1948-06-23 第2回国会 参議院 予算委員会 第37号
併し根本は会社の経営者が堅実なる経営振を発揮しない限り、事業の前途は非常に困難でありまして、政府においても十分の施策をしたいと思いますが、それと同時に又労働組合も経営者もその全体の福祉のために健実なる会社の事業を守り立てて行くという決意をすることが根本の問題であると考えておる次第であります。
併し根本は会社の経営者が堅実なる経営振を発揮しない限り、事業の前途は非常に困難でありまして、政府においても十分の施策をしたいと思いますが、それと同時に又労働組合も経営者もその全体の福祉のために健実なる会社の事業を守り立てて行くという決意をすることが根本の問題であると考えておる次第であります。
然るにこの生産増強に対する施策というものが足りないのじやないか。その生産増強は申すまでもなく経営者なり労働者、技術者が一体となつて働かなければならない。然るに現在の状況を見ますると、とかく対立的な摩擦が続けられている。この点に対してどうしても少し適当な施策が講ぜられないものか。紛争処理機関なぞの或いは平和協約といつたようなことも考えられておりますが、それにすらまだ反対の意見もあるのであります。
この爭議を政府の施策によつて経営者と労働者とが互いに協力する態勢に持つて行く必奨がある。どういう施策をとつたという御質問であります。我が國の労働組合は極めて浅い歴史しか持つておりません。
○芦田國務大臣 今日までも、その施策はしばしば行われておるのでありまして、たとえば労務加配米の問題は、労働者に限つた問題であります。あるいは炭坑その他の重要産業において、地下たびであるとか、纖維類というものを特に増配しております。
○本間委員 そうしますと、それが実質賃金の確保、実質賃金の向上というねらいで、施策を進めておるのでありますから、実際上そういうふうな結果と違つた結果に相なつてくるということに相なりますと、安本長官といたしましては、そのときもまた実情に即してこれを変更される御意思があるかどうか、この点重ねてお伺いいたします。
あらゆる施策を総合して、この実質賃金の充実ということにきわめて努力をいたしておるのであります。食糧問題については、昨日発表になりましたけれども、遅欠配をなくし、將來に向つての増配を目途としてさらに努力をし、國内増産、それから輸入等の懇請をする。
殊に現在は終戰後の混乱期を一應脱して、日本経済再建のために積極的な施策を進めていかなければならないわけであります。このような重大なときにあたつて利拂延期のごとき、積極的な意義に乏しい、かつ一面先ほど申しましたような、國家の信用、通貨の信用を害するような施策をすることは、國家全体から見まして大きな損失であると思うのであります。
○岡本愛祐君 尚お尋ねいたしますが、この五月の十三日に全國の町村長の大会がありまして、それが決議をいたしました中に、治山治水対策で國土の保全、民生の安定、各種産業の振興開発等のために、政府は速やかに建設省を設置して、治山治水の基本國策を綜合且つ協力に遂行すべきである、こういうふうに申して、そうしてこの農林省の中にあります林野局も建設省の中に入れて、政府は治山治水は関する現行の行政機構とその施策運営に
すなわち地方團体が標準率超過課税、法定外独立税の新設、変更、外形標準による事業税の賦課等をしようとするときは、これに関する條例の議決後、ただちに内閣総理大臣に報告せしめることとし、内閣総理大臣は國民の租税負担、國の経済施策等に照らし適当でないものがあると認めるときは、地方税審議会の審査を請求し得ることとし、地方税審議会の審査の結果当該條例の取消しまたは変更を可とすると決定したときは、内閣総理大臣は、
「地方公共團体は、その財政の健全な運営に努め、いやしくも國の政策に反し、又は國の財政若しくは他の地方公共團体の財政に累を及ぼすような施策を行つてはならない。」「國は、地方財政の自主的な且つ健全な運営を助長するに努め、いやしくもその自主性をそこない、又は地方公共團体に負担を轉嫁するような施策を行つてはならない。」
それと同時に一方役牛として使役をする必要もありますので、手取早く乳牛の増殖をはかるという意味を加味しまして、ホルスタインの種を役牛にかけていくという施策を講じております。大体一年間に一万頭程度の新乳牛を造成していくという計画で進めておる次第であります。それから酪農協同株式会社の問題でありますが、これは食品局の関係になつておりますので、食品局長からのち程答弁していただくことにいたします。
○遠藤(三)政府委員 だたいまお尋ねの第四点なり、第五点にあたります朝鮮牛輸入の問題と、それから牛馬羊豚等の家畜の振興状況と、戰後の農林省の施策の模樣についてお尋ねでありましたので、その点についてお答えいたします。
御承知のように、戰災地である佐世保市は終戰後その復興を重点としていろいろ施策が行われましたが、そこに國民学校等の復興に関して建築資材に不足いたしまして、その資材の一つであるくぎの入手に困りました結果、昭和二十一年八月ころから同市の技師牟田口某が市長中田某にはかりまして、佐世保市直営で製くぎ工場を営もうということになつたのであります。
現状のままに進行するならば、政府の中間安定施策に何ら障害となるべき事実は起つていないと存じます。また外資導入の受入態勢として法人税の軽減を行つた。しかしそれだけでは足りない。これ以上に外國資本家をして安んじてわが國に投資せしめるには、利潤の確保その他の点についても、十分考慮する必要があるではないかという御意見は、まさに政府の共鳴するところであります。
それとも本來総合制約的であるべき本予算と、中間安定とは、政府の総合施策としてではなしに、まつたく別個に策定せられたのであるか。もしそうであるとすれば、政府の政策にはまつたく科学性がない。思いつきの実驗を場あたり的にやつておられるのだというふうに考えられるのであります。
ところがどうも是非善惡の論は世論に私は任しておるものでございますが、かようなことが政府の施策として用いられますことは、結局憲法の正條から考えてみまして、何か大さな矛盾があるのではないか、もしかような措置をとるについては、憲法の改正が先であつて、しかるのちに行政的な措置がとらるべきではなかろうかと考えております。
しかし芦田内閣は成立以來まだようやく今日百日、そう各方面の施策を完全に行うだけの余日がなかつた。しばらくかすに余日をもつてしてくださるならば、植原君の御指摘のごとき方向に政策を操ることができると考えております。
しかしながら、わが國の財政に余裕ができ次第、また資材の余裕ができ次第、何をさしおいても國土保全のために、極力必要な施策を行わなければならないと考えておる次第であります。
從つてまずこの歳入歳出を來月から施策の上に実行していきたいと考えておりますので、水害税を起す問題につきましては、なおこれと別個に十分考慮をいたすことに取計いたいと考えます。
○政府委員(藪谷虎芳君) 遠距離逓減制は、遠距離旅客の優遇策として、日本のような長大な地形の國にありましては適切な施策として、又理論的根拠も、長距離になるに從つて單位あたりの輸送費が逓減するという点から、從來國鉄においても明治三十二年以來この制度を採用して参りましたことは村上さんの御承知の通りであります。
本法施行以後半歳を閲し、その間政府当局におきましては、各方面の協力を得て、本禁止措置に積極的な施策を講じて参つたのでありますが、その実施に種々不備な点が起つて來たのであります。即ち、先づ第一に、違法な労働者供給事業を行う者から労働者の供給を受けて使用することが禁止されていないこと。
まあかくのごとく復金依存の傾向は速かに是正を要するところでございまして、政府といたしましては他の施策と相俟ち、復金融資の対象を極力限られた範囲に限定いたしまして、努めて市中金融機関を活用することを希望いたしておるわけでございます。
政府におきましては、本年度二千六百三十余億円に達する租税收入を確保するため、各般の施策を講じつつあるのでありますが、なかんずく徴税機構の整備強化を図るの要極めて緊切なるものがあるのを認めまして、その一として、第二東京財務局外二財務局及び蒲田税務署外四十六税務署を増設することといたしたいのであります。先ず財務局の増設について申上げます。
重要産業の再建は、石炭、鉄等の傾斜生産方式により、急速に復興しつつありますが、農業についても、こういう施策を講じ、また予算面に組み入れるよう考慮していただけますれば、われわれはなお一層に意を新たにして、農業増産に邁進するものと思います。 現在農業政策は重要産業とは反対に、物價、課税政策の犠牲により圧迫せられているような現状であります。
各種の教育刷新の施策の一つとして、終戰後間もなく、教育行政、特に地方教育行政の在り方について改革の必要が叫ばれ、政府におきましても、愼重に研究を重ねたのでありますが、教育刷新委員会におきましても、教育行政の改革を、わが國教育民主化の一重要支柱と考えられ、愼重審議の結果、これに関する建議を内閣総理大臣あて提出いたされました。
ただ御指摘の、それじや全体の実質賃金はどうなるかという問題でございまするが、これは結局現在の経済情勢、或いはその他の一般の施策の結果どうなるかということに相成ろうかと思うのでございまして、現在考えられておりまする三千七百円ベースの場合におきましては、物價騰貴その他諸般の実状からしまして、大体四、五月頃に労働者が確保していた実質賃金を少なくとも下げない、家族の多い場合は若干よくなる、こういう建前でできておるように
率直にこの中には赤字があるが、この際税制的なり或いは経済的な理由によつて、止むを得んからこれを一応設定して、後はいろいろの施策によつてこれを埋めるのだ、こういうふうにいわれるのか。それとも頭からこれでいいのだ、飽くまでこれを堅持すること、これでいいのだ、これで食えるのだ、こういうふうに言われるのか。その点どちらなのか、はつきりして貰いたいと思います。
てるのでありまして、そういう面で、安本として非常に苦労し、その筋とも頻繁に交渉いたしておるのでありますが、そういう意味でございますから、大藏大臣が職責上どういうような御答弁をなさつたかということは私存じませんけれども、追加予算を更に大きく組むかどうかという点においては、私ここでどうだとも申上げられないと思うのでありますけれども、しかし少なくともこの予算で足りるように支柱を設けて行く、その支柱のためにいろいろの施策
「この法律において政党とは、政治上の主義若しくは施策を推進し、支持し、若しくはこれに反対し、又は公職の候補者を推薦し、支持し、若しくはこれに反対することを本来の目的とする團体をいう。」
さらに本法の施行にあたり、その取扱いを適切にしへ誤りなきを期し、指導を十分にして、本法が惰農奨励の結果にならぬよろ、災害防止に努力した農民に対しては、これが奨励施策を議すべきであると考えます。 以上簡単でありますが、私どもは昨年の國会において附帯決議を付した建前もありまして、政府に以上の点を要求いたしまして、本法に賛成するものであります。(拍手)
從つて、麻藥の害毒を排除しつつ、一方医療上、学術上必要なものを確保し、もつて國民医療の完璧を期するためには、國内的にも國際的にも、適切かつ強力な施策の必要があるのであります。
本法施行以後半歳を閲し、その間政府当局においては、各方面の協力を得て、本禁止措置に積極的な施策を講じて來たが、この実施の過程に種々不備な点が起つて來たのである。すなわち、まず第一に、違法な労働者供給事業を行う者から労働者の供給を受けて使用することが禁止されていないこと、第二に政政廳に、違法な労働者供給事業を利用している工場事業場、その他の施設に対して必要な調査をする職権がないこと、があげられる。
各種の教育刷新の施策の一つとして、終戰後間もなく教育行政、特に地方教育行政の在り方について改革の必要が叫ばれ、政府におきましても愼重に研究を重ねたのでありますが、教育刷新委員会におきましても、教育行政の改革を我が国教育民主化の一重要支桂と考えられ、愼重審議の結果、これに関する建議を内閣総理大臣あて提出いたされました。
従つてこういう点について、積極的に施策を講ずるならば、われわれとしては、今までよりも労少くして効多い調査ができるのではないか。