1948-06-30 第2回国会 衆議院 文教委員会 第21号
日本学術会議は政府の施策に協力していく機関であり、学士院の方は純粹な学術の発達をはかるという理論は、現在の官制規程等を参酌いたしますれば、少しく錯誤があるように感ぜられます。そういう職務権限はすべて日本学術会議に継承されます。この面におきましては從つて学士院をそういうものとして独立して別に存置するという理由は、なくなるかと存じます。
日本学術会議は政府の施策に協力していく機関であり、学士院の方は純粹な学術の発達をはかるという理論は、現在の官制規程等を参酌いたしますれば、少しく錯誤があるように感ぜられます。そういう職務権限はすべて日本学術会議に継承されます。この面におきましては從つて学士院をそういうものとして独立して別に存置するという理由は、なくなるかと存じます。
○高津委員長代理 私が尋ねますが、第三條の一と二がありますが、二は科学自体の向上のことを書いてあるし、一の方は政府の科学施策に関することを書いてあります。そうすれば、むしろ日本学術会議としては、二と一とを入れかえた方が適当ではあるまいか、こう考えられますが、政府の所見を伺います。
特に本法の実施に伴う政府の施策に対し種々重要なる希望意見が表明せられたのであります。今その要点を一二申上げます。第一、本法によつて民生委員制度の法的基礎が定まつたのであるが、法の運用に十分考慮してその完璧を期することが必要である。
一切の施策は、この外資導入という基本方策をもとにして行われているのでありますが、はなはだ遺憾ながら、この法案によつて現われるところの処置は、これとことごとく相反するということをわれわれは指摘できるのであります。今日、日本國民に課せられた最大の課題は、申すまでもなく日本経済の復興再建でございます。
依つて政府は水産業復興促進を図るため制限外の海区に出漁し得る樣適切なる措置を講ずると共に水産資源研究に対する的確なる施策と水産資金の円滑化に対する國家敗金の供給を図る施策とを急速に行うことを要する。衆議院は院議を以て之を決議する。
十億あれば現在の情勢では、大体畜産関係の資金もおおよその見透しがついてまいる、こういうふうに考えまして、他の農林関係の特別の資金融通の施策をも、他方において進めておりますので、それと相まちまして、資金面の逼迫を緩和したいというふうに考えております。なおその他の資材問題等につきましては、その問題に当面いたしまするごとに、一つ一つ解決していくという考え方でまいりたいと思います。
從つてこの有畜農業の実体を充実していくための具体的な施策についてお尋ねのことと思いますけれども、一農家どれくらいのものが理想であるかということについては、その土地々々の特殊な事情によりまして、数字的に一農家当りいくらという数字を出すということは、單なる机上のプランに終るのではないかと思つているのであります。やはりその地方々々におきまして、それぞれ違うものと思うのであります。
本請願の要旨は、政府は労働階級の眞面目な正義の主張と、基本的人権及び生活保障を基底とする生産復興の熱意に應えるべき有効適切な施策を怠つているのみならず、労働組合法、労働関係調整法第一連の労働法規の改惡を企図しているようであるが、それは明かに労働組合運動を去勢せんとするもので、断じて承服することができないというのであります。
これにつきましては関係省の観光政策と申しますか、日本の政策につきましては、内閣に観光審議会というものが設置されまして、各省間のいろいろの施策をここで調整していく。各省はその線に沿つて活動するという建前で考えておる次第であります。何ぶんに廣く朝野の御協力を願わなければこの観光事業の日本における將來の発達が期し得られないと存じておりますので、どうかよろしく御指導を願いたいと思います。
次に第七は、民生安定に必要な経費九千九百七十二万余円でありますが、終戦後の情勢の激変に伴いまして、速やかに各種の社会施策を実施することは、緊要なことと考えられますが、とりあえず各種社会事業施設の指導と、また社会事業に従事する者の素質の向上をはかるため、従来東京のみであつた社会事業学校を、本年度はさらに、大阪に一箇所増設いたします等の経費千六百五十五万円と、また約十三万人の民生委員は、社会福祉の増進にきわめて
從來の災害におきましては、先程申上げまする通りに、施策とか調査とかいうことに日をとられて、実際の救助というものからは政府としてはなかなか離れておる状態であります。どうぞ災害直後の一週間に全力を注がれまして、罹災面に対する十分な方法を講じられますようにこの機会に特にお願い申上げます。
遠距離逓減制は、遠距旅客に対しての優遇策として、日本のような狹長な地形の國にありましては、確かに一つの施策でありますが、その理論的な根拠は、御承知のように長距離になるに從つて單位当りの輸送費が逓減するという点に重点が置かれて、わが國鉄におきましても、明治三十二年以來この制度を採用してまいつたことは事実であります。
各省でやつておりますものは、別といたしまして、統計局で現在やつております統計は、常住人口の統計とか、事業者に関します統計とか、すべて経済施策、産業施策の基本になりますところの統計を、統計委員会の企画に基きまして、統計局が実際に計算をいたしておるわけであります。ただ現在予算も相当額頂戴いたしてやつておるわけでありますけれども、何分にも現在人員が非常に不足しております。
而して職業安定法施行後約半歳を閲しましたが、その間政府においても各方面の協力を得まして、この禁止措置に対して積極的施策を講ぜられたのでありまするが、この実施の過程において種々不備なる点が生じました。これを大体次の二つの点から改めんとするものであります。
從つて、彼らは何とかこれを本当に温い國家の施策、当局の文教施策というものに頼つておるのである。併しながら、それに対して十分の報いがなされない。そうして言わば冷淡な形でこれが決裂の状態に導かれた。その結果当然青春の血に燃えるところの学生諸君が、これに対しまして、今言つたような方向を取りまして、大きないろいろな問題を拡大させ、そうして盟休というようなところに追い込まれて行つた。
もちろんこういうパーセンテージははつきりいたしませんが、單に大まかにそういう点を見ましても、今年はかなり負担がさらに重くなつておるという場合でございますので、今後私ども政府としての施策は、現在家計の中で七五%が非配給物資である。自由物資というと言葉がよいのですが、これはやみを含んで、家計費の金額の中におつて七五兆がいわゆる自由物資で、配給物資は二五%である。
政府が、今の安本、大藏、物價廳その他の施策に伴つて、今回の運賃も上げるというに止まつておりまして、將來の、その場合には、この場合には、ということは深く考えておりません。ただそういう場合には單に運輸省だけの問題ではありません。政府全体の問題となつてくるのでありますから、そのときにはそれぞれの主務省が適当の措置をするだろう、ただそれに副つていけばよろしい、こういうふうに考えております。
○井谷委員 本請願の要旨は、政府の一大施策たる緊急開拓事業により北海道紋別郡雄武村未利用可耕地四千五百町歩の開発と、その奧地の同郡中幌内に通ずる村道沿線全域にわたる三万六千町歩の森林資源開発のため、雄武村より地方費道に沿い中幌内を経て上幌内に至る間に植民軌道を敷設されたいというのであります。
このような事柄を考えてみますれば、政府が意図いたしますところの三千七百円ペースを堅持するとすれば、それは言うまでもなく、実質賃金の充実のために、あらゆる総合的な施策が具体的に、積極的に実施されなければ、この三千七百円ベースというものが崩れ去るであろうということだけは、われわれは想像にかたくないと考える次第であります。
法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第一一 労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第十二 警察制度経費國庫負担に関する請願(委員長報告) 第一三 教職員の最低生活保障に関する請願(委員長報告) 第一四 三田、三輪両町の勤務地手当甲地指定に関する請願(委員長報告) 第一五 看護婦の待遇改善に関する請願(委員長報告) 第一六 電力復興諸施策
請願 三百九十一号、電力復興諸施策に関する請願は、産業の再建と民生の安定のために、電源の開発促進、資材の確保、電力の適正配分、綜合燃料対策の樹立、電球特に低燭光電球の確保等の急速な実現を図られたいとの趣旨でありまして、本委員会として、常々政府に要望いたしておりましたところとも一致するところであります。
これをかえるように努力しなければ賃金物價の惡循環は避けられませんし、またこれが変るようにならなければ、結局インフレーションの緩漫化ははかられませんので、政府の施策としては、この点に全力を盡したい、特に家庭の消費財の供給量を増すように努力したい。現に金額の上において七五%が非配給物資であるといたしますれば、これが六〇%になり五〇%になりますれば、それだけの実價値が生じてくる。
○鈴木國務大臣 ただいまの御質問はごもつともでありますが、目白だけを証拠とせず、できるだけ客観的な証拠をもつて有罪、無罪を決定することは、刑事訴訟の根本理想でありまして、できるだけその方向に向つてあらゆる施策を完備していきたいと考えておる次第であります。
○前田正男君 つきましては、私はそういつた問題につきまして、特に能率の増進ということにつきまして、これはやはりこういうふうな條件をつけられて修正を希望させるということになりますと、能率があがりました場合に、能率本位にいろいろの政府の施策とか、統制とかいうものが行われていくことが必要であると私は思いますので、いわゆる割当とか配分とかいう方面に、能率的であるとか、あるいはまた新規の実力ある者を参加させまして
それは政府は、今後日本の産業のあり方につきまして農工一体であるとか、あるいは工場の分散であるとか、いろいろと考えがあると思いますが、この法律によりますと、こういうような施策に対しましても、場合によると、政府と意思が違うということになつて、不当な場合がありまして、これは方法だけになるというようなことを立案者から聽いておるのであります。
自由競爭の方は、こういう態勢になつてまいりましたので、いくらでも伸展いたしますが、日本人の國民性といたしまして、協同精神がきわめて薄いのでありますから、その方を特に助長するような施策をしていかないと、日本の進歩は遅れるのではないかと考えます。從いましてその協同の方を與えるかのごとき印象を與える本法に反対するものであります。