1952-02-28 第13回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
現にこの劇団は私はその内容から申しまして松川事件、松川事件とは言つておりませんが、松川事件を取扱つた劇でありまして、要するに証人が官憲の強要によつて事件でつち上げの証言をせざるを得なくなつた、その状況を劇の中に仕組んでおるのでありまして、それから又一応劇の始る前に若干私どもとして面白くないような、どなたがお考えになつても面白くないというような演説みたようなこともあつたようであります。
現にこの劇団は私はその内容から申しまして松川事件、松川事件とは言つておりませんが、松川事件を取扱つた劇でありまして、要するに証人が官憲の強要によつて事件でつち上げの証言をせざるを得なくなつた、その状況を劇の中に仕組んでおるのでありまして、それから又一応劇の始る前に若干私どもとして面白くないような、どなたがお考えになつても面白くないというような演説みたようなこともあつたようであります。
○岡本愛祐君 続いて警視総監にお尋ねいたしますが、このポポロ劇研究会という、このポポロ劇をやつておる人は素人でありますか、芸人でありますか、又脚本がありますか、松川事件を仕組んだ劇だということでありますが、脚本があるかどうか、又そういう場合に入場料を皆拂つて入るということになると、入場券を買つて入るということになれば、入場税は納めなくていいものか、そういう点はどういうふうにお考えになりますか。
題名は今の松川事件ではないのでありまするが、松川事件の類似の事件を取扱つたものでありまして「いつの日か帰る」という題名になつておりまして、脚色者の名前もはつきり出ております。それから入場料三十円でございますが、これは切符を私は現物を見たのでありますが、税金は拂つてなかつたと私は記憶しております。
この会合は東大学生演劇部のポポロ劇団が、福島県の松川事件の劇を開催したものでありまして、これは学校当局が、当初演劇部ポポロ劇団の劇の研究であるという名目で、何ら支障はなかろうという見解から許可せられたのでありまして、従つて途中からこれがある特殊の政治的目的を持つた集会に性質が変更して来たというようなことを、学校当局からも承つておるのであります。
あるいは松川事件、あれも継目板一枚といつて第一審判決はやつているが、それではどうしてもレールがはずれないために列車は転覆しない。どうしても二枚にしなければならぬというので、第二審には二枚ということを言つて来ている。
私はその劇の内容等は十分わからないのでありますが、東大ポポロ劇団において松川事件を取上げて実演しておつた、こういうことであります。松川事件と申しますのは、御承知のように、福島県におきましてある一部の者が共同謀議いたしまして機関車を転覆し、同僚を殺しておるという事件でありまして、これらはまつたく思想的背景のある犯罪である。
ところが当時は検事あたりまでが、共産党の背後関係で、第二の三鷹、松川事件だと言つたということが新聞に載つておりました。これは東京の新聞でもでかでかと載つております。しかも法務委員会がきのうまで取上げているわけなのです。
つまりこの松阪大火事件が思想的背景のものであるとすれば、あるいは第二の松川事件、第二の三鷹事件にも進展するとも限らない、但しそれは思想的背景と断定した場合のことであつて、それは現在捜査中であるがということを記者団に発表されたのであります。
申しましたのは先ほども申しましたような意味のことを申しましたが、第二の松川事件、第二の三鷹事件というのも、ひよつとしたらあるいは三鷹事件を平事件と申しましたか、そこの記憶はありませんが、松川事件というのは私の記憶にはつきりあります。そういう意味のことを言いました。但しその真相はわからないから現在捜査中である。
先ほどたしか検事正と言われたと思うが、検事正からこの事件は思想的背景ありとするならば、第二の松川事件や第二の三鷹事件のごとき大問題になるであろうという意味の言明があつたので云々ということを言われた、そのことについてですが、これは第一、いつそういうことが言われたのか、それから場所、それから聞いたのはどういう人々であつたか、もう一つはこれがやはり松阪市民に非常な不安をまき起すについて相当有力な力になつたのじやないかということ
○岡原政府委員 ただいま御質問の点でございますが、御承知の松川事件につきましては、第一審の裁判を担当いたしました長尾判事に対しまして、名古屋の自宅に相当数の脅迫状が参りました。
昨年は松川事件に関連いたしまして、ああした脅迫状が盛んに出された。こういうようなものにおきまして、法務府関係で全国的にどのような事件が起つておりましようか。もつと具体的に申しますと、思想裁判から起つた判事に対する脅迫、恐喝、また検事に対する恐喝、脅迫、傷害というようなことであります。関係当局のお答えを願います。
〔林(百)君「不祥事件と言うが、どういう事実があるのか言つて見 ろ……暴力行為とは何だ……三鷹 事件でも松川事件でもみんな無罪 ではないか」と呼ぶ〕
三鷹事件や松川事件を思い起すがいい。(「下山事件」と呼ぶ者あり)これらの事件こそは、労働者を彈圧して首切りを強行するための政治的陰謀であつたことは、紛れもない事実であります。(「そうだ」と呼ぶ者あり)それと全く同じように、今日では共産党の暴力云々を言うことは、再軍備を国民の前に合理化するための宣伝手段であることは、疑いのない事実であります。
たとえば松川事件につきましても、中国にいる日本の人たちからすでに一万ドル、あの事件の無罪になるために日本の民主的な人たちの活躍を願うということで、金まで送つて来ておるという人たちもあります。ですから必ずしも中国にいる人たちが、自由党の委員の一部の方の言われるように、もうまつたく泣きの涙でいるとも見られないのであります。
第三 繭糸価格安定法案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第四 図書館運営委員長報告 第五 福島地方法務局塩川出張所存置に関する請願(委員長報告) 第六 岐阜県高須町に簡易裁判所および区検察庁設置の請願(委員長報告) 第七 北海道弟子屈町に区検察庁および簡易裁判所設置促進の請願(委員長報告) 第八 福島県石川町に簡易裁判所および区検察庁設置の請願(委員長報告) 第九 福島地方法務局松川出張所存置
○五鬼上最高裁判所説明員 長尾判事が松川事件の判決をしたのは、多分十二月だつたと思います。同判事が名古屋へ転任したのは三月であります。これは別段特段の理由はございません。ただ裁判所の人事行政上適材適所に配置した、こういうことであります。
○梨木委員 昨日の当委員会におきまして、松川事件と言われておるところの福島県における列車転覆事件の第一審の裁判をした長尾信裁判官に対して、脅迫状が頻々として出されておるという問題に関連して、裁判の威信保持の方法についての委員からの質問、またこれに対する裁判所側並びに法務府からの答弁があつたのでありますが、私はこの問題について、少しばかり最高裁判所にお尋ねいたしたいと思うのであります。
○五鬼上最高裁判所説明員 長尾判事は松川事件の判決後、多少からだを害されまして、名古屋に行つてから入院して、約一箇月ぐらいの間療養された事実はあります。
○鈴木最高裁判所説明員 長尾判事は、松川事件の終了後健康を害しましたので、そしてただいま田嶋委員から御発言がありました通り、多数の脅追状が内国のみならず外国からも参つたようなわけでありますので、健康のことと、実は裁判所の方としては、万一長尾判事に危害が加えられるようなことがあつてはならないということを考えまして、多分ことしの三月だつたと思いますが、名古屋に長尾判事は転任したのであります。
次に長尾判事は、こうしたたくさんの脅追状によりまして、心身ともに疲労いたして、松川事件の判決後は、その職につくことができなかつた、こういうように私たちは聞いておるのでありますが、これらの状況がおわかりになつておりますれば、少しくこまかくお話を願いたいと思います。
○田嶋(好)委員 それでは私は具体的に一つ一つお伺いをいたしますが、三鷹事件につきましては、三鷹事件の裁判中に、松川事件の長尾裁判長に対すると同じようなこうした行動が、外部団体並びに個人からとられたことがあつたかどうか。それからこれも同様でありますが、横浜の人民電車の裁判、これに対してはどうであつたか。それから福井県の武生の事件に対してはどうであつたか。これらを具体的に承りたい。
宮幡靖君紹介)(第二七号) 八 同(岡村利右衞門君紹介)(第二八号) 九 同外二件(西村直己君紹介)(第二九号) 一〇 同外四件(江崎真澄君外二名紹介)(第三 〇号) 一一 同外二件(江崎真澄君紹介)(第三一号) 一二 同外十七件(辻寛一君紹介)(第三二号) 一三 同(淺香忠雄君紹介)(第九八号) 一四 葉たばこ收納価格引上げに関する請願(岩 川與助君紹介)(第六五号) 一五 石川町に松川葉
宇都宮地方法務局岩舟出張所存置の請願( 小平久雄君紹介)(第四一四号) 三〇 鹿兒島地方法務局佐多出張所存置の請願( 前田郁君紹介)(第四一五号) 三一 仙台法務局村田出張所存置の請願(庄司一 郎君紹介)(第四一六号) 三二 千葉地方法務局八街出張所存置の請願(竹 尾弌君紹介)(第四一七号) 三三 土地家屋調査士法の一部改正に関する請願 (江花靜君紹介)(第五〇一号) 三四 福島地方法務局松川出張所存置
仙台の刑務所でありますが、ここに松川事件の被告の人たちが収容されておりますが、過般夏ごろでありましたが、私面会に行きまして見て来たのであります。収容所はこれは仮の所らしいのでありますが、つまり部屋のまん前のところに非常に大きな目隠しがかかつているのであります。
十何件ですか、そういういろいろな問題が、例えば大川筋護岸工事事件とか、伊南川工事事件とか、荒川護岸工事事件、松川護岸工事事件、下明戸護岸工事事件等々十何件、こういうものをだんだん調べて見ますと、驚くべきものでありまして、大体そういう結論として、請負工事費の一割は談合、一割五分は地元の有力者や河川関係者の接待費、一割は業者に、残り六割五分で請負工事を行うことが業者の常識となつておる、こういうように言われておる
――――――――――――― 十月三十日 土地家屋調査士法の一部改正に関する請願(江 花靜君紹介)(第五〇一号) 福島地方法務局松川出張所存置の請願(大内一 郎君紹介)(第五三九号) の審査を本委員会に付託された。
田嶋好文君紹介)(第二六号) 同(宮幡靖君紹介)(第二七号) 同(岡村利右衞門君紹介)(第二八号) 同外二件(西村直己君紹介)(第二九号) 同外四件(江崎真澄君外二名紹介)(第三〇 号) 同外二件(江崎真澄君紹介)(第三一号) 同外十七件(辻寛一君紹介)(第三二号) 同(淺香忠雄君紹介)(第九八号) 葉たばこ收納価格引上げに関する請願(岩川 與助君紹介)(第六五号) 石川町に松川葉
又、下山、三鷹、松川事件等の発生並びにその結末を見れば、内外反動勢力が如何に日本の国民感情を反ソ反共に動員し、利用し、かかる世論の積み重ねによつて日本を防共の基地たらしめんとして狂奔したか明らかであります。
また松川、渋川にも同様の問題があり、また秋田県における雄物川水系中の玉川についても同じ問題があり、いずれも鉱業法に基く適切な措置が講ぜらるべきものと思われる次第であります。さらに病虫害につきましては、いもち蔓延の徴があり、昨年の轍を踏まぬよう今から万全の措置をとるべきであり、また北陸なかんずく石川、富山等におきまして、一万数千町歩の水田に蔓延しておる黒椿象の被害が猖獗をきわめております。