1947-08-15 第1回国会 参議院 司法委員会 第14号
若し左樣に申しますならば、戰災者は建物に対する相当多額の戰爭保險金、これは御承知の通り保險会社を通じてなされた國家補償でございます。この戰爭保險金を受取ることによつて或る程度借地権の補償を受けたということもできるのでございます。
若し左樣に申しますならば、戰災者は建物に対する相当多額の戰爭保險金、これは御承知の通り保險会社を通じてなされた國家補償でございます。この戰爭保險金を受取ることによつて或る程度借地権の補償を受けたということもできるのでございます。
御承知の通り戰災、それから疎開によりまして日本の半数以上の都市が焦土と化した実情でありまして、その後その土地の上にバラックを元の居住者借家人が建てております者もありますしそれから菜園に使つておる者もありました。この臨時の土地使用関係を律するために臨時緊急措置法という準拠法に基ずきまして、御承知の通り戰時罹災土地物件令というものがございました。
○委員長(伊藤修君) 本会議が始まりましても、この委員会は継続してやり得ることに議長の許可を取つてありますから、さよう御承知願います。
○加藤委員長 木村君、その各地農業會の代表者は直接的には關係がないように思われますので、山形縣農業會の會長が證言されればそれで十分でないかと思いますから、この點はどうかと思いますが御承知を願えますか。それからさらに明禮君の提議されました直接間島君から手紙を見せられて、さらにこれを上田事務官に渡されたという井上事務官を證人として出頭を願うという御提議でありますが、これをいかが取計らいますか。
○加藤委員長 その點は農業會長を次會に證人として出頭してもらうことになつておりまするから御承知おきを願います。 本日はこれをもつて散會いたします。次會は來週月曜日午後一時から開會いたします。 午後六時二十九分散會
○小島委員 これは直接栃木縣の問題じやないのですが、經濟防犯課にいらつしやつたのですから、東京都内において水あめ事件があつたことを御承知かどうか。御承知でしたらこれに關連して何らかの指圖を内務省の防犯課から警視廳の方になさつたことがあるかどうか。
御承知のように特定郵便局はいわゆる通信官署といたしまして、對公衆關係におきましては普通局と何らそこに差はないのでございます。ただその制度におきましては、多少違つております。それは通信官署官制の中の第十條によりまして、郵便局長の地位につきまして、郵便局長は二級または三級の逓信事務官をもつてこれにあつ、但し特に逓信大臣が指定しました郵便局の局長は特定郵便局長をもつてする。
御承知の通り電波というものは目に見えませんから、波長何メートルの電波と申しましても、實際の物さしをもつていつてそれをはかるわけにはいかないのでございます。やはり電波の物さしというものが必要になつてきます。その電波の物さしがこの標準電波でございまして、これはある特別な設備から發生された非常に正確な電波でございます。この正確な電波を出すことがこの第三項でございます。
だから、あなたがおつしやいましたような人格徳望ともに具わつた人が、決して郵便局長になつておらない部面があるということを御承知願 たと思う次第でございます。 それからもう一つお尋ねいたしたいことは、戰前いわゆる速達小包というものがございました。現在速達小包はなくなつておりますが、次官のお考えでは速達小包はいつ頃御開始になりますか。こりを開始するお考えがございますか。
○大原委員 政黨でないと認められるならば、その間に政黨と差異のあるところをもちろん承知しておられると思うのでありますが、何故政黨でないと考えておられるのですか。これを參考のために伺います。
なお第九條にございます職員の任用人事のことにつきましては、ただいまの公務員全般の制度とは若干違つた點があるわけでございまして、近く公務員法が制定されるように承知いたしているのでありますが、もしも將來公務員法が制定されました曉には、この第九條の規定の件はそれによつて制定されるということになる見込みでございます。 第九條は、公共職業安定所の業務を補助させるための連絡員のことを規定しております。
ところが今囘におけるところの六・三實施に關するところの全額負擔ということは、前とは趣を異にしておるのでありまして、御承知の通り文化國家再建の基盤であるところのこの六・三制の完全な實施というふうなことに關しましては、從來の如きそういう消極的な立場ではないのでありますことは御承知の通りであります。
御承知のように、かつまた今御説明がありました通り、國土局と戰災復興院とを、かりに一緒にいたしまして、應急的に暫定措置として建設院とするのだというお話でありますけれども、この兩を合わせました豫算を御所要になると思います。
しかし中島さんの御承知のように、すでに過般地方自治法ができまして、非常に大幅な地方分權、あるいは思い切つた徹底的な地方分權を行いました。
私どもといたしましてはその御提案には大體賛成でありますけれども、御承知のように行政措置で出したまた内務省の解體案の根本は法令にもうたつてあるごとく臨時措置であります。ところが警察制度についてはなおまだ幾多の變革改善をすべき點が殘つております。まずとりあえず、いわば暫定措置として長官をおいて、總理廳の直屬といたすことが適當ではないか。
○大池事務総長 御承知の通り服部崎市さんが先だつて亡くなられまして、哀悼の辞を述べてあるわけでありますが、國会議員の歳費等に関する法律をつくつていただいたのでありますが、その十二條によりますと、議員が死亡したときは歳費一年分に相当する金額を弔慰金として遺族に支給するとなつております。
御承知の通り、海外残留同胞の帰還につきましては、昨昭和二十一年六月二十八日以來数回にわたり本院において決議せられ、その都度帰還の促進が、全国民の声として内外に向つて強く叫ばれてまいつたのであります。
御承知のように、今度新しく厚生省から労働関係の行政事務をわけまして、労働省を設けることになりましたので、それに必要なる経費を支出するために、この補正予算案第一号が提出された次第であります。從いまして、本予算案につきましては、次の諸点が注意さるべきものであります。第一に、この予算は労働省新設について生じた本年度予算の変更だけを取扱つておるものであります。
海外同胞引揚の問題は、諸君ご承知の通り、日本の大きな社会問題の一つであります。殊に引揚が長引きますれば長引きますほど、國民の関心はいやが上にも盛り上つて、社会不安を釀す種となるような危險もあるのであります。
かような困難な状態に置かれておりまする際、御承知のように本日八月十五日を期しまして、貿易使節團の來朝によりまして、民間貿易再開の第一歩が踏み出され、日本國民は一同非常に喜んでおるところでありまするが、かような際に、はからずも今回これと時期を相同じういたしまして、輸出の原材料輸入のための資金の途が開かれましたることは、再建の苦難にあえいでおりまするところの我が國民にとりまして、誠に旱天に慈雨を得た思いをいたす
ところが御承知のように新憲法におきましては、旧憲法の第八條の緊急勅令というような規定はございません。又旧憲法の第七十條の財政上の緊急処分というような規定もございません。又第七十一條の前年度予算を施行するというような規定もないのであります。而してこれに対する救済策の一といたしまして、参議院の緊急集会という制度を設けておるのであります。
元來我が國の経済事情は高度の貿易依存性を示しておりまするが、終戰後は一層貿易に依存する度合を増して参りまして、今日までの滿二箇年間におきましては、度々政府の発表いたしました統計等ですでに御承知の通り、例えば食糧につきましても、米國よりの輸入食糧によりまして昨年もしの危機をば切抜け、本年の食糧危機も解決されようとしておる程でございます。
○奧野政府委員 御承知のように、從來は夫のみが婚姻によつて生ずる費用を負擔することになつております。もつとも女戸主の場合には女が費用を負擔することになつておりますが、夫婦平等という原則を立てます以上は、夫のみが、あるいは女戸主のみが費用を負擔するということは、やはり夫婦の平等ということに牴觸するのではないか。すなわち夫婦間の婚姻の費用というものは、結局双方で分擔する。
○中村(俊)委員 最期に遺言に關する點でありますが、御承知の通り、今までわが國においては遺言、殊に要式行為を要求されておる民法上所定の遺言というものを履行する人々が非常に少いのであります。
○奧野政府委員 御承知のように、今までの法律では、妻は日常の家事に關しては夫の代理になるとみなされておるのでありますが、これは夫婦平等の原則からいきますと平等でない書き方であるので、これを改めて、夫婦の一方が家事に關して法律行為をしたときには連帯して責に任ずるというのが、七百六十一條の本文であります。
やはり狩獵の獵具をきめるとか、あるいは獵期をきめるとかいうようなことは、縣が單獨にやつたのでは、縣との境で常に問題が起きてくるから、やはりこれを全國的にやられるのだと思つておりますが、過去におきましては、農林省よりも警察關係の意見の方が、よけい常に働いておつたものと、實際體驗上われわれは承知しておりますが、現在及び將來、端境期になつておつて、われわれもどちらに強く陳情したり、あるいは意見を述べたり、
を來しますので、抽象的にはそういうことの見きわめが、はつきりついたときに順次これを移讓していくということになるのでありましようし、またそういうふうに公安課等の意見もなつておるようでありますけれども、しからばいつそういう財政的な基礎ができるかということは、はたして今地方の財政そのものが現實にどういうふうになつているのか、どのくらいの都市においてはどういうふうな状況であるかということは、實はあまりよく承知
○久山政府委員 ただいまの狩獵の關係は、具體的な話は私承知しておりませんが、おそらく府縣知事が、その獵期につきましては、決定をいたすことになつていると存じます。おそらく警察的な勸點から獵期がきまるというふうなことはありませんで、鳥に限りませんが、鳥獸の繁殖の状況、あるいはそれを保護するいろいろな立場から、從つて農林省の方の立場から、主として獵期というものがきまり、きまつたものを警察が取締る。
先般も大臣に申し上げましたように、大體飼料なるものは、御承知のように戦争が始まつて飼料、主食がだんだん少くなつた。そうして昭和十四年に飼料配給規則ができまして、日本飼料統制株式會社ができたのであります。そこでその當時は不足ながらも百萬トンからの飼料を扱つていたのであります。ところがだんだんに人間の食糧が不足いたしまして、職後その極に達したのであります。
しかし今大臣の御答辯によりまして、大臣はほんとうに飼料の主たる目的であるところの、油かすとふすまはまず飼料だということを斷定されておられると承知して差支えありませんか。
けさ大臣は、御承知のように、大體農林省内の飼料に關係するものは、いろいろ配分率とか、あるいはその主眼目である飼料は、大體畜産局へ渡して、それからのその要りようによつて各局に配分するというようなことを仰せになつたが、そうでありますか。
御承知のように、これは申すまでもないことでございますが、憲法の第二十九條には財産權の點につきまして、公共の福祉に適合するようにやらなければならぬ。それから正當な補償のもとに公共のために用いることができる、という規定がございます。それでこれをやります場合にも、ここにありますように補償ということを明らかにいたしてございます。
實はこの日本赤十字社は、御承知のように、陸海軍の指導監督のもとに特別の勅令がございまして、日本赤十字社令をもつてできた特別の法人でもあつたわけでございますが、それを先般そういうことでなくして、一般の民法に基く法人に組織を改めまして、資料にもありますように、社長を勅任とするというような規定等も改めて、一般の法人にかえて、總會で選擧するということに改まつたわけでございます。
さよう御承知を願います。野本君、それでよろしゆうございますか。
御承知の通り生命保險中央會というものは昭和二十年四月に設立を見たのでありまして、戰爭危險の再保險業務、それから戰爭死亡傷害保險の業務を主とししやつておつたのであります。それに普通保險の一部とそれから外國會社から讓り受けを受けたところの生命保險業務というような仕事を併せ行なつておつたのであります。
それから第二封鎖預金を集めるということも、これも何か、例えばどこそこの銀行が何割の打切になるというようなことが分りますと、その何割の率より安いところで買いまして、これを利用するというようなことも、或いは起るかも知れません、というふうに考えられまするが、未だ私はそういう傾向があるとも承知しておらないのであります。
○高橋龍太郎君 今の第二封鎖は、移動ができないとばかり私は承知しており、その清算事務について今まで交渉をしましたときには、いつも當局からそういう御返事があつたのですが、第二封鎖のままで移動しますることは、もう實際に實行ができるようになつておるのですか。
光熱費等につきましても、御承知のように薪炭というものが非常に供給が窮屈になりますれば、これは使う量そのものが減つてくることによつて、家計費の方面には少くなつてくる面もあろうと思います。家計調査をすれば出てくるものと思います。今のお話の點について細かい資料を持つておりませんから、それがどういう計算になつておるかということは申し上げられません。
千五百カロリーということを私どもはベースにして、二合五勺ということを言つておるのでありますが、平均以上に食べておる方もやはりあるのでありまして、二千百カロリー食べておるものもあるということを御承知願いたいと思います。
ただわれわれといたしましましては、御承知のように配給の面において今後できるだけの努力を拂いまして、あるいは輸入の食糧を殖やしてもらうとか、内地における麥、馬鈴薯の供出を促進して、今後遲配がないようにしていきたいと考えています。
以上待遇改善の國会職員以外のすべての経費につきましては、本院の要求は、一應全部了承されたのでありますが、御承知の通り追加予算の大きなわくがありまして、そのわくの関係で数字の点におきまして本院の方と向うと相談をいたしまして、数字上の整理をいたし、もしそれによつて足りない場合には次の議会なり、通常議会なりでその不足分は全部出すということで、一應の数字の整理になつておるわけであります。
元來わが國の経済事情は、高度の貿易依存性を示しておりますが、終戰後は一層貿易に依存する度合を増してまいりまして、今日までの滿二箇年間におきましては、たびたび政府の発表いたしました統計等ですでに御承知の通り、たとえば食糧につきましても、米國よりの輸入食糧によつて、昨年もその危機を切抜け、本年の食糧危機も解決されようとしておるほどであります。
日本は、御承知のごとく國内資源がきわめて少く、國際貿易によらなければ飢餓に陷るほかはないのであります。この民族興亡の大問題に對しまして、今回の措置は緩和的のものにはすぎないのでございますが、將來平和條約締結の後、通常の径路による貿易が完全に回復するまでにおける最大最善の手段として、日本再建のための第一階梯を與えられましたことを、心より喜ぶものでございます。
終りに、岡田春夫君が指摘されました二点につきまして、勤労所得税の問題に関しましては、私より具体的にお答えしない方がいいのでございますが、政府がさきに千八百円ベースを発表いたしましたときに、七百五十円のはね返しは、配給物資の確保と勤労所得税の軽減によつてこれを賄つていくということを声明いたしましたことは、すでに御承知の通りであろうと思います。
御承知のように我が國は世界有數の海難國でありまして、今後貿易が再開されまして、外国船の出入も非常に多くなつて來ると思うのでありますが、日本船同志の間の問題のみならず、外國船との關係におきましても、戰爭中のいろいろの訓練が惡かつたりしたような事柄、或いは航路標識その他の航海安全の施設が整つていないために、外國船との間におきましても面白くない海難事件を惹起する虞れがありまするので、只今の御方針を一日でも
○政府委員(田中源三郎君) 大體御承知の通りにこの法案は、先ず事實審理をして、事實審理の上において明らかに刑事事件が派生をするという場合において、ここに刑事訴訟法に基き司法官憲の發動を見るという順序になりまするについて、お説のごとくに依頼をして呼び出すとか、そういうような點につきまして、本法案を政府において審議する時にも、私も事務當局との間にいろいろこの點について論議いたしたのでありますが、先程申し
行政機關は、終審として裁判することができないとございまして、今度御承知のように行政裁判所がなくなりましたので、行政行爲として最後に判決をいたしますところがございませんし、又三十二條でありますが、「何人も、裁判所において裁判を受ける權利を奪はれない」とございますので、やはり國民の行政行爲に對する不服に對しましては、これは裁判所において裁判を受ける權利がある。
○政府委員(國宗榮君) いろいろ有益なるお話を承りましたが、仮案については、これは大体フランス系の考え方だというふうに承知いたしておりますが、これにつきましては立法理由書等が手許にございませんので、いずれ探しまして、仮案はどうしてこういう経過になりましたか、時間がありましたら研究いたしたいと思います。
○政府委員(國宗榮君) これまでは御承知の通り家の賃借主は夫でありますけれども、これを以て住居権者とみなしておつたのであります。今後男女の平等によりまして民法上どういうふうに解釈いたしますか、実は私もまだ研究不十分でございますので、十分なお答えはでき兼ねるのであります。研究いたしまして後にお答え申上げます。