1952-12-19 第15回国会 参議院 予算委員会 第14号
これらの小禽類が多数至るところに、人間の行けないようなところまで行つて害虫を啄んでくれることが、どれだけ日本の多数の農民のために手伝つてくれていることかわからん。これは農業薬剤なんか撒いたつてできない所までやつてくれておるのであります。この小禽類の農業上の害虫駆除の上においての効能があるか、或いは農産物を啄んで害があるかという問題に関しましては、相当の国費をかけて十数年前に調べているのであります。
これらの小禽類が多数至るところに、人間の行けないようなところまで行つて害虫を啄んでくれることが、どれだけ日本の多数の農民のために手伝つてくれていることかわからん。これは農業薬剤なんか撒いたつてできない所までやつてくれておるのであります。この小禽類の農業上の害虫駆除の上においての効能があるか、或いは農産物を啄んで害があるかという問題に関しましては、相当の国費をかけて十数年前に調べているのであります。
又只今「つぐみ」問題であろうと思いますが、これは一部いろいろ問題のある点でございまして、今お説のように「つぐみ」などは農作物には殆んど被害を与えず、逆に害虫捉えるというような意味で効用のほうが大である。
先ず(1)の指定病害虫の駆除費でございますが、稲の種子消毒、これは大体前回と同じであります。三百万町歩のものでございまして、同じ事務費等が少し殖えておりますが、それから次に稲の病害防除、これがいもちの二十万町歩、これは前回と同じなんでありますが、ただ金額が殖えております。稲の病害防除で、これはいもちです。
それから、私がしばしば主張して来ておるのでありますが、農家の方々が折角作りましたところの作物が年々歳々病気と害虫のために失われて参ります。
五〇二五地域の状況は、立木を倒したまま放置せられたため、害虫が発生し、駆除に困難があり、立木の被害著しいが、まだ補償されておりません。以上が千歳町長からの陳情でございます。 次に農林省の北海道農業試験場畜産部、これは北海道の札幌市外にあるのでありまして、敷地調達関係を申し上げます。同試験場の敷地は千百二町歩あり、現在その過半が駐留軍の演習場として使用されております。
ただ部分的には、各県とも地元のこれら被害地帶の農村民を救済する立場から、また重要な木材資源を確保するという見地から、県の補助や指導によりまして、さしあたり被害を受けておりますくりの木の枝や葉を切つてしまう、あるいは被害が非常に深刻な樹木は切り倒してしまう、あるいは害虫を芟除する。そういう姑息的、部分的な対策しかできておりませんために、逆に被害がどんどん拡大をしておる、こういうことであります。
○横川政府委員 ただいまのお話のように、この害虫を駆除いたしまするのには、一年や二年ではとうてい完全には参らぬと考えておるのでありまして、お話のように継続的に絶滅ができ得まするまで、続けて参りたいと考えております。なお先ほどの御質問のうちにございました、栽培しておるものを優先的に取上げて早く駆除しろというお話がございましたが、私どももさようなつもりで取扱うつもりでございます。
○三橋八次郎君 害虫とバイラスのほうはよくわかりましたが、菌類のほうの病害といたしまして、種苗伝染をいたします立ち枯れ病などのことがこの中に包含されておるかどうか、お伺いしたいと思います。
○三橋八次郎君 そうすると一応まあこれは害虫ばかりというようなことになるようでございますけれども、まあ将来は苗床に発生するいろいろな病害などにも相当大きな被害を与えますので、これもやはりひつくるめて法律の対象にされますようにお願いしたいと思います。
それからいろいろな害虫が来る、こういう問題でございますか。
その他森林害虫防除員等の指示に従い防除に必要な措置を行なつたため損失を受けた者に対しその損失を補償すること、森林病害虫等の早期防除を図る必要から森林病害虫等が発生して他に蔓延する慮れがあると認めた者は、その旨を都道府県知事又は市町村長に通報して頂くこと等の改正をいたしたのであります。
それから石川外二県に、まいまいがという、主として杉に発生いたしまする害虫でありまするが、これが六千五百町歩、まつのくろほしはばちが長野県に発生いたしておりまして、その駆除を予定いたしておりますものが三百町歩ほどございます。
○横川政府委員 国には森林害虫防除員というものが、きわめて少数でありますが置いてありまするし、都道府県にも防除職員というものを設置いたしてございます。それが中心になつて市町村長等の協力を得まして実際に行うということになります。
なお植物防疫法との関係でございますが、植物防疫法におきまして、森林害虫につきましては、ただいま御審議を願つております法律にまかせるということになつておるのであります。
ところがそれより割合に害虫をこうむつたとか、あるいは多少の冠水があつたとかいうような、部分的のものに対する調査が、うまく行かないというようなこと全言われておるので、その点をひとつ十分考えてやらないと、だんだん農家が懐疑の気持になつて、離れて行きはしないかということを、私は非常に心配するのです。そこでその組織がどうもうまく行つていないのじやないかというようなことも、考えざるを得ないのです。
しかしおのずから土地の問題なり、あるいは経費の問題などがありますが、大体といたしましては、ことし着手いたしました思い切つての土地改良あるいは開拓というような面、あるいは畜産の新しい奨励方法というような面、また害虫駆除等の減損防止による消極的な意味における増産という面に、ことし極力集中して百億も増加したことは、今御指摘のような点を政府は考えているのでありまして、この点についても今後なお財政の許す限り計画的
れております上に、更に同じ款、これはこの例で申しますと、産業経済費がいい例だと思いますが、農林業費というのがこれが款でございます、従いまして、複雑に分れておりますが、同じ農林業費という款でございますと、例えば部局の農林省大臣官房のいろいろなここで申しますと、農林漁業金融費という項の金額を、極端な例を申しますと例えば一枚めくりまして林野庁に款農林業費というのがございまして、そこに項で林野庁、林業振興費、森林害虫駆除費
する請願(三件)(委員長報告) 第一二四 ルース台風災害による農業土木施設復旧費全額国庫負担等に関する請願(委員長報告) 第一二五 繭価安定制度に関する請願(委員長報告) 第一二六 岡山県英田郡外六郡を積雪寒冷單作地帶に指定の請願(委員長報告) 第一二七 開拓者の安定対策確立に関する請願(委員長報告) 第一二八 鹿兒島県の昭和二十六年度供米に関する請願(委員長報告) 第一二九 からまつ害虫黒星葉虫駆除
○説明員(楠本正康君) この農作物の害虫はこれは農林省が主管しております。ただ厚生省といたしましては、一般国民の生活に関係のある昆虫類を担当いたしております。
これにつきましては御承知の通り二十六年度も土地改良、或いは害虫駆除、予防というような方法に相当金を出しておりますが、この補正予算におきましても地盤沈下等に対する復旧の金を八億近く、又単作地帯における土地改良に対して二十億近くのものを出しております。これでもまだ私どもは十分満足とは思いませんが、二十七年度等におきましても、続いて財政の許す限り自給度向上のために必要な施策を続けて行きたいと思います。
国庫負担をいたしたい、こういう御答弁、まことに御同情のある御答弁で感謝をいたすのでありますが、そこでなおこの点につきまして、いま一度はつきりいたしておきたいと思いますことは、鹿児島の場合及び今回の台風が通つた台風の道筋に当てはまることでありますが、昨年におきましても、中ぐらいの災害が三回、大きなのが四回、合せて七回の暴風雨による災害があり、本年も夏の初めにおきまして、大きな水害があり、中には早魃と害虫
また水稲の害虫の関係では、十二万町歩ほどを予定しておきました。この病害虫の補助金は大体過去の各府県の被害の状況を勘案しまして、年度当初におきましてすでにその八割ないし九割を各県に配付済みでございます。各県の方では、配付いたしましたところの病害虫の——これは二分の一助成になつておりますが、補助金をもちまして鋭意病害虫の駆除防除をやつておいでになるのでございます。
農作物の病害虫防疫のための基本法としまして植物防疫法のありますことは御承知のことと存じますが、本法は、おもに検疫業務と特殊病害虫の防除に重点が置かれておりまして、終戰後特に頻発いたしております一般病害虫の防除のためには、はなはだ不十分な現況を示しておるのであります。この欠陷を是正しようというのが、この改正案提出のねらうところと相なつておるのであります。
措くといたしまして、緊急防除は、新たに国内に侵入し、又すでに国内の一部に存在している病害虫の蔓延防止を目的とし、国内植物検疫は優良種苗の保全を目的としているのでありまして、第四十四号一部都道府県の防疫の規定が計けられているのでありますが、併しすでに国内に広く分布し、常時発生し、或いは時に異状発生して農作物に甚大なる被害に及ぼす稻の「いもち」病、白葉枯病、「うんか」、麦の錆病、赤枯病等の一般の重要病害虫
第一は、一般病害虫の中で広範囲に亘り急激に発生して、農作物に甚大な損害を及ぼす虞れのある病害虫を指定し、これら指定病害虫の異常発生時に備えて、国において農薬の備蓄及び防除機具の備付を行い、必要に応じ農薬の讓與、譲渡及び機具の貸付をなし得ることとなし、更に防除実施者に対して補助を行うことができることにしました。
即ちその第一は、一般病害虫の中で、稻のいもち病のように、その分布が広範囲に亘り急激に蔓延して農作物に甚だしい損害を及ぼす慮れのあるものを指定し、所定の防除計画に基いて防除を行なつた者に対し、農薬又は防除用機具の購入費を補助すると共に、これら指定病害虫の異常発生に備えて、国において常時農薬の備蓄及び防除用機具の備付を行い、必要に応じて農薬の譲與、讓渡又は防除機具の無償貸付を行うことができることとなし、