1949-05-18 第5回国会 衆議院 法務委員会 第22号
もつともその胎兒が成人するまで、胎兒にかわつて農業を経営して行くような適当な人がないというような場合におきましては、第五條におきまして、指定相続人が当該農業資産について農業を営む見込みがないことが明らかなときは、家庭裁判所は共同相続人の請求により、指定を取消すことができるという規定がございますので、この規定の適用を受ける場合が考えられるのでございます。
もつともその胎兒が成人するまで、胎兒にかわつて農業を経営して行くような適当な人がないというような場合におきましては、第五條におきまして、指定相続人が当該農業資産について農業を営む見込みがないことが明らかなときは、家庭裁判所は共同相続人の請求により、指定を取消すことができるという規定がございますので、この規定の適用を受ける場合が考えられるのでございます。
この法案はもし話合いがまとまらない場合におきましては、家庭裁判所におきまして、共同相続人の中から農業を承継する見込みのある者、現実の場合におきましては、農業を営んでおります者一人を、農業資産相続人に指定することができる。こういう積極的な規定を設けておるわけであります。
それから女子の職場を男子にどんどん替えて行くといつた仕事が、戰時中から戰後にかけて非常に多くやられておりまして、例えば男子は職場へ女子は家庭へといつたようなポスターが貼られたりして、仕事をしていても非常にいずらい環境を作るといつたことや、できるだけ出て行つて貰いたいというような環境を作るというようなこと、目に見えない辞職勧告というようなこともやられているわけであります。
たとえば東京都で現在約七百名の知識階級の失業者があるわけでありますが、それは平均年齢にしましても四十五歳程度の方でありまして、家庭的にも非常にお氣の毒な方であります。ところが、政府の予算によります知識階級の失業対策費用としては、二億一千八百余万円ほど出ております。そうして一日平均たしか百七十二円の見当で全國六千人を救済できる。
しかしながらやはり政治家とか役人とかいう部類の人は、実際の給與とか待遇とかいうようなことよりも、やはりめんつということに非常にかかわりを持ちまして、今まで局長だつた人が部長になつたというようなことにすれば、家庭的に見ても体裁の惡いことにも相なります。
その販賣價格は用途によりましていろいろ違うのでありますが、大きく分けまして白塩と外塩、原塩と申しておりますが、この二つに分けまして、白塩のうち家庭用白塩といたしまして割当によりまして配給いたしております價格が一トン当り一万六千二百十円で賣つております。それから業務用といたしまして、例えば味噌、醤油、漬物等の業務用に賣りますときの價格は九千七百心であります。
そこで自給、國内の塩は大体食用、即ち家庭用に行くと思うのですが、從つてこの食用塩と、それから工業塩とを二本建にして、工事塩は主として輸入に俟つ、それから食用塩は主として自給塩に俟つという建前から、若し実際に國内塩の生産費が一万三千円かかるとすれば、同時に我々の配給の値段も大体その程度のものにしてこの間で一応採算を建てる、そこで輸入の方は輸入の方として別の採算價格を建てる、こういうふうにして貰うと、これは
もう一つ家庭塩が一万六千二百圓で配給しておるのは随分暴利のように思いますが、工業用は三千円、家庭塩は一万六千二百円というのはどうしてこれだけの間が空いておるのですか。もう少し安くして貰いたいと思いますが、安くできるように思いますが、この点ちよつとお伺いいたします。
しかもカレンダーは各家庭の必需品であります。これに物品税を課せられるということは、これまた大衆課税をこれにも加えることになりまして、その本質から考えその実体から考えましても、これは出版物として取扱つていただきたいのであります。
家庭用炭とか、ふろたき用炭とか、その他の雑用炭とか、きわめて重要なものであります。たといこの標準からはずれた炭鉱といえども、むげに押しつぶしてもいいという理由は立たぬのであります。しかもこの法律によりますると、七月一日から施行されますので、そののちにおきましては、これははずれてしまう。
○玉置(信)委員 先ほど関係筋において、CP8の問題として、何と言いますか、はつきりと統制に対しての了解を與えないというお話でありましたが、この消費統計は先だつてもお話したように、今日拒否品があつて、そうした実際表に現われた消費統計数字が少いにいたしましても、実質上家庭配給される量は相当あるのではないか。
まじめな官吏が困つておるということ、或いは又魚取りも、労働者も、農民も、家庭の婦人も、困つておるということであります。そうしてこの犯人が曾て繊維局から挙げられた関係上、今日でも尚、商工省内部にこういう犯人がおるのではないかという疑いの眼を全國民が商工大臣に集中しておる。こういうことを商工大臣がよく知つて貰つて、そうして商工大臣の責任ある、政治的な責任ある答弁を貰いたいのであります。
改正の主な点は、先ず少年院法との関係においては、家庭裁判所の決定の執行権のある者として少年観護所又は少年院の職員である法務廰教官も加えることに改め、兒童福祉法との関係においては、家庭裁判所と都道府縣知事又は兒童相談所長との権限も明確にしまして、紛淆を防ぐために、先ず十四歳未満の者は、虞犯少年たると刑罰に触れる行爲をした少年であるとを問わず、すべて兒童福祉法の措置に委ねまして、家庭裁判所としては都道府縣知事又
映画ですからわかりやすく、しかももしもさしつかえのある場合には赤ん坊を使つて、非常にこまかい手当までも説明しておるような映画であり、あるいは残業しておる婦人には休時間が必要であるとか、あるいは家庭婦人ににどういう必要があるかということを映画でわかりやすく説明してある。
問題の十三條第三号をこのままで予算を伴わずにやつて行きますと、貧困家庭、要するに生みたくない家庭に子供が生れる。われわれ永年幼児教育をやつて来た者から見ますと、大体生みたくない子供を生みますと、その七、八十パーセントがよくない子供になるということに、はつきりした統計上の数字であります。
そういうことは予想されるかというと、あるのでありまして、四十四條では只今の戰時の場合を考えますと、戰死して通知があつたのであるが、その家庭に報告がありましても、それを何も手続をしないでそのままで置いたというようなことも考えられるのであります。
併し事情を聞いて見まするというと、非常に家庭が困つておつて、多少でも收入の多い途を選んで行きたい。そのために司法修習生という正規の課程を経ないための不利益は止むを得ないというような氣の毒な人も現実に副檢事選考委員会に現われて参ります。
これがうまく行けば、今お話のございましたような、家庭配給というような方法を講じないでも、やはりほんとうに必要とする労働者にこの加配米が行くということになりますので、しばらく今の方法を完全に実行するような方向に努力して参りたいと思つております。
いつそのこと工場加配の配給をやめてしまつて、家庭に配給するという制度に改めた方がいいのではないかという考え方を私は持つのであります。そういう点についてどうお考えになりますか。
ほかの方々より日ごろ申されております筋合いから見て、共産党の代表の方々が最も強くこの日本國民の、しかも異郷の酷寒の地に暮しておる身内のことを思つて悩んでおる家庭の状況を見たときに、それこそ率直にその実情を訴えて、一日もすみやかに引揚げをしていただく。
大木さんという男は家庭的にもずいぶんへんなのですけれども、もとからむりに勢力をとりたいという欲望を持つた人で、十六年か七年ころに各地に地区商業組合をつくれという命を受けたことがある。そのときには宮田さんが主体になつて組織をしまして、埼玉会館で創立総会を開いた。そのときにはもちろん縣からも係官が來た。
○政府委員(齋藤三郎君) 時効は家庭裁判所に係属中ということに現在いたしておりまして、係属中は進行しないわけでございます。改正いたしましたのは、抗告制度がございますので、抗告いたしますると、家庭裁判所でない上の裁判所がいたすことになりますので、その間も抗告中は時効が進行しない。かように改めた次第でございます。
○宮城タマヨ君 それから少年法の一番最後の第四十七條のところでございますが、これはこの家庭裁判所は家庭の通告とそれから保護司の報告によつて審判に付すべき少年があると思われるときは事件について調査をしなければならないということが少年法の第八條にございます。
政府委員(齋藤三郎君) 從來少年審判所は行政機関でございまして、同じ司法省の一部にございましたので、少年院と少年審判所というものは非常に親しい間柄で、自分が審判をした少年が入つておる少年院にときどき出かけて行つて、少年の肩を叩いて元氣でやつているかというふうな激励もし、その間非常にうまく行つたのでありまして、今度審判機能が裁判所に移りましたが、さような運用でやることが是非必要であると存じまして、先般も家庭局長
しかもいろいろ窮迫して参りまして、食糧操作が小きざみ配給で困難な場合に登録制をとりますことは、消費者の方でサービスをする家庭に対しましては品種のよいものをやるとか、あるいはいろいろな便宜を供與するが、しからざる家庭についてはそうでないというような、悪い面も出て来る可能性があると思います。
しかしながら、戰争中もそうでありますが、戦後におきましても、相当家庭菜園を奨励いたしましたし、現在の窮迫している食糧事情におきましては、やはり家庭菜園を相当奨励して行かなければならぬと存じます。それを非常に押えつけるような方策は、私どもとしてはとるべきではないと考えております。
○今村忠助君 御承知の通りとうもろこしは本年三月より食糧として家庭に配給されておりますが、とうもろこしのままでは評判もよくなく、この場合とうもろこしパンに委託加工の希望者が多いことと予想されるので、製パンに必要な砂糖を、現在の配給價格二百九十七円を千円程度の特別價格にして自由販賣にしていただきたい。
○中川(以)政府委員 御指摘の通り生産業者の立場は十分了解できるのでございますが、畜産業不振のわが國では魚類が重要な蛋白供給源でありまして、統制を撤廃いたすことになりますと、必然的に價格の高騰を來し、一般家庭の食生活を圧迫するという深刻な問題も考えられ、この点経済九原則にも反することとなるのであります。
北海道における冬期間の煖廚房用石炭は、家庭を初め学校、病院、各種営業所において絶対不可欠の必需品であり、主食にも匹敵すべき最も重要なものであります。從つて石炭價格の高低は、道民の家庭経済はもちろん本道全体の経済安定、及びその他あらゆる面に重大なる影響を及ぼすのであります。
七、課税の減免、農地の解放、作物供出、職業の安定等の問題に関して、未亡人家庭の特殊事情を充分参酌して、適切なる施策を行うこと。 右決裁する。 簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用に関する決議案 簡易生命保險及び郵便年金積立金の運用は、両事業の創始以來、その本質に鑑み、資金の地方還元、加入者の福利増進を第一義として事業経営主体たる逓信省によつて行われて來たのである。
もちろん私どもは生めよふやせよというような古い観念的なもので臨むことが許されずして、現在の経済生活の実態を把握して、それに基いて家庭あるいは親子というような問題も処理して行かなければならぬ必要性は十分認めるのでありまするけれども、しかし今言つたような理由から、これを刑法の堕胎罪をも制限するような、経済的な理由に基いてかような堕胎を公認するという例外法をここに特に設けるだけの積極的理由がどこにあるかということ
私は、非常にわびしい生活をしておりながらも、子供を持たして、あたたかい家庭を持たして、將來の楽しみになるはりのある生活をやつて行くことが人間の当然行くべき道であると存ずるのであります。ことに厚生行政の面から見ますならば、將來におきまして社会保障制度ができ、従つて出産手当、育兒手当、さらにひいては教育手当、そういうふうなものができるはずであります。
しかしいずれの家庭におきましても、相当の魚肉の供給は必要でありますが、魚肉の供給を規則的にこちらの考え方のみによつて配給するよりも、むしろ消費者の意思によつて配給を受けるというふうにしたらどうかと考えるのであります。
しからばわれわれが配給統制を撤廃するかどうかという問題につきましては、安定本部といたしましては、こういうものの基準を考えます際に、いわゆる〇・P・Sと言いますか、消費者統計という総理廳がやつている一つの統計資料が、家庭面を見ます最も信憑に足るデーターとしてありますが、このデーターに基いていろいろな施策を行い、関係方面とも実は折衝いたしているのであります。
そうした理由で、今にわかに統制をはずすというまでには至つていないというようなことを申されておるということでありますが、ただいま松田委員並びに夏堀委員からお話がありましたように、相当拒否品というものがありまして、実際の配給面の統計が表面的には少いのでありまするが、実際は國民の家庭には相当な量が配給されておる現状であります。從いまして農林大臣として、その後関係筋と折衝されたことがありますかどうか。
又物價指数中、石炭三〇〇%、二十三年度小賣物價の総平均一五〇%に対しまして、電力三〇%と、指数の最下位にありまする事実、又電力料一キロワツトアワーにつきまして、一般家庭用電燈電熱料金の二円七十銭、小口動力一円、大口動力平均六十八銭、特殊電力はこれらの六五%引によりまして、不当に低廉な動力料金の尻を一般大衆が負担しておりまする事業、この不合理な数々の点を愼重に檢討して、國民輿論の中におきまして適正な電氣料金
我が國は電力の普及におきましては世界屈指の國でありまして、家庭においても工場においても電氣なしには一日も生活が成り立たないのであります。かくも電氣に依存することの深い我が國民の生活が渇水期ごとに受けます影響の甚大なることは、皆様方が幾度か御経驗になつた通りであります。かような実情を反映いたしまして、全國各地域の國民各層より電源開発を要望する声は頗る強いものがございます。
尚、採り上げられました戰歿者遺族にも、発案者がおつしやつたように、本当に杖、柱とも頼む大事な父、息子が亡くなつて、そうして世の中から戰爭犯罪者の一末路であるというような冷めたい氣持がその家庭にかかつておつたのです。而も祭らなければならない、又冥福を祈らなければならないという、それさえも世間に阻まれておる状態であつたのです。