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231件の議事録が該当しました。

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1999-06-03 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号

政府委員稲川泰弘君) 核燃サイクルというのは使用済み燃料を再処理して回転させるということでございますので、永久貯蔵とかいう言葉に対して我々がお答えを申し上げているのは、核燃サイクルによって使用済み燃料を再処理することなく永久に貯蔵する、いわばワンススルーのような態様のものを永久貯蔵という言葉理解をし、かつ御説明を申し上げております。  

稲川泰弘

1999-06-03 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号

政府委員稲川泰弘君) 我が国原子力政策核燃サイクル要諦にしているという点でございます。このために、青森県の六ケ所村再処理事業プルサーマル計画などを着実に推進して、この核燃サイクルを確立すべく努力を行っているところでございます。  ただ、この核燃サイクルの各工程に関しましては、現実には幾つかのおくれがある。

稲川泰弘

1999-05-27 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号

先ほど梶原委員から青森県の六ケ所村にあります核燃サイクル施設スケジュールということでの御質問がございましたが、この施設のうち既にウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物埋設センター、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターの三施設が稼働している。一方、サイクルかなめとなる再処理工場もここに建設中であるということで理解をいたしました。  

水野誠一

1999-05-27 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号

政府委員稲川泰弘君) 核燃サイクル路線というのは原子力政策要諦でございますが、その趣旨は、まさにプルトニウムをリサイクルして使うというところに中心点がございます。この趣旨で、平成九年二月の閣議了解でこの中間貯蔵施設という方向が出ておりますが、これも使用済み燃料というものがプルトニウム等有用資源を含むという点に着目をしたものでございます。  

稲川泰弘

1999-05-27 第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号

政府委員稲川泰弘君) 中間貯蔵は、核燃サイクルを実施する上で、現在までに生じている現実の各パーツのおくれがございますが、そうしたおくれ、具体的には使用済み燃料の発生の状況と、これを処理する再処理事業の進捗を調整するための措置として、発電所内に加えて外でも貯蔵できることとすると、そういうものを核燃サイクルの中に位置づけるという性格のものと理解してございます。

稲川泰弘

1999-05-12 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号

この公益性の中には、当然、我が国電源ベストミックス念頭に置いた原子力発電、またその中で原子力発電要諦でございます核燃サイクルの推進、そういったことも念頭に置いておるところでございまして、そういう意味での、法律上の、また行政上の両立という立場を貫いているところでございます。  

稲川泰弘

1999-05-12 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号

稲川政府委員 我が国原子力政策要諦でございます核燃サイクルは、使用済み燃料から再処理をし、いろいろぐるっと回転をさせるというところにその趣旨がございまして、建物としては中間貯蔵を長くするというものであるとしても、先生御指摘のとおり、内容の使用済み燃料については、我が国原子力政策趣旨のとおり、核燃サイクルの中で回転をしていくものと理解をいたしてございます。  

稲川泰弘

1999-05-07 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第9号

稲川政府委員 繰り返し申し上げておりますように、サイト外貯蔵、再処理を前提とした時間調整考え方でございまして、核燃サイクルを進めていくという考え方には全く変わりはございませんし、また、総合エネルギー調査会貯蔵対策必要量数字を出してございますが、この数字で見る限り、こうした調整措置を時間をかけて行うことによって、現在の考え方核燃サイクル回転は可能であると我が方は考えております。

稲川泰弘

1999-05-07 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第9号

稲川政府委員 核燃サイクル政策全体にかかわる、またそのスピードに関します各方面の御理解を十分に得ていく必要があるということかと思っておりますが、現在の原子力発電所所在のところでは、従来から、核燃サイクルのテンポをかくのごとく進めていくということを説明して現在に至っております。  

稲川泰弘

1999-05-07 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第9号

稲川政府委員 核燃サイクル政策我が国原子力政策のまさに要諦でございまして、これにかかわる政府姿勢は変わりはないということで、先般、平成九年二月の閣議了解においてもこの点が確認をされ、その後累次の確認を繰り返しているところでございまして、核燃サイクル路線についての姿勢は変わりはないということでございます。  

稲川泰弘

1999-04-27 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号

日本の段階は、さっき言いましたように、二〇〇〇年に法律はつくりたいと通産省の方はおっしゃっているようでありますけれども、その前に、地下研究をする地下研究施設、これもすんなりとは進んでいなくて、今核燃サイクル機構では、北海道の幌延とそれから瑞浪、東濃地区で地下研計画を持っておりますが、幌延は私は適地ではないと思っているわけです。  

中島篤之助

1999-04-27 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号

ところが、核燃サイクル開発機構の方が、事故を起こした東海工場を何とか再開したいというところなんです。私は、実は核燃サイクル機構運営審議会委員も昨年から仰せつかりまして、状況を知っておりますが、専ら地元了解を得たいけれども、地元というのは東海村ですけれども、なかなか地元がうんと言わないというふうなことがあるわけですね。  

中島篤之助

1999-04-23 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

稲川政府委員 使用済み燃料を再処理し、回収されるプルトニウムを利用するという核燃サイクルは、我が国原子力政策要諦でございます。この考え方は、この炉規制法運用原則としてございまして、累次の原子力長計あるいは閣議了解でこれを確認してきているところでございます。  今回御提案を申し上げておりますこの改正法におきましても、この方針に変更はございません。

稲川泰弘

1999-04-23 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

我が国核燃サイクル政策は、我が国エネルギー資源大宗を輸入しているという状況にかんがみたものでございまして、まさに、プルトニウムを利用し、長期的なエネルギー安定供給確保を図るという観点と、先ほど来御議論ございました放射性廃棄物の適切な処理処分を図る、二つの観点から行っているものでございます。  

稲川泰弘

1999-04-23 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

稲川政府委員 原子力政策要諦核燃サイクルにあるという点については委員からも御指摘をいただいたところでございますが、核燃サイクルを行うに当たりまして、平成九年二月に閣議了解を行いました。その中で、この中間貯蔵についての趣旨を述べてございます。  この間に至る過程は、片方で海外再処理の委託をしてまいりました、また他方で六ケ所村の再処理工場建設におくれが生じてございます。

稲川泰弘

1998-09-11 第143回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

これは、各国の置かれております資源状況等々に基づいたものと考えてございますが、我が国は、昭和四十年代の初めから原子力発電を開始しまして、かなりの時間を既に経過してございますけれども、基本的な考え方は、エネルギー資源大宗を輸入しております我が国としては、長期的なエネルギー安定供給確保、さらには放射性廃棄物の適切な処理処分という観点から、使用済み燃料を再処理し回収する現在の核燃サイクル方針をとっておるところでございます

稲川泰弘

1998-09-07 第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第10号

北朝鮮の方では、ミサイルではなくて人工衛星だというような言い方をしているわけではございますけれども、このミサイル、ちょうど私の選挙区の頭上を飛んでいきまして、それゆえに六ケ所のあの核燃サイクル基地やあるいは三沢の米軍基地に落ちなくて本当によかったな、私はそのように思っているわけでございます。  

江渡聡徳

1998-04-28 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号

それで、ばんとお金をつけてどんどん押していけ、こういうことでございますが、先ほど原子力局長が御答弁しました消滅処理、これなんかは先ほどの御指摘のように高レベル廃棄物をどう処分していくかというのが核燃サイクルを確立する上での一番大きな課題でございますから、どんどん高レベル廃棄物がたくさん出ていくというのはやっぱり研究してもう少し何とかできないか、そういう意味では、高速増殖炉の中でさらに燃やしてできるだけ

谷垣禎一

1998-04-10 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

私は、高速増殖炉開発は、世界のいろいろな状況から見て、ここ二、三年、そんなに急がなくてもいい、今大事なことは、じっくり総点検に時間をかけ、しかも、核燃サイクル、プルサーマル使用済み燃料処理廃棄物最終処理問題等について国民論議を大々的に展開して、国民合意を図ることではないかと思っております。そういうことについてどう思われるか。  もう一つは、情報公開は言うべくしてなかなか容易でない。

辻一彦

1998-04-10 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

そんな中で、これはあくまでも核燃サイクル基本として、リサイクル原則ですから。今青森六ケ所村にプールがありますね。もういっぱいになっているということですから、ここで今早急に、中間貯蔵施設を国がつくっていくという話を前から聞くのですが、一向に進んでいないということでございますので、ぜひそれをつくっていただいてやっていただくということを要望しておきます。

池端昭夫

1998-04-10 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

○斉藤(鉄)委員 よく、動燃開発した濃縮技術というのは余りコスト意識がなくて高いものになってしまった、結局日本原燃が新しく使う技術外国開発された技術の方が安い、だからそちらを使った方がいいのではないか、こういうふうなことも言われておりますけれども、この動燃開発した技術が、むだにならないで、必ず日本の新しい核燃サイクルの中で使われていく、こういうふうに考えていてよろしいのでしょうか。

斉藤鉄夫

1998-04-01 第142回国会 衆議院 外務委員会 第6号

それをお聞きする前に、使用済み燃料処理というのを核燃サイクル上、今の状況であれば、英仏へ移転するか、あるいは自分の原発のサイト内でとりあえず貯蔵するか、あるいは全国レベルでの一時貯蔵というものをどこかでやっていかなければいけない。これは六ケ所という話であるのでしょうけれども、その辺の使用済み燃料貯蔵、これはどういうふうにやっていますか。

末松義規

1998-03-17 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号

それから、特にこれから関連していきまして、高レベル廃棄物最終処分をどうしていくかという問題、今回も青森県知事からここのところがはっきりしないから青森県民の不安が高まるという御指摘をいただいたわけでありますが、実は高レベル廃棄物をどうしていくかというところが一番難しい、住民の御理解を得ながら進めていくのに一番難しいところでありまして、こういう言葉を使っていいかどうかわかりませんが、現在のところ核燃サイクル

谷垣禎一

1998-03-17 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号

そして、確かに走り出したときは前を走っている国もたくさんございましたけれども、核燃サイクル中心でございます高速増殖炉ということになりますと、今やいつの間にかフロントランナーの位置に立たざるを得なくなって、いろいろ困難もございますけれども、歯を食いしばってやってきたというのが動燃の功ではないかと、このように思っております。  

谷垣禎一

1998-03-17 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第9号

原子力核燃サイクルの確立は、これはもう総合的な技術でありますから、なかなか任重くして道遠しという気持ちがございますけれども、くじけずに頑張っていかなければならないと思っております。  どうぞ今後とも、誤りがありましたら厳しい御叱正を賜りますように、それと同時に愛情を持ってむちも当てていただきますように、心からお願いを申し上げます。  ありがとうございました。

谷垣禎一

1998-03-11 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

谷垣国務大臣 高速増殖炉開発につきましては、今の、平成六年に策定された原子力長期計画におきましては、やはり高速増殖炉核燃サイクル中核であるというふうに位置づけて、二〇〇〇年代初頭に実証炉建設に着工する、それから、二〇三〇年ごろまでに実用化を目指すというようなはっきりしたスケジュールを定めて開発を進めることにしていたことは、委員御承知のとおりでございます。  

谷垣禎一

1998-03-11 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

そこで、本論に入りますが、いろいろ今原子力の問題を見ると、核燃サイクルという方向をとる、いわゆる再処理路線我が国は歩んでいますが、その方向をずっとやっていくのか、あるいは、外国の一部の国々が、一部といいますか、半分は違った路線をとっておりますが、一部の修正等による選択肢を選ぶか、非常に大事なときであろうと思います。  

辻一彦

1998-03-11 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

○辻(一)委員 日本資源が少ない国だということはわかるので、いろいろな知恵を絞って有効なエネルギー確保しなくてはならぬということは当然だと思うのですが、FBR、高速増殖炉開発に、核燃サイクルかなめ一つ高速増殖炉ですが、それは出発点においてウランの枯渇ということが非常に懸念されて、かなり日本も急ピッチで取り組んできたと思うのですが、しかし現実には、ウラン需給関係は緩んでいるというか、かなりゆとりがある

辻一彦

1997-09-17 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号

また、地球環境の問題を考えるときに、我が国だけでなくて、人類の生存のためにもエネルギー未来技術開発に託する以外にはないと考えて、核燃サイクル実用化を目指す日本がその努力を放棄してはならないと考えておりますが、この動燃の失敗を二十一世紀には日本動燃の成功に変えられるように関係者全員、総力を挙げて取り組んでいただきたいという私の気持ちと意見を申し上げまして、新長官の決意のほどを伺いたいのであります

吉川芳男

1995-12-11 第134回国会 参議院 決算委員会 第3号

そういう点からいいましても、例えば昨日来大きなニュースになっております「もんじゅ」の事故、私は科学技術特別委員会でも、それからこの決算委員会でも、これはイデオロギーとかそういう問題ではなく、お金の問題として核燃サイクルお金がかかり過ぎて合わない、やめたらどうかということを繰り返し主張してきているわけですが、現に警告のあった液体ナトリウムのコントロールが非常に難しい、この安全性確保するためにはべらぼうなお

今井澄

1995-09-27 第133回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号

それはどういうことかといいますと、一つの問題は、そもそも今長官核燃サイクルはあきらめないんだ、いや積極的にやるんだ、これは変わらないんだということをおっしゃいましたが、その問題は後でちょっと議論しますが、そうであったとしても、そもそもこのATR、新型転換炉というのは、高速増殖炉ができてそこで本格的にプルトニウムを燃やすあるいはさらに増殖をさせるという、それまでの過渡的なものだと。

今井澄