1947-08-13 第1回国会 衆議院 司法委員会 第20号
○奧野政府委員 信義誠實の原則は、御承知のように、ドイツ等におきましても、最初債權債務關係の指導原理として認められ、その後すべての分野において、廣く基本的な原理として認められることになつたのでありまして、從いまして本案におきましても、單に債權債務關係のみならず、いやしくも權利の行使、義務の履行についての指針を示すという意味で、信義誠實の原則を掲げたのでありますが、これはお説のように一面において、その
○奧野政府委員 信義誠實の原則は、御承知のように、ドイツ等におきましても、最初債權債務關係の指導原理として認められ、その後すべての分野において、廣く基本的な原理として認められることになつたのでありまして、從いまして本案におきましても、單に債權債務關係のみならず、いやしくも權利の行使、義務の履行についての指針を示すという意味で、信義誠實の原則を掲げたのでありますが、これはお説のように一面において、その
○奧野政府委員 御承知のように、分家、家をわけるという考えは、家がなくなればおそらく分家という勸念がなくなつたのでありますが、ただ戸籍の面におきまして分籍というものを認めていこう、これは何も分家というような意味ではなく、やはり同じ戸籍の中で幾人もおる場合に、成年に達した子供の分籍を認めようということで、戸籍法においては成年者は分籍ができることにいたしたいと考えております。
これは現行民法の制定當時も、これをもつて離婚理由となすべきかどうかということについては、かなり歴史的な論爭があつたことを承知しておりますが、この案にこれを入れるについては、その後なお何か新しい根據でもおありになつたか、その點を御説明願いたいと思います。
○徳田委員 承知しました。
親分が子分に渡した金でありますから、そのときは納得してもらつて歸つただろうと思いますが、それを後で突き返えすという氣になつた經緯について、御承知の範圍内でお話し願いたい。
御承知のように六・三制の新らしい制度が發足いたしまして、ここに大きな勤勞青年の教育が取殘された形になつておることは皆様すでに御承知の通りであります。それにつきましては全國有識者の方々が非常にこの面に對して絶大な關心を抱いておられます。過日全國青年學校研究會の大會がありました際にも本案が議決になりまして、請願となつてこの國會に提出されたわけなのであります。
即ち岐阜縣稻葉郡の鏡島村に住所を持つておりまして、この學校のことにつきましては詳細承知をいたしております。岐阜農林專門學校は大正十三年に設置せられましてから、約二十四年經つておりまして、その内容は段々と充實いたしまして、現在では農科、林科、農藝化學科、獸醫畜産科、農業土木科、農産製造科の六つの本科から構成せられておりまして、その外に尚實科を持つております。
○政府委員(日高第四郎君) 私も經驗が淺いのでありまして、一方面のことしか存じませんのですから、各方面でそういう社會、若しくは父兄等との間に有機的ないい連關がありまして、學校が社會の一つのエレメントとして、有機的な連關の上でうまく運用されておる例があるかどうか、實は私承知いたしておりませんけれども、私としてはできるだけ、名ばかしでなくて内容の充實した、良い教育を今の條件の下でも、良い教育を熱心にして
ただこの濳在失業者の數については、非常な的確な統計がとれないのでありまして、推定であることは御承知おきを願いたいと思います。
○米窪國務大臣 御承知の通り、誰しも指摘するところでございまして、日本の統計というものがまだ不完全である。内閣統計局でやつておる中から、勞働統計だけを切離して勞働省でやつていこうというので、新しい局を設けるという状態になつておるのでありまして、お尋ねの全人口に對する勞働人口がどのくらいであるか。
私の承知しておるのはそういうことです。
御承知のように中央に内閣に統計委員會というものができておりまして、今後は其處で各省の統計を綜合し、又調査方法等も檢討を加えまして、できるだけばらばらにならんように調査を圖つております。從いまして今後は同じものについて二つも三通りにも出るということは避けられて來やしないかと思います。
それから次に、婦人少年局において取扱いまする仕事の中の家族勞働問題でございまするが、これは御承知のように、普通勞働問題として取扱われまするものは、雇傭關係にある勞働者を対象にしております。争議にしましても雇傭關係にある者を取扱い、又賃金その他の勞働條件も雇傭關係にある者を主として取扱つておるのであります。
それからもう一つお伺いしたいのですが、先程あなたがあれしたのですが、この間新聞で見ますというと、商工省に中小企業総局とかいうものができるように新聞で承知しておりますが、そうだとしますれば、今日までもうすでにできておる省の各部局の創設というようなものは勝手にできる、併し勞働省などこれからできるものは、こういう窮屈な法律案などか出ておるが、その取扱いが直々になるような氣がするが、政府は、その職はどういうようにお
○一松國務大臣 今原委員の引揚團體全國連合會、これを基礎にして同胞救援議員連盟というものを組織して、議員諸君が昨年度は百圓ずつ集めて四萬五千圓、今年は二百圓ずつ集めて同じく救援の方面に支出して、少しでも彼等を救援するということに進みたいという苦心のあるところも、私議員でありますからよく承知しておりまして、これらの點につきましてはわれわれは全面的に贊意を表し、これらの人を幾分でも喜んでいただくような手
○葛西政府委員 ただいま傷痍軍人に對しましてたいへんありがたいお言葉をいただいたのでございますが、戰爭前までは軍人の援護ということについては、軍事保護院等があつて、非常に手厚い保護をやつておつたのでありますが、終戰とともに軍事保護院がなくなりましたので、軍人ということで特に優先機を與えてやるとか、あるいはまた特にそこへどうこうするというようなことが御承知のようにできなくなりました。
○諸橋説明員 ただいまの御質問、手續的に考えますれば、相當詳細に書きますことが非常に必要だと思いますが、刑事訴訟法は御承知のように、非常にたくさんの種類の人々を對象にしておる關係がありますし、この彈劾法の方は、裁判官というような特殊な、つまり國家と特別な關係にある地位をもつておりまして、しかも相當な地位にあります者の、しかも犯罪ではないのでありまして、つまり官吏關係の事項で不適當な人を排除するかどうかというような
○鈴木國務大臣 天皇というものは日本にしかないものでありまして、他の國の最高位にありまするものは、あるいは皇帝、あるいは君主等申すように存じておりますが、そういうものに特別な保護規定があることは、御承知の通りでありす。
○鈴木國務大臣 承知いたしております。
○鈴木國務大臣 天皇の御地位を保存せられるということは、御承知のごとく、公にも約束せられ現在も結果として何らの變化がなかつたわけであリまして、そのことは御承知を願いたいと思います。
第二點の、最高制限額が簡易生命保險は一萬五十圓、郵便年金は二萬四千圓、これは少きに過ぎる、もつと多額にする意思はないか、あるいは無制限にする意思はないかという御趣旨の御質問だと思いますが、御承知の通り簡易生命保險は、元來民間では、小額であつて營業政策上やつてはいけない、歡迎しないというものを、國民大衆の利益のために官業として取扱つてやつていくというのが、事業を始めました根本趣旨でありまして、もしそういう
第二の、預金部の預金は逓信省は全然關係していないかどうかということのお尋ねでありまするが、これは御承知の通り預金部には運用委員會というのがありまして、その委員として逓信省のたしか次官でありましたか、これがはいつております。その意味におきまして關係いたしておりまするが、その他事務的の、つまり省同士の交渉というものはいたしておりません。
御承知のように日本の畜産界は、戰前から實に減退しておりまして、畜産界は現状維持もできかねるような状態であります。しかるにこの畜産から出るところの乳製品は公團法によつて配給される。
○井上政府委員 御意見の點はよく了解をいたすのでありますが、御承知の通り、飼料が今日わが國の家畜の現状から考えまして、絶對不足を告げておる状態から、その飼料をできるだけ多く確保するという見地からの御意見でございますので、その建前からわれわれが考えた場合は、一應御意見のようなことになることと思います。しかし飼料が不足すればするほど、この飼料が正當ルートで確保されるということが必要であります。
御承知のごとく、本日次に飼料配給公團法が出ておるのであります。公團法が出る以上は、その公團に配給物資の基本となるところの物資がなければ、その公團の意義をなさないと思うのであります。そこでこの油かすは一體何に使われるのに油糧公團法によつて適正なる配給をなさるのであるかということを一應お聽きいたしておきたいと考えます。
勞働問題を取扱う獨立の省を設けなければ、勞働問題を所期の目的通りに十分に達成することができないということは、わが國數年來朝野の聲であると同時に、先進諸外國においてもすでに英國において、アメカリにおいて、あるいはその他の國においても、勞働省が設置されておることは、委員各位の御承知の通りであります。
御承知のようにこの基本となる勞働者の設置法案は、すでに本會議において決定となつた問題でありますから、ここで御審議を願いますのは、この豫算に關連してなるべく御質問の範圍はそこを中心にお願いいたしたい。一應そういうことで質問を始めてまいりまして、その途中においていろいろ不便のようなことがございますればお諮りして決定いたしたいと存じます。
議題は御承知のように、前に衆議院の本會議において可決確定いたしました勞働省案に關連いたしまする豫算關係でございますが、昭和二十二年度一般會計豫算の補正(第一號)といたしまして、これをここに議題にいたしまして、まずお急ぎのようでありますから大藏大臣の御説明を詳細承りまして、續いて米窪國務大臣の御説明を聽いて、その後順次御質問にはいつていきたいと存じております。それでは大藏大臣。
(卯)政府委員 二十年度の歳入におきまして豫算額に比し決算額が非常に減少しておるという點につきまして戰時災害等によるものであろうが、やはりある意味における政府の努力が不十分でとり損つておるものがあつたのではなかろうかというような御意見があつたのでございますけれども、政府といたしましては、あの終戰時の非常に混亂した事態が起きまして、あらゆる努力をいたしまして歳入の確保に努めたのでありますけれども、御承知
御承知のように、憲法の九十條には、決算のことに關しましては國會に提出するということのみが書いてあるので、ただいま法律制度といたしましては、衆議院先議というようなことは特に明記してないわけであります。しかしながらこの運營に關しましては、今申し上げましたような趣旨におきまして、できる限り今委員長の言われたような趣旨に副いたい、こういう政府の考えであります。
御承知のごとく陸軍、海軍の軍需品または兵備品というものは出師準備品でありまして、出師準備品は昭和二十三年かの法律によりまして會計檢査院の檢査の外におかれておるのでございまして、年々歳々多額の軍事費を使いまして、相當巨額の軍需品、兵備品が準備せられておつたことは承知いたしておるのでありまするが、それが被服類や自動車などにおいていくら、その他糧食などについて何ほどというようなことが終戰までは會計檢査院では
御承知の通り、參議院緊急集會はいわゆる召集という期日はなくて、唯集會するのでありまして、従いまして國會法第四條の規定によりまして内閣総理大臣から集會の期日を定めて、請求があつた場合には議員に通知する必要があるのであります。 又その集會の場合の時刻等についても大體通常の參議院の會議と同じような午前十時という規定を設ける必要があると思いまして、ここに第一條ができておる譯であります。
○佐藤尚武君 そうするというと極めて簡單な文句で、簡潔な文句で言い現わす外ないと思うので、それを一つ御承知置き願いたいと思います。
御承知のように、國会法第三十五條におきましては、「議員は、一般官吏の最高の給料額より少くない歳費を受ける。」ということが規定いたしてあるのであります。ところが昭和二十二年法律第八十号、即ち國会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の第一條におきましては、「各議員の議長は歳費として月額七千円、副議長は五千円、議員は三千五百円を受ける。」というふうに金額を定めておるのでございます。
その共通點といたしましては、ご承知のごとく雄物川とか、米代川とか、最上川、荒川の根本的改修、第二番目には、地方は非常に財政的に行き詰まつておりますので、補助を増額しなければ國土の安全は保障できないということ、第三は災害に遇つてからではもう遲いから、事前に手を打つてもらいたいということ、第四番目は雪が降る地帶であり、また穀倉地帶でありますので、この特殊の事情を考慮してほしい。
この防災費は、御承知の通りに局部的に悪い箇所を改修すれば、非常に水の疎通をよくするといつたような箇所を選びまして、その改修費に補助を与えるおるような状態であります。これも今後ますます増額いたしまして、災害の防止に努めたいと考えております。
また農林省において行う砂防というものは、御承知の通りに山腹の砂防、すなわち渓谷でなくて、山の腹の方の開いたものを土砂止めをするということをやつておるし、内務省といたしましてはその下を受けておる渓流の砂防を内務省がやつておる。
御承知の通り、新憲法が施行されまして第一國会がここに開催せられまして、この國会において初めて公聽会なる制度を採り入れた次第であります。即ち國会法第五十一條におきまして、一般的関心及び目的を有する重要なる法案に対しましては、國民諸氏の輿論を議案審査の上に反映せしめるためにこの公聽会の制度が設けられた次第であります。
その一つは女の人は御承知の通り男子と性交いたしますると、その血液に変化を起して來るものであります。ところが男の方は随分の道樂者でも、自己の血液には何らの変化を來さない。この生理学上の重大なる差別が一つあります。その次には、御承知の通り、女の人には妊娠という重大な危險があるのであります。男はどんなに道樂者でも妊娠するということはございません。
職業も幾分か書いてありますが、全國から集つて來られた方々でありまして、昨日今日のごとく我々の承知しておる方々でありませんから、この際口述の際には職業と年齢とを申されて、それから御発言になりますように、委員長においてお取計らいをお願いいたします。
○河井委員 ただいまの問題は了解いたしましたが、藏相の一般經濟に對するインフレ防止の觀點は、藏相御就任の當時新聞記者との會談でお話になつたように、日本のインフレは漫性的になつておるから、これに對する療法は漫性的治療法で進むのだというようなお話があつたように承知しておりますが、これは意見の相違でありまして、われわれは通貨の改革をやらなければならないと考えておるのであります。
政策についてお尋ねしたいのでありますが、大藏大臣は國民の貯蓄増強ということについてたいへん御熱心に御努力なさつておりまして、この前二日の同僚の西村榮一君の質問に對した御答辯の中にも、今後の新しい資本の集積を民主的に募集するには、廣く國民に訴えて、從來の貯金のほかに増資株の引受、あるいは株式の引受などによつてやるために、大いに證券機構を強化して、證券業者の奮起を望むというような趣旨のお話があつたように承知
○委員長(板谷順助君) 諸君に御相談いたしますが、一昨日は御承知の通り大井工場、鶴見の操車場を實地見學をいたしまして、大いに得るところがあつたわけでありますが、次囘は方面を變えまして、造船所、これは丹羽君が行つておられたのでありますが、浦賀の造船所を見學しまして、久里濱に海軍の倉庫が相當にあるそうであります。
各國で双方間に條約を締結しておるかどうか、ちよつと承知いたしておりません。
そういうことでないということは、私はよく承知しております。けれども、そういう觀点を從來はもつておつたので、申し上げたのであります。水産委員の方々のこの問題の處理についての熱心さは、十分わかつております。私も水産委員會に出ておりますので、十分わかつております。御了承願いたいと思います。
船舶安全法によつて巖重な檢査をされるということは御承知の通りでありますが、實際船をつくる方の例としましても、體骨をすえつけてから、船が進水し、公試運轉をするまでは、實に容易ならない努力を要し、綿密な氣の配り方を要することは、御承知の通りだと思います。
從つて私どもの承知いたしておるところでは、今囘の水産委員會における小委員會で審議されております水産廳法案の中の一つ、漁船に關することについては、ただいま前田君の御發言の趣旨の通りに思うのでありまして、委員長は適當な機會に水産委員長に對して連絡をとりまして、水産委員會としての方針が決定した場合には、連合審査會を開くよう取計らいたいと思います。さよう御了承願います。館俊三君。
こういうような御質問の御趣旨ではないかというふうに思うのでございますが、御承知のように憲法第十八條には「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る處罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服せられない。」
傷痍軍人に對しまする傷病恩給の問題につきましては、御承知のように現在のところではある程度の、何等症以上というようなことでないというと、傷病恩給がもらえないのであります。この方はその公務に基く扶助金として支給されるということになるわけであります。
○葛西政府委員 御質問をいただきました趣旨がよく了解できましたが、災害は御承知のように、あるいは村におきまして、十戸、二十戸が燒けたというふうなのでも、非常災害と申し得る場合があるかと思います。それから極端なことを申しますれば、南海震災、大きくは關東大震災というふうなものを豫想いたしまして、さらにまたそれ以上のものも今榊原委員お述べのように豫想し得るわけであります。