○政府委員(日高第四郎君) 実はその点大臣にもいろいろ聞いたのでありますが、細かいことは言いにくいけれども、希望の持てるようになりつつある、そういうことであります。ちよつと私から申上げられないのは甚だ残念であります。
○委員長(田中耕太郎君) 政府委員でありませんが、國有財産局の今泉総務課長からお答えしたいということであります。発言を許すことに御異議ありませんか。
○理事(栗山良夫君) 如何でしようか、この問題は今ここで決定するわけにも参りませんので、一應政府の方の御意見を伺つて置きまして後程討論の方で処理することにいたしては。
○左藤義詮君 この前延長を政府から懇請のありました時に、木下盛雄君から片山総理の御出席を願つて、甚だ不手際でこうしてだらだらと而も経済その他國家危急の際に延ばされることは非常に遺憾である。
○國務大臣(西尾末廣君) これは全く國会の方の御事情によるのでありまして、政府としてとやかく注文をつける筋合ではないのでありますが、各角の御好意あるお尋ねですから、政府の希望を言わせて頂きますと、重要な法案が相当山積すると思いますので、恐らくその間に休会しておるような暇はないような状態になるのではないか。從つて継続的に御審議を願えれば結構だと、かように考えております。
○竹山委員長 なお本案のお諮りをする前に、小委員會として先般來からの審議の結果に鑑みまして、この際政府に、この法案實施に關連をして、確かめておくことを必要とする附帶的決議をいたしておいた方がよかろうということの事項があります。なおこれについては他に追加をすべきこともおありと思いますから、この後で御發言をいただきたいと思いますが、小委員會において一應考えました事項について申し上げてみます。
三、公務員の再教育施設につき政府は十分考慮すること。 四、本法施行の適性圓滑化をはかるため、政府は國會の委員會と密接なる連絡をはかること。 以上四點につきましてお諮りをいたします。この附帶決議について御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○齋藤國務大臣 ただいま附帶決議は可決されましたのでありますが、これに對する政府の所見を大要述べておきたいと思います。この法案が成立いたした曉には、本案に對する國會における御論議を參考にいたしまして、その適正なる運營を期したいと考えております。特にただいまの附帶決議の御趣旨につきましては、これを十分に尊重いたす考えであります。
政府の提案の理由説明によりまするというと、道路における危險防止及びその他交通の安全を図るために、現行の道路取締令及び自動車取締令等の法令を整備する必要がありまして、且つ又これらの法令は昭和二十二年法律第七十二号、即ち日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力等に関する法律の第一條の規定によりまして、本年の十二月三十一日以降はその効力を失うこととなりますので、この際從來の道路交通関係法規をば綜合統一
第二に、このような行政事務が内務省と運輸省とに分かれたということについて、政府はそれを妥当なりと考えておるかどうか、必ずしも運輸省に委ねた事務というものを府縣警察行政の中に入れるところの必要はないけれども、これを府縣廳の機構の中で互に両者を運営して行くということの方がいいのではないかというような質問がありましたが、これに対しましては当局からは、運輸行政は運輸省に移管した方が妥当なりと考えてこれを移管
○北村徳太郎君 ただいま議題となりました政府職員に対する一時手当の支給に関する法律案につきまして、委員会の審査の経過並びに結果を手短かに御報告申し上げたいと存じます。
政府はさきに、最近の政府職員の生計の状況に鑑み、政府職員に対し、給與の千六百円水準と千八百円水準との差額合計一人当り総平均六百円を、給與月額の二割ない至十二割の地域別較差をつけて支給することとし、これに関する法律案を本院に提出しましたが、これに伴つて給與関係の予算を切り離して提出されたものが、この昭和二十二年度一般会計予算補正(第四号)及び特別会計予算補正(特第一号)であります。
政府でははつきりと分けて考えております。千八百円ベースに対する増給の要求に対しては、緊急経済対策、即ち物價と賃金との惡循環を同時的に断ち切ろうという政府の対策から見ると、その基礎を搖がすことになる。又もう一つは、目下の國の財政からいつても、到底それは千八百円ベースを労働者側のいうように、二千六百円或いは三千円というような工合に上げることはできない。
○政府委員(遠藤三郎君) 貸付牛馬の監督の問題でありますが、実は十九年にこの牛馬の貸付制度を始めたのでありますが、十九年のときには戰爭がまだそれ程苛烈でもなかつたために、政府が直接これを買上げまして、そうして、農家に貸付けたのであります。ところが昭和二十年になりますと、もう空襲も非常に烈しくなつて参りまして、政府が直接やることは困難になつて参りました。
只今御出席の林野局の三浦辰雄さんは國有林野部長でありますが、政府委員にまだなつておられません。併し政府委員になつておられませんけれども、三浦さんの説明を伺うということにして差支えございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
尚選挙委員会の方に別の案が用意してございますが、これに併せまして、又政府県提出の原案に近い形を取りますると、「内務省の廃止に伴い臨時に地方財政委員会を設置する」ということに第二案はいたしております。できれば第一案のように委員会設置の本旨を謳つた方がよろしいのじやないか、かように考えるのでありますが、便宜一案、二案に並べてみたわけであります。
近い將來にこれはどういうふうに財政が自主化されても、政府の援助を俟たなければならんということは当然で、どうしても中央との一定の連繁を保つて行くわけでありますから、この法案が不必要なときが來れば、又いつでも撤囘する法案を出せばいいので、特に「臨時」ということは要らないと思います。
喜助君 土居 禎夫君 奧田 良三君 長崎銀次郎君 渡邊 一良君 石渡信太郎君 青山秀三郎君 槇田 久生君 松村 弘君 武藤 一二君 平井寛一郎君 植松 延秀君 松井 俊次君 高山慶太郎君 川添 隆行君 中野 實君 平岡 達明君 久保山雄三君 出席政府委員
第二は、石炭生産の今年度の予想でありますが、水谷商工大臣は、経済安定にいたるまでの緊急措置として、石炭鉱業を政府において管理し、石炭の生産に関する國家の要請と、経営と労務の三者一体となつて最高の能率をあげて急速なる増産をなすことが、國家管理のねらいどころであると申されておりますが、一体政府が今年度の的確なる生産の見込高がいくらであるかは、まだ私は承知することができないのであります。
縣内におきまする米がなくなりましたころ、政府はこれを縣外から求めるわけでありますが、炭鉱優先という意味で、炭鉱の分は縣外からどしどしと、政府の力で優先的にある程度確保されるのであります。
○安達良助君 この問題については、政府委員のこれまでの経過、それから今後の計画というようなものをよく詳細に説明を聞かなければ、これに対するところの施策、或いは又これに対する質問、意見ということもちよつとできないような感じに打たれますので、一應政府委員に内容を聞いてからにした方が至極便宜じやないかというふうに考えられますので、その方に賛成したいと思います。
○千田正君 住宅問題こそ厚生委員会としては最大且つ最も重要なるところの問題であると思いますが、今日までこうした重大問題が延ばされておつたということに対しては誠に我々は遺憾と思いますので、幸いに今日から小委員会が発足しますので、できるだけ早急にこの問題を討議しまして、政府の実施方に対して我々が協力して行きたいと思います。
三、事業收益を以て重要な研究費を賄ない得ない場合には、政府は必要な研究補助金の支出は勿論、金融上の便宜をも図るべきである。 以上三條件を附しまして、この法案を原案通り承認するかどうか、先ずこの附帶決議案につきまして御異議はありませんか。
鎌田 逸郎君 委員 椎井 康雄君 中平常太郎君 黒川 武雄君 油井賢太郎君 九鬼紋十郎君 佐伯卯四郎君 島津 忠彦君 高瀬荘太郎君 波田野林一君 廣瀬與兵衞君 政府委員
とかく最近政府におきましてはあらゆる場合において民間の創意工夫というものを認めずにすべて國管、國営、國有、そういつたような線に副つて事業というものを行いたいというふうに國民から見られておるのでありますが、今囘のこの措置は、今までのそういう風潮と異なりまして、いかにも民間の創意工夫を完全に活かして、而も政府はこれに対して協力をするという、新しい行き方を行うように見受けられるのであります。
さりとて國庫がすべて全額を負擔するということは、これは政府委員のお話しのごとく、非常に實現困難な問題だとは思うのであります。ところで、特殊な漁港につきまして、全額國庫負擔の道をなお一層擴充いたすとともに、私どもが承知している範圍におきましては、漁港修築に對する國の補助率は、近年順次減少をいたしていると考えるのであります。
○馬越委員 私は委員長に政府から資料提出方を要求いたします。それは商工省に對して、戰後漁業用綿花としてなり、また漁網となつて漁業用資材として割當てられた數量、當然戰爭後におきましても手持品があつたはずでありますから、製品というものは割當てられたものよりも、より多い數量にならなければならぬと私は思うのであります。
○藤田政府委員 この特別漁業税の問題は、實は私まだ詳しくは承知いたしておりません。われわれとしてもよく研究をいたし、なお關係方面へも十分この實情を確めて善處してまいりたい。かように存じております。
○河野政府委員 御答辯申し上げます。最高限度を三十億圓といたしました限度のきめ方は、本年度の政府の買入薪炭の手持數量とにらみ合せまして決定いたしたのでありまして、年度當初におきまして、大體當該年度の賣買計畫を政府といたしましては立てる次第でございます。
○政府委員(佐藤達夫君) 私こちらでお調べの印刷物は拜見したのでありますが、要するに十月十三日現在で、七十四件こちらへ御提出申し上げて御審議を受けたわけであります。そのうち二十九件ばかりすでに成立したのがございまするが、これは過去はそういうことでありまするが、さて今後政府としての提案についてどういう心組をもつておるかという点を申し上ぐべきであろうと思います。
昭和二十二年十月十四日(火曜日) 午後二時三分開議 出席委員 委員長代理 理事 藤井 新一君 理事 松澤 兼人君 理事 降旗 徳弥君 菊池 豐君 松永 義雄君 原 彪之助君 高瀬荘太郎君 中井 光次君 奧 主一郎君 齋 武雄君 新谷寅三郎君 出席政府委員 法制局長官 佐藤 達夫君
○政府委員(佐藤達夫君) このお答えは非常に私辛いのでございますが、まず会期の問題は別でありますが、すべての政府部内の処置のついているものと、政府部内の処置がまだついておらぬものと二通りございます。ちよつと速記を止めていただきたい。
○政府委員(太田一郎君) その問題につきましては、あちらにおる人からこちらに当てました通信等で聞いておりますが、只今お話になつたようなことについては全然聞いておりません。
○政府委員(奧野健一君) これは丁度金銭債務臨時調停法の第七條がこういうふうな順序、当事者双方の利益を衡平に考慮して、その他一切の事情を観てというふうになつておりますので、その用例を踏襲したに過ぎないのであります。
○政府委員(今井一男君) 前段の点は御尤もに存じ上げます。先程申しましたように、千八百円水準は組合側もはつきり留保しておるのでありまして、この問題につきましては実はここで覚書を読上げますと、これは六ケ條からできております。一、二は凸凹に関すること、三はこの案件に該当しております。
○中西功君 それでこれは政府委員というよりも、委員の皆様にむしろお諮りしたいのですが、今政府が読まれた覚書の千八百円ベースを認めるものではないが、至急現金の必要に迫られておるので、政府の責任において支給せよというふうな團体交渉による覚書が了解がついておるわけですが、これをこのまま正直に受取つて、政府の責任ということについて、いいか惡いかということについて我々は審議するというふうなことにして貰つて、これは
○政府委員(今井一男君) この問題は八月の初めから組合側に提示したものでございます。実は二・一スト以後、名前は官公職員待遇改善委員会準備委員会という名前でございますが、実質的に團体交渉の機関が設けられまして、給與に関する問題につきましては細大となくこの委員会に掛けまして、結局團体交渉の形式を実質を持ちまして交渉を続けて参りあらゆる問題がそこを通らないで決まつた問題はないのであります。
そこでいろいろの案が出ましたのですが、結局労働者側は二千六百円ということを主張され、政府は当時官公廳及び私企業の各業種別の平均賃金を綜合しまするというと、大体において千六百円、これに物價改訂による撥ねつ返り二百円を入れて千八百円という、一應新物價体系算出の基礎としての賃金を決めた。
というのは予算を編成したのは本年の初めであつて、労働基準局が大体最初は六月……確か七月一日、それがだんだん延びて九月一日になつたのですが、大体予算編成の時期においては、認めるは認めるけれども、公定で以て物價その他を歳出の基礎としてやつたので、それからずつと、御承知の通り新マル公も決定されて物價も上つて來ました、從つてそれにつれて闇も上つた、こういうことで政府の予算としては闇を計算の基礎にはできないので
本日は先ず労働基準法施行後における状況について政府委員から説明を求め、御質問を頂くことといたします。先ず政府委員の御説明をお願いいたします。
○三浦委員 私は第一に、この失業對策に對する根本思想とでも申しましようか、根本的態度につき政府の御方針をお聽きしたいのであります。何となれば、ある階級的立場をとる人々から言わせれば、失業問題の根本解決は、いわゆる資本主義制度を認めてはいけないんだ、社會主義制度のもとにおかなければ失業問題の根本的解決はできないというような考えをもつておるのであります。
○上山政府委員 ただいま三浦委員からお尋ねの點は、むしろ大臣からお答えする方が適當じやないかと思いますので、大臣が來られたときに御質問願いたいと思います。
○荒畑委員 私はこの條文の趣意がさようなものであるならば、むしろ明白に失業保險事業運營を管掌する最高機關として失業保險委員會をおくというように、その權限、位地というものを明白に規定したらばどうかと思うのでありますが、この點政府の御意向をお伺いしたい。