織に統合するようにしなければならないと思うのでありますが、これを強く政府の方で指導して頂きたいと思うのでありますが、それについて
ないといたしましたならば、安心して山の持主に殖林なり、森林の保存について一段と愛林精神をもちまして努力するような、安心をさせる意味の言葉を、この議場を通じまして発表していただきたいと存じます。
先ほど來かくのごとき水害が各地に續發したことは、戰時中及び戰後を通じての森林の過伐、濫伐の結果こういう現象が出てきておるのであつて、これはひとり東北地方だけの問題でなくして、全國各地にかくのごときことが續發しきたるべきことは豫想し得らるるわけであります。