1948-02-20 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第8号
併しながら金融機關の中、少なくとも復金の立場といたしましては、今の政府の堅持しておられます物價體系というもの、これは一應側面的にも支持せなくちやならんという建前で、己むを得ずそういう態度を今でも取つておる次第でございます。これは運轉資金につきましても同様なことが言える譯でございまして、一例を取りますれば、最近の支拂人件費で、非常に各企業とも政府の基準賃金通りに拂つておるものは殆んどございません。
併しながら金融機關の中、少なくとも復金の立場といたしましては、今の政府の堅持しておられます物價體系というもの、これは一應側面的にも支持せなくちやならんという建前で、己むを得ずそういう態度を今でも取つておる次第でございます。これは運轉資金につきましても同様なことが言える譯でございまして、一例を取りますれば、最近の支拂人件費で、非常に各企業とも政府の基準賃金通りに拂つておるものは殆んどございません。
あなた方は先にお氣付になつて、國民の聲もよくお聽きになつていると思うが、いかんせんほおかぶり態度が多過ぎるのであります。今日以降特に注意をしていただきたい。責任の所在をあなたはどこにお求めになるか、私ははなはだ納得できないし、対策においても漠然たることで一般に注意書を出しまして、それでいいというふうに考えられていることは納得できない。今後國民が納得するような処置を私はとつていただきたい。
この競犬法案については、そのこと自体に賭博性を帯びておるという問題があるので、これを通貨の吸収、それから地方財政の窮乏を救うという意味においては、われわれは賛成するものでありますが、ただこの点についての態度は、委員会としてまだはつきりきまつておりません。これ以上のことを申し上げてもよろしゆうございますが、私見になりますから、これ以上は差し控えたいと思います。
○工藤委員 党内の事情もあるから、はつきり言えぬが、政策を持ち出して投票の態度をきめたいと淺沼君は言つておる。その意味で社会党も加わつておる。
○安平委員 山口さんのおつしやることは、ごもつともな御意見だと思いますけれども、指名投票日をそういうふうに、むろん予定ですから變更し得ることがありましようが、そうでなくて、投票に至るまでの各党の態度、いろいろな態度があると思う。そういう態度をそれでは二十日なり二十一日なりに……。
今日の会合も内容については、詳しく申上げることもないが、自由党は特別の発言はなかつたから、從來の態度を堅持しておられると考えてよかろうと思います。社会党、國協党、民主党も昨日と同じ態度でした。小会派としてはいろいろ議論もあつたが、明日午前十時から今日と同じような会合を開こうということになりました。
○小澤(佐)委員 今までの態度、また現在の御心境を伺つてわれわれ了とするが、愼重過ぎることによつて、かえつて複雜になるおそれがある。その見透は……。
ところが衆議院の通信委員会におきましては、あたかも公判中における檢事が被告を尋問するような態度で、前委員長はわれわれに臨んだのであります。
○庄司(彦)委員 先ほどお伺いした中で、内地で貯金をして、その同じ通い帳で外地で貯金をしているというものも相当あるようにわれわれ調べておりますが、こういうものに対してはどういう態度をおとりになるのか。
それなるが故に、過般の中勞委の裁定のごときも全面的にそれを受容れるという態度に出ておるので、實に敗戰後の日本の置かれておる運命的の状況から見ますると、從業員諸君に對しても氣の毒な次第であります。如何にせん、敗戰の今日の日本の財政計畫から見まして、そう十分というわけには行きません。ひとり勞働者の人がいいというわけにも行きませんので、國民全體の苦しみである。
○森(直)委員 郵便法の一部改正法律案に関して各党の態度がまだ決定いたしませんので、本日はこれにて散会したいと思います。
私企業を救済するのみで、生産復興の実績はなく、その融資がインフレを助長するものであることを十分知つていたわけでありますが、重要産業が行詰まり、労賃の支拂いにさえ行詰まりを感じておる、或いは又労働組合側の賃上げ要求をそうした理由で拒絶しておるというふうな事態を慎重に考慮いたしまして、不満ながらも一應栗栖蔵相並びに大蔵省の政府委員が、原則として債券を市中消化いたしますと約束いたしておりましたので、賛成的態度
つまり世界と歩調を揃えることを條件として、今は試驗中というような意味で、自分だけが先に勝手にやるというような態度を取らないで、高田委員のおつしやる通り、世界と歩調を揃えるということを前提の下に、今試驗事項を考えているのだというふうに、試驗實施というようにしてやつて行くのがいいのじやないでしようか。
從つて私どもの基本的な態度としては、どうしてもこれには反対したいのであります。なお今伺いましたような政府の方のそうした事情があるとしましたならば、その事情が明らかになるまで、しばらくこの審議を延期する方が妥当ではないかと思われるのでありますが、近い機会にそれが明らかになると思いますから、延期される御意思はないか、これをひとつお伺いしたいと思います。
限り廣く更生資金を貸し與えようという方針の下に、今事務當局の申上げましたように、一應の豫算を決め、世帶を決めて、それを基礎にしてやつたのでありますが、今あなたのお話のようにその引揚世帶が非常に多くなり、而も更正資金の必要の數がより多くなるということでありますれば、政府の考えておる金額だけでは到底足りませんのでありまするから、そういうことに即應いたしまして、そうして金額も殖やし、豫算も計上するという態度
それは今までは私たちは特別委員會においてもそうでしたが、引揚者なるが故にという、その名を出すことを、いろいろな關係當局、關係當局というような差障りのあるかのごときいろいろな條件に置かれたために、實はそれを差控えるような態度で、政府に對しても或いはGHQの當局に對しても接して參つたのであります。
我々はそういうふうな問題については、やはり緊急措置で定められておりますことを正確に実行する、正確に実行し、眞面目にやつて結果、どうしても成り立たないというものは、我々が考えると、こういうふうな態度で進んで行きたいと思つております。 それから登銀期間の問題でありますが、この問題も現在起つておるのであります。末端の登銀小賣店舗の事情についても、私共は事情があることと考えております。
○黒田委員 なお單に続行するだけではなくして、今日中に本委員会の態度を決定せられるということに、ぜひお取運びをお願いいたしたいと思います。それを私は希望して賛成いたします。
○黒田委員 私は昨日の質問に引続いて、本日政府に質問を継続したいと思つておりましたが、本予算の性質から、速やかに本予算に対する本委員会の態度を決定する必要があると思いますし、第二には、昨日まで私が大藏大臣等から承りました御答弁によりまして、そしてまたその後の情勢によりまして、政府の方針も、大体はつきりわかつたと思いますので、私はこれ以上質問を継続いたしますのも無用であると考える。
そして政府の態度もまだ決定されていないということを聞きますが、その態度をはつきりされるなら、われわれは再開に賛成いたしますが、そうでない限り、いつまで待つて、いつ始まるかわからない状態では賛成できません。
○黒田委員 私もこれも大藏大臣にそう言われれば仕方がありませんが、それはいわゆる大臣答弁であつて、信念をもつた政治家の答弁の態度ではないと思う。しかしこれはむろんまだ現実ではありません。仮定論であります。仮定論には答えないとおつしやるならば、私もそれ以上質問しようとは思いません。しかし私が質問した心持は、今から十分に念頭においていていただきたいと思います。
○黒田委員 これは私は非常に不可解に思うのでありますが、いやしくもG・H・Qの方では、先ほど申しましたように、相当専門の人が、こういうところに財源を求めることに対して、肯定的な態度をとつているのに、日本のかんじんの政府が間に合わぬというような、こういう無責任なことはないと私は思う。一体シヤツはどこにあるのであるか。外國にあるのでなくて日本にある。東京にある。
そこで私は今政府の決意を承つたのでありますが、いま一つ仮定論といたしまして、もし政府が組替えに應じられない——われわれは組替えられ得る財源があると信じて申しておるのでありますが、あえて政府がどうしても組替えないという態度を続けていかれまして、万一この案が否決せられるというようなことにでもなりましたら、どういう責任をとられるおつもりでありますか。この点について伺いたいと思います。
○中西功君 実は前回の國会で、三百億の増資が問題になりました時には、私たちは大体賛成的な態度を取つたのでありますが、それは重要産業を何とかして培いたい。相当の資金が要るということは、これは当然だと思つておりましたから、実際に討議をいたしましたが、大体賛成的態度であつたのであります。
もう一つ心配いたしますことは、鉄道公安官はいわば鉄道の側に立つておるのでありまして、今度の犯罪とは直接関係がありませんが、各種の問題が起つた場合に、本來ならば第三者的の立場に立たなければならないにかかわらず、鉄道公安官が助役であつたり、その他車掌であつたりする関係から、鉄道の利益を第一に考えて、第三者的な態度をとらないということを、私は見聞きしておるのであります。
こういう状態のもとにおいても総理としてはあくまでこれを通す、これらの意見は聽かない、こういう態度をとられるのであるかどうか、もしそうならばわれわれはここで審議しても意味はないのであります。われわれがここで審議するというのは、新しい財源を求める。あるいはいろいろな方法によつて、今大衆の間に起つておる不満、反感、これをわれわれとしては考慮して、新しい財源を求めるためであります。
かかる均衡破綻の現実に対し、僅かに報奬金を以て糊塗し、統制取締りを強化して來た政府の態度は、誠に見上げた蛮勇であり、羨ましい心臟であると言わねばならないのであります。(拍手)併しながらかかる蛮勇を以てしても、経済の鉄則を曲げることは不可能であり、闇價格による横流しを以て歪められた秩序を修正せざるを得ないのであります。ここに食糧闇取引の経済理論的な根拠があります。
実はそれは自己の無能に基くのでありますが、これを押し隠して、恰もその原因が勤労者の労賃値上げ欲求にあるがごとく見せんとする実に卑劣な態度であると思うのです。
やはり眞劍な緊張した提案、審議を求めるというような態度にやつてもらい、われわれ議会側といたしましても、ほんとうに定足数を欠くような、ばらばらになつた、さびしい議会において審議をして、國民の信頼を薄くするようなことのないようにしたいと思いますから、委員長もその点をよく考慮せられて、議長におかれても、その実情をよくお考えくだされて、むしろ断固として大体二月一ぱい休んで、三月の六日とか十四日の間に合わぬというようなことのないように