1948-11-30 第3回国会 衆議院 本会議 第25号
すなわち要約すれば、公共企業体労働関係法案の提出により從事員の労働組合関係の規律を定めたるほか、監理委員会を設けて國有鉄道の業務運営を指導統制する権限と責任とを有せしめております。政府の説明によれば、これは諮問機関でもなく、意思決定機関でもない、一種妙な機関のように思われるが、その運用はいかにせらるるか、すこぶる不明であります。
すなわち要約すれば、公共企業体労働関係法案の提出により從事員の労働組合関係の規律を定めたるほか、監理委員会を設けて國有鉄道の業務運営を指導統制する権限と責任とを有せしめております。政府の説明によれば、これは諮問機関でもなく、意思決定機関でもない、一種妙な機関のように思われるが、その運用はいかにせらるるか、すこぶる不明であります。
マツカーサー元帥の勧告によつて、労働者、特に官公労働者に與えられた廣汎な権利は、みずからの行き過ぎと、誤てる指導者に追從した結果として、今や再びまたマツカーサー元帥の勧告によつて、公共の信託に対し無條件の忠誠の義務を負う……。
本件は、二十八日運輸委員会に付託され、まず運輸大臣より、その趣旨の説明を聽取いたしたのでありますが、その概要を申し上げますと、船員職業安定法第八條第一項において、海運局に無料で公共に奉仕する公共船員職業安定所を置き、職業紹介、職業指導、船員保險法の規定によりその所掌に属せしめられた事項。
われわれ社会党の方面、革新的な農村の指導面の人々は、第三次農地改革をやる必要のあることをきわめて執拗に主張いたして來ておりますし、また農村民主化の現状から考えまして、どうしても第三次農地改革をやる必要が必至でありますが、政府ははたして第三次農地改革をやる意思を持つておるかどうかということを伺いたい。
ただこの際に、先ほどから申しますように、どうしても自作自営農家になつたものが特殊な場合においてしばらくみずからつくれなくて、暫定的に一時これが残るということが、起るのではないか、その場合にどういうふう形で指導をして行くかということは、將來の問題としてやはり考えて行かなければならぬ問題であろうと思うのでありますから、そこを先ほどから申し上げておる。
殊に現在の日本の労働者の現状を以ていたしますと、特に御懸念は御尤もと思いまするし、又過去の日本の労働組合の状態なり、それにつきまして、長年御指導の立場にあられました原さんといたしまして、さような御懸念をお持ちになることは、勿論御尤もと思いますが、実は最近の現状から見ましても、組合があつたものが、これが使用者の干渉なり或いは圧迫によりまして、二つになり、三つになる。
あるいは減俸処置であるとか、あるいは轉勤処置であるとかいうような、罪一等下げるという意味の條文がなく、全部極刑に処すというような点について、「前條の規定に違反する行為」が、軽い違反と、重い違反と、それから指導的な立場に立つた者と、今ここで問題になりました煽動宣傳によつてうつかり動いた者との差別を、一体どういうような規定によつてつけるかという点であります。
先日來お話のありましたように、組合運動の先覚者であり、また長年指導に当つた人が、自己の一身上の都合で職員をやめられたが、この人は長い間組合長であつて、労資双方の信頼がある。そういう場合には、かような人が労働側から出られ、あるいはそういう人が使用者側から出られてもよいわけでありますし、第三者に関しても、これは制限を付していないのであります。
御当局がどうせ三億も四億も輸入超過なんだから、だからここで少しくらい輸出があつても大したことはないのだというこの解釈は、堤防に蟻を飼つて置くようなものでありまして、蟻だから構うものかといつておると大洪水ができるのでありまして、本当の小さい貿易でも、眞面目に政府御当局が指導して行くということが、極めて現在の日本では必要であると同時に、日本人の信用を海外に高める点において、又頗る重大なことであると私は思
でございますので、そこへもつて参りまして、現在はこの輸出の振興ということが大きく取上げられておりまする関係上、將來はともかくといたしまして、この國営によりまして、相当國として海外の信用を失墜しないというような意味合いに重点を置きまして、かような措置を考えた次第でありまするが、日本の経済が順調に復しまして、民間にまかしてもよろしいというような場合におきましては、もちろんそれに民間に移すというようなふうに指導
○高田寛君 どちらにしましてもこの業務運営を指導統制するというように、非常に漠然としているのですが、やはり最小限度これくらいのことは監理委員会に掛けなければならんとか、そういうようなことをやはりこれにはつきりして置く方がいいのじやないかということは考えられるのですが、例えば國有鉄道の運営に関する基本的な方針であるとか、或いは予算、決算であるとか、その外特に重要な事項、これだけは最小限度監理委員会に掛
○政府委員(加賀山之雄君) この十條の指導統制でありますが、これは業務運営全般について指導統制すると一應解釈しなければならないと思うのであります。
こういうようなお話のようであつたが、ここに指導と統制をするとあつて、指導もして行かなければならん。結局指導ということは、第一條の目的達成のために大綱を作成し、そうして監理委員会でそれを決定して、而もそれは決定するというときには、総裁に立合わせて、そうして総裁の同意を得た上でそうして大綱が決定になる。それがいわゆる総裁の自主的な企業の経営によつてそれが達成されて行く。
こういうようなことこそ私は法務廳において最も嚴重に監督することが、その筋に対しても必要なことだと思うのでありますが、これに対していかなる監督指導の方法をおとりになつているか承りたい。
ここにおいて國家は、水産業の重要性と、國家的地位とを認識し、商船教育以上に、世界の海に活躍する水産指導者の教育が國家的であり、國際平和と人類の福祉に寄與するところ甚大なるに思いをいたし、水産学校中適当なるものにつき、國立移管を行い、國費の支出において水産高等教育の急速なる拡充刷新をはかられんことを要望いたしております。 第二番目は、水産高等学校を総合高等学校に入れないこと。
大改革を考えまして、行政整理を断行するというより他に方法がないと考えているのでありまして、前議会におきまして、行政管理廳の設置法案が出た際に、私共が申上げたのでありまするが、かように行政官廳を殖やすということは、誠に我々の意思には反するのでありまするが、この行政管理廳は、今後の行政機構の改革に当つて、余程大きな役割をせんければならん役所であるから、むしろこの行政管理廳を非常に強力なものにして、各省を指導
次に、都城市沖水に電話架設請願の願意としますところは、都城市沖水地区には市役所を初め多数公の事務所があるが、從來沖水小学校にあつた電話が國策の線に沿つて取除かれてからは、この地区には電話がないため事務の連絡上多大の支障を生じており、又穀倉と言われるこの地区の農業指導、供出の督励等にも不便を來しておるから、同地区に電話を架設されたいとの趣旨であります。
その要旨は、隠岐島近海は日本海漁業の宝庫であるが、近時寒流の接近に連れて漁族の移動も著しく、これに対し漁業の指導施設と漁況の観測が必要であるから、本年度百二十五万円の縣費を以て、縣立水産試験場分場を設備中であるが、地方財政では十分なる施設を完備すること甚だ困難であるから、これを国立水産試験場の分場にして貰いたいというのであります。
よつて特に中小商店、工場の実情に鑑み、一部適用の猶予の期間を設け、且つ経営者、勤労者間の調整を目途とし、彈力性に富む適切なる解釈運用の下、常に当局不撓の教育指導に期待し、経済再建に寄與せられんことを要望するものである。」という趣旨であります。
公團は御存じの通り経済安定本部総務長官の定めるところの基本的な政策と産業計画に從つて、その枠内で、安定本部総務長官の全面的な指導監督の下に行われるのであります。公共企業体は自主性のあるところが公團とは違つておるわけであります。この企業体は資本金を持つております。公團の方は基本金でありまして、資本金は持つておりません。そういうような点が公共企業体が主として持つておる性格というように考えております。
○鈴木(正)政府委員 先ほどからの御質問の趣旨が、ただいまのところに焦点があつたということもよくわかりましたし、それから有能な、組合のためになるところの闘士と言いますと語弊があるかもしれませんが、指導者というものが、組合のためにも、國家のためにも、経営者のためにも、最も必要な人たちであるという程度の認識は、私どもも十分持つているつもりであります。
それから御質問にはありませんでしたけれども、これはよけいなことにわたるかもしれませんが、成長過程の労働組合を指導される政府、一般國民ともに、これを助長発達さして行くということが、ほんとうだというように考えることにおいては、これは間違いありません。
たとえばその組合があの人を持つて來て指導を仰ごうという場合に、組合の決定によつて、職責とはあまり関係のない、ただ労働運動の指導者で優秀であるという意味だけで持つて來るというようなことも、時と場合によつては行われるのでありますが、それもある意味においてはまた弊害を生ずるという点も私どもは懸念しておりますので、ここでは公共企業体の職員もしくはその出身者でなければ、すなわち出身者ということを明記しておれば
一定の目標を暗示いたしまして、産業界に対して、ここまでついて來い、ここまでお前の産業を改善しろ、そうしてそれが実行できないものは、國際経済の自由競爭市場から脱落するのであるというような、自覚を促すある一定の期間を設定いたしまして、たとえば今千八百円ないし九百円でなければ輸出のできないものも、六百円ないし五百円までにどうしても下げるのだと、ある相当の期間を與えて、ここに向つて産業の合理化を促すように指導
本專賣公社法案におきまして、從來のタバコ裁培に対しまして、今度の公社の面においては何らかその間に変化を來すやの御憂慮の点があつたやに拜承いたしたのでありますが、さようの点につきましてはないものと考えますのみならず、一層これが指導奬励に当りたい、かように思うのでございます。
○小澤國務大臣 さきに成立いたしました船員職業安定法は、その第八條第一項において「海運局に、無料で公共に奉仕する公共船員職業安定所を置き、職業紹介、職業指導、船員保險法の規定により、その所掌に属せしめられた事項その他この法律の目的を達成するために必要な事項を行わせる。」
その間、われら八千万國民は、よく敗戰直後の混乱に対処いたしまして、連合軍最高司令官の指導のもとに、ポツダム宣言の趣旨を守り、祖國の再建、特に政治、経済、労働、社会、文化等各般にわたる民主化に努力して参つたのであります。その結果、比較的短時日の間に平和的な無血民主革命の基盤を築き、ほぼその骨組みをつくり得ましたことは、新しき日本のため、まことに喜びにたえない次第であります。
もちろん、平和なる文化國家の建設と、國民すべてが眞に民主化するには、この上とも連合國の御指導を常に仰がねばなりません。われわれは、この際、連合國への感謝と感激を事実をもつて表現することを忘れてはなりません。すなわち、これこそ日本建設への光明であり、最善の機会であります。日本國民が興奮感激のるつぼと化するときであります。 思うに、この光明こそ一にかかつて平和会議の促進により生ずるものであります。
すなわち、かつての日本軍閥や財閥、官僚の誤れる指導のもとに先般の大戰爭が勃発いたまして世界の平和を撹乱し、友邦中華民國、南洋諸國並びに英米各國に多大の損害を與え、あまつさえ残虐事件まで引起しましたことは、まことに遺憾のきわみであり、率直にその罪を謝し、おわびの誠をささげなければならぬと思うのであります。
また戸籍事務の全國統合につきましては、戸籍事務の指導という点をも考慮いたしまして、從來行つております現地指導、参考書配布等をさらに強化するとともに、講習会の開備、今秋結成を見ました全国連合戸籍事務協議会の積極的援助等に方法により、十分その効果をあげたいと存じております。
ところが矯化の面におきましては、この私設の保護團体の指導者のいかんによつては、はるかに國立のそれよりもよい結果を與えていることは、実際の調書によつて知ることができたのであります。
法律では改正しないけれども、実際面においてそういう指導者がりつぱなところは官吏に登用して、これを指導面に使つていく方針がおありかどうかという点を伺いたいのであります。
そういう点から考えても、先ほどのお説も一應私どもはうなずけるのでありますけれども、ほんとうに官廳の民主化、あるいは公共團体の民主化というような見地に立つた場合に、運営にというような面については、むしろ團体協約の対象にいたしまして、積極的に労務者側をここに参加せしめるというような処置をとられることが、眞に私は健全な労働運動の指導方法であり、さらにそれらの公共團体の民主化を行うというような仕事の一つではないか
総務長官は常に專門的知識を以て絶えず業務を監督指導し、内部的な一つの治めとして、恰も会社におきまする專務取締役のごとき地位を持ちまして、一切の仕事を処理して行くということに相成るわけでございまして、いろいろ私共毎度申上げますが、ここ二三年の間いろいろ研究いたしました結果、やはり電氣通信としては、こういう組織を持つて行くことが、結局事業を能率的に、サービスをよりよくするのであるという結論に達したわけでございます
次に三十四條の施設監督部におきましては、そういう施設が電波廳の定めましたいろいろ技術的な規率なり、或いは規制する規定がございますので、それに十分合つているかどうかということを技術的に檢討いたし、この両方の部が、それぞれの意見を添えまして、電波監理長官、この最高の指導者の下に意見を提出いたしまして、決裁を仰ぐわけであります。
こういうように、巾は同じ内容を持つて参りますが、仕事を段々に分けまして、そうして一般公衆と直接に結び付きまする全國多数に亘りますところの通信取扱局をそれぞれに指導して行き、又現在最も欠けておると言われておりますサービスの改善を、こういう面から十分に仕上げて行こう。かように考えておるわけでございます。
○永井政府委員 貿易廳はずいぶん日本中の商品をやつておりますので、ことにしろうと呼ばわれをしておきながら、われわれも全部しろうとでありますので、業界の人の指導を十分受けておる次第であります。つとめてくろうとぶらぬつもりでやつております。 それから貿易廳の機構の問題は、これは私が御返答申し上げるべき筋で合ないかと考えております。