1951-06-01 第10回国会 衆議院 運輸委員会 第35号
そこで現在の車両の運用効率は、戦前よりはまだ低いのでありますが、戦後の混乱時代よりは非常に運用効率が上つております。これを一層上げるように、現場の方に指令をいたしましたことが一つであります。
そこで現在の車両の運用効率は、戦前よりはまだ低いのでありますが、戦後の混乱時代よりは非常に運用効率が上つております。これを一層上げるように、現場の方に指令をいたしましたことが一つであります。
人件費は、労働組合ができました戦後の方が、比率としては戰前よりも下つているというふうに了承いたしておりますが、鋼材とかそういうものの資材の値上りが非常にはげしくて、ますます物件費が多くなりますと、国鉄の赤字というような問題も生じて来ることも考えられるのでございます。
(「常識々々」と呼ぶ者あり)審議会の委員をどういう構成によつてなされるかということは、戦後の教育が委員会制度であり、或いは審議会制度に重点を置いて来ておる今日、私は極めて重大だと考えます。
戦後の学校給食は、GHQ及びララ、ユニセフ当局の好意によつて発展したものでありまして、しかして将来も実施されて行くべきものでありますが、これには家庭における経済的負担を軽減しなければ、健全な発達も期することはできません。現在文部省では、厚生省における保育所給食、それから病院給食、児童養護施設の砂糖消費税の免税問題とともに、大蔵省と折衝するように資料を準備中であります。
○東畑政府委員 従来の共済掛金率が、戦後いろいろな事故の激発あるいは廃用の掛金率の若干の食い違い等のために、相当共済組合連合会の再保険等にも赤字を生じまして、その赤字そのものが農家の支払いを遅延させるということ等のために、農林省といたしましては、相当財政当同等にも御無理を願いまして、一時彌縫的な策でこれを切り拔けつつあることは御承知の通りであると思います。
本請願の要旨は、戦後六回目の新春を迎え、講和会議の締結せられるときにあたり、国民の真心を表象する国章の制定は意義あるものと考えるから、別紙図案に基き、国会においても本章制定に協力されたいというのであります。
即ち電話が一部の特権的な人に独占されておつたという批判を戦後されたこともあるのでありまして、その辺を十分考えまして、丁度電話公債が御承知のように三万六千円というところにつきまして、而も地方におきましては、当時の実際の結果といたしましては少し高いというような実際上の声もあつて、現実の姿に現れておつたのを、私ども十分それを考えに入れますと同時に、公債は御承知のように飽くまで元利金はお返しするということになる
たとえば戦後施設の復興のために要する最低必要の建設費すら與えられないで、戰災による崩壊、老朽のまま独立採算制がとられてしまつた点にもあるのであります。二十四年度には政府は通信復興五箇年計画を立てたのでありますが、これも経済九原則の名によつて、ほとんど打捨てられてしまつております。
最後に、電通省と郵政省に戦後分離されましたが、最近これがまた合併になるというようなうわさがされております。この点、電通相のお考えはどうでありますか。
一方戦後における魚価は、統制経済時代の魚価の域をわずかに上まわつておる程度にすぎない。昨年においては、統制されておるときよりも四割も五割も安かつた。今日ようやく統制されておる当時の魚価をちよつと上まわつておる程度である。かような段階になつておることは、多年水産庁で漁業の実態を掌握されておつた官房長は、よく御存じのことと存ずるのであります。そこで、日本の全体の物価が七割高くなつた。
海上保安庁におきまするこのたびの不祥なる事件は、後戦これを概括的に申しますならば、これは決して言訳をするのではありませんが、戦後における一般社会の道義心の低下ということは同様にやはり公務員の間にも例外なく現われておりまして、不祥事件が跡を断たないことは私がここに繰返すまでもないのであります。
またもう一つはこれは当然のことでございますが、御説明を申し上げますと、收用という言葉はすでに最近いろいろな、たとえば工業法で收用という文字を使つておりますが、その他の戦後の立法におきましても、すでに使われておる言葉でございまして、これはむしろある意味におきましては熟した言葉ではないか、一般的に十分わかるのではないか。
特にこのうちには、いわゆる電力のロスというものが非常に多いのでございまして、これが戦前は二〇%からせいぜい二四、五%くらいでございましたのが、戦時中から戦後にかけまして、資材の不足その他の関係で、送電線その他の修理が十分参りませんでしたような関係もございまして、その他壇用という言葉を使つておりますが、盗用せられる分等をも含めますと、現在におきましては、電力のそういうロスが大体三〇%近くもあるのであります
法律の問題につきましては、あまりくどくどしく申し上げたくないのでありますが、要するに戦後におきまして、物価統制令が順次に立法施行せられましてから、米価にしましても、あるいは鉄道運賃につきましても、その他すべての価格あるいは料金につきまして、物価庁で集中的にこの統制令によつて実施をしておるわけであります。
しかし指定農林物資検査法というものは戦後できました法律で、これは価格の統制と、配給の統制のために規格をきめなければならぬ。上級品には幾らの公定価格、それから下級品には幾らの公定価格という公定価格をきめるために、品等の格付をしなければならぬというのと、もう一つ、配給統制をするために、物が検査を受けたものでなければ売つてはいけないということで、物の流れを検査で縛つて行く。
わが自由党の内閣であり、しかもわが自由党が国民の大多数の支持を得て今日この戦後における重大なる難局を担当いたしておりまする以上、こういうわれわれが熱望してやまざる問題に対して、躊躇逡巡することなく熱意と誠意を傾けて、そうして一日もすみやかにこの問題の処決に向つて猛進せらるる態度を明瞭にせられんことを、わが党の政府に私は強く要望をいたしておきます。
○草葉政府委員 在外資産の問題につきましては、お話の点十分含みまして、国民の戦争に対する公平な負担、戦後のあり方というものを進めて行かなければならないと政府は考えながら、現在進んでおります。この点十分御希望の点は了承いたします。
その上に日本の既設の設備というものが可なり古くなつており、これはあなたも御承知の通り戦争中、戦後を通じてもう十何年経つております。その間殆ど償却もされない、取り換えておらない。今日に始まつたことじやない。私どもそれを声を渇らして言つているが、どうしてもうまく行かない。
これは戦後特にひどい。それには何か精神的な欠陷があるということを考えなければならない。むろん国家的見地からも大いに考えなければならないのだが、人権擁護の立場に立つておられる警視総監としては、この点について十分な資料、用意があつてしかるべきではないか。またぜひそういう点について御協力を願いたいということをお願いいたします。長くなりますから、その程度でとどめておきます。
なお日本の農業者の多く集まつておられるところにも参りまして、戦後における農業経営をいろいろ——戰争中はある一定の場所に収容されて、帰つてみたら、自分らの農業経営をあずけておつた人がかわつていて、非常に苦心したけれども、今日ではとりもどしができて、ようやく秩序を回復したと言つておられますが、日本から行つておる人でも相当苦労してやつておられます。
そもそも北海道の開発の問題が戦後大きく取上げられまして、昨年実施を見ました北海道開発法の公布に伴う北海道開発庁の設置後ちようど一年目に、今回法の一部を改正して、国の直轄事業を行いますために、現地機関たる北海道開発局をつくるという問題でありますが、私は本案の考え方がどこにあるか、問題は、北海道が国民の期待に沿うような開発ができて、北海道民の繁栄、北海道民の生活の安定ということが、ひいては日本の復興の基盤
それから第二点の登録の問題でありまするが、これも犬の登録につきましては、従来余り問題には畜産局といたしましてはしておりませんのでありまするけれども、ほかの家畜に対しまする登録事業につきましては、実は終戦前までは相当の経費を計上いたしまして、いろいろこの施設について御援助をしておつたのでありまするが、戦後の財政上の状況から、現在のところ殆んど補助らしい補助はしておらない状況でございまして、若しできまするならば
我が国の民間研究機関の実態というものは、戦前においても貧弱でありしまたが、戦後特に貧弱である。この民間学術研究機関の助成ということは、私は学術会議の民主化という立場からも極めて重要なものと把握いたしておるものでございます。
○衆議院専門員(石井勗君) 主としてこの戦後の経済事情の急変からこの途を講ぜざるを得なくなつたのでありますから、従つて、ここにはそこの研究団体の財政状況が主たる理由と考えております、一口に申しますると、今の財政的事情ということになりまするが、同じ財政的事情と申しましても、自然的にいわゆる果実から上つて来る収入と、それは幾らもないけれども、いろいろ努力をして維持会員のようなものを持つてやつておられれば