1953-12-03 第18回国会 衆議院 外務委員会 第1号
たとえばジエツト戦闘機を一台持ちますのに、製造費が一億九千万円かかりますが、維持費がそれの半分の八千万円かかる、こういうことからずつと割出して研究して行つたのであります。従いまして池田案というものはございません。何ぼでも案はございます。向うの出ようによつてどれだけでも案はつくれるのであります。
たとえばジエツト戦闘機を一台持ちますのに、製造費が一億九千万円かかりますが、維持費がそれの半分の八千万円かかる、こういうことからずつと割出して研究して行つたのであります。従いまして池田案というものはございません。何ぼでも案はございます。向うの出ようによつてどれだけでも案はつくれるのであります。
今日、保安庁当局の構想する防衛計画の一つの案によりますれば、陸軍十七万ないし二十二万、海軍十四万トンないし十六万トン、空軍一千機ないし一千五百機、これが所要経費は、陸軍兵一人当り初年度百万円で、次年度から三十万円、フリゲート艦一隻千六百トン級で二十四億円、ジエツト戦闘機一機当り二億円程度と見ておりまして、最低案におきましても総額一兆億を優に越えるところの巨額であるのであります。
○説明員(安川壮君) この点は、まあ常識的と申しますか、素人考えで言えばそういうことにもなるのでありますが、大体訓練をします飛行機が名古屋の小牧の飛行場と、それから大阪府の伊丹の飛行場を根拠地として飛立つているわけでありまして、ジエツトの戦闘機がやるわけであります。
今の南朝鮮を相手にする、南朝鮮を相手にすると言つたつて、きのうも木村君もここで話があつたようだが、外務委員会で外務省の局長とかが速記をとめてまで言うたからよほど重大だと思つたのですが、そんなもの速記をとめるとかいう重大なものじやない、朝鮮には陸上部隊四十万あり、ジェット戦闘機が百四十機ある、巡洋艦が何ぼある、フリゲート艦が何ぼある、とうてい日本の及ぶものじやないのだ、その上によけいなことを言う、武力
またジェット戦闘機を持つたところで、ほかへ向つて爆撃することのできないようなものを持つたところで、侵略戦争に役に立たない。ただそういうものを持つたところで何も役に立たぬものと私は考えております。ただわれわれの考え方は、日本の国を防衛するだけの準備をしておきたい。外国に対して侵略戦争を繰返すような、そんな大きなものは持たない。
当時日本には百五十万の軍隊があり、航空機も、戦闘機を相当数持つており、海軍にも沿岸警備の船が相当あつたはずである。にもかかわらず、アメリカ軍の侵略を食いとめることができなかつたではないか。それは言うに及ばず、今日では、ほとんど原子力時代といわれておるほど兵器は原子兵器と化しておるのであります。そのときに、なまなかな地上部隊をもつてこの国の安全が守られるか。
反対の理由の第一点は、憲法第九条の解釈が、MSA援助の交渉を前にいたしまして、ジエツト戦闘機を持つてもそれが自衛のために使われるなら戦力でないとか、或いは保安隊は国連の決定なら海外出兵があり得る。これも憲法違反でない。要するに、侵略戦争のための戦力はいけないが、自衛戦争のためらば、自衛戦争のための戦力はよいとする解釈を政府はとつておるのでございます。
ジェット戦闘機の爆撃のために教育が十分に受けられない。戦争も軍人もないはずの日本におきまして、学んでおる教室は爆弾の破片が投下されて来る、こういう実情です。遂に、余り世の中が騒がし過ぎる、私は生きる気力を失つたという書置きを残して、高等学校の生徒がみずから幼い命を絶つておる、こういう実情なんです。又一方におきましては軍隊はないと言つておりながら、軍隊らしきものが育成されておる。
軍事基地でありまするがために、ジエツト機、戦闘機が、あるいは編隊をなして、あるいは各個に、始終出入りをして、盛んに飛んでおるのでありまして、その危険の度は実にはなはだしい。昭和二十六年の五月十日には、二股瀬というところで、この飛行機が飛び立つときに煙突にぶつかりまして、それがために火事を起して、数軒の家を焼くと同時に、十一人の死者を出したのであります。これは大きな事件であつたのであります。
○亀田得治君 戦闘機は最近お持ちになるでしようね。
しかし私は、もちろん戦闘機とか爆撃機とかいうものをつくるとすれば武器に入りましようが、いわゆる交通機関、すなわち産業のために必要であるところの交通機関としての航空機が将来できますならば、つくつてよいだろうと思います。そこで、私どもといたしましては、この法案によつて取締ることはいたしませんが、航空機は、ちよつと今名前を忘れましたが、何とかいう法案によつて規制されています。
またいわゆる武器を搭載します戦闘機、爆撃機というようなものになりますと、武器を搭載いたします。そういう搭載される武器に関しましては、やはり武器製造法案の対象になると思います。黒と白との区別はございませんが、おのずからそこにそういつた限界と申しますか、区別の線があると承知いたしておるわけであります。
而も今時代のズレというものはジェット戦闘機、一方はジェット機でなければならんという時代に、とてもジェット機が作れるようなところまでは行かん、その会社の払込金が五十円のものが二千円にも孝円にもどんどん毎日騰つていくということは、これはちよつと常軌を逸していると思うのです。幾ら自由党の再軍備が進んで参られましても、余りにもこれは逸脱しておると思うのです。が、そういうのは方々に現われて来ておつた。
○松永義雄君 只今経済条件を見合して計画をお立てになると、こうおつしやつたのでありますが、経済審議庁の六年計画、十七万五千人のアーミイ、二十五万人の装備を有するネーヴイ、二十二万トン駆逐艦、エア・フオース一万二千機、大体戦闘機、こういうような審議庁の案があるということがはつきりいたしておるのであります。これでもどうしてもあなたは知らぬ、存ぜぬとおつしやるのですか。
あれは戦闘機ではなくて、防衛機だ。防衛に使うものだ。練習なさるというが、ああいうのも練習しておかなければ間に合わない。機械は間に合うけれども、人間が間に合わない。今練習のときにとんぼのようなんで練習して、ジエツト機の必要なときにどうして間に合いますか。今から練習しておかなければならぬと私思う。ここにわれわれの頭と保安隊の幹部の頭に相当のずれがあると私は申し上げたい。飛行機も各種各様だ。
われわれは、今国内治安維持のために必要な練習をするために、適当な、よりいい性能のものを持ちたいというふうなことでありまして、ジェット防衛戦闘機を持つということは、現在のところ考えておらないわけであります。
○増原政府委員 ジエツト防衛戦闘機を持つことが適当である、そういうものをもつて任務を保安隊が果すべきかどうかは、保安庁法の問題であろうと考えます。
これをひとつ伺つておきますが、たとえば戦闘機隊二十一個中隊で四百八十機ジェット機編成、輸送機隊七個中隊半百三十五機編成、軽爆撃機隊十六隊二百八十八機編成、哨戒偵隊二十三隊三百二十四機編成、練習機隊十六隊二百八十八機編成、飛行艇隊四隊十六機編成(軽飛行艇)、合計千五百三十一機、海上兵力、巡洋艦五隻八千トン級四万トン、潜水艦四十五隻千六百トン級七万二千トン、駆逐艇四十五隻八百トン級三万六千トン、合計十四万八千
オランダのKLMのごときは、オランダが長距離爆撃機を持たない、戦闘機のパイロツトはうんといるのですが、長距離爆撃機のパイロツトがいないために、KLMなんかは米国人、イギリス人、ドイツ人、長距離爆撃機の経験のある国の旧飛行士を雇つて民間航空のパイロツトに使つているようでございます。
例えばジエツト戦闘機なんか入れるか入れぬかは別としまして、或いはそれにひとしいような性能を持つ飛行機とか、或いは更に高性能の各種兵器とか、そういうものがどんどん、まあアメリカとしては払下げものかも知れませんけれども、日本の今の保安隊としてはかなり近代化されたものにだんだんなつて行く。
戦闘機も持つかも知れない、或いは爆撃機を持つかも知れないということを国民が考えておる。この普通、委員会で論議されます戦力とはどうかということを、私は聞いておるのではありません。憲法を改正しないで済む範囲と限度はどこにあるか。これをもう少し具体的にお答えを願いたい。
されば、この際不急不要のもののために数十億を使うこの栄典法の実施をいましばらく延ばして、その金をもつて一門の高射砲でもいい、一機の戦闘機でもいい、これをつくつて国土を守ることに私は使いたいと思うのであります。 次に申し上げたいことは、経済界をこの栄典法によつて破壊されるという一つの憂いがあります。それは諸君も御承知の通り、今日幾百かの株式会社ができておる。
これらはいずれもジエツト・エンジンの飛躍的な進歩によるものでありますが、そういう商業航空機という問題は、もちろん戦争用のものと不即不離でありまして、これは歯にきぬ着せずして言えば、商業航空機によるものも戦闘機によるものも、何らかわからぬのでありまして朝鮮戦線に出ているところのミグ一〇、一五、F八六、八四、八〇、これらのものは、ほとんど最新式のものでありますけれども、私たちは終戦前三菱や中島でジエツト
それはしろうとは、とにかく練習機くらいはつくりたいといわれますが、今の航空機で、練習機なら千分の三ミリの誤差があつてもよい、戦闘機のF八六であれば千分の一ミリは許容されるというような状況ではないのであります。