1952-07-02 第13回国会 衆議院 外務委員会 第38号
松川事件の記念日があり、いろいろありますが、例年やつておりますのは、やはりこの十五日、あるいは十三日から十五日の間に行います共産党の創立三十周目記念日、それから八十五日の、われわれからいいますと終戦記念日でありますが、向う側からいいますと民族解放記念日という、これあたりはやはり相当大きな行事をやるであろうと考えております。
松川事件の記念日があり、いろいろありますが、例年やつておりますのは、やはりこの十五日、あるいは十三日から十五日の間に行います共産党の創立三十周目記念日、それから八十五日の、われわれからいいますと終戦記念日でありますが、向う側からいいますと民族解放記念日という、これあたりはやはり相当大きな行事をやるであろうと考えております。
寺島隆太郎君紹介)(第五六二号) 五四 同(山本久雄君紹介)(第六〇六号) 五五 揮発油税軽減に関する請願(中村又一君紹 介)(第五九四号) 五六 舞鶴山の旧軍用地払下げに関する請願(大 石ヨシエ君紹介)(第五九五号) 五七 石油関係関税の免税措置延期に関する請願 (川端佳夫君紹介)(第六二四号) 五八 在外資産の補償に関する請願(池見茂隆君 紹介)(第六二五号) 五九 石川町に松川葉
そのほか普通の刑法犯につきましても、例えば松川事件とか、ああいうものにつきましては、いろいろ法廷の秩序を紊すとかいうようなものが見えるようであります。私どもといたしましては、この法案は一つは裁判所が民主国家における裁判所として国民の権利を守つて行くためには、その法廷の手続が円滑に行われるということが如何なる場合においても必要である。
この法廷闘争というのは、例えば純然たる刑事事件、松川事件のごときも最も騒がれた大きなものである。これはもう誰が見たつて列車顛覆という刑事事件なんです。そういうものがありましたが、これはまあ別にいたしまして、政治上の問題であるといたしましても、政治上のやり方が悪いからという忿懣があるならば、政治上の機関に対してその忿懣を持つて行つてくれれば問題がない。裁判所は何の責任もないのです。
たとえば松川事件のあの被告が、これが全然無罪であるにかかわらず死刑が宣告されているということを聞いて、向うにいる日本人のわが同胞の残留者が、これはけしからぬ裁判である、こういう裁判を日本において今でも行わしめるということは、われわれは見るに忍びない、どんどん社会運動を起して、これの救済をしなければならぬというので救済金なんかが送つて参りました。
しかし松川、三鷹の裁判をごらんなさい。裁判官の考え方一つで無罪になる者が死刑の宣告を受けなければならないのです。しかもその死刑の判決については、あとでとやかくの問題のあるようなものなんです。これでは被告が興奮したり何かするのを責めるわけには断じていかないと思う。
三鷹事件、非常にやかましく言われた事件でありますが、ただ一人の犯罪として判決されておるし、松川事件は、これはやや団体の、而して指令に基いて行われたのじやないかという疑いのある事件でありますけれども、これは一審の裁判に対しては非常に疑問ありとして、現に宮城高等裁判所において事実審理を開始しておる、そのほかいろいろな事件が新聞等によつて伝わつておりますけれども、嚴密なる捜査方針の下に捜査された結果が、それではどこからどういう
それから東芝かいろいろな松川事件その他で、常に工場と農民とが相ともに利害関係を持つというお話でございますが、それはあり得ると私は思うのです。あり得ると思いますが、私は率直に言つて、広島の日鋼事件あたりに現われました争議の様相を検討してみますと、共産党の方はこれを故意に結びつけて、いわゆる地域的権力闘争という一つの戦術によつて無理をされている。これは広島の日鋼事件で露骨に現われていると思うのです。
○柄澤委員 そこで具体的な問題に入りたいと思うのでございますが、あの当時も——たとえばその後松川事件などが起きまして有名になりました松川、東芝関係だけでも相当な数の労働組合が、——あの当時は長野などでもそうでございましたが、東芝、川岸というような工場も、一つの工場がつぶればれ、その地方の農民がそこの労働者として働いて行く、あるいはその部落全体がその工場でやはり潤いを得て行くというので、工場閉鎖とか首切
たとえば松川事件のごときは、被告人の無罪を証明する証拠を裁判官が故意に握りつぶしまして、死刑、無期等の重刑を科した事実があるのであります。また、警察や検察庁が行うところの、不法な根拠のない逮捕状、家宅捜索令状などの請求に対しまして、裁判所側は無批判にこれに屈して、これらの書類の濫発を行い、人権蹂躪にみずから加担しているのであります。
それはなるほどその通りであつても、現実に今暴力主義的破壊活動と呼ばれるに値するような行動が、あちらにもこちらに起きているではないか、ゆえにこれに対処するためには、何としても遺憾ながらこれは必要欠くべからざる規定であるという趣旨の主張があるのでありますが、これにいたしましてもが、かの下山事件あるいは三鷹の電車事件あるいは松川事件、最近は五月一日のメーデー事件、あるいは早稲田の事件、たくさんあるにはある
○櫛田公述人 今おつしやいました破壞活動とおつしやるのは松川事件なんかと思いますけれども、これはまだはつきりきまつた問題ではございません。私たちは公正な裁判を要求いたしております。そしてもう一つ、きようの朝日新聞に、皇居前広場の使用について総評側が提訴いたしましたことについて、皇居前広場の使用を禁止することは違法だということにきまつたのでございます。
○柄澤委員 三鷹事件、松川事件につきましては、まだ判決にも至つておりませんし、その反証が続々とあげられまして、新規やり直しというところまで、裁判所の方が逆に追い込まれて来ておるのであります。当時の情勢といたしましては、むしろ産業防衛運動という形で、戦後破壊されて来た国鉄その他を守り、復興しよう、再建しようという方針がとられていたのであります。
今日終戦後七年にわたつてあなた方はいろいろなお言葉で言つておられますけれども、松川事件を個人の犯罪だとはだれも考えないでありましよう。
現にだれがあの火つけになつた、だれが殺人になつた、だれが列車転覆の汚名を着せられたかといえば、これは国鉄の場合は、松川事件、三鷹事件、全部労働者ということになつております。
私は先ほどあげた一点と、今の点との理由から、このような規定はきわめて謀略的なものに使われ、こういう規定があるために、三鷹事件、松川事件、下山事件というようなものは、結局日本の官憲がつかまえられないところに原因があつても、それに対してはどうにもならない。このために日本の治安が外国人によつて乱されるということがありはしないか。
それからもう一つそれに関連して第十七条の三のbですが、私どもは三鷹、松川あるいは下山事件というような例におきまして、一方的にきわめて政治的なデマ宣伝の被害にさらされ、そして結局共産党がやつたというようなことになつて来た。
それからもう一つ松川、三鷹、下山の犯人が日本人であるというような場合、しかも政府が共産党だということで共産党に嫌疑を着せて、空中楼閣をやつて起訴しているという場合に、その真の下手人が区域あるいは施設の中に逃げ込んだような場合になると、てんでその犯人は永久に明るみに出て来ないはめになりはしないか、その点を私はもう一度だめを押しておきたい。
只今漁港課長からのお答えで、松川港も近く完成次第第三種漁港に指定することは決してやぶさかでないというお話がありました。なお只今鈴木議員のお話もございましたし、委員会としては慎重に取扱います。さよう御承知願います。これで一つ御退場願います。 —————————————
漁港問題につきまして、福島県の松川港の関係業者のかたから陳情いたしたいという申出がありますが、許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
国民としては非常な不安を持つておるわけでありまして、特に三鷹事件とか、松川事件或いは札幌の白鳥事件、長野の事件というような非常な兇悪なことが繰返されておる。殊に白鳥事件のごとき、日本共産党の札幌委員会の名義でビラが撒かれておる。本会議でも質問がありましたが、その「見よ、天誅ついに下る。自由の強敵白鳥課長の醜い末路こそ、全フアツシスト官憲の陥り行く運命である。
従いまして、そのポポロ劇の開催される前に「沖繩の地区より帰りて」として、労働者の現地報告があり、又「松川事件の真相について」と題して報告があり、又澁谷駅頭における街頭演説が禁止された状況についての演説があると、かようなことは單に私はこの純然たる劇の研究即ち学内活動、純然たる劇の学内活動であるとは断定いたしかねるのでありまして、一応反植民地デーの、いろいろなそのときに鬪争が展開されたのでありまして、この
それから松川事件の何とかと題してというのは、これは「題して」は間違つておりまして、あの劇の「素材について」という題で話をいたしました。それでなお東大学生新聞に云々という総監の御説明、これも誤解を招きますので申添えておきたいと思いますが、学生新聞に書いてある記事、大学がそれによつてこの劇団ボポロの催しがその一環であると認めて許可したのでありません。
或いはポポロ劇研会の当初において、「沖繩より帰りて」というような話をし、松川事件が警察官が勝手にでつち上げた事件であつて云々というようなこと、或いは澁谷駅頭においての演説会についての演説をやつたという事実だけでもう結構なんです。
○理事(伊藤修君) 松川事件の刑事事件遂行に必要なその訴訟費用を賄うために、その催しをしたということはいけないのですか。
○伊藤修君 松川事件を観衆に強調しようということはいいけれども、その中に何か狙いがあるのじやないですか。松川事件というものが包蔵するところの思想的傾向とか、そういうものを観衆に透徹させるという狙いがあつたのじやないですか。
○吉田法晴君 十分間見られたというなら、松川事件の取材云々ということは、どうも話を聞くと、見られる前に話があつて、それを大体お聞きになつたわけですね、松川事件の解説は聞かれたわけですか。
○上林山委員 ポポロ劇団の届をする場合は、政治色のないものとして学校当局は詳しく調べずにこれを許可したのであると、総長自身ここの席上で答弁しておられるのでありますが、聞くところによりますと、松川事件を取扱つただけでも、やりようによつては政治色があるわけであります。しかも松川事件の報告の演説会があつた。しかもその中に「沖縄より帰りて」という政治色を多分に持つた演説も行われた。
○石田(一)委員 私もただいまの答弁で、多分そんなものだろうと思うのですが、ただ私がちよつと不審に思いましたのは、この四人の警官が、一応厚生部で聞いて、松川事件を劇化したものだということを知り、ピンと来たということは、ああこれは政治問題だなと、こう来たのでしよう。それで入つた。
この四人でありますか三人でありますか、私は詳しく確かめてないのでありますが、その日の午後ですか、大学の厚生部の方へ出頭いたしまして、本日開催されるポポロ劇というものは一体どういうものでありますかという内容を聞いたところが、いやこれは松川事件をまねした——松川事件とは言いませんけれども、松川事件をまねしたある事件を脚色したものだ。そこでその行つた警察官はぴんと来たわけですね。
○左藤義詮君 「沖繩より帰りて」という演説があり、或いは松川事件の……、劇の先に、劇がそれを諷刺した劇である、その劇の始まる前に松川事件についての報告があつた、かようなことも会合の届出のときにあらかじめ予定されておつたのでありますか、如何でありますか。
○矢内原参考人 プログラムには芝居が松川事件に取材した劇でございますので、それで劇の構成要素として学生が松川事件の説明をした。それは單なる劇場の劇と違いまして学内集会でありまするから学生団体の試みでありますから研究的な劇であり、研究的な発表であるのです。それゆえその面からいつてこの劇の素材を説明したということはあります。 それから……。
○世耕委員 松川事件の方は了解いたしましたが、松川事件の報告前のもう一つの報告を、あなた、先ほど労働者風の男が演壇に立つて報告をしたと言われた。この点です。そのときに学校当局者が立ち会つておつたかどうか。あるいは立ち合つていなかつたかどうかという、この観点を承つておきたい。
○押谷委員 今お話の中に、松川事件の報告が、演劇に入る前になされたと言われたですが、その通りであると思いますが、演劇研究という目的の会合に、松川事件の報告をするということはこれはいかなる意図をもつて、どういう目的でなされたかを承りたい。