2021-06-09 第204回国会 参議院 本会議 第29号
原発再稼働や破綻した核燃サイクルを推進するものとなっていることも大問題です。 東京電力福島第一原発事故から十年たっても非常事態宣言は発令されたまま、ふるさとに戻ることができない方々は数万人に上ります。
原発再稼働や破綻した核燃サイクルを推進するものとなっていることも大問題です。 東京電力福島第一原発事故から十年たっても非常事態宣言は発令されたまま、ふるさとに戻ることができない方々は数万人に上ります。
そういう意味で、核燃サイクルも破綻していると今日は言っていませんけれども、核燃サイクルも破綻しています。ですから、仮にこういう無理押しが通っても未来がない、こういうエネルギーではなく、やはり再生可能エネルギーを始めとして未来ある方向に国の知恵と力を使うべきだ、このことを主張して、質問を終わります。
高速増殖原型炉ですけれども、核燃サイクルの肝となる一つの施設です。 これは、いわゆる夢の国産エネルギーということで、この「もんじゅ」の開発がずっと進められてきた。これが、二〇一六年の年末、十二月だったと思いますけれども、当時の菅官房長官の鶴の一声で廃炉ということに決まったというふうに承知をしております。
これは、当時の事故直後の原子力委員会の提言にも出ていますし、最近の原子力委員会の原子力白書にも書かれているんですが、今までの研究開発がどうしても、核燃サイクルとか高速炉とか、プロジェクト志向なんですけれども、そうではなくて、しっかりと将来の技術、革新技術を維持できるような人材確保ができるような研究基盤のインフラを確保する、これが二番目の問題です。
その中で、先生の御指摘の中で、核燃サイクルと直接処分との併用ということで御意見を頂戴をしております。もう少し、その意図するところというのをちょっと確認をしたいんですけれども。
つまり、昨年の核燃サイクル協議会、青森県の知事が求めた中で、大臣は同じことをおっしゃっていますよね、サイクルは堅持すると。だけれども、それはちょっと責任がなさ過ぎるんじゃないでしょうか。つまり、その先が決まっていないのに、はっきりとした見通しがないのに。
原発再稼働や破綻した核燃サイクルを推進するものとなっていることも大問題です。 東京電力福島第一原発事故から九年がたちますが、いまだに多くの方々が避難生活を強いられ、生活となりわいを取り戻すことができていません。気候危機に対応し、脱化石燃料、再生可能エネルギーの本格導入、原発ゼロ基本法案成立によるエネルギー政策の抜本的な転換を強く求めます。
六ケ所のこの審査はまだ続くわけですけれども、核燃サイクル政策について再考する。エネルギー基本計画の改定も始まっていくわけで、政策転換の検討もするつもりはないのか。この点について。
これは本当にほかの原子力関連施設とは違う、極めて、まさに核燃サイクルのかなめをなす施設なわけですね。 要するに、国会の意思も確認したいんですけれども、配付資料の三にも関係するんです、経産省にお聞きしますけれども、経産大臣は二〇一六年の四月二十日に、再処理拠出金法案の審議の際に附帯決議の趣旨を尊重すると答弁されていますが、その附帯決議の三号は何と書いていますか。
新規大型開発事業を優先し、原発再稼働や破綻した核燃サイクルを推進するものとなっていることも大問題です。 三大都市圏環状道路等の建設加速のために財政投融資一・五兆円を投入、国際コンテナ戦略港湾などの新規大型開発事業を優先し、安全面と環境面で問題が指摘されているリニア中央新幹線の建設を推し進めるやり方は到底認められません。
次に多いのがJAEAの運営費交付金ということになるんですけれども、原子力規制委員会が青森の六ケ所村の再処理工場について事実上の合格だというふうにしているわけですけれども、使用済燃料からプルトニウム取り出しても、「もんじゅ」は既に廃止になっているし、核燃サイクル自体が成り立たないと、こういう今状況になっているわけですよね。
エネルギー基本計画には、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度低減等の観点から、使用済燃料を再処理し、核燃サイクルを推進する、このように記されております。 そこで、経産省に伺いますけれども、高レベル放射性廃棄物や使用済MOX燃料は、今原発から発生する使用済核燃料より有害度が低いんですか。
これはもうやめるべきだと、核燃サイクルにしがみつく政治は変えるべきだということを指摘をして、質問を終わります。 ありがとうございました。
六ケ所村の再処理施設をこれからどうしていくかといった話ですとか、そもそもこの核燃サイクルをどうしていくか、あるいはプルトニウムの利用見通しをこれからどう見ていくのか、あるいは日米原子力協定との関係をどうするのか、どれも大変大きなテーマであります。
経産大臣の所管の分については、多くは民間のものであって、電気料金が財源になっているものも多いと思いますが、これらも含めて核燃サイクルに費やした費用、これまでの累計と、これからの見通し、幾らぐらいかかるんでしょうか。
続きまして、核燃サイクルについて触れたいと思います。 平成二十八年の十二月は、「もんじゅ」の廃炉を決定したときでございます。文科大臣、お越しいただいていますが、文科省の所管分で核燃サイクルに係る予算というのは、これまで累計で幾らかかり、そしてこれから幾らかかる見通しでしょうか。
核燃料サイクルというのは、世界各国の動向を見ても、やっている国とやっていない国とはっきり分かれますが、日本はやるということでやってきたので、私は、六ケ所の竣工については、早々に諸条件をクリアした上でやってもらいたいし、核燃サイクルがアジアの将来の原子力市場における再処理の拠点にもぜひともなっていただきたい、こんなふうな思いでおります。 ありがとうございました。
きょうは、限られた時間でありますけれども、F1、東京電力福島第一原発の廃炉の状況、さらには、可能なら核燃サイクルについて議論したいと思います。 F1、これはもう、この着実な、かつ安定的な廃炉というのは、福島の復興はもちろんですけれども、日本国にとっても最大の課題、大命題だというふうに思います。
あわせて、ジャンルは違いますけれども、ただいまも話になった核燃サイクルの問題ですが、先般、六ケ所の施設を審査をした際に、更田委員長は、経済産業大臣宛ての意見聴取の中で、この六ケ所の再処理施設の運転がエネルギー基本計画に沿ったものであるのかどうか、改めて確認しておきたい、こういうふうにおっしゃっておられて、これはやはり何かしら懸念を感じているからこういうことをおっしゃったのかということをお尋ねをしたいと
そして、核燃サイクルは、私は、一言で申し上げると、やはり思考停止になっていると思っているんです、この政策そのものについて。ですから、非常に気になります。 田中さんという前委員長は、もうはっきり最近はインタビューなどにも答えるようになっていて、明らかに間違っているということをおっしゃって、先ほど逢坂さんとの議論の中で……
だから私は第二の核燃サイクルじゃないかという懸念を持っているので、CCSをつければいいよね、バラ色だね、IGCC、IGFCでCCS、CCUをやればバラ色の未来が待っているねというのが、私は大きな間違いだというふうに思います。 この点について、政府にお伺いをしたいというふうに思います。
私は第二の核燃サイクルだと思っています。
この副町長になられた日村さんという方は、副町長に就任されたすぐ後に、プルサーマルの先進地であるフランスに出張されて、ラ・アーグとかいわゆる原発関連施設、私も行ったことがありますけれども、そこに行って、いわゆる核燃サイクル、プルサーマル、こういうものを調査して、帰ってきて、それを高浜町のシンポジウムなどで報告されているんですね。ですから、非常に重要な役割を担っていらっしゃる。
○斉木委員 これは同じように、この二社、常陽産業、原子力技術、まさに名前のあったとおり、高速増殖炉開発、常陽ですね、高速増殖炉開発のまさに中核となる国立研究開発法人のファミリー企業として、長年、こうした「もんじゅ」であるとか常陽であるとか、そして核燃サイクル、これに携わってきた中核企業の一つですけれども、そうしたこの二社の売上げを見てみますと、先ほどの国立研究開発法人、機構の売上げが大半を占めている
そうしたときに、先日も、梶山大臣は青森にいらっしゃって、核燃サイクルの堅持、プルサーマルの推進ということを言われたというふうに思いますけれども……(梶山国務大臣「行っていません」と呼ぶ)行っていませんか。この前、青森でどのような発言をされたんでしょうか。
そういったところから、まさにこういった、核燃サイクルであるとかプルサーマルであるとか高速増殖炉計画であるとかそういったところ、密接にそこで禄をはんでいる企業からもらうということは、その政策を推進するというモチベーションが当然もらっている側にも働くと思うんですが、そういうモチベーションはないということでしょうか。(発言する者あり)
○阿達雅志君 核燃サイクルについては、やはりその基となる原子力発電そのものの再稼働、これがなかなか現実進んでいないという中で、やはり現実に即した政策を引き続きしっかりと考えていっていただきたい。また、その場合には、現在のエネルギー基本計画にこだわることなく、しっかりと核燃サイクルそのものについても在り方を御検討いただきたいというふうに思います。
そういうもとで、この核燃サイクルが回っているかのように、ある意味一つの方策として行われていたのがプルサーマル発電であります。ですから、国としても必死でこのプルサーマルを推進していた、そういう時期であります。 しかし、先ほど言ったように、プルサーマルというのは核のごみを再利用するようなものですから、危険なわけです。危険だということですから、住民の反対運動も大きくなる。
二〇一五年のこのコスト検証では、資本費、運転維持費に加えて、賠償や除染、中間貯蔵といった事故リスク対応費用、そして追加安全対策費用、核燃サイクル費用、そして立地対策や研究開発費などの政策経費などを全て含んだ試算となっておりまして、原子力の発電コストとしてキロワットアワー当たり十・一円という結果を得ているわけであります。
そもそも、こういった核燃サイクルであるとか、むつの中間貯蔵施設を受け入れるときに、青森県と国や事業者との間ではどのような協定、覚書があるんでしょうか。